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トレーラー運転手の仕事内容とは?給料事情から必要資格まで徹底解説

志望する職種の概要をきちんと把握していますか?

就活生の皆さんは、自身が希望している職業の概要をきちんと理解できていますか?幼い頃からの憧れの職業だから、と職業の大まかな概要を知っているだけではいけません。仕事内容から職に就くために必要な資格、適性、キャリアアップの方法など、細かい部分までしっかりと把握しておく必要があります。

この「職業研究」を怠ってしまうと、就活を進めていくにあたって必ず障害が出てきます。勉強不足を見抜かれて選考がうまくいかなかったり将来のビジョンとの食い違いに気付いたりと、就活をスムーズに進めることが出来ないのです。ここでは「トレーラー運転手」の職業について、仕事内容から将来展望まで詳しくご紹介していきます。

トレーラー運転手とは

「トレーラー運転手」と聞くと、女性はあまりピンとこないかもしれません。実際にトレーラー運転手と聞くと男社会というイメージが強く、肉体労働のため体力が必要だとか、難しい資格が必要だとか思われていることが多いでしょう。実際に、そのようなイメージはあながち間違いではありません。

業界は確かに男性の割合が多く、長距離を運転することから体力も必要。さらに大型の車を運転することから、ある資格も必要とされます。そこで、トレーラー運転手の仕事内容から給与の水準をここでご紹介します。

仕事内容

ずらっと並んだ大きなコンテナを運ぶ車を一度は目にしたこともあるでしょう。それをトレーラーといい、大きなコンテナを引っ張って国内の長い道のりを走破します。まずトレーラーとは牽引(牽引)貨物自動車のことです。トラクタ(運転席部分)とトレーラー(荷台)が分離できる構造となっていて、重たい大量の荷物を運搬するお仕事となっています。

仕事内容は様々でコンテナ、タンクローリー、ダンプトレーラー、キャリアカーなどがあります。さらに大量の荷物を運ぶフルトラクタや自動車を運ぶキャリアカーも、このトレーラー運転手のお仕事です。また、どんな仕事内容にしても長距離運転となることがほとんどです。運転が好きで長時間のドライブが得意な方には、もってこいの職業だと言えます。

トレーラー運転手の魅力給与の水準

トレーラー運転手は、他のドライバーと比べるとお給料の平均がピカイチと言われています。正社員として月給制を採用しているか契約ドライバーとして出来高制を採用しているかで給与にはバラつきが生じますが、平均して400〜440万円が相場になっています。

実際には歩合制の会社が多く、雇用形態等のバラつきもありますが、他のドライバーと比べると圧倒的に給与水準が高いことが分かります。大きな荷物を取り扱って長距離を運転する分、高年収に達するのです。

トレーラー運転手に必要な資格とは

トレーラー運転手に必要とされる資格は、基本的に「大型免許」と「牽引免許」の2つです。しかしトレーラーで運搬する際にはいくつか荷台の種類が存在し、それぞれに関係をする免許や資格を取得する必要があります。例えばタンクローリーを運転する場合には、2つの資格と合わせて「危険物免許」まで取得しておかなければなりません。

ここでは、大型免許と牽引免許の2つに絞って、免許を取るために必要な条件から試験内容までご紹介します。どちらも難易度の高い免許となっているため、トレーラ運転手を目指している方は事前にしっかりと準備をし、就活中でも早い段階で免許を取得する必要があると言えます。ぜひ最後までチェックしてみてください。

①大型免許

トレーラー運転手を目指すには、「大型自動車免許」の取得が欠かせないことは言うまでもありません。主にトラックやダンプカー、バスのような大型車を運転する際に必要とされる免許です。なお、全く免許を持っていない方は大型免許を取得することができないので注意しましょう。普通自動車免許や大型特殊免許を持っている上で、3年以上運転経験を積んでいることが必須条件です。

大型免許は満21歳以上が取得することが出来ます。適性検査と技能講習、技能検定をおこなって免許を取得します(学科講習は免除の場合もあり)。運転免許試験場で直接試験を受けることも可能ですが、その場合には路上練習をすることが難しいため教習所や合宿を利用することをオススメします。

②けん引免許

さらに、車両重量が750キログラムを超える車をけん引する際に必須の「けん引免許」も必要とされます。このけん引免許の試験を受験するには、「普通免許」「大型自動車免許」「大型特殊免許」のいずれかを取得しておかなければなりません。試験では普通免許と同様に、視力や色彩判別、聴力を検査する他、深視力まで検査されます。

また、けん引免許も大型免許と同じく、学科試験を受験する必要がないところが特徴です。けん引免許を取得するには、教習所で実技教習を受ける方法や運転免許試験場で技能試験を受ける方法、合宿教習で取得する方法があります。その際には普通免許と同じようにスタッフが同乗し、右折左折、S字走行、方向転換などの項目をチェックされます。

トレーラー運転手になるなら海上コンテナ輸送がおすすめ

トレーラー運転手になるなら、海上コンテナ輸送がおすすめです。なぜかというと、海上コンテナ輸送の場合は、荷物の手積み・手下ろしが無い場合が多いというのが理由です。大型トラックなどは自分で荷物を積んだりおろしたりすることが多く、体力が必要となります。年齢によっては身体に負担がかかり、つらい作業となる可能性も高いといえるでしょう。

海上コンテナは輸出入品がコンテナに入っているという荷物の特性上、扉が封印されていて開くことができません。荷物も素手で持ち上げられるようなものではないため、積み下ろしはクレーンでおこなわれます。積み下ろし中は待ち時間となるため、その時間に休憩を取ることもできるのです。ただし、場合によっては待ち時間が長すぎて運搬本数が減ってしまうというデメリットもあるようです。

トレーラー運転手に向いている人材とは

次にご紹介するのは、トレーラー運転手の適性です。格好いいトレーラードライバーに男女問わず憧れを抱いている方も多いことだと思いますが、誰もが職につくのに向いているわけではありません。実際には向き不向きがあり、向いていない人だと1ヶ月も経たないうちに退職してしまうこともあるようです。大きな車で長距離走ることになるので、格好いい反面見方を変えると激務だといえるでしょう。そこで、トレーラー運転手に向いている人材について2つご紹介します。

①運転移動が好きな人

まず一つ目は、「運転移動が好きな人」です。何度もご紹介するように、トレーラー運転手は長時間運転を続けることとなります。よって運転のセンスがあることはもちろんのこと、長い道のりを走行することを苦に感じない方がトレーラー運転手に向いているといえます。さらに、トレーラー運転手は夜間の走行も少なくはありません。

よって、体力も必然的に必要となるのでぜひ頭に入れておいてください。もちろん事故を起こさないために安全を心がけなければならないので、精神的にも疲労が大きく感じるはずです。肉体的にも精神的にも、タフな方が向いているでしょう。長時間労働を過酷だと感じず体力に自信がある方、精神的にタフな方は向いています。

②慎重さを兼ね揃えている人

二つ目は、「慎重さを兼ね備えている人」です。大型の車を運転するため、何と言っても事故を引き起こさないように慎重に運転をしなければなりません。車が大きいとその分運転も難しく加害者になる可能性もぐんと引き上がりますし、安全運転の意識をしっかりと持っておく必要があります。さらに一人でおこなう仕事なので、責任感も問われます。

荷物を受け取ったら確実に約束の時間までに配達をしなければなりません。そこで責任を持って荷物を届けることが出来なかったり、時間の余裕がないからと言って慎重になれなかったりすると会社や取引先からの信用を無くしてしまいます。よって、責任感を持っていることに加えて慎重さを兼ね備えている人がトレーラードライバーに向いているといえるでしょう。

トレーラー運転手未経験の場合は研修を受ける

トレーラー運転が一度もなく、未経験の場合には研修を受ける必要があります。通常、大型免許を習得して実際の業務に就く前に、先輩社員から何十時間単位で一緒に行動し、どのように営業先を回っていくか、所要時間をどのように先読みするかといった、業務に必要な知識を一通り学習します。

延着は一番やってはいけないことなので、これを発生させないように、ちょっとしたコツやポイントを抑えることも必要です。これらの研修が終わると、晴れて1人で全国をトレーラーで回ることができるのです。

トレーラー運転手のキャリアアップについて

トレーラー運転手になるために必要な資格や素質をご紹介しましたが、この職業で長く働くことを見据えて「キャリアアップ」について気になる方も多いでしょう。まず前提として、この業界で最も給与水準が高いのはトレーラー運転手です。よって、この業界を長く続けていくのであればトレーラー運転手として生活をすることがベストです。

ただし最も収入が安定するのは運送会社の社員となって働く方法で、さらに長距離のルート運送だと受注すればするほど収入を得ることが出来ます。またトラックの運転手として活躍している方が、3年ほど経験を積んだのちにトレーラー運転手としてキャリアアップするケースも多いです。トレーラー運転手になるためには、このようなアプローチもあることを覚えておきましょう。

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トレーラー運転手の志望動機例文3選

それではここで、トレーラー運転手になるための志望動機の例文を3つご紹介しましょう。トレーラー運転手になるための志望動機を記載、あるいはアピールする際に注意すべき点は、求められる能力や資質を押さえた内容にして、採用担当者にアピールすることです。

具体的に言えば、トレーラー運転手には体力、慎重さ、正確さ、納期までに必ず届ける責任感などが、とくに求められる能力と資質なので、これらを持っていることアピールしていくとよいでしょう。

例文①

私の知り合いが、セールスドライバーとして勤務して、話を聞く機会が多かったためです。最初はただ、目的地に向かってひたすらに運転するだけの仕事だと思っていましたが、知り合いの話を聞くなかで到着地の人とのコミュニケーションや、運んでくれたことに対する感謝の言葉を聞く機会が多いといった内容に感動し、接客と運転の両方のアルバイトを学生時代に取りこんできた自分にとって、天職だと思い志望いたしました。

学生時代にアルバイトをしていた内容も踏まえて、志望理由を記載するとこのような例になります。運転するだけでなく人とのコミュニケーションも必要とされ、接客と運転のアルバイト経験を持った自分には、天職であるという内容をアピールしています。

例文②

私が、トレーラー運転手を希望する理由は物流業界の根底を支え、日本の生活を支えたいと思ったからです。物流の実際を担うのは現場を担当するトレーラー運転手であり、彼らの支えなくては日本の物流は成り立たないと思い、私もその現場に加わって、運んだ物に対してお金だけではなく、笑顔と感謝を届けられるような運転手になりたいと思ったからです。

トレーラー運転手が日本の物流の根底を支えているということをアピールし、その流れに自分も加わって、配達した先に笑顔と感謝を届けたいというアピール内容になっています。

アピールする際には、物流業界で働くことによってどうしたいのか、何がしたいのかを明確にアピールすることが大切です。

例文③

大きなトレーラーに乗って、日本全国を駆け巡るという、この仕事に強い憧れを覚えて志望致しました。様々な物を日本全国に届けるという仕事をすることによって、お客様に御指定の物をお届するだけでなく、「ありがとう」の気持ちを届けることによって、物流を支え、お客様から満足してもらえるトレーラー運転手になりたいと思います。

仕事はお客様からの感謝がなければ成り立たないという面を、前面に押し出したアピール文章です。訴えかけている内容が一つに特化しているので、採用担当者も、この受験者は何を言いたいのか、ということが理解しやすい文章です。お客様への感謝は、仕事を「頂いている」という姿勢をアピールできるため、間接的に謙虚さもアピールすることができています。

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トレーラー運転手の正しい情報を知り役立てよう

大きな荷物を運ぶ「トレーラー運転手」についてご紹介してきました。大きな車を運転することから憧れを抱いてる方も多いかもしれませんが、誰もが簡単に就くことができる職業ではなく、必要な資格や素質があることが理解できたはずです。「大型免許」と「けん引免許」を持っていることが絶対条件で、さらに車での移動時間が苦ではない人や慎重に行動できる人が向いていると言えます。

この業界において、他のドライバーと比べるとトレーラー運転手は給与水準が高いものの、大きな車を長い時間をかけて運転するためタフな肉体と精神力が必要になります。トレーラー運転手を目指している皆さんは、ぜひ参考にして就職先として検討してみてください。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

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吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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