就活の悩み
就活に疲れたときの対処法7選|就活生に聞いた気分転換の方法も公開
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目次
就活中の疲れは放っておくと悪循環に陥る
就職活動は、人生において大切な分岐点のひとつとなります。そんな就職活動と真剣に向き合う時間が続く中で疲れたと感じる学生も多くいるでしょう。
就職活動は常に緊張感を持つ時間が続きます。また、毎日毎日エントリーシートを書き面接を受け、そのような日々を続けることにより体力的にも精神的にも疲労が溜まります。
このような就活中の疲れを放っておくと、ネガティブな思考になったり、選考対策に身が入らなかったり、面接でうまくアピールできないなど悪循環に陥る可能性があります。
今回、そのような疲労も溜まる就職活動に対して、メンタルの部分にフォーカスを当てて紹介していきます。
就活をしたくないと感じてしまったときの考え方については、こちらの記事を参考にしてみてください。
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就活に疲れを感じる4つの原因
就職活動というものは第三者から「その会社に必要かどうか」を評価をされることになり、普段の生活では味わうことのない感覚になるでしょう。
ちょっとした行動により自分の評価が下がるのではと、選考中は一瞬一瞬気を抜くことなく集中することが求められます。
そんな緊張感がある就職活動の中で疲れたと感じる原因を、ここでは4つ紹介していきます。
①不採用通知を受け取った
企業から不採用通知を受け取ったときに気分が落ち込んでしまい、「頑張ったのに結果がでなかった」と就活の疲れを感じてしまう人は多いのではないでしょうか。
ただ、企業や採用担当者としても学生に対して嫌な思いをさせようと思って採用活動をしているわけではありません。企業としてもより優秀な人材また企業にとって新しい風になるような人材を期待して採用活動をおこなっています。
しかし、学生としては就活がうまくいかないということで疲れたと感じることもあるでしょう。
②本命企業が不採用
不採用の中でも、自分が第一志望にしている本命企業から不採用通知がきたときは一番就活が疲れたと感じるタイミングではないでしょうか。
自分が1番力を入れ、自分が入社することをイメージした会社だからこそ、その会社からの採用通知は自分の精神的な面に大きく影響します。
③いくら受けても内定が出ない
いくら企業を受けたとしても、内定が出なければ就活に疲れてしまう人も多いでしょう。
不採用の数が少ない場合はまだ前を向いてポジティブに考えることもできます。しかし、何度も何度もチャレンジして採用通知を受取ることができないときは、さまざまな企業が自分のことを受け入れてくれないと感じてしまうかもしれません。
就活をすすめるなかで自己否定をされているように感じてくる場合、疲れたと感じてしまうこともあります。
面接を苦手に感じている場合は、こちらの記事を読んでみてください。
④就活そのものに抵抗がある
就活では入社を希望する企業を絞り込み、企業研究をおこない、エントリーをします。そこから書類選考、面接などを受けることになりますが、スムーズに進めるのは難しいでしょう。
就活では、数ある企業の中から自分に合うところがわからなくなってしまったり、選考で不合格となってしまったりなど、落ち込む場面もあります。また、他の就活生と同じようにスーツを着て、面接で似たような回答をするということに抵抗を感じてしまう人もいるようです。
周りが就活をしているからと、何となく自分も流れにのっているけれど、心の中では違和感を抱いているということもあります。また、就活をしていくうちに、理不尽だと思えることもあるかもしれません。無理をして続けていると、就活に疲れてしまいます。
就活生に聞いた! 就活が嫌になるとき
多くの就活生が手探りで目指すキャリアのため頑張っていますが、必ずしも思い通りになるわけではありません。今回はそんな就活に対しどんなときにしたくないと感じるか率直な意見を就活生の皆さんに聞きました。
大多数は選考に落ちたりうまく結果が出ないときと回答
選考に落ちる・お祈りメールが届いたときという回答が非常に多く寄せられました。
その他、周りと比べた自分の状況の遅れからの焦りや、書類作成へのめんどくさいという気持ちが、就活自体が嫌だと感じるきっかけになるようです。
就活という非日常が日常を圧迫しているという声も
就活には時間も労力も注ぎこむ必要がある為、他のことに影響を感じたとき就活が嫌になるという声もありました。
紹介した回答にうなづける人が多いのではないでしょうか。そして、自分だけでなく他の就活生も近い苦しみを感じていることでしょう。
就活は大変なものですが、今後ずっと続くものではなく、終わりがあり、乗り越えることができるものです。就活を乗り越え、なりたい自分になれるように就活に臨みましょう。
就活に疲れたときにしてはいけない2つのこと
就活でさまざまな企業に不採用通知をもらうことにより気分が落ち込むなど、疲れるときの感情について紹介してきました。
しかし、いつまでも疲れたと感じているだけでは、前に進むことはできません。ここでは、まずそんな就活に対して疲れたと感じたときにやってはいけないことについて説明していきます。
より、就活に対してネガティブなイメージを持たないようにするためにも、ぜひ確認しておきましょう。
①友達と比べる
友達に内定が出たときはどんな感情になっているのかを観察してみましょう。友達の内定を喜んでいるのか、それとも友達は内定が出たのに、自分はなぜ内定が出ないのだろうと落ち込んでいるのか、どちらでしょう。
後者の場合は、「自分の方が劣っているからだ」と、友人と自分を比較してしまっており、ネガティブな思考が強まるとさらに就活が嫌になり、疲れが出てきてしまいます。
友人と比較することにより、自分が燃えるタイプなのであれば、友人と比較して自分の心を燃やしてもらいましょう。しかし、自分がネガティブになってしまうのであれば、友人との比較は自分にとって建設的ではないです。
自分にとってどちらの感情を選択するのが効果的なのかを考え、効果的でないのなら友人との比較をしないでおきましょう。
②自己否定
何社も応募し、多くの不採用通知をもらった場合、なぜ自分は企業から内定をもらうことができないのだろうと考えてしまいます。
そのときに自分がだめな人間だから採用されないのだと自己否定する学生も多いです。しかし、そのように自分を否定する必要はありません。
不採用通知は学生のことを否定しているのではなく、たまたま企業が求めている人物像と合わなかっただけです。
能力がないから不採用ではなく、企業との縁がなかっただけだと捉えるようにしましょう。自分のことを評価するのは周りですが、自分の価値を決めることができるのは自分だけです。
ぜひ、自分の価値を求めてあげて、そんな自分に見合う企業とのめぐり合わせに期待して前を向いていきましょう。
就活に疲れたときの対処法7選
就活は数カ月にわたって活動しなければなりません。前もって就職活動の大変さを聞いていたとしても、実際に体験してみると想像以上だった感じる就活生も多いです。
慣れないことばかりの中、毎日のエントリーシート、履歴書の添削で睡眠時間がとれないなど精神的にも肉体的にも疲れることが多いです。
ここでは、就活に疲れたときはどのように対処したらよいのかを5つにまとめて紹介していきます。自分に合った対処法を実践して、気分をリフレッシュさせるようにしていきましょう。
①一休みして気分転換
ずっと緊張感を持って、就活に取り組むというのには限界がきます。必ずどこかでリフレッシュが必要です。普段慣れていない活動をしているのが就職活動なので、ぜひ、自分をリラックスさせる時間をとりましょう。
ここで重要なのは、好きなことをやるということです。睡眠や旅行に行くことにより、気分を切り替えたり、カラオケやスポーツをすることにより、ストレスを解消することにトライしてみてください。
また、ここでもう1つ心掛けてほしいことは、オンとオフをしっかり切り分けることです。
スポーツをやっていても、どこかで就活のことが気になっていると、気分の切り替えになりません。ぜひ、楽しむときは楽しみ、就活をするときは就活に集中するなど、メリハリをつけることを心掛けましょう。
②就活あるあるを読む
就職活動を真剣におこなっているからこそ、さまざまな経験をするのです。就活ではうれしかったことやつらかったことなど、多くの出来事を体験します。そのような就活の体験をまとめたサイトや本があります。
これらの就活あるあるを読むことはとても役立つはずです。自分と同じような体験をしている学生が多くいるとそれだけで心が軽くなります。
就活あるあるをまとめたサイトや本には、自分の体験がたいしたことではないと感じてしまうほどの体験も掲載されているでしょう。ぜひ、周りの就活生の体験談やあるあるを見て「自分だけではない」ことを知り、就活が疲れたという感情に対処していきましょう。
③先輩や友人に相談する
先輩や友人など、信頼できる人に相談してみましょう。他の人に悩みを話すことは、就活に疲れたと感ている人に効果的です。相談する相手は同じく就活中の友人や、すでに社会人として働いている先輩などがよいでしょう。
悩んでいることを一人で考えているだけでなく、他の人に言葉で伝えることで、気持ちが楽になります。また、自分とは異なる視点からアドバイスをもらうと、新しい発見ができることがあります。
客観的な立場から意見をもらうことで、気持ちが切り替わり、前向きに取り組めるでしょう。就活中の友達なら、一緒に頑張っていると思えるので心強いです。話を聞いてもらえるだけでも、心が軽くなるはずです。
④カウンセリングを受診
就活に対して疲れたと感じているが、誰に相談したらいいかわからないときや誰にも言いたくないと悩むことがあります。
そんなときはカウンセリングや心療内科で受診することをおすすめします。こういった相談機関はそのような心の悩みにおいて専門のプロです。プロに相談することにより、自分の中で探し続けてきた悩みが簡単に解決してしまったりすることもあります。
また、誰にも言えなかった悩みを話すことで、気持ちがすっきりします。自分が疲れているときは周りの力に頼ってみることも必要というサインの場合があります。ぜひ、自分の中で閉じ込めず、オープンにすることにより対処していきましょう。
⑤就活方法を変えてみる
今の就活に疲れてしまったら、方法を変えてみるのもよいでしょう。やるべきことが多すぎて時間が足りないと感じるなら、削れるものがないか、スケジュールを見直してみます。
大手企業や人気企業ばかりにエントリーしている場合は、中小企業にも目を向けるなどして、視野を広げてみてください。
本当に自分に必要なものだけを選んで、効率よく就活を進めていけうように、工夫してみましょう。最近では、就活に便利なサービスなども充実しています。
周りがやっているから自分も同じようにやらなければいけないと思わずに、自分なりの方法を見つけてみることが大切です。
就活に対する考え方やペースは人それぞれです。他の人と比べて焦ることはありません。適切な情報を得て、やるべきことを見極めていきましょう。
⑥志望企業や職種を見直す
早く就職先を決めて落ち着きたいという気持ちが多い学生は多いです。しかし、そのような学生が、受けたい企業の選択肢を狭くしすぎて就職活動がうまくいってないことがあります。
ブランド力にこだわり大手企業に必ず入りたい、賃金を安定してもらいたいがために、上場企業中心に受けるなど様々な自分の中の基準を設けている方も多いです。
しかし、そのような高い基準を設けている方は他の就活生と競争することにつながっていきます。自分の中での基準を改めて見直すことも必要です。
そうすることにより、自分にとって何が必要かを再認識する機会にもなりますし、より自分にとって最適な企業を選択することができるきっかけにもなるでしょう。
穴場のような企業もある可能性があるので、自分と企業とのマッチングを見直してみましょう。
企業選びに悩んでいる人は、まずはこちらの記事を読んで就活の軸を振り返ってみてください。
⑦自己PRや面接対策を見直す
就活において面接は必ず実施されるでしょう。その面接の中でも自己PRは必ず求められる内容になります。その自己PRが上手にできていないと、面接が通らず、就活がうまくいかないでしょう。
就職活動に疲れてしまうくらいチャレンジしたこの段階で、改めて自己PRや面接対策を見直すことをおすすめします。
このタイミングで見直すことにより、自分の自己PRもバージョンアップすることに繋がります。また、面接対策も見直すことにより、受け答えの精度を上げていきましょう。
回数を重ねれば重ねるほど、自分のレベルもアップしていくので、行き詰まったときには自分の自己PRや面接対策を見直すことで更にクオリティをあげることができます。
面接がうまくいかなくて悩んでいる人は、こちらの記事を参考にして対策してみてください。
就活生に聞いた! 就活中の気分転換のコツ
内定が無い状態は、心身に大きくストレスがかかります。しかし、焦る気持ちを抑え、ときに気分転換することが、就活に対するモチベーションを保ち、パフォーマンスの向上につながるかもしれません。
今回は、就活生の皆さんにきいた気分転換の方法を紹介します。ぜひ読んで、参考にしてみてください。
友人と遊ぶ・遊ぶ計画を立てるという回答が大多数
集まった回答の多くは友人と遊んだり、遊ぶ計画を立てて気分転換するというものでした。
気分転換に親しい人とのコミュニケーションをとることを選んでいる就活生が多いようです。就活は自分と向き合う時間が多いため、ときには発散したり、逆に親しい人から悩みを吸収することで発見があるかもしれませんね。
自分の趣味に没頭する時間を作るという回答も多く集まる
一方で、一人で趣味に没頭して気分転換するという回答も多く集まりました。
就活に多くのは時間も労力も費やします。そのため、自分の好きなことをする時間が減り、ストレスに感じている就活生も多くいるのです。
就活に対する疲れを感じたときは、ぜひ思い切って好きなことに時間を費やし、メリハリのついた、より集中できる状態に整えることを意識してみましょう。
※面接が苦手な23卒の方へ
厚生労働省の認可を受けた企業の就活アドバイザーと、面接をWebシミュレーションすることができます。
「就活を始めたばかりで、どう答えるべきか分からない」
「企業ごとの面接対策をして、内定率を少しでも上げたい」
面接に通ることができず悩んでいる方は、積極的に相談してみてください。
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疲れを解消して効率よく就活を進めよう!
就活は非常にシビアで、学生にとっては厳しい現実が突きつけられることも多くあります。そのような現実を受けて就活に疲れることもしばしば経験します。しかし、そのような感情になったときは早急に対処していきましょう。
疲れたというネガティブな感情を溜め込みすぎると爆発することに繋がります。そうなる前に対処することで、自分の感情と付き合っていく練習にもなります。このように自分の感情と向き合っていくことは社会人になっても必要になってくることでしょう。
学生にとって、就活というのは疲れて嫌だと感じる期間でもありますが、大きく成長する場でもあります。人生の転機となる就活でもあるので、ここで大きく成長し、内定というゴールを掴んでいきましょう。
【就活との向き合い方に関する調査】
- 調査方法:ポート株式会社が運営する企業口コミサイト「就活会議」会員へのダイレクトメール
- 調査日:2022年4月22日~25日
- 調査元:「就活の未来」を運営するポート株式会社
- 調査対象者:23卒・24卒の就活会議会員の79人