自己PR

【自己PRすることがない場合】企業にアピールするコツと例文3選

自己PRすることがないと悩む就活生は多い

自己PRは履歴書やエントリーシート、面接などさまざまな選考の場で合否を分ける重要なポイントとなります。就活において重要なポイントだからこそ、ライバルに差をつける魅力的なアピールポイントを探したいと思うのは当然です。

しかしながら、就活生の皆さんの中にも自己PRで悩んでいる人が多いのも事実です。自分には目立った実績が無いからとか、他の人と比べてアピールするポイントが無いからと頭を悩ませている就活生は沢山います。

でも、諦めることはありません。自己PRすることがないという人は、自己PRの作り方やアピールポイントの探し方を間違えているケースがほとんどだからです。企業が魅力的だと感じる自己PRのポイントが分かっていれば、もう悩むことはありません。印象的な自己PRでライバルに差をつけましょう。

自己PRは特別なエピソードがなくても大丈夫

就活生で自己PRすることがないと悩んでいる人には、自分にはインパクトのある実績やエピソードが無いからという理由が多くみられます。就活での自己PRはエピソード対決ではありません。実績やエピソードはアピールポイントの裏付けであり、人事担当者はエピソードの内容自体でその人を判断しているわけではないからです。

自己分析と企業研究がしっかおこなわれていれば、特別なエピソードが無くても魅力的な自己PRを作ることはできるのです。

キャッチコピーを考える際のポイントについて、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。

企業は就活生の人柄や熱意を知りたい

企業が自己PRを求める理由は、その人が企業の社風や求める人材にマッチングしているかどうかということと、志望度や熱意をみるためです。時に留学や世界一周などの特別なエピソードでアピールしようとする人もいますが、エピソードの内容自体で企業がその人を判断することはほとんどありません。

特別なエピソードがアピールとして活きるのは、困難を乗り越えてそれを達成したり信念を持って取り組んだりする経過があればこそです。アピールとして印象付けるのは物事の結果ではなく、その経験に至るまでのプロセスや熱意、さらにその経験を通して自分がどう成長したかであり、それを自分自身の人柄や仕事に対する熱意としてどう伝えるかの方が大切なのです。

過去に全力で取り組んだことを通してアピールする

過去を振り返っても、凄い実績や特別なエピソードが無いと悲観する必要は全くありません。まずは自分自身が思いや信念を持って全力で取り組んだことを探してみましょう。大学生活と直接関係していない趣味のことでも構いませんし、結果が成功したか失敗したかも関係ありません。

自分自身が全力で取り組んだかどうかが重要なのです。しかしながらそれを自己PRとして魅力的にするためには伝え方にコツがあります。まずは自分が目標を設定して取り組んだものであること、それを達成するために努力や工夫が必要であったこと、さらにそれを通じて自分が得たものがあること、そういった内容を織り込めば自己PRとして魅力的に伝えることができるでしょう。

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自己PRの題材がない人はいない

就活では自分のことを企業に知ってもらうことが大切で、自分を知ってもらいながらも採用するメリットを伝え、アピールしなければなりません。

自己PRは自分の存在や採用メリットをアピールするには最適の場ですので、しっかりとアピール内容を考えておく必要があります。でも自分に自信がない、どんなことをアピールしていいのか分からないと悩んでしまう人も多いのです。

しかし、自己PRできることがない人などいません。誰でも必ずアピールする題材は持っているものです。アピールに悩むのはその探し方を知らないだけなのです。自己PRに書ける内容の正しい探し方を知り、自分なりのアピールポイントを見つけていきましょう。

自己分析を念入りにおこなう

就活で自己PRについて書くことがないと嘆いている人は、自己分析をしっかりとおこなったか、もう一度振り返ってみるといいでしょう。自己分析を念入りにおこない、これまでの経験を省みることで自分が何が得意で、どのようなことにやりがいや喜びを感じるタイプの人間なのか、また自分の弱みや短所が見えてきます。

そうすることで、自分はどのような人間なのかを就活でアピールするポイントが見えてきますし、自分の将来思い描いている姿や、目指す社会人の理想像を導き出すことができるのです。自己分析と聞いて難しく考えず、まずは自分の好きなことや、休日の過ごし方についてメモ書きしてみましょう。キーワードが出てくると、自己PRとしてアピールすることができる長所や趣味についての内容を膨らませることができます。

他己分析も取り入れる

自己PRの内容を考える時は、自分についての主観的な分析だけではなく、客観的な立場から見た、自分に対する人物のイメージ像を取り入れてみましょう。つまり、自分で自分を分析する自己分析だけではなく、他人が自分を分析した他己分析をおこなうのです。

家族や友人、アルバイト先の上司やサークルの先輩後輩など、自分のことをよく知っている人物に、自分に対する遠慮のない意見を聞くことが、自己PRを作り上げる上では大変有効な手段となります。大切なことは、自分に対してのイメージや長所・短所をアドバイスしてくれる人に対し、謙虚な姿勢で率直な意見をお願いし、その内容について反論したりせずに最後まで聞くことです。

他己分析では、自分が認識していない事柄について指摘されるかもしれませんが、言われたことに対し感謝して意見を尊重し、素直に受け入れましょう。他人から見た自分も、自分という人間を形成している一部であることに変わりはないのです。

企業が求める自己PRを作成する方法とは

自己PRは自身をアピールすることなので、自分の魅力や個性を最大限に伝える必要があります。しかし、自分がアピールしたいことをアピールするだけでは充分な効果が得られない場合があります。就活は自分のことを知ってもらう場ですが、知ってもらう相手は企業です。

自分のことをどれだけアピールしても企業がそれを理解してくれなければ意味はありません。自己PRは自分本位に進めるのではなく、企業が求めるものを作成する必要があるのです。

①企業分析を徹底しておこなう

企業が求める自己PRを作成するためには企業分析を徹底しておこなう必要があります。自己PRは自分のことをアピールし、それを正しく評価してもらうことで初めて意味を成します。どれだけ自分のことを魅力的にアピールしても企業がそれを評価してくれなければ、アピールとして成立しません。

的はずれなアピールをしても意味がないので、まずは企業が求める人物像を分析することが大切です。自己PRは自分がアピールしたいことを好き勝手にアピールするのではなく、企業が求める人材像に合わせてアピールする必要があります。求める人材像に完全に一致させる必要はありませんが、大きくかけ離れたアピールにならないように注意しましょう。

②一言のPRポイントで表現する

自己PRでは企業が求める人材像に合わせて、魅力的に自分をアピールするとともに、面接官の印象に残ることを心がける必要があります。企業が求める人材像に完全に一致するアピールができても自分の存在が印象に残っていなければ意味がありません。

就活では自分以外にもライバルがたくさんいますので、面接官の印象に残ることができなければ選考では不利になってしまいます。印象に残るためには自己PRの内容を工夫する必要があります。

自己PRの中に自分を一言で表せるキャッチフレーズや四字熟語を盛り込むことができれば、短時間で相手に印象を残す事ができるのでおすすめです。企業に気に入られるアピールをすることに加えて、どうすれば印象深いアピールができるかも考えてみましょう。

③自分を企業に売り込む

求められる人材像にあったアピールや、印象に残るアピールができれば自己PRはそれで完璧というわけではありません。この時点ではまだ自分を紹介してるだけに過ぎませんので、ここからさらに自分を売り込む必要があります。

話し方・文章構成・目的など、様々な面から自分を最大限にアピールできる方法を探して、企業に自分を売り込める文章を作成するようにしましょう。自己PRは同じ内容であっても伝え方ひとつで印象は大きく変わります。

完璧な内容であっても伝え方を間違えれば充分なアピールになりませんし、内容が平凡であっても伝え方次第で魅力的なアピールにすることもできます。自己PRは自分を売り込むためのものですので、売り込むことを意識してアピールをしていきましょう。

求められる自己PRと自分自身を経験で繋げる

企業が求めている自己PRの内容を予測することで、それに合わせた自己PRを作成していくことができます。しかし自己PRは当然ながら本当のことである必要があります。企業に求められるからと言って、自分を捻じ曲げてのアピールには意味がありません。

企業が求めている人物像に沿うように、解釈を変えた本当の自分をアピールするということ大切なのです。そのベースを捏造してはいけません。自己PRを本当のものとするためには根拠が必要となります。その根拠として活躍するのが自身の過去の経験なので、求められる自己PRと本当の自分を経験で繋げていきましょう。

印象に残る経験とその内容を書き出す

学生時代に経験したこと

  1. 野球部時代にピッチャーのポジションでインターハイ出場
  2. 居酒屋でホールのアルバイトをしていた
  3. ゼミで考古学を選考・勉強をし30人の前で研究結果の発表をした

企業が求める自己PRと自分自身を経験で繋げるためには、接続部分となる自身の経験を洗い出す必要があります。学生時代にどのようなことを経験したのか、そこでの印象的な出来事は何かなどを一度書き出してみましょう。

上記の例のようにまずは経験したことを書き出し、そこから少しずつ情報を引っ張っていくというやり方がおすすめです。この時点で自己PRに繋げることができるかどうかを深く考える必要はありません。とにかく経験したこと、印象的な出来事をひとつでも多く書き出し、自己PRに繋げられる引き出しを多く作っておきましょう。全て書き出したら、今度はそれをどのように自己PRに活かせるかを考えていきます。

自分の経験とPRできる人間像を繋げる

自身の経験を書き出すだけ書き出せば、そこからどの経験を自己PRに繋げることができるのかを考えていきます。考え方としては経験→得られたもの→企業での活かし方という順序です。例えば上記の例で言えば経験として大学時代の野球部での部活があり、ポジションはピッチャーでインターハイに出場しています。

そこから得られたものは協調性や継続力、ピンチをチャンスに変える力などです。そしてそれらを企業で活かす方法がそれぞれ考えられています。その中の一つを繋げると「大学時代に野球部で部活動に励み、協調性を身に付け、それを活かして企業でもチームを支える存在になる」となります。後はこの文章にエピソードの詳細などを肉付けすれば自己PRは完成します。

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人事も唸る自己PRに仕上げるコツ

就活では基本的には企業の人事担当者が履歴書を読み、面接をおこないます。人事は就活のプロとも言えますので、並大抵のアピールでは高評価を得ることはできません。そんな人事を唸らせる自己PRをすることができれば選考を有利に進めることができます。

自分の評価を上げるためには人事を唸らせる、人事の心に響く自己PRを作成しなければなりません。高いレベルの自己PRにするにはコツがありますので、それを踏まえて人事を唸らせる自己PRを作成しましょう。

結論から述べるようにする

自己PRは書き出しの1行で勝負が決まります。人事を唸らせる自己PRを作成するには書き出しに注意をしましょう。より印象的な自己PRにするためには冒頭でPRポイントを宣言することが大切です。1文目に結論である自身のPRポイントをアピールすることで、今から何をアピールするのかを明確にすることができます。

またアピール内容を明確にすると、その能力を相手に印象付けることができ、有利な状態で自己PRをおこなうこともできるのです。結論を最初に持ってくることで自己PRにインパクトを持たせることができるのも大きなメリットです。自身を印象付け、自分に有利な状態で自己PRをおこなうことができますので、自己PRは必ず結論から語るようにしましょう。

エピソードは分かりやすく具体的に伝える

人事担当者へ自己PRを印象的に伝えるためには、具体的なエピソードを盛り込んでそのシーンをイメージしてもらうことが重要です。言葉だけを印象付けるということは大変難しく、映像のようにイメージで伝えることができるかどうかがカギになります。そのためには、抽象的な内容では相手の頭に残りません。

さらに自己PRは具体的なエピソードを入れることでアピールポイントの裏付けとなり、内容の信ぴょう性を高めることにもつながります。エピソードを伝えるコツは沢山盛り込まずなるべくシンプルに要点を絞ること、5W1Hで話を組み立てること、それに至った理由や気持ちなども入れるなどの工夫によって相手に分かりやすく伝えることができるようになります。

仕事にどう活かすかを伝える

自己PRでは、まず冒頭で自分の強みや長所を述べます。次にその根拠を表す具体的なエピソードを用いて自分の経験を述べ、そこから得たものや学んだことを、仕事でどのように活かしていくかまでを、一連の流れとして繋げて話すようにします。仕事にどう活かせるかを考えるためには、自分の希望する業界や職種について、あらかじめどのような人物像が求められているのかを正しく把握しておくことが重要です。

いくら自己PRが説得力のある内容であっても、それが企業の求めている人物像とかけ離れていれば、採用担当者に好印象を残せません。自己分析や他己分析を念入りにおこなって作り上げた自己PRを就活で効果に活かすためには、自分が就職を希望する企業とその仕事内容を知り、どのような資質が求められているのかを理解することが大切です。

自己PRの例文3選

先ほど述べたポイントを押さえた上で、具体的な自己PRの例文を3つ紹介します。話す内容は、いずれも部活や趣味、アルバイトといった学生にありふれたエピソードです。話す順番としては、①他の人にはない自分の良さ②①の根拠として自分が実際に体験した具体的エピソードとその経験から得たことや学んだこと③それが入社後どのように活かせるかといった順になります。

学生時代に輝かしい功績やボランティア活動をしていなくとも、工夫して面接官の印象に残るように、自分の言葉で相手に伝えることが大切です。オリジナリティとインパクトのある自己PRをして、自分が企業の求める人物像に合った人材であることをしっかりとアピールしましょう。

例文①

私は石の上でも三年居れる継続力があります。大変なことでもじっと我慢して続けて、最終的には目標を達成することができます。私は大学時代に野球部に所属しており、ポジションはピッチャーでした。ピッチャーは花形のポジションと思われがちですが、練習は走り込みが中心で地味なものも多いです。監督が厳しく、走り込みが嫌で辞めていく部員もいました。しかし私はインターハイ出場を目標に掲げていたので、逃げ出すことはありませんでした。きつい練習に耐えたおかげで一試合を通じて投げ抜く体力が身に付き、地区予選を全て完投し、インターハイ出場に出場することができました。この継続力を活かし、難しいことや長期的な仕事に取り組み、貴社で活躍したいと考えています。

例文では自己PRの題材として継続力がアピールされています。ここでポイントなのは単に継続力があるとするのではなく、「石の上でも三年居れる」継続力としている点です。アピールの題材をキャッチフレーズにすることでインパクトがありますし、慣用句を使うことで印象深いアピールにもなっています。

アピールの結論が語られ、次に裏付けとなるエピソードが語られており、文章構成にも問題はありません。厳しい練習にも耐え抜いたということで継続力だけではなく忍耐力もアピールできており、さらに好印象でしょう。締めの文章では継続力を仕事でどのように活かしたいのかが具体的に書かれており、さらに好印象を与えることができています。

例文②

私の強みは、「旅の恥はかき捨て」を体現した、物怖じしないところです。私は大学の長期休暇を利用して、数多くの国にバックパッカーとして旅行に行きました。中には英語圏ではない国も多数ありましたが、ガイドブック片手に、覚えたての言葉を片言でボディランゲージを交えながら操り、ホテルや観光地へ移動していました。全て現地ガイドもつけず、自分で航空券とホテルだけを日本で予約していくスタイルでした。治安の悪い国や地域は避け、分からないことは積極的に現地の人とコミュニケーションを図り、安全に旅を終えることができました。カルチャーショックを受けることや、水が合わなくてお腹を壊すこともありましたが、自分の描いていた世界や常識がいかに小さなものか痛感しました。様々な価値観の人間と心を通わせることにより、広い視野で物事をとらえることができるようになりましたので、貴社に入社後もどなたでもコミュニケーションが図れ、円滑に仕事を進めることができると思います。

例文では物怖じしない、積極性がアピールされています。「旅の恥はかき捨て」ということわざを体現したような性格と自らを分析し、面接官に印象付けています。バックパッカーとして旅をしていたことで、同時に行動力がある点をPRすることにも成功しています。

面接官に、この学生は「どこの国を旅していたのか」「何日間、何か国いったのか」「一番印象に残った国はどこか」など、この自己PRに関する次の質問を投げかけたくなる内容になっており、自分自身に関心を持たせることに繋げています。

例文③

私にはストレス耐性があります。私は、大学時代に通信販売を行う会社で電話による未収金督促のアルバイトをしておりました。未収金督促というと、精神的にきついイメージですが、実際に電話口で厳しい口調で話されることもありました。電話での督促は、相手の顔が見えない分、声のトーンに気を配り、常に冷静でおだやかな口調で話をする必要があり、緊張感があります。お客様は、開き直る人や、恐縮して謝る人など色々で、次の電話をかけるのが怖いと思うこともありましたが、親身になって相手の立場で話をしていく中で、現在困っている点を聞きだし、上司に確認の上で改善案を見つけることができるようになってきました。また、トークスキルに自信をつけることで、それまでストレスに感じていたこの業務にやりがいを見出すことができました。何事も、先入観を持って物事に取り組んでいると良い成果を得ることはできないということを学ぶことができましたので、貴社のどの仕事にもやりがいを見つけて忍耐強く努力し続ける自信があります。

現代社会で働くうえで、ストレスを感じる場面は多々あります。それをどのように跳ね返し、リカバーしていくのかが重要で、精神力の強さや、上手なストレス解消が求められます。この例文は、アルバイトの体験談から、困難にぶつかったときに、逃げずに立ち向かっていく心の強さと柔軟性を持った人物であることを感じさせる内容です。

数あるアルバイトの中でも、あえてこの難しい仕事内容を選び、継続して働いたという点で説得力があります。また、相手の立場に立って物事を考え、冷静に判断ができる人物としても評価できます。人とは少し違うアルバイト経験で、面接官に印象付けることができるでしょう。

自己PRの例文について、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。

自己PRすることがない人でも好印象を与えることは可能

自己PRはアピールできる内容がないと悩む人も多いですが、探し方次第でいくらでも題材は見つけることができます。長所がない人などいませんので、しっかりと自分と向き合って自身の長所やアピールできる題材を見つけていきましょう。自己PRの題材を見つければ今度はそれを企業に伝えるにはどうすればいいかを考えます。

ただ自分がアピールしたいようにアピールするのではなく、企業が求める人材像を知って、それに合わせたアピールを心がけましょう。自分を伝えることが大切な就活において自己PRは自分を伝えることができる最大のチャンスです。チャンスを逃さないようにしっかりと事前に準備を進め、自分を売り込んで内定を勝ち取りましょう。

志望動機と自己PRの違いについて、知りたい人はこちらの記事もチェックしてみてください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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