面接対策

【大学推薦があれば就職できるは大間違い】面接で落とされる理由5つ

大学推薦があると就職できる可能性は高い

就職活動の中で、大学推薦という一手を聞いたことのある就活生も多いでしょう。大学推薦とは、企業側が大学側へ推薦枠を用意することです。大学は推薦枠に値する学生を、学内選考を実施することで選び、企業に推薦します。推薦枠で選ばれた学生に対しても、もちろん面接は実施しますが、基本的に内定を獲得できる確率が高いです。

しかし「大学推薦があれば絶対に就職できる」と油断し、面接で落とされてしまう就活生も中にはいます。大学推薦は必ず内定にたどり着けるとは限らないのです。そこでこの記事では、大学推薦の面接で落とされてしまうパターンを5つ挙げ、解説していきます。大学推薦だからと気を抜かず、しっかりと対策を行って臨むようにしましょう。

大学推薦を受けられる企業の種類

大学の推薦を受けられる企業は、所属している大学や学部また学科などによって異なります。一般的には、専門分野の日系の大手企業がほとんどです。外資系やメガベンチャー企業などはあまりなく、受けられる企業は学部と大学院で共通していることが多いです。

職種は、技術職という枠での募集が多く、研究職や開発職などの職種別になっていることはあまりありません。例としては、日立や富士通、新日鐵住金、東芝、ソニ-、トヨタなどの大手企業が大学推薦をおこなっていたことがあります。

大学推薦は第一志望しか出せない

大学推薦は、第一志望の企業にしか出せません。同時に2つ以上の企業に応募することはできないようになっています。

大学推薦の条件は、大学を卒業または修了する見込みがあるか、また第一志望であるかという点です。この件に関して指導教員による確認、また本人の意思確認できれば署名をおこないます。その後、推薦の担当教員や専攻長が推薦状を発行するというシステムです。

一度に2つの企業を希望することはできませんが、第一志望企業に採用されなかった場合は、別の企業に空きがあれば推薦状を発行してもらうことができます。

大学推薦と自由応募の違い

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大学でもらえる推薦企業の一覧を見ると、「推薦」「自由」「両方」などとと記載されています。「推薦」は、企業側から大学の就活課などに依頼が来るものです。大学に推薦状を作成してもらい、面接等を受けるシステムとなります。

それに対して「自由」は、去年まで大学推薦があった企業で今年度は推薦の枠がない場合に記載されます。一般の試験で自由に受けて欲しいという意味になります。「両方」と記載している場合は、その企業が推薦枠も準備しているし、自由応募で受けることもできるという意味です。

大学推薦と自由応募のどちらになるのかは、毎年検討し変更されます。去年大学推薦があっても今年はないということもありますので、企業の募集状況をしっかりと把握しておきましょう。

大学推薦で就職する時には成績も多少関係する

「大学推薦は成績が良くないと受からないのかな」と不安に思う就活生も多くいるでしょう。もちろん学内選考においては、成績は多少関係してきます。応募の条件として一定の成績を設けていることが多いのが現状です。大学側としてもあまりに成績に関して難がある学生を企業へ推薦するわけにはいかないのです。

しかし学内選考でなく、面接に関しては、成績を気にする企業はほとんどありません。企業にとって重要なのはその人材が自社にマッチするかどうかです。成績等は大学から推薦されているということで、あまり気にはしないのです。もちろん中には大学の成績を活用する企業もあります。しかし多くの企業は成績と就職を切り離して捉えているのです。

大学推薦で就職試験に落ちる理由5つ

大学推薦だからといって必ず内定にたどり着けるわけではないということを、これまで述べてきました。大学推薦であっても面接は行われます。面接である以上、採用担当者が「この学生には魅力を感じないな」と感じたのであれば、不採用となるのです。以下、大学推薦で就職試験に落ちるパターンを5つ挙げ、解説していきます。大学推薦と言っても選考であることに変わりはありません。しっかりと学び、無事に内定へたどり着けるよう準備をしておきましょう。

①意欲が見られない

大学推薦で就職試験に落ちるパターンの1つ目として、仕事をすることに対する意欲が見られないことが挙げられます。大学推薦で面接に臨む就活生の中には「大学推薦ならほぼ確実に内定がもらえるだろう」と安易に捉えてしまっている方も一定数います。気を抜いてしまい、しっかりとした自己分析、業界研究、企業研究が行われていないと非常に危険です。

面接において、「大学推薦を利用して早く就職活動を終わらせたいだけなのではないか」と入社への意欲が疑われてしまうでしょう。企業は意欲的に自社に貢献する人材を採用したいと考えています。そのため仕事に意欲的に取り組み、現状の改善のために邁進してくれるようなイメージを持てない就活生に関しては、面接で落とされてしまう傾向にあるのです。

②就職先に関して情報不足

大学推薦で就職試験に落ちるパターンの2つ目として、就職先に関して情報が不足していることが挙げられます。「この企業にどうしても入りたい」と考えているのであれば、HP、説明会での情報はもちろん、OB・OG訪問などを行い、出来る限り多くの情報を集めようとするものです。就職先に関しての情報が不足しており、少し調べればわかるような情報も頭に入っていないようであると、「本当に自社に来たいと思っているのか」と採用担当者に入社への意思を疑われてしまうのです。

限られた面接時間の中で就活生の入社に対する熱意を見る上で、どれだけ情報を集めているかは一つの判断基準になります。そのため情報不足は面接に落とされてしまう一つの要因になるのです。

③服装や態度に問題がある

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大学推薦で就職試験に落ちるパターンの3つ目として、面接に臨む服装や態度に問題がある場合が挙げられます。大学推薦での面接を「どうせ受かるだろう」と甘く考えている就活生も一定数います。そのような気持ちが面接における服装や態度に出てしまっていると、採用担当者の評価が下がる要因になるでしょう。気持ちのゆるみが、スーツに皺や汚れがついている、緊張感がない、入社への熱意が伝わってこない、など服装、態度における不適切なものに繋がってしまうことがあるのです。

大学推薦は学校を代表して企業の面接に臨むのです。自分の面接での態度次第では、後輩たちの推薦枠にも影響が出てしまう可能性があります。緊張感を持って面接に臨むようにしましょう。

④自己PRができていない

大学推薦で就職試験に落ちるパターンの4つ目として、自己PRが出来ていないことが挙げられます。自己PRは話し慣れていないと、なかなかうまく話すことが出来ないものです。面接という特殊な環境であれば緊張も相まってなおさら上手く話せないものです。また内容に関しても、面接の場数を踏むことで徐々にブラッシュアップすることが出来るものと言えるでしょう。

そのため、他の企業の面接を経験せずに大学推薦の面接に臨むと、「自己PRが練り上げられていないな」と採用担当者に思われてしまう恐れがあるのです。面接の場数を踏むことが出来ないのであれば、先輩や友人に聞いてもらい、フィードバックを受けるなど、自己PRを作成するだけでなく、ブラッシュアップまで行っておくべきでしょう。

⑤面接の質問に対して回答ができていない

大学推薦で就職試験に落ちるパターンの5つ目として、面接の質問に対して回答が出来ていないことが挙げられます。「質問に回答することぐらい出来る」と考える就活生もいることでしょう。しかし採用担当者の質問の意図を考え、その意図に沿った回答を行うのは意外と難しいものです。しっかりと意図を踏まえた回答を行わなければ、「言葉のキャッチボールが出来ないのだな」とマイナスの評価を受けてしまう恐れがあります。

採用担当者の質問に即答する必要はありません。すぐに回答が思いつかないのであれば、「少しお時間宜しいですか」と一言述べてから、頭の中を整理しましょう。しっかりと頭の中を整理し、その上で回答を行うことで不要な減点を防ぐことは可能になります。

web面接では、自己分析が合否の鍵に

Web面接は、会話に遅延があり、一問一答形式になり、ミスが挽回できません。だから、一度の説明で上手に自分のことを説明しきる必要があります。

自分の事を上手く説明するには、綿密な自己分析が必要です。ただ、そんな時間がない方も多いはず。

そんな時は、自己分析ツール「My analytics」を活用してみましょう。

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My analyticsを活用して、自分自身を深く理解し、Web面接を突破しましょう。

文系の大学推薦は少ない

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ここまで大学推薦の面接で落ちてしまうパターンについて解説してきました。「でも大学推薦って理系の学生の話だし、文系の自分には関係ない」と考える就活生もいることでしょう。たしかに文系学生向けの大学推薦はあまりありません。大学によっては設けているところもありますが、それでも数自体は少ないです。

しかし大学推薦を利用したいと考えるのであれば、行動を起こしてみましょう。大学の就職課にはさまざまな企業と繋がっている人がいます。学生の希望と企業側の求めるものが合うのであれば、推薦してもらえることもあり得るのです。もし大学推薦があるのであれば利用するのも一つの選択肢になりますので、気になる方は自身の大学の就職課に問い合わせてみるようにしましょう。

大学推薦で就活すると不利な場合もある

大学推薦での就活は良い点ばかりではありません。むしろ不利に働いてしまうケースもあるのです。大学推薦でめでたく内定をもらうことが出来た場合、仮に他の企業から内定をもらうことが出来たとしても、その企業は辞退しなければなりません。たとえ大学推薦で内定をもらった企業よりも志望度が上だったとしても、です。

大学推薦は内定にたどり着くと、内定を辞退することは余程の事情がない限り出来ないのです。自分が内定を辞退することで、企業の大学に対する印象が悪くなってしまうでしょう。そうなると、後輩たちの大学推薦にも悪影響が出てしまう恐れがあります。大学推薦で就活を行うと、企業選びをしづらくなってしまうというデメリットが存在するのです。

大学推薦での就職はメリットもデメリットもある

ここまで大学推薦での就活における注意点とデメリットを解説してきました。大学推薦での就活は必ず受かるものではない上、デメリットも存在するのです。しかしデメリットが存在する分、相応のメリットももちろん存在します。大学推薦で受ける場合、倍率という観点で考えると、通常のフローでエントリーし、面接に臨むのに比べ、はるかに内定まで辿り着きやすくなります。

大学推薦で受ける企業が本当に行きたいと思える企業なのであれば、大学推薦は利用するに越したことはないのです。大学推薦での就職にはメリットもデメリットも存在します。これらをしっかりと把握した上で、利用するのであれば注意点を押さえ、面接に臨むようにしてください。

最後に:本番前に面接力を診断してみよう

ここまで解説したような準備を十分にしていても、面接の本番で上手く振る舞えるかどうかは不安な人も多いはず。

そんな時は「面接力診断」を活用してみましょう。

簡単な質問に答えるだけで、身だしなみ、企業理解、自己PR…などの主要分野の中で、どのスキルが足りていないのか。がわかります

苦手な分野がわかれば、本番前に万全の対策が立てられます。本番前に面接力診断で自分の実力をチェックしましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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