業界研究

【パチンコ業界徹底研究ガイド2017】あなたの就活に役立つ情報を一挙大公開!

パチンコ業界とは

パチンコ業界をしっかりと知り、就活の選択肢を広げましょう。パチンコ業界は普段から馴染みのある人は多いものの、就活の選択肢としては、選ばれにくい業界です。パチンコ=ギャンブルというイメージを持つ人は多く、就職先として選びにくいと考える人もいますが、それはパチンコ業界のことを正しく理解していないからです。

就活ではさまざまな仕事に目を向け、視野を広げることが大切ですので、パチンコ業界についても理解を深め、就活の視野を広げていきましょう。

パチンコ業界

パチンコ業界は、現在低迷状態にある企業が多いです。もともとは好調な企業も多く、2015年度までは順調に売上を伸ばしている企業も多く見られました。しかしさまざまな規制により市場規模は縮小を始め、現在では多くの企業で将来が危ぶまれています。現在ではホールでのパチンコ台の設置台数が減っている企業も多く、大手企業であってもパチンコ台の減少は見られます。

若者のギャンブル離れなどの影響もあり、パチンコ業界の市場規模は縮小していますが、さらに法改正などが大きな問題です。現在ではギャンブル依存症の対策のための法整備も進み、2018年には風営法が改正される見込みになっています。出玉規制なども始まっている中で、将来性が危ぶまれている業界でもあります。

娯楽の多様化によって利用者が減ってきている

パチンコ業界が衰退している理由として、利用者の減少があげられます。パチンコ以外の趣味や娯楽が多様化したことにより、暇つぶしとしてパチンコを利用する人の数はどんどん減っているといえるでしょう。

以前は、ちょっとした空き時間などにパチンコを利用する人も多く、一般的な趣味のひとつでした。しかし、現在は多くの人がスマートフォンを持っていることにより、ゲームアプリや音楽・動画サイト、SNSなどで時間をつぶす人が多くなってきました。無料、または少額で楽しめる手軽な娯楽が増えてきているのです。身近なギャンブルとしてパチンコを楽しんでいた一般の利用者によって業界は支えられていましたが、今後もライトユーザーは減り続けていくことが懸念されます。

パチンコ業界の業績推移について

  • 業界規模21兆円
  • 平均年収670万
  • 平均継続年数10年

パチンコ業界の業界規模は21兆円と言われており、2015年をピークに減少を続けています。業界規模縮小の理由はさまざまですが、規制や若者のパチンコ離れなどが理由に挙げられます。パチンコ業界の平均年収は670万円程度であり、他の業界と比べても多いです。

企業によってばらつきが大きく、大手企業であれば平均年収1000万円程度の場合もあります。企業間での差が大きく、企業によっては平均年収が500万円程度の場合もあります。平均継続年数は10年とこれもそれほど長い期間ではありません。パチンコ業界は入れ替わりの多い業界だといえます。これからさらに業界規模は縮小することが見込まれており、平均継続年数もさらに減少すると考えられています。

パチンコ業界の細かい職種分類について

  • ホールスタッフ
  • マネージャー(店長)
  • エリアマネージャー
  • 企画・営業

パチンコ業界ではさまざまな職種の分類がありますが、最初はホールスタッフとして働き始めることが多いです。新卒で入社した場合などは特に、ホールスタッフとして現場の作業を覚え、そこからキャリアアップしていくのが一般的です。ホールスタッフとしてキャリアップしていけば、マネージャーとして店長業務をこなしたり、さらに複数の店舗をまとめるエリアマネージャーへとキャリアップしていきます。

また現場を管轄するだけではなく、本社での仕事もあり、パチンコの企画や営業などの仕事もあります。パチンコ業界は現場からスタートしてさまざまなキャリアアップの道があり、昇進が早いことも特徴です。若いうちから店舗を任されることも少なくありません。

主要企業5選紹介

就活では業界を選ぶだけではなく、志望した業界の中からさらに一つの企業を選んで、選考に臨まなければなりません。業界を知ることはあくまで就活の下準備であって、本番は企業での選考です。

選考を勝ち抜いていくためには企業について知っておく必要がありますので、企業研究も綿密に行うことが大切です。パチンコ業界にはさまざまな企業があります。その中でも特に主要な企業を紹介しますので、企業選びの選択肢として参考にしてみましょう。

①株式会社マルハン

  • 企業名:株式会社マルハン
  • 代表者名:韓 裕
  • 従業員数:12,505名(正社員4,929名 パート7,576名)
  • 設立年月日:1972年12月

株式会社マルハンは、パチンコやボウリング、ゴルフ練習場やアミューズメントなどの遊技場やレジャーに関する業務の経営が主な事業内容です。パチンコやパチスロで有名な企業ではありますが、それだけではなく、娯楽・レジャー施設を総合的に運営しています。マルハンはエンターテインメント企業ですが特にパチンコ業界の事業に力を注いでいます。

企業の目標として、パチンコ業界でES、CSともに日本一になることを掲げており、ESも重視しているため働きやすい職場です。マルハンでは従業員が仕事に対してやりがいを感じる、満足を感じてこそ、顧客満足につなげられると考えています。仕事に対しての意欲が高いと選考でも有利になるでしょう。

②株式会社ダイナム

  • 企業名:株式会社ダイナム
  • 代表者名:藤本 達司
  • 従業員数:9,479名(正社員4,089名/パート5,390名)
  • 設立年月日:1967年7月25日

株式会社ダイナムは全国にチェーン型のパチンコホールを展開している企業です。総合的なエンターテインメント企業ではなく、パチンコ・パチスロに特化していることが大きな特徴です。ダイナムは日本国内に多くのチェーン店を展開していますが、活躍の幅はそれだけではありません。

現在では香港証券取引所への上場をきっかけにアジアでも広くパチンコホールを展開するグローバル企業となっています。チェーンストア理論に徹した事業展開力にも強みがあり、次々に新店舗をオープンさせています。ダイナムは女性が働きやすい職場を掲げており、さまざまな制度によって働きやすい環境が整っていることが特徴です。女性も活躍できるチャンスが充分にあり、働きやすい職場だと言えます。

③株式会社ガイア

  • 企業名:株式会社ガイア
  • 代表者名:良原 武夫
  • 代表者名:良原 武夫
  • 設立年月日:1984年9月7日

株式会社ガイアはパチンコホールの経営を行う企業です。約150もの店舗を持ち、全国各地に事業の幅を広げています。ガイアでは「地域と共に歩む」を企業理念としており、さまざまな課外活動や環境対策などが行われています。また社内での取り組みも盛んであり、社員一人ひとりが大きく成長できる環境にあることが強みです。

CSR活動を積極的に行うことで社会的な信用を得ることができますし、信用を得ることで企業理念である「地域と共に歩む」の達成を目指しています。職場の風土としては、お互いに支え合うことで成長を目指しており、店舗とそれぞれの部門の結びつきも強いです。開かれた社風であり、職場の風通しも良く、働きやすい環境にあると言えます。

④セガサミーホールディングス株式会社

  • 企業名:セガサミーホールディングス株式会社
  • 代表者名:里見 治
  • 従業員数:135名
  • 設立年月日:2004年10月1日

セガサミーホールディングス株式会社は総合エンタテインメント企業グループの持株会社です。グループにさまざまなエンターテインメント事業を持ち、それらの経営管理などを行うことが主な業務です。セガサミーではパチンコ・パチスロだけではなく、ゲームやアニメなどのエンターテインメントコンテンツやリゾート事業なども行っています。

幅広い事業展開により日本のエンターテインメント事業を支えている企業でもあります。またセガサミーは日本国内だけではなく、韓国初の統合型リゾートの運営を手がけるなど、海外にも活躍の幅を広げるグローバルな企業です。エンターテインメント企業としても大規模な企業であり、パチンコ業界でも大手企業であると言えます。

⑤株式会社平和

  • 企業名:株式会社平和
  • 代表者名:嶺井 勝也
  • 従業員数:837名
  • 設立年月日:昭和35年(1960年)

株式会社平和はパチンコ・パチスロ機の開発や製造、販売などを行う企業です。パチンコホールの運営はなく、開発・製造・販売のみを行うパチンコメーカーです。また平和ではグループ会社にPGMホールディングス株式会社を迎え、ゴルフ事業にも進出しています。ゴルフ事業に進出することで、遊技機メーカーから総合レジャー企業へと生まれ変わっている企業でもあります。

パチンコ機などの開発が主な企業ですが、応募できる職種は開発職・技術職だけではありません。総合職や営業職などの募集もありますので、多くの人が志望することができます。平和は進化し続ける企業であり、社内にも進化・成長できる環境が整っており、向上心の強い人に向いている企業だと言えます。

パチンコ業界研究のおすすめ書籍紹介

業界研究を進めるためには、さまざまな方法があります。ネットで情報を検索することもできますし、企業説明会などに足を運んで、情報を仕入れる方法もあります。しかしそれらだけでは業界研究としては不十分な場合も多いです。

さらに深く業界研究を進めるのであれば、業界に関係した書籍を読むことが大切です。書籍ではネットや説明会などでは知ることができない情報が記されていることも多いので、業界関係の本を読んで、パチンコ業界への理解をさらに深めていきましょう。

パチンコの経済学

パチンコの経済学という本はパチンコをグローバルなゲーミングビジネスのひとつと位置づけ、さまざまな問題について言及しています。パチンコをただの娯楽と捉えるのではなく、経済学の観点から捉え、経営、経済、社会的な視点から問題点と解決策を提言している一冊です。

パチンコ経済学的に考えることで、そのパチンコ屋が儲かる仕組みなどを知ることができます。また章末のコラムではパチンコの歴史的な生い立ちやパチンコ産業を大きくした民族性なども紹介されています。難しい内容ばかりではなく、読みやすい内容も含まれており、経済学が苦手な人でもおすすめです。著者はパチンコホールを運営する株式会社ダイナムで働いていた経歴もあり、内容の信憑性も高いでしょう。

パチンコに日本人は20年で540兆円使った

パチンコに日本人は20年で540兆円使ったという本は、日本人が多額の金額をパチンコに使ったことから、パチンコの危険性や依存性などを糾弾している本です。パチンコは単にお金がなくなるだけではなく、同時に労働意欲や消費意欲などを奪うとされています。またパチンコ依存症など、精神疾患についても言及されています。

韓国ではパチンコの全廃がされましたが、それがなぜ日本でできないのかなども語られており、パチンコ業界そのものに対する疑問が投げかけられている一冊です。パチンコ業界の危険性や不要性などが説かれている本ですが、業界理解を深めるためには反対意見を知っておくことも大切です。良い面を見るだけではなく、悪い面にもしっかりと目を向けることで、より深くまで業界研究を進めることができます。

パチンコ業界を深く知って就活を有利に進めよう!

パチンコ業界はさまざまな規制やカジノ建設などにより縮小が危ぶまれている業界です。しかし時代の流れに適応するように変化を続ける企業も多いです。時代に合わせて変化し、成長することがパチンコ業界の強みでもありますので、その成長性を見極め、就活に活かしましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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