面接

面接の準備は何が必要?内定を掴むために今すぐ取りかりたいポイント

面接はあらかじめ準備が必要か

面接にはあらかじめ準備が必要なのでしょうか。そのままの自分を表現することが大切ですし、口頭で質問について回答するだけなので準備は不要だと思っている方もいるのではないでしょうか。しかし、本番で緊張してうまく受け答えができず、書類選考は通ったのに面接で落とされてしまうという人も多いといえます。したがって、面接で自分の思いを伝えるには、十分な準備と練習が必要なのです。

この記事では、面接に自信がない方や何から準備すればいいのかわからない方に向けて、面接の事前準備の仕方について6つ紹介します。面接には自信があるという方も、念には念を入れて準備しておきましょう。面接でうまく受け答えするために、本番を想定した準備をしておくことが大切です。

面接準備にかける時間

面接の準備は、自己紹介や企業研究などさまざまです。特に、面接の事前準備は大事だといえるでしょう。どのくらいの時間をかけて準備をするのか決まりはなく、就活生1人ひとり違います。時間をかけるというよりは、理解することが大切でしょう。

基本的に準備には数ヶ月かかる

面接の準備には数か月かかることがあります。特に、緊張しやすい人や人前で話すのに慣れていない人は、前もって面接の練習を何度も繰り返しておくことが大切です。直前の準備では万全の状態で面接に臨むことはできません。一度に全てできるようになろうとするのではなく、面接に向けて毎日コツコツと練習していくことが大切です。

また、面接では特技や資格、学生時代に頑張ったことなどについて質問されることがあります。そういったものが何も思いつかないという人は、面接で話せるようなエピソードづくりを数か月前から始めておきましょう。自己PRに使えるようなアピールポイントは、直前の準備で用意するのが難しいといえます。アルバイトやサークル活動など、なにか一つのことに熱中して取り組んでみましょう。学生生活が充実している学生は、企業にとっても活発な印象となり高評価です。

時間がない場合は1週間前から準備する

学生生活が忙しく時間がないという場合も、1週間前には面接の準備を始めるようにしましょう。忙しいからといって、前日に準備を始めて突破できるほど面接は甘くありません。1週間前から面接における入退室のマナーや身だしなみについてよく調べておきましょう。社会人としての基本ができていないと、学生時代にどれだけ成績優秀で素晴らしい成果を残していたとしても、企業は採用したいと思わない可能性が高いです。

また、1週間前にできる準備として、業界研究・企業研究を欠かさずにおこなっておきましょう。情報収集はネットを活用していつでもできますので、移動中などの隙間時間をうまく活用するのがおすすめです。あわせて、将来はその企業でどういった仕事をしたいのかというところまで、事業内容を踏まえて具体的に考えておくとよいでしょう。

現時点の面接力を把握して効率的に対策しよう

効率的に面接の対策をするために知っておきたいのが「面接力」です。今の時点で、あなたの面接力はどのくらいでしょうか?そこで活用したいのが「面接力診断」です。自己分析や業界・企業理解、マナーがどの程度身についているのかを試すことができます。結果を参考にすることで、時間のない就活生も効率的に対策を進められます。無料でダウンロードできるので、力試しとしてもおすすめです。

面接前に必要な準備とは

面接の前には、どんな準備が必要なのでしょうか。面接は、事前の準備をしておかなければ本番で本来の力を発揮することができなくなってしまいます。面接官にも準備ができていないことが分かってしまうと、内定する確率はかなり低くなってしまうでしょう。

面接の前に、将来の目標を明確にしたり自分をアピールするためのエピソードを用意したりすることが大切です。以下で紹介する5つの内容について、しっかり準備しておきましょう。

面接前の準備①将来の目標を明確にする

面接では、将来の目標を聞かれることが多いです。それは、エントリーシートなどに書いてないことが多いでしょうし、改めて面接で聞かれることが多いのです。このような質問はしっかり企業研究をして、これからその会社がどのような仕事をしようとしているのかを確認し、そのうえで準備していかないと上手く答えられません。面接前に、将来のその会社での目標を準備しておくようにしましょう。

将来の目標がある人とない人ならば、明らかに前者の方が熱意があるという評価を受けます。しっかり面接前にその会社の将来について調べ、それとリンクするように自分のその会社での将来の目標について準備していきましょう。

面接前の準備②その会社でないとダメな理由を考える

面接前に準備しておくべきこととして、次にいえることは「どうしてその会社でなければだめなのか」ということを説明するための準備です。志望動機や自己PRなどを魅力的なものにして、面接で好印象を与えるためには、必ずこの「どうしてその会社でなければだめなのか、他の会社ではなぜだめのか」ということを説明しなければなりません。

今一度自分のエントリーシートの志望動機や自己PRを確認してみて、なぜその会社でなければだめなのかについて説明が甘ければ、事前準備としてそこについての補足説明を作り上げておきましょう。

面接でここの部分の説明が甘いと、突っ込まれたりすることもあります。突っ込まれなくても魅力的には見えないですし、突っ込まれたら突っ込まれたで事前準備しておかないと絶対にうまく答えられないでしょうから、面接前にこの「どうしてその会社でなければだめなのか」という点について改めて考えていってください。

面接前の準備③自分についてのエピソードの準備

面接の前には、自分についてのエピソードを準備しておくということも極めて大切なことです。面接では自分についての質問にこたえる機会が多々あります。たとえば、「あなたの強みはなんですか?」ですとか「自分で自分の性格をどう思いますか?」などです。

そんなときに、ただ言葉で説明するだけでは説得力がなく、なかなか信じてもらえません。しかし、それを裏付ける体験があればその言葉たちは一気に説得力を帯びるのです。

性格や長所などについての質問で「こういう体験があったから私はこういう人間だといえます。」ということを分かりやすく説明するためにも、しっかりエピソードを準備しておいてください。

面接前の準備④面接官への逆質問

面接前に準備しておくべきこととして、面接官への逆質問も挙げられます。面接では、最後に逆質問をする機会が与えられる場合があります。この際、「特に質問したいことはありません」と答えてしまうと、志望度や熱意を疑われてしまう可能性が高いです。

かといって、質問をすれば内容はなんでもいいというわけではありません。質問内容を準備する際のポイントは、「その機会でしか聞けないことを聞く」ようにしましょう。逆質問をする際に、評価を下げてしまう恐れのある質問の代表例が「調べれば分かること」です。例えば、「御社の企業理念を教えてください」や「最も力を入れている事業は何ですか」、「御社の強みは何ですか」などの質問がこれにあたります。

志望度が高い企業であればあるほど、事前にその企業に関して深く知りたいと思い、企業のホームページや社員訪問などを駆使して情報を手に入れようとするものです。逆質問の場面で調べれば分かることを聞いてしまうと、企業にそのような努力をしなかったのだと判断され、志望度を疑われてしまうかもしれません。調べて分かるようなことは事前に情報を収集し、逆質問の場では企業の社員にしか聞けない質問をしましょう。

面接前の準備⑤面接の基本的な流れを知っておく

面接に臨む前は、基本的な流れを確認しておくことが重要です。面接という特別な場において緊張は付きものであり、そのような中で自身の実力を100%発揮するためには、面接に慣れることが何よりも重要です。

面接に慣れる対策としては、入場から退場までのあらゆる場面のシミュレーションをおこなうことが有効な手段になります。具体的にイメージができていると、当日もスムーズに実行しやすいです。入退室の際のマナーから、入場後の自己紹介までの流れ、言葉遣いなど、面接においては様々なマナーが見られています。

また緊張するとついつい入退室時のマナーなど、慣れていない点がおろそかになってしまうことがあります。これらの対策として、シミュレーションを通じて押さえておくべきポイントを体で覚えてしまうことが効果的です。最初のうちは慣れていないことなのでなかなかスムーズに出来ないかもしれませんが、繰り返し行うことで意識しなくても自然と出来るようになるので、面接の準備の際には取り入れるようにしてください。

面接前の準備⑥髪型や服装は清潔感が第一

面接では、身だしなみも重要なポイントになります。面接に臨む際、髪型や服装は清潔感を意識して整えておきましょう。就職活動に励む中で髪を切りに行く時間を確保できず、髪の毛がボサボサになってしまっている就活生が一定数います。髪型は第一印象を左右する非常に重要なものです。伸びすぎている場合は面接の前に散髪し、さわやかな印象を与えられるようにしましょう。

また服装に関しては、シワや汚れが付着していないかチェックを行っておくことが重要です。日々の就職活動で、スーツにシワや汚れが付着してしまっていることもあり得ます。そのような服装で面接に臨むと、だらしのない印象を与えてしまう恐れがあります。面接前日にシワを伸ばして汚れをきれいに落としておき、清潔感を与えられるように整えておきましょう。

入室から退室までの流れとマナー

面接の流れについて確認しておきましょう。まず、面接官に名前を呼ばれたら、「はい」と返事をしてドアの前に立ち、ゆっくり3回ドアをノックします。面接官の「どうぞ」という声がしたら、ドアを開けて「失礼します」と言い入室しましょう。ドアは、面接官に背を向けないように静かに閉めます。ドアを閉めたら面接官の方を向いて、「よろしくお願いいたします」と挨拶しお辞儀をしましょう。挨拶が終わったら、イスの横に移動して面接官の指示の後に大学名と学部、氏名を名乗り「どうぞお掛けください」と言われてから椅子に座ります。

退室の際には、座ったまま「本日はありがとうございました」と言った後に頭を下げます。立ち上がってイスの横に立った後も、「それではよろしくお願いいたします」と挨拶しおじぎをしましょう。荷物をもってドアの前に立ったら、面接官の方を向いて「失礼いたします」と言い一礼します。面接官に背を向けないようにしながら、静かにドアを開けて退室しましょう。ドアは会釈をしながら静かに閉めます。

面接に必要な準備物の確認

面接の日に慌てることがないように、事前に必要なものを用意しておくことも重要です。事前に面接で必要書類の提出を求められている場合は、履歴書や卒業見込み証といった応募書類、面接当日に何かあったときにメモができるように筆記用具、あとは面接会場にたどり着けるようにするための地図や、何かあったときに連絡できるようにスマートフォンを持参しておきましょう。

他にもせっかく整えた身だしなみを崩さないように、ハンカチや折り畳み傘を用意しておくことが望まれます。女性であれば、これらに加えて替えのストッキングや化粧品を持参しておくことをおすすめします。しかしビジネスバッグは外見をパンパンに膨らませて形を崩してしまうのはいけないので、荷物が多くなりそうな場合は別に分けて駅に預けるなど対策をおこないましょう。

面接準備をしていなかったときの末路

面接の準備を何もおこなわずに臨んだ場合、採用される可能性はほとんどありません。「その場で考えられる」「話しが上手だから大丈夫」と思っていても、担当者は人事のプロです。事前にしっかり考えてきたものなのか、あるいはその場で考えたものなのかすぐに見抜かれてしまうでしょう。

さらには、企業が展開している事業や経営方針などの掘り下げた質問をされる可能性もあります。事前に準備をしていないと的外れな回答になってしまい、「関心がないのか」と評価が下がってしまうのです。内定を掴みとるには、事前の準備が大事だといえるでしょう。

何も準備しないと面接で失敗をする

何も準備をしていないと、面接で失敗する可能性が高くなります。準備をしていれば精神的にも余裕をもって面接に臨むことができますが、準備をしていないことで突然のアクシデントが発生することが考えられます。例えば、質問に対して事前に考えていなかったせいで適当な返事をしてしまい、深く突っ込まれた際に何も言えなくなってしまうということはよくあります。また、とっさに答えることでいうつもりのなかった本音がでてしまい、印象が悪くなってしまうということも考えられるでしょう。

面接には余裕を持って臨まなければ、本来の自分の力を発揮することができなくなってしまいます。自分の納得がいくまで準備し、あらゆる状況を想定したシミュレーションをしておきましょう。

大学によっては面接練習を実施してくれる

どのように面接の準備をすればよいのでしょうか。「1人じゃどうにもできない」「何を準備していいのか分からない」と思う就活生も多いでしょう。実は、面接の練習を実施してくれる大学もあるのです。

担当の教授が面接練習をおこなってくれる場合もあれば、就活に特化した「プロフェッショナル」な人たちが実施する場合もあります。実施方法や期間、回数などは大学によって違うので、自分の大学がどのように実施しているのかチェックしてみましょう。

友人や先生との模擬面接も有効な準備

友人や先生と模擬面接をおこなうことも、有効なシミュレーションになります。模擬面接により、頭の中でイメージするだけでなく実際に質問を受けてみることが可能です。自分がどのような質問に答える際に詰まってしまうのかなど、苦手なポイントも見えてきます。

質問対策はひとつでも多くやっておいて損がないので、自分以外の人に協力してもらえることは大きなメリットです。また、友人や先生とあえて入れ替わって面接官役をやってみるのも効果的です。面接官の視点に立ってみることで、どのような点が面接官に見られているのかを実感できます。模擬面接を面接前の準備に取り入れることで、自分にとって足りない点を見極めることが可能になるのです。

準備不足のまま面接に臨む場合

就活を続けていれば、面接対策が不十分のまま臨む場合もあるかもしれません。本来就活において、面接対策を怠ってしまえば悔いの残る結果が出てしまっても文句が言えませんが、それでも最低限直前まで対策することは可能です。自分が後悔しないように、面接はどういう方針で乗り切るかを決めておきましょう。

新卒採用において、学生と企業は対等に取引をおこなう関係ですが、それでも社会人経験のない時点で学生は不利な立場にあります。企業側も承知していることなので、緊張するよりもしっかりと自分を売り出していきましょう。

質問されて黙りこんでしまうのはNG

面接対策をしっかりとおこなっていなければ、相手の質問の返答に困る場面も出てくることでしょう。その場合はしっかりとした返事を出す必要があります。考えるのに時間が必要であるのであれば、沈黙ではなく「えー」などと口でごまかしたり、緊張などを理由に時間を稼いで答えるのがベターです。

もし自己分析に関するものではない場合は、素直にわかりませんと返事をしてしまったほうが良策の場合もあります。わからないと返答した場合は、その返答後に学習の意欲を見せればプラスの評価を得られます。就活の面接は学校の面接ではないので、採用側がこちらの状態を慮っている場合は、正確な受け答えよりも話の流れを大事にすることを優先することが望まれますが、相手の質問を意味のないものにする受け答えはしないようにしましょう。

面接が始まるまで頭の中で確認しておく

面接は当日朝起きてすぐに始まるものではありません。起きてから面接会場に移動するまでの時間、面接会場に到着して面接が始まるまでの時間など、細かではありますが面接が始まるまでに活用できる時間はたくさんあります。準備不足のまま面接に臨むのであれば、その時間を有効に活用して面接に挑戦するようにしましょう。

面接で必ず聞かれることは自分の自己紹介、志望動機です。自己PRや長所といった自己分析関係、入社したあとに何をしたいかなどの具体像、自分の経験を今後に活かせそうな具体的なエピソードなどは高い確率で尋ねられるので、どう答えるかを考えておきましょう。また入室時と退出時のマナーの再確認も重要です。最低限ではありますが、面接当日に確認できる時間はあるので、何度も確認をしておきましょう。

企業に関する情報を再度確認しておくと安心できる

企業に関する情報を再確認しておくことも、面接前の事前準備として効果的です。志望度の高い企業に関しては自ら進んで情報を収集しようとするものであり、企業側も就活生の志望度をその観点から見極めています。就活をするにあたり、多くの企業の情報を調べていると思われます。

面接の場において間違えて違う企業のことを話すようなことがあると、落ちる可能性はぐっと上がってしまうのです。面接をする企業に関する情報を何度も再確認しておき刷り込んでおくことで、たとえ面接で緊張してしまったとしても、間違いが起こることを防ぐことが出来ます。安心して面接に臨むためにも、企業に関する情報は面接前に何度も確認しておくようにしましょう。

面接前の事前準備は将来の目標を明確にしよう

面接前に最低限これらのことをしっかり準備しておけば、少なくともその面接が大失敗に終わるということはないでしょう。あとは笑顔でハキハキ答えるということさえ意識しておけば、突破できる可能性は非常に高いです。ぜひこれらの点について、しっかり準備を進めていってください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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