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就職が有利になる資格ランキング|評価やアピールすべき経験もご紹介

文系も理系も資格は就職に役立つのか?

就職に繋がる資格とはどのようなものが考えられるでしょうか?就活では自分の能力をアピールすることが大切です。能力をアピールするための方法は様々ありますが、それらに説得力がなくてはなりません。自分がどれだけ優れた人間であるとアピールしても、それを信用してもらえなければ充分なアピールとは言えないのです。

就活のアピールでは説得力が重要になります。自身のアピールに説得力を持たせるためには、資格をアピールするのがおすすめです。資格は能力を定量的にアピールすることができますので、アピールの題材としてはうってつけといえます。しかし、どの資格でもアピールになるとは限りません。資格の中にも就職に役立つもの、役立たないものがありますので、それらの違いを知っていきましょう。

資格に対する企業の評価

就職に役立つ資格を考える前に、まずは企業が資格からどのような点を評価しているのかを知っておく必要があります。取得している資格によっては能力が評価される場合もありますが、その限りではありません。

取得している資格によっては、能力値の高さがアピールできるものでも評価の対象とならない場合もあります。反対に、それほど珍しくない資格であっても高く評価される場合もあるのです。企業は就活生の資格のどのような点を見て評価しているのかを正しく知りましょう。

①就職内定に資格は直結しているわけではない

就活においては自身をどれだけ伝えられるか、そして売り込めるかが大切になります。自分を売り込むために能力を示すことができる資格は便利ですが、就職内定に資格が直結しているわけではありません。

なぜ資格が内定に直結しないのか、その理由は新卒採用の特徴にあります。転職などの場合には即戦力の人材が求められることが多いですが、新卒の場合はそうではありません。企業は新卒者に即戦力を求めているわけではないのです。資格があるからといって、必ずしも採用されるわけではないということを覚えておきましょう。

資格があることは確かに有利にはなりますが、それはあくまでアピールの材料のひとつに過ぎません。新卒の就活ではひとつの要素だけではなく、その人を総合的に判断して採用が決定しますので、資格だけに頼ったアピールでは内定を勝ち取ることはできません。

②採用担当者は資格を取る過程を評価する

新卒の就活で求められているのは即戦力ではなく、どれだけ成長することができるかというポテンシャルです。そのため資格で能力をアピールしたからといってそれが必ずしも内定に直結するわけではありません。しかし資格を取得していることが何の評価ももらえないというわけでもありません。

資格を持っていることは大きなアピールにはなりますので、アピールを忘れないようにしましょう。新卒の就活では資格そのものの評価ではなく、取得までに取り組んできた姿勢や取得をしようとする意欲を見ていると言えます。

資格を取得するためには勉強をしたり、技術を磨く必要があります。企業はその過程を見て評価していますので、資格を複数取得していれば向上心の高さなどをアピールすることができます。

資格取得で努力したことをアピールしよう

企業に資格をアピールするためには、自己PRの一環として伝えることもひとつの方法です。自己PRで強みを伝えるエピソードとして、資格取得を取り上げると効果的にアピールできるでしょう。しかし、実際に文章を考えるのが苦手という就活生も多いと思われます。

そのようなときは、「自己PRジェネレーター」がおすすめです。自己PRジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで自己PRが完成します。文章の繋ぎ方や言葉遣いに自信がないという就活生にもおすすめです。

③企業の業務に関係がなく専門性が高い資格は要注意

資格を持っていればとにかく就職に有利になるだろうと考えて、就活をする企業の業種に関係ない資格を取得しようとする就活生がいます。しかし、企業の業務に関係のない資格を持っていても、就職後にその資格を仕事に活かせなければ意味がないといえるでしょう。

さらに、取得した資格が志望する企業の業種に関係がないだけでなく、他の業種で必要とされる専門性の高い資格であったとします。その場合、転職したり独立したりするのではないかと疑われる可能性があるのです。他の業種において専門性の高い資格は、就活のアピールには使わない方がいいかもしれません。

就職に有利な資格ランキング

新卒の就活では資格がそれほど大きなアピールとなる場合は少ないですが、資格によっては大きく評価され選考を有利に進めていけるものもあります。面接を受ける業界や企業に求められる資格であれば当然評価は高くなりますが、どんな業界でも幅広く評価される資格というものを取得するのもおすすめです。

さまざまな業界で広く役に立つ資格を持っていれば就活の幅も広がりますし、自身の可能性を広げることができます。就活におすすめの評価が高い資格を紹介しますので、それを参考に評価される資格の取得を目指しましょう。

①日商簿記

就活でおすすめの資格として、まずは日商簿記が挙げられます。簿記は専門性が強く思われがちですが、経理だけではなく企業の数字を把握するという意味で評価されやすい資格です。経理ではもちろん役に立ちますし、経理以外でも企業の数字を知っているということは大切です。

企業経営に関わる数字の読み方を知っていると、仕事への取り組み方やアイデアの出し方も変わってきます。内情をしっかりと知った上で仕事に取り組むことでより成果を上げることができますので、簿記の資格はさまざまな職種で評価されているのです。

簿記の資格の検定日は各地区ごとに異なる場合がありますので、最寄りの商工会議所に問い合わせてみましょう。検定料は1級で7,710円、2級は4,630円、3級は2,800円になります。

②TOEIC

今やさまざまな業界や企業でグローバル化が進んでいますので、語学のスキルを示したTOEICはどんな企業にも評価されやすい資格だと言えます。TOEIC以外にも英検やTOEFLなど英語力を測る試験は数多くありますが、その中でも最も評価されやすいのがTOEICです。

TOEICはそれらの検定の中でも、特にビジネス英語が中心に出題されるので、就活でアピールするならTOEICが最も評価が高くなってきます。TOEICは年間10回の試験がおこなわれています。それぞれの試験の申込期間も決まっていますので、しっかりと確認しておきましょう。TOEICは級数ではなくスコアで評価されます。検定料は一律5,725円です。

③FP技能士

おすすめの資格として、FP技能士も挙げられます。FP技能士は国家資格の上、幅広い分野で評価されやすいのでおすすめです。FP技能士は主に金融関係の知識をアピールすることができますが、それだけではありません。

不動産や保険、一部法律などの知識も幅広く学びますので、さまざまな能力を一度にアピールすることができるのです。FP技能士は何かに特化しているというよりも自身の能力を幅広くアピールすることができるため、就活でも高評価を得やすい資格です。検定料は1級で20,000円、2級は8,700円、3級は6,000円です。

④MOS

今や、パソコンのない職場はないといえます。しかし、モバイルに慣れてしまった学生の中にはパソコンを操作する機会がほとんどないという人もいるでしょう。そこで、差別化を図れるのがマイクロソフトオフィススペシャリストの資格です。

世界的に普及しているExcelやWordなどのアプリケーションソフトを実際のコンピュータ上で操作する実技試験になります。資格取得でその能力を裏付けるだけでなく、勉強過程でパソコンの実務能力を格段に高めることができます。

会社や官公庁のシステムのほとんどはマイクロソフト系ですので、Mac(アップル)しか使ったことがないという人も、取得しておくことで応用範囲が広がります。試験科目は、Word、Excel、PowerPoint、Access、Outlookです。WordとExcelは、スペシャリストレベルとエキスパートレベルに分かれています。

⑤秘書検定

秘書検定は、公益財団法人・実務技能検定協会がおこなっています。秘書に必要なスキルのほか、言葉遣いや態度、振る舞いといった人間性の部分も問われる検定です。文書管理や事務用品、会議などについての初歩的な知識、オフィスの環境整備などについての知見も必要になります。

実際に就職してから役立つことはもちろん、試験対策の過程でビジネスマナーが身につくため、就職活動で好印象を持ってもらうためにも有効です。そういった意味では、女性だけでなく男子学生も取っておいて損はない資格と言えるでしょう。

レベルは3級から1級までの4段階です。準1級と1級は筆記試験に合格した後、面接を受ける必要があります。上位の級になるほど、より実践的なスキルが身に付くといえるでしょう。

資格以外で就職を有利にする経験

資格以外で就職を有利にする経験

取得した資格が企業で役立つ資格であれば、アピールにつながるでしょう。しかし、仕事に活かせない資格だと企業へのアピールに使うことは難しいでしょう。企業へのアピールは資格だけではありません。場合によっては、これまでの経験が何よりも就職を有利にする場合もあるのです。ここでは、資格以外で就職を有利にする経験について説明します。

留学

留学をしたことがある就活生は、留学をしたことがない就活生よりも就職に有利といわれています。実際に、上場企業の中には留学経験がある学生を採用する企業が多くあります。留学がなぜ就職に有利になるのかですが、まずは外国語ができる人が多いことが挙げられます。

特に、英語圏に留学した経験のある人は、企業に重宝されます。他にも、留学経験のある人は、行動力があると判断されやすいです。強みを上手にアピールするためにも、経験から得たスキルや学びを伝えましょう。

インターン

就活生がインターンを経験し実際の仕事の現場を見ることにより、働くという意識が変わっていろいろなことが学べます。学んだことというのは、就活をする上で活きてくるのです。企業側も、インターンを経験した学生は真面目で仕事に対する考え方が違うと思っています。

さらに、ビジネスマナーが身に付くことで就職に有利に働きます。インターンを経験することでエントリーシートや面接の話題として利用できたり、インターンを経験した企業での採用に直結したりする可能性もあるのです。

OB訪問

資格以外で就職に有利になる経験として、OB訪問もあげられます。OB訪問は、就活においてさまざまなメリットがあります。まずは、OBの話を聞くことで企業の正確なイメージが掴めるということです。企業のいいところや改善すべきところが理解でき、企業選択に役立ちます。

他にも、OB訪問は事前の面接の練習のような位置づけにもなるのです。基本的には、OB訪問が内定に直結するとはいえません。しかし、実際は面接の一環としてOB訪問を捉えている企業もあります。OBから企業への報告が採用に影響を与えることもあるため、OB訪問は経験しておいて損はないでしょう。

資格は「何かに取り組む熱意の象徴」として就職に有利

新卒の就活は能力重視の即戦力採用ではなく、人柄やポテンシャル重視で採用が決定します。自身の能力をアピールすることができる資格があれば就活を有利に進めることはできますが、それだけで就活が成功するわけではありません。

新卒の就活においては資格の評価ポイントは能力そのものではなく、取得までの過程や努力です。資格は何かに取り組む熱意の象徴として考えられますので、あくまでもアピールの題材のひとつに過ぎません。資格を取得しているのは素晴らしいことですが、資格のアピールだけでは自分のことを正しく知ってもらうことはできません。

自身の人柄やポテンシャルを伝えながら資格もアピールしていくことが大切ですので、両方をバランスよくアピールし、内定を目指しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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