面接対策

【最終面接を通過するポイント】よく聞かれる質問と回答例文

最終面接を通過するには対策が必要

最終面接は、それまでの一次面接や二次面接とは異なった性質の面接です。「最終面接は入社の意思確認だけだ」「最終面接まで進めばほぼ内定だ」など、最終面接は合格の可能性が高いと思っている就活生は多いです。

ところが実際には、そのようなことはありません。確かに最終面接では入社の意思確認が深くおこなわれます。しかし、最終面接で問われるのはそれだけではありません。一次面接や二次面接で聞かれた内容を、より深く聞かれる可能性が高いでしょう。

そのため、最終面接を安易に捉えたり、一次面接や二次面接と同じようにクリアできると考えてしまうのは危険です。頑張って最終面接までたどり着いたからこそ、すべての努力が実るよう十分な対策をおこなっていきましょう。

最終面接がおこなわれる時期

最終面接がおこなわれる時期に明確な決まりはなく、企業によってタイミングは異なると考えましょう。基本的には3月が就活の情報解禁であり、6月から面接がスタートします。複数回の面接をすると考えれば、6月末や7月初旬などに最終面接がおこなわれます。

しかし、6月から面接を開始するのは、経団連の指針に従っている企業であり、企業によっては情報解禁の3月から、順次面接を開始することも少なくありません。そのため、3月末や4月など、比較的早期に最終面接がおこなわれることもあります。

また、外資系企業などは3年の9~11月などに面接をおこなうことも多く、他の企業よりも早い段階で最終面接をおこないます。選考のスケジュールは企業によって違いますが、一次面接の数週間から1ヶ月後に、最終面接が実施されると考えてよいでしょう。

最終面接の所要時間

最終面接の所要時間は、これまでの面接と同様に企業によって異なります。そのため、10分程度の短時間で終わることもあれば、30分から1時間程度の長い時間がかかることもあるでしょう。

短時間で終わる場合は、最終面接を社長や役員などとの顔合わせと考えていることがあります。そのため、入社意思などを簡単に確認しただけで終わることもあり、場合によっては5分程度で終了することもあるでしょう。

ただし、面接開始後すぐに不採用が決まった場合も、短時間で打ち切られることがあるため注意しなければなりません。企業によっては最終面接でも人柄をじっくりとみることがあり、この場合は30分から1時間程度の長時間で最終面接をおこなうこともあるでしょう。

面接力診断で、苦手な分野を見つけよう

今年の就活は、web面接で選考を行う企業も増え対策法がわからず、戸惑っている方も多いはず。

そんな時は、「面接力診断」を活用してみましょう。

面接力診断は、24の質問に答えるだけで、自分の面接力をグラフで見える化し、どこを伸ばせば面接力が高くなるのかが一目で分かります。

web面接も、通常の面接と押さえるべきポイントは同じです。面接力診断で弱点を把握し、効率的に対策することで、選考の突破しましょう。

最終面接でチェックされるポイント

最終面接の倍率はどのくらいなのでしょうか。最終面接の倍率は企業によって違いますが、応募者が絞られていくため、一次面接や二次面接より倍率は低いです。ただし、中には一次面接や二次面接の通過率が高く、最終面接でも高倍率な企業もあります。

一次面接や二次面接の面接官とは違った視点でみられるため、事前準備をしていないと落とされてしまう可能性は十分にあります。

さらに、就活生のほとんどは、これまで社長や役員クラスの人たちに接した経験を持っていません。それまでの面接とは違った雰囲気に緊張しすぎてしまい、実力を発揮できないケースもあり得ます。気を引き締め、できる限りの対策をおこなって臨みましょう。

企業とのマッチング度

最終面接では、入社の意思確認が深くおこなわれます。しかし、「強い入社の意思を持っていれば大丈夫」というわけではありません。最終面接がおこなわれる重要な理由の1つに、マッチング度の最終確認も含まれています。

どれだけ入社の意思を強く持っていたとしても、企業の進む方向とあなたの目指す方向が合っていなければ、長く働くことはできないでしょう。入社でミスマッチが生まれてしまうと、あなたにとっても企業にとっても大きなマイナスになってしまいます。

だからこそ最終面接の面接官は、志望動機などへの質問を通し、あなたが企業を正しく理解しているか、会社と同じ方向に進もうとしているのかを見極めようとしています。

そのため志望動機など一つひとつの回答は、その企業の理念や目指す方向、求める人材に合わせて練り直しておくことが必要です。

就活生の志望度の高さ

内定辞退や短期での離職を避けるためにも、より志望度の高い就活生を採用したいと考えるのが自然といえるでしょう。せっかく「優秀な人材だ、ぜひ入社してほしい」と内定を出しても、辞退されてしまうと企業側にとっては大きな痛手となります。

それまでのやりとりや面接にかけた時間も人手も無駄になってしまいますし、場合によっては再度募集をする必要性も出てくるでしょう。そういったことを避けるためにも、最終面接では、就活生の志望度の高さを重要視する企業や面接官が多いのです。

最終面接の段階まで進んだ就活生ともなると、多少の差はあっても、どの就活生も「その企業の求める水準の能力を有している」と考えられます。それ以外に差を見出せるのが、志望度の高さや熱意といえるでしょう。

最終面接で質問に回答する時のコツ

最終面接でも、一次面接や二次面接と同様、面接官から質問があります。しかし、これまで書いてきた通り、最終面接は面接官にみられるポイントも一次面接や二次面接とは異なっています。

そのため、「最終面接ならではの回答の注意点」があります。選考の最終判断がおこなわれる最終面接だからこそ、注意深く的確な回答をしなくてはなりません。それでは最終面接での回答の注意点を紹介します。

企業の方針から大きく逸れた回答はしない

最終面接で回答する際の注意点のひとつ目として、「企業の方針から大きく逸れた回答はしない」が挙げられます。先に書いた通り、最終面接ではあなたと企業のマッチング度が重視されています。

もしあなたの回答が企業の方針から大きく逸れてしまった場合、あなたはマッチングしていないと判断されてしまう可能性高いです。また、企業研究を十分におこなっていないとみなされる場合もあるでしょう。

面接官がマッチングを重視しているという点を踏まえ、的確に質問に回答するというだけでなく、「会社の方針はどうだったか」を視野に入れておく必要があるといえます。

一次・二次の回答からブレない

もうひとつの注意点は、「一次面接・二次面接の回答からブレない」ということです。最終面接の前に、志望動機の伝え方などを練り直しておくことはとても重要です。しかし、一時面接・二次面接でどう答えていたかを踏まえ、回答がブレないようにする必要もあります。

あなたが最終面接まで進んだのは、一次面接・二次面接で評価されていたからです。最終面接の面接官は、あなたのこれまでの選考の様子などを踏まえた上で最終面接に臨みます。そのため、もし一次面接や二次面接の内容からブレた回答をしてしまうと、「時と場合、相手によって主張を変える」「自分の意思が固まりきっていない」とマイナス評価につながります。

最終面接の準備では、これまでの面接の回答や選考書類の内容を改めて踏まえる必要があります。

数字を用いて具体的に回答する

面接の回答に説得力を持たせ高評価を獲得する際には、なにかをアピールする際に、具体的な数字を用いるのがおすすめです。例えば自己PRで継続力をアピールするなら、なにをどれくらいの期間続けたのか、定量的に示すようにしましょう。

同じ内容でアピールしていても、具体的な数字が出ているかどうかで、説得力は大きく変わります。また、就職後についての質問なら、〇年後にはなにをしたい、〇件の営業実績を取れるように努力するなど、明確に述べるとよいでしょう。

数字を使うことでアピールの説得力が上がるだけではなく、より具体的な説明もしやすくなります。自己PRや志望動機、入社後のキャリアなど、さまざまなシーンで数字は使えるため、アピールの際には意識するとよいでしょう。

役員や企業の最新情報についても調べておく

最終面接前には、企業研究をもう一度やり直しておくことが大切です。企業や役員についての最新情報は、頭に入れておきましょう。最終面接であっても、企業についての基本的な情報を問われることはあり、これに答えられないとその時点で大幅に評価が下がってしまうことがあります。

企業の最新の取り組みについて知らなかったり、役員や社長、会長や創業者などの名前を覚えていなかったりすると、マイナス評価につながりやすいです。すべての企業で基本的な情報を問うとは限りませんが、内定をもらえれば就職する可能性もあるため、情報を頭に入れておくことは大切です。

選考を受けている間にも新しい情報が発信されていることはあるため、最終面接前に企業研究はやり直すのがおすすめでしょう。

最終面接に向けて万全の準備をしよう

これまで述べてきたように、最終面接は一次・二次と同じ対策では突破できません。最終面接、独自の準備・対策をしておく必要があります。

そこで役に立つのが、「最終面接完全対応マニュアル」です。 このマニュアルでは、最終面接で失敗するケースに沿った内定獲得法を紹介しています。また、人事直伝の最終面接で意識すべきポイントも公開しています。無料でダウンロードできるので、最終面接が不安な就活生におすすめです。

最終面接でよく聞かれる質問一覧

  1. なぜ、(同業界の他社ではなく)弊社を志望されているのですか
  2. もし弊社からの内定が出れば、入社しますか
  3. 弊社の事業について知っていることを教えてください
  4. 弊社に入社した後のキャリアプランを教えてください
  5. 最近気になっているニュースを教えてください

最終面接で、聞かれやすい質問があります。これらを事前に想定し、準備しておくことで、少しでも落ち着いた状態で本番を迎えましょう。志望企業のことを正しく理解しているか、進む方向が一致しているか、入社意欲はあるかなどが質問で掘り下げられます。

志望動機については、業界研究・企業研究を深め、「その企業でなくてはならない理由」を突き詰めておきましょう。内定の意思を聞かれた場合、気持ちをぶらさず「入社させていただきます」と言い切りましょう。入社意思が曖昧な応募者には内定は出せないからです。

事業について聞かれた場合は、企業研究で学んだことを端的に説明します。キャリアプランの質問では、「企業の求める人材・方向」と、「自分の目指す方向」の一致が大切です。時事的質問は、気になるニュースについての意見を率直に伝えましょう。

最終面接のよくある質問の回答例文

ここでは、上記の質問に対する回答例文を紹介していきます。最終面接において変化球のような質問を受けることはあまり多くありません。しっかりと準備をしておけば、対応することが難しくはない質問が多いのです。事前に回答の準備をしていないと、他の就活生から大きく後れを取ってしまう恐れがあります。

事前準備が合否を分けるということも出来るでしょう。せっかく最終面接まで進めたにもかかわらず、事前準備が不足していたため不採用となってしまうのは非常にもったいないです。そのようなことのないよう、以下を参考に回答の準備を整えておきましょう。

志望動機を教えてください

私は、地元の発展に貢献していきたいと考えております。御社は「人々の生活を豊かにする」をモットーに、○○や△△など、様々な分野で商品開発やイベントの企画を行っており、社会への貢献はもちろんのこと、地域の雇用創生にも貢献しておいでです。
また、○○や××といったイベントや行事などにも積極的に協賛企業として名を連ねており、地域への貢献度では群を抜いていると感じました。
私は××のイベントにスタッフとして関わった際に、御社の社員の方とお話しする機会がありました。そこで御社の取り組みや理念について伺ったのがきっかけでしたが、企業研究を深めるたびに、御社への入社意欲が強くなっていくのを感じました。
ぜひとも、御社の○○部門で、御社はもちろんのこと、生まれ育ったこの街の発展に貢献していきたいと考えております。

この例文では、企業の取り組みや理念に共感した、という内容を軸に志望動機を伝えています。

「企業理念に共感」というと、あいまいで煙に巻いた印象になりがちですが、イベント名や商品名などの名詞を出すことで、具体性が増し、説得力のある志望動機になっています。

学生時代に挑戦したことを教えてください

私は学生時代、TOEIC試験に挑戦しました。もともと海外の国には興味がありましたし、これから先のグローバル化に対応するには英語力は必須だと考えたのがきっかけでした。
とはいえ、高校までの英語の成績は中の上くらいだったため、生半可な努力では目標とする800点には届かないと感じました。そこで、1日あたり少なくとも4時間は英語の勉強に充て、空いた時間には英語の教授のゼミ室を訪ねて会話や文章力などに関してアドバイスを貰うようにしました。
その結果は780点と目標値には届かなかったものの、元の英語力から考えると十分な成果を出せたと自負しています。しかし、次の試験では800点を超えようと、今でも勉強を続けています。

 「学生時代に挑戦したこと」というと、部活の全国大会や海外留学など、華々しい内容を想像する人も多いかもしれません。

しかし、資格試験も立派な挑戦です。そして、重要なのは「挑戦することそのもの」や「成功したか」ではなく、「どんな工夫や努力をしたか、結果から何を学び何を得たか」です。そういったことに焦点を絞って、回答を練っておきましょう。

なぜ(同業界の他社ではなく)弊社を志望されているのですか?

主体的に仕事に向き合うことを評価する風土が根付いている点に魅力を感じ、御社を志望しています。私は学生時代の水泳部での経験から、「与えられたメニューをただこなすのではなく、自分に何が必要か考え、自らメニューを考え、取り組むこと」にやりがいを感じました。
御社では、年に1度、年次に関わらず自身のアイデアを発信することの出来るコンペが開催されているとのことで、そのような風土が根付いている点に魅力を感じております。私は御社において自身の強みである〇〇を活かしながら、精力的に仕事に打ち込んでいきたいと考えています。

この例文では、企業研究の深掘りが出来ており、それを活かすことが出来ている点がよい点だといえるでしょう。志望動機を述べる際、「企業理念に共感しました」といった当たり障りのないことを述べる就活生がいます。しかし、このような表面的な志望動機では、「本当に自社について理解できているのかな」と面接官に思われ、印象の残らない志望動機となる可能性が高いのです。

年に1度コンペが開催されているといった情報などから、主体的に仕事に向き合うことを評価する風土が根付いていることを明らかに出来ており、企業への理解度を示せています。

もし弊社からの内定が出れば入社しますか

御社から内定を頂けたのであれば、迷わず入社したいと考えております。現在御社以外の企業にもエントリーを行い、選考に参加しております。
しかし私は、〇〇ということを軸に就職活動を進めています。御社には○○という風土が根付いており、現在私が選考に参加している企業の中で、この軸に一番合致する企業は御社であると私は考えているのです。
自身で定めた軸からズレた企業に進んだとしても、入社してから「何か違うな」と違和感を覚えてしまう可能性もあります。そのようなことのないよう、私は〇〇という軸を持って企業選びを行っているのです。

この例文では、しっかりとした軸を持って企業選びをおこなっていることが述べられており、その点がよいといえるでしょう。企業選びをおこなう際、「何となく自分に合っている気がしたから」など、明確な軸を持たずにおこなっている就活生が一定数います。

何となく自分に合っている気がした場合にも、何かしらの理由はあるものです。その点を明らかにし、自身の軸を定め、それを伝えるようにしなければ、「内定がもらえればどこでもいいのではないか」と面接官に疑われてしまう恐れがあるのです。

弊社の事業について知っていることを教えてください

私は御社の〇〇という事業に関心を持っております。私は学生時代、△△を学ぶゼミに所属し、活動していたのですが、その中で〇〇について学ぶ機会が多くありました。
そのような背景から〇〇という事業に関心を持っており、御社に非常に高い関心を持っております。また現在、御社は◇◇という事業において、●●という施策を進めることに注力していることを企業研究の中で知り、その活動にも注目しております。

この質問では、企業分析がどれだけ出来ているかが問われています。就職活動ではやらなければならないことが多々あり、その中で企業研究に割ける時間には限度があります。そのため、優先順位を設けて情報を調べることが重要になるといえるでしょう。

その企業に本当に関心があるのであれば、企業が今注力している事業について調べようとするものです。そのため、面接官も企業が注力している事業については、当然調べているという前提で質問をおこないます。このような点についてはしっかりと調べ、その上で面接に臨むようにしましょう。

弊社に入社した後のキャリアプランを教えてください

私は学生時代の経験から、〇〇という事業に携わることに強く魅かれており、御社に入社できた場合、〇〇という事業に従事していきたいと考えております。〇〇事業で業務に携わる際、△△というスキルが必要になるということをOB訪問の中で学びました。そこでは、私の強みである□□を活かすことが出来るのではないかと考えております。
私は〇〇という事業において主体的に仕事に取組み、新たな価値を創造し、御社の発展に貢献していきたいと考えております。

この例文では、単純にやりたいことをただ述べるだけではない点が評価できます。キャリアプランを述べる際、「〇〇に携わりたい」「新商品の開発をおこないたい」など、やりたいことを述べるだけになっている就活生がいます。

企業は、自社で活躍してくれる人材を求めており、チャレンジ精神や向上心のある若い人材は貴重です。しかし、やりたいことを述べるだけではなく、なぜそれに取り組みたいのか、自分のスキルはどのように活かせることができるのかを一緒に伝えるようにしましょう。

最近気になっているニュースを教えてください

私は、アメリカのパリ協定離脱のニュースに関心を持っています。その理由は、一国の利益よりも地球全体の環境保全を目指し、各国が参加するパリ協定から世界のリーダーであるアメリカが離脱するということは大きな意味を持つものだと考えているからです。
今回の決定は明らかに、これまでのグローバル化の流れに反するものです。各国が同様に自国優先の考えに基づき、行動していくのであれば、世界全体の流れが大きく変わっていくことになります。そのためこの出来事は、今後の世界の向かっていく方向を大きく左右するニュースだと私は思っています。

この質問では、広い視野を持ち、多くのニュースに触れているかを見るために行われるものです。この質問に回答する際、ただニュースの内容だけを述べるのはNGです。面接官が知りたいのは、どのニュースに関心を持っているのかではありません。

そのニュースに対してどのような考えを持っているのか、です。ニュースを見る際、何となく眺めているだけではあまり意味はありません。そのニュースに関する自分なりの意見を常に考えながら、ニュースをみるようにしましょう。

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最終面接ですべき理想的な逆質問

最終面接では「逆質問が必須」といわれています。逆質問とは、面接官から応募者への質問ではなく、逆に応募者が面接官にする質問のことを意味しています。

「何か質問はありませんか」と聞かれるタイミングは、あなたの入社意思をアピールする絶好のチャンスです。「特にありません」とならないよう、必ず複数の質問を準備して臨みましょう。

最終面接におすすめの逆質問例

  1. 入社するまでにすべき勉強や準備があれば教えてください
  2. 特に評価される社員の方の特徴があれば教えてください
  3. 御社で仕事をする上で、最も大切にするべきことは何でしょうか
  4. 仕事をされる中で最も達成感を感じられたことを教えてください
  5. 将来的には、御社の○○というプロジェクトに参加させていただきたいのですが、そのためにはどのように業務に取り組むべきでしょうか

有効な逆質問をするためのポイントは、「入社する前提で質問する」「入社後により活躍するためのヒントを聞く」ことです。この2点を押さえることで、入社意欲・入社後の仕事に対する熱意をアピールすることが重要です。

最終面接は単に採用の場であるだけでなく、役員などトップクラスの人たちが、新入社員となる人たちの意見を耳にする貴重な機会でもあります。「仕事をする上で大事にすべきもの」「達成感を感じたこと」など、仕事への価値観に関する質問は面接官にも喜ばれるでしょう。

最終面接でNGな逆質問例

  1. 御社の福利厚生について詳しく教えてください
  2. ○○という資格は、御社の業務の中で活かすチャンスはありますか
  3. 御社の現在の社員数は何名ですか

してはいけない質問の特徴は、「業務自体に関係がない」「面接対策本そのまま」「調べればわかる」「聞く意図がわからない」質問です。福利厚生など、待遇面についての質問をこのタイミングでしてしまうと、業務自体への興味が薄いと思われてしまうので避けるのが無難です。

また、面接対策本通りの質問は頻出なため、面接官に見透かされます。例のような資格に関する質問などは、もっと早い段階の面接で解決しておくべき内容です。さらに、自分で調べてわかる内容を質問すると、「十分にリサーチ・準備をしていない、この会社に興味が薄い」と捉えられてしまいます。

「入社後の業務に役立つ」質問内容でない場合、「質問さえすればいいと思っている」と捉えられてしまうでしょう。

最終面接後はお礼メールを送ると好印象

最終面接が終わった後には、お礼のメールを送ると好印象を与えやすくなります。お礼メールは面接後の当日中に送るのがおすすめであり、遅くとも面接終了後の翌日午前までに送るようにしましょう。

お礼メールの内容は、面接をしてもらったことへのお礼や、これまで評価してくれたことへの感謝の気持ちを述べるのがおすすめです。また、最終面接でどのような点が印象に残ったのか、勉強になったのかなども伝えておくと、より感謝の気持ちが伝わりやすいでしょう。

お礼メールで就職意欲を伝えておくこともおすすめであり、内定がもらえたら就職したいと考えているなど、正直な気持ちを述べることも重要です。お礼メールは必須ではありませんが、送って損をするものではないため、感謝の気持ちは積極的に伝えておくとよいでしょう。

最終面接の結果は1週間前後に連絡がある

最終面接終了後の合否の通知は、面接から1週間前後で届くのが一般的です。しかし、これも企業によって異なるため、1週間前後はあくまで目安であると考えましょう。採用がすぐに決まった場合や意思決定の速い企業だと、面接終了後すぐに連絡が来たり、翌日中には通知が来たりすることもあります。

また、採用を悩んでいる場合や、これまでの面接でも合否の通知が遅かった企業なら、1週間以上期間をおいてから結果の通知をすることもあるでしょう。特に合格させるかどうか微妙なラインにいる場合は、一旦連絡を保留し、内定辞退者が出た際に順次結果の通知をおこなうということもあります。

採用が決まった場合は基本的には素早く連絡が来ますが、企業によっては多少遅れるケースもあることは理解しておきましょう。

最終面接こそ念入りな準備が大切

最終面接は一次面接や二次面接に比べて合格率が高いと思われがちですが、最も念入りな準備が求めらる面接でもあります。確かに倍率自体はそれまでの面接よりも下がりますが、最終面接で落とされるケースも少なくありません。

最終面接では、あなたが企業のことを深く正しく理解し、あなた自身がその方向にマッチしているのかを重点的にみられます。そのため、志望動機などを再度深く見直し、企業の方針を踏まえた上で練り直しておくことが必要です。

同時に、これまでの面接の回答と相違がないように準備しましょう。最終面接では逆質問が必須ですが、入社後の業務に役立つ生産的な質問ができるよう準備してください。これまでの努力を実らせる最終関門です。気を抜かずにベストを尽くしましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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