履歴書

【履歴書に書くメールアドレス】作成のポイントと記入時の注意点

メールアドレスは意外と見られている

履歴書では連絡先を記入する欄がありますが、そこに正しくメールアドレスを記入しておくことが大切です。

プライベートなメールと混同しないように、就活用に新しくメールアドレスを作っておくのもいいでしょう。またメールができればどんなものでもいいわけではなく、メールアドレスも就活に合わせて変えていかなければなりません。

採用試験においてメールアドレスは意外と見られていますし、アドレス次第ではマイナスの印象を与えてしまう場合もあります。履歴書のメールアドレスは企業にマイナスの印象を与えないためにも、就活用のアドレスを作成しておきましょう。

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就活用メールアドレスの作成方法とポイント

就活用のメールアドレスを作成することをおすすめします。プライベートで使用しているアドレスであっても場合によってはそのまま使用できることもあります。

しかし企業のメールを見落としてしまう可能性があります。そのため就活用に一つアドレスを持っておくのがおすすめです。

就活用のアドレスを作る場合にはいくつかポイントがありますので、それらを踏まえて就活で使用できるアドレスを作成する際の参考にしてみてください。

1.キャリアメールアドレスの使用は避ける

「docomo.ne.jp」「softbank.ne.jp」「ezweb.ne.jp」などの携帯電話のメールアドレスを記載することは、マナー違反とはされていません。しかしキャリアメールは設定によってはPCメールの受信拒否をしていることもあります。そのため大事な企業メールが届かない可能性があります。

またキャリアメールの場合、自分の携帯電話でしか確認できません。そのため万が一企業からファイルを送られてきた場合、ダウンロードができません。その場合、一度PCメールに転送してからダウンロードすることになるため、時間と手間がかかってしまいます。その点から考えても、キャリアメールの使用はあまりおすすめできません。

2.知名度の高いフリーメールで作成する

メールアドレスは使用できれば何でもいいわけではなく、就活では知名度の高いフリーメールを使用するようにしましょう。フリーメールにもさまざまな種類がありますが、ドメイン名に知名度がないと、使用者本人の信用も疑われる可能性があります。

また、企業によっては不明なドメイン名はメールの受信を拒否している場合もあります。yahooやgmailなどのメジャーなドメインを使用しましょう。また大学のメールアドレスがあるのであれば、それを使用するのもおすすめです。

大学のアドレスであれば大学名がはいっていますし、信用度も高く就活でも問題なく使用することができます。就活用のアドレスはフリーメールで構いませんので、知名度が高く信用できるものを選びましょう。

3.就活専用のメールアドレスを作るのがおすすめ

メールアドレスについては、今まで使っていたフリーメールや大学のメールアドレスを使うことができます。しかし就活専用のメールアドレスを作ることをおすすめします。

就活中には、企業から選考に関する重要なメールを受信します。その際にこれまで使っていたメールアドレスだと、プライベートのメールと混同してしまう可能性があるからです。

混同してしまうと企業からの重要なメールが、埋もれたり見逃してしまう可能性が高くなるでしょう。貴重な選考機会を逃さないように、分けておくとよいでしょう。

4.自分の名前や誕生日など分かりやすいものにする

就活用のメールアドレスは自分の名前や誕生日など分かりやすいものに設定しましょう。初期設定のランダムに文字が選ばれたものでは分かりづらいです。また打ち間違えてしまう可能性があります。覚えやすく分かりやすい名前や誕生日にしておきましょう。

例えば1月1日生まれの山本太郎さんであれば、taro-y-0101@~などが良いでしょう。メールアドレスはあくまで企業との連絡手段にすぎません。それほどこだわらず、名前や誕生日などでアドレスを考えていきましょう。

5.幼稚なメールアドレスは避ける

履歴書に記載するメールアドレスには、幼稚なアドレスもできるだけ控えましょう。中学生の頃からメールアドレスを変更していない方は特に注意が必要です。例えば、「number1-yuuki@〇〇.com」「love-hiroshi@〇〇.com」などはビジネスの場にふさわしくないでしょう。そのため中学生の頃からメールアドレスを変更していない方は変更しておきましょう。

メールアドレスが幼稚だという理由で採用されないということではありませんが、採用担当者からの印象が良くなることはないでしょう。「この学生はやる気があるのかな」などと思われてしまう可能性があります。ビジネスシーンではなるべく私生活の色を出さず、「氏名、誕生日@ドメイン」などの無難なアドレスを使ったほうが好印象です。忘れずに変更しておきましょう。

以下の記事ではメールアドレスの決め方を詳しく解説しています。是非参考にしてみてください。

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履歴書にメールアドレスを書くべき理由2つ

ここからはなぜ履歴書にメールアドレスを記す必要があるのかを解説していきます。履歴書には連絡先を記入する欄があり、住所や電話番号などを記載します。

そのためメールアドレスがなくても企業と学生で連絡を取ることは可能です。しかし履歴書にはメールアドレスを忘れずに記載しておく必要があります。

なぜ履歴書にメールアドレスを書かなければならないのかを知ることで、メールアドレスの重要性について理解できます。それでは見ていきましょう。

1.メールでのやり取りは履歴が残る

履歴書にメールアドレスを記載する理由の1つ目は、メールでのやり取りは履歴が残るからです。企業に履歴書を送付すれば書類選考が行われます。合格・不合格どちらの場合であっても企業は学生に連絡をしなければなりません。

企業はメールの履歴を見れば、誰がいつどのように連絡をしたのか、どこまで話が進んでいるのかが分かります。一方電話では、話した内容の履歴が残りません。そのためメールアドレスを記載することで、企業は連絡の漏れを低減することができます。

また就活生にとっては選考の日時や持ち物を確認する際にも、履歴があると便利です。電話ではメモを取る手間がありますが、メールの場合は必要ありません。この利便性からメールアドレスを履歴書に記載する必要があるのです。

2.データの送付を気軽にできる

履歴書にメールアドレスを記載する理由の2つ目は、電話ではデータを送ることができないからです。企業からのさまざまな連絡の中には、書類や資料などが送られてくる場合もあります。

メールアドレスの記載がなければ、企業は書類や資料を郵送する必要があります。また郵送コストもかかります。メールアドレスがあれば、データを添付できるため郵送をする必要はありません。履歴書には必ずメールアドレスを記入しておきましょう。

以下の記事ではメールの送り方と注意点を詳しく解説しています。併せて確認してみてください。

履歴書にメールアドレスを記入する際のポイント

履歴書にメールアドレスを記入する際にはポイントがあります。ポイントを理解して記入することで間違いなくメールアドレスを伝えることができ、企業と連絡が取れない心配もなくなります。

また細部まで気を遣えていることが伝われば、好印象を与えることができる場合もあります。そのためポイントを押さえて書くことが大切です。メールアドレスは書き方を少し気をつけるだけで印象が良くなります。ポイントを踏まえて好印象を獲得していきましょう。

メールアドレスはわかりやすくしっかり書く

履歴書にメールアドレスを書くときには採用担当者が見間違えないよう、わかりやすく書くことが大切です。採用担当者が見間違えやすい「l」や「1」、「o」や「0」などは特に注意して記入しましょう。

「1」は上下に線をつけたり、「0」は縦長、「o」は少し横長に書くなど、さまざまな工夫をして見間違いが起きないように注意をして記入しましょう。履歴書の文字には人柄が表れます。好印象を獲得するためにも丁寧に記入しましょう。

記入欄がない場合は連絡先欄に記入する

履歴書によっては、メールアドレス欄が設けられていない履歴書もあります。もし記入欄がない場合は「連絡先」の欄に記入するようにします。ただし、連絡先欄にメールアドレスを記入するスペースがない場合もあります。

その場合には「その他」の欄を活用しましょう。さらに電話よりもメール連絡のほうが良い場合は「こちらへご連絡頂ければ幸いです」などと一言記載しておくとより丁寧な印象になります。忘れずに記入しておきましょう。

以下の記事では履歴書の作成方法を詳しく解説しています。併せて確認してみてください。

個性的なメールアドレスは避けよう!

履歴書では連絡先欄に、正しくメールアドレスを記入しておくことが大切です。メールアドレスは意外と採用担当者に見られているものです。

個性的なものは避け、シンプルなものにしましょう。使えるアドレスがない場合は、就活が始まるまでに作成するとよいです。内定に近づけるように、準備を進めておきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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