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Web-GAB対策を進めて選考突破を目指そう
選考突破のためにWeb-GABの対策を講じることが重要です。しかし以下のような不安をお持ちの方は多いでしょう。
「点数アップに効果的な対策方法を知りたい」
「Web-GABの対策をしたいけど何をしたらいいのか?」
「そもそもWeb-GABって何?」
そもそもWEBテストは就活最初の関門です。なぜならWEBテストは、エントリーシートの提出と同時に求められることが多く、WEBテストの結果が芳しくないと書類選考で不合格になる可能性があるからです。
就活最初の関門は対策を講じることで突破することができます。特にWeb-GABはテストの内容と種類を知ることで、効果的に勉強を進められます。対策を進めて就活最初の関門を突破できるように準備を進めましょう。
この記事では自宅で受験するWEBテストの「Web-GAB」について詳しく解説していきます。Web-GAB対策を進めて選考突破を目指しましょう。
そもそもGABとはなにか
GABとは、日本エス・エイチ・エル株式会社が提供している総合適性診断テストのことです。GABの目的は、主に新卒総合職採用において、受験者の知的能力と性格を測定することです。
そしてGABの結果をもとに、その後の採用選考に進めるかどうかを判断されたり、面接時の参考にされます。
もともとはコンサル業界を中心に採用されていた適性試験ですが、近年は商社、金融、証券などさまざまな企業でも導入されています。
また日本エス・エイチ・エル社はIT企業で導入企業の多い玉手箱・CABといったWEBテストも作成しています。そのため玉手箱・CABにもGABと同じテスト形式が取り入れられているのです。
GABの対策をすることで玉手箱・CABの対策にもつながるのでGAB対策を進めておきましょう。
効率良く適性検査対策をしたいなら、問題集を活用してください
書類選考を突破した後、多くの企業で実施されるのがWEBテストです。実はここで落とされる就活生も多いことをご存じですか?せっかくの志望企業をWEBテストで落ちるのを防ぐために、今すぐ対策をしましょう。
そこでおすすめなのが「WEBテスト対策問題集」です。WEBテストに落ちないためのポイントと、頻出問題が多数掲載されています。本番と同じ形式で解くことができるので、これ一つで効率的に対策することができます。
今すぐ手に入れて、志望企業の選考を突破しましょう。
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GABは3種類ある
GABのテスト形式は3種類あります。テストセンターのパソコンで受験する「C-GAB」、自宅のパソコンで受験できる「Web-GAB」、企業で受験する「GAB」があります。本記事ではこれらを総称して「GAB」として扱います。
GABを始めとする適性検査の多くは選考の序盤に実施され、志望者を絞る足切りとして導入されていることが多いです。適性検査での点数が悪ければ選考で不利となり、それが原因で不採用となってしまう恐れもあります。
以下より、GABの具体的な特徴や対策について紹介していきます。違いを理解して自分で受験方法を選べる場合、どの受験方法が自分にあっているかを判断するとよいでしょう。是非参考にしてみてください。
C-GABはテストセンターで受験する
C-GABとは全国にあるテストセンターに行き、机に設置されているパソコンで受験するテスト形式のことです。テストセンターでは不正を防ぐために本人確認があることや電卓が使えないことが特徴です。
テスト内容は言語理解テストが32問で15分間・計数理解テストが29問で15分間・性格適性検査テストで制限時間なし・英語テストが24問で10分間の4種類です。英語テストが開催されるのも、C-GABだけです。間違えないように覚えておきましょう。
またC-GABでは、性格適性検査テストを事前に各自のパソコンで受験しておく必要があります。必ずテストセンターでC-GABを受験する前に、性格適性検査テストを受験しておきましょう。
Web-GABは自宅で受験する
Web-GABは各自のパソコンを用いてWebで受験する試験です。Web-GABのテスト形式と制限時間はそれぞれ、言語理解テストが52問で25分間、計数理解テストが40問で35分間、性格適性検査テストが68問で制限時間なしとなっています。電卓を使用することが許可されているため、必ず用意して受験に臨みましょう。
この記事の下でWeb-GABの例題と対策方法について詳しく解説しています。万全な対策を講じるためにも是非確認してみてください。
GABは企業で受験する
GABは上記2つとは違いパソコンを用いません。テスト形式はマークシート方式で、企業が指定する場所に行き、受験する筆記試験です。Web-GABと同様に、電卓を使用することが許可されているため、必ず用意して受験に臨みましょう。
テスト内容はGABの問題数は未公表となっています。しかし出題科目と制限時間は公表されており、言語理解テストは25分間・計数理解テストは35分間・性格適性検査テストは30分間です。
CABとGABの違いは出題科目が異なること
GABに似た適性検査として、CABがあげられます。CABは日本SHL社が開発し、販売している適性検査であり、GABと開発・販売元は同じです。ただし、CABは特定の職種に向けて利用される適性検査であり、主にエンジニア職の選考で実施されます。そのためCABとGABは出題科目が異なります。これがCABとGABの違いです。
CABはエンジニアやプログラマ、SEなどが対象となっており、理系が受検する機会の多い適性検査です。エンジニア職が対象となっているため、他の適性検査とは内容が大きく違っており、思考力を問う問題が多い点が特徴です。
CABで出題される科目は、主に計数理解テストのみです。そして計数理解テストでは暗号や命令表といった、他の形式では出題されない分野も対象となっています。思考力がみられているため、事前の対策は難しく、日ごろから勉強をして問題の形式に慣れておくことが大切です。
一方GABは前途の通り、もともとはコンサル業界を中心に採用されていた適性試験ですが、近年は商社、金融、証券などさまざまな企業でも導入されています。そのため幅広く実施される適性検査と言えます。専門的な問題を出題する必要がないため、出題科目も一般的な「言語理解テスト」「計数理解テスト」「性格適性検査テスト」の3種類です。
このようにCABとGABは適性検査対象者が異なることで、出題科目に違いがあるのです。違いを理解し、GABに必要な対策を考えていきましょう。
GABとSPIの違いは問題数が多く回答時間が短いこと
ここでは適性試験の中で最も実施されている「SPI」との違いを紹介します。どちらも企業が適性検査の一手段として用いるという点においては同じですが、販売元、問題の難易度、出題範囲が異なります。そして一番の違いは、GABの方が問題数が多く回答時間が短いことです。
SPIは四則演算など難易度の低い問題が幅広く出題される一方で、GABは長文や図表を用いた計算問題を短時間で回答することが求められます。そのため、GABとSPIの違いは問題数が多く回答時間が短いことが挙げられます。
Web-GABは時間にすると一問あたり約30秒で解かなければなりません。つまりスピード感をもって問題を解き進める必要があります。例題や参考書の問題を解き、問題に慣れておくことが大切でしょう。
WEBテスト対策の時間が取れない人は、問題集を使って効率良く対策しよう
WEBテスト対策問題集はもう試しましたでしょうか?多忙な就活中に問題集を何冊も解く時間はなかなかありませんよね。頻出問題を知れば、効率よく対策をすることができます。。
そんな時は、「WEBテスト対策問題集」を活用してみましょう。SPIで落とされないためのポイント解説と、本番と同じように解くことができる問題集がセットになっています。これひとつで、効率よく、SPI対策をすることができます。
ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。
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GABを実施している企業
GABを実施している業界は商社、金融、コンサルとさまざまです。GABを導入している主な企業には三井物産や住友商事などの総合商社、サントリーホールディングス、日本マイクロソフトなどが存在します。
企業によって受験形式が異なる場合もあります。選考で出題されない問題を勉強して時間を無駄にしないためにも、自分の志望する企業はGABでどのような問題を出題するのか把握しておきましょう。
自分の志望している企業がどの適性検査を採用しているのか調べるなら、『この業界・企業でこの「採用テスト」が使われている! 【最新版】』がおすすめです。
GABに限らず、約1,300社で採用された適性検査の実績を知ることができます。検査の種類は同じ企業でも年度によって異なる場合もあるため、参考として読むようにしましょう。
また、GABは事前に対策していないと解答できない難しい問題ばかりです。そのため、事前にしっかり勉強して本番に臨みましょう。SPIとは問題形式や難易度も異なるため、どちらも受験する必要がある場合は、それぞれ対策する必要があります。
GABを実施したことのある主な企業
三井物産
住友商事
東京海上日動火災保険
住友不動産
サントリーホールディングス
JICA
日本マイクロソフト
Web-GABの3種類のテスト形式と例題と対策方法
ここからは実際にテスト形式別の例題と対策方法について解説していきます。前途の通り、Web-GABのテスト形式と制限時間はそれぞれ、言語理解テストが52問で25分間、計数理解テストが40問で35分間、性格適性検査テストが68問で制限時間なしとなっています。
万全な対策を進めるためにも、まずは問題形式と例題を知っておきましょう。例題と対策方法を知っておくと、知らない場合と比較すると、問題を解きやすくなるでしょう。万全な対策を進めるためにも、まずは問題形式と例題を知っておきましょう。
言語理解テスト(52問・25分間)
言語理解テストはいわば国語の問題が出題されます。内容は主に長文を読み、設問に解答するものです。そのため解答の正答率を上げるためには、長文を正しく読解する必要があるのです。
つまり言語理解テストは提示されている情報を素早く、正しく読み解くことが対策のコツです。提示されている情報を紙に図式化することや、キーワードを書き出すことで正しく情報を読み解くことができます。是非試してみてください。
【例題】以下の文章を読み、設問に答えなさい。
インターネットが一般化する前までは、大きな賞でもとってどこかの媒体に掲載でもされない限り、 自分の作品を大勢の人の目に触れさせることは不可能でした。それが今では、女子高生が携帯で 書いた小説や、匿名の人間が描いたマンガがウェブ上で多くの人に読まれ、話題を呼んで書籍化な どという話も珍しくありません。
近年では、YouTubeで動画を配信することでお金を稼ぐ 「YouTuber」と呼ばれる職業も出てきました。個人が自分の発信力やコンテンツ力を育てることで、 有名になり、好きなことをして生計を立てられる.....そんな土壌が生まれつつあることは、素敵なことだと思います。
しかし、創作発表の敷居が低くなったからと言って、プロへの門戸が拡大したわけではありません。もちろん、活躍できるステージが増えれば、その分プロの席は増えているとも考えられます。
ただ、やはりどんな世界でもそれで生活できるレベルのプロになれる人間は、ほんの一握りです。本職を別に持っているアマチュアがちょっと努力したところで、それ一本で戦っているプロの仕事に勝 てるはずはありません。片手間で作ったものでプロデビューしてしまうような人間もいますが、それは 単に、その人に元から才能があっただけの話でしょう。
クリエイティブの世界で名を挙げるために、最も重要なファクターは才能です。その一方で、時には 池まぬ積日の努力が、才能に肉薄し、凌駕する瞬間も、確かに存在します。ただし、凡人がプロとし て生業を持ち、才能のある者たちと肩を並べるには、膨大な時間が必要です。アマチュアとして創作 を楽しむこと、その延長線上でネット上に発信してみることは、決して悪いことではありません。
もしその先に「プロになる」という夢を見ているのならば、一度自分の心を整理してみてください。その夢 を追うには、人生そのものを投資する覚悟が必要です。その覚悟がないままに、生半可に追いかけ てしまうと、それは単なる時間の浪費になってしまうかもしれません。
【問題】
問1 クリエイティブの世界において才能は絶対的な優位性であり、才能を持つものしかプロにはなれない。
問2 人が好きなことを発信して、それが仕事になる可能性を生んだことは、インターネットが世界に与えた素晴らしい変化だ。
問3 創作発表の敷居が下がったことで、プロの書き手を目指す人の母数が増え、競争率が上がっ てしまったため、プロへの門戸が拡大したとは言い難い。
問4 何かのプロを目指すのならば、人生を懸ける覚悟が必要だ。
【選択肢】
A:設問文と本文の内容と合致している。
B:設問文と本文の内容と合致していない。
C:設問文と本文の内容が合致しているとも、合致していないとも言えない。
【解答】
問1 クリエイティブの世界において才能は絶対的な優位性であり、才能を持つものしかプロには なれない。
解答:B
本文中に「時には弛まぬ積日の努力が、才能に肉薄し、凌駕する瞬間も、確かに存在します」とい う記述があります。設問文はこの内容に合致しません。
問2 個人が好きなことを発信して、それが仕事になる可能性を生んだことは、インターネットが世 界に与えた素晴らしい変化だ。
解答:A
本文中に「個人が自分の発信力やコンテンツ力を育てることで、有名になり、好きなことをして生計 を立てられる......そんな土壌が生まれつつあることは、素敵なことだと思います」という記述がある ことから、この設問文は本文の内容と合致しています。
問3 作発表の敷居が下がったことで、プロの書き手を目指す人の母数が増え、競争率が上 がってしまったため、プロへの門戸が拡大したとは言い難い。
解答:C
本文中に「創作発表の敷居が低くなったからと言って、プロへの門戸が拡大したわけではありません」という記述はありますが、「プロの書き手を目指す人の母数が増え、競争率が上がってしまった」 という言及はありません。ですから、正しいとも間違っているとも判断できません。
問4 何かのプロを目指すのならば、人生を懸ける覚悟が必要だ。
解答:A
本文中に『もしその先に「プロになる」という夢を見ているのならば、一度自分の心を整理してみてく ださい。その夢を追うには、人生そのものを投資する覚悟が必要です』という記述があることから、こ の設問文は本文の内容と合致しています。
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計数理解テスト(40問・35分間)
計数理解テストはいわば数学の問題が出題されます。内容は主に、制限時間内に図表を正確に読み取り解答するものです。そして正確かつ素早く図表を読み取るには、参考書を繰り返し解き、解き方と出題形式を覚えることが大切です。
また参考書を解く際にはタイマーを使用すると良いです。タイマーをセットすることで本番でもスピード感をもって解き進められます。是非活用してみてください。
【例題】
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性格適性検査テスト(68問・制限時間なし)
性格検査では受験者の性格の特徴や思考の癖をはかります。性格の特徴や思考の癖をはかることで社風にマッチするか、求める人物像に合った人かがわかるからです。問題形式は質問に対して選択で回答します。
【例題】
以下の質問はあなたの日常の行動や考えにどの程度あてはまりますか。
最も近い選択肢を1つ選んでください。A.一人で旅行するのが好きだ
B.皆で旅行するのが好きだA.買い物ではよいと思ったらすぐ買ってしまう
B.気に入っても一度店を出て考え直すA.勝負は時の運だ
B.勝負は努力の結果だA.気が合うのは想像力のある人だ
B.気が合うのは実行力のある人だA.うそも方便である
B.うそはついてはいけない〔選択肢〕
Aに近い
どちらかといえばAに近い
どちらかといえばBに近い
Bに近い
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Web-GABの効果的な対策方法3選
ここからは能力検査の効果的な対策方法やポイントをご紹介していきます。就活ではWeb-GABの対策以外にもES作成などやることがたくさんあります。
効果的な対策方法を知ることで、Web-GABの対策時間を短くでき、ES作成や面接対策に時間を充てることができます。
Web-GAB対策は解答時間が短いため、解答スピードを上げる必要があります。そのためには、解き方と出題形式を覚えることが対策のコツです。
そして解き方と出題形式を覚えるには問題集を繰り返し解くこと、一日30分と時間を決めて取り組むことが効果的な対策方法です。それぞれ詳しく解説しているので是非参考にして、効果的にWeb-GAB対策をしましょう。
また紹介するポイントはWeb-GABのみならず、どのWEBテストにも応用できるので、是非参考にしてください。
1.問題集を活用し解答スピードを上げよう
Web-GAB対策は問題集や参考書を繰り返し解くことがポイントです。繰り返し解くことで問題の解法を覚えることができるからです。
Web-GABは問題数が多くスピード感をもって解き進めなければなりません。具体的には、一問あたりにかけられる時間は約30秒しかありません。そのため1問に対する解答時間を短くする必要があります。
解答時間を短くするためには、自分の苦手分野を認識し解き方を覚えることで解答時間を短くすることができます。上でもお伝えしたように、Web-GABは出題形式が決まっているため解き方を覚えておくと回答時間を短くすることができます。
これはWeb-GABに限らず多くのWEBテストは問題のパターンが決まっているものが多いので、解き方を覚えることはどのテストでも効果的な対策です。問題を繰り返し解くことで解き方を覚えておきましょう。
おすすめの参考書は「これが本当のCAB・GABだ!【2022年度版】」です。問題数が多いのでスピード感を意識して、一問あたり約30秒で解けるように繰り返し解くと良いでしょう。タイマーをセットすることで本番でもスピード感をもって解き進められます。
おすすめの活用法は、参考書を2周解くことです。1周目はわからない問題があれば飛ばすなど本番さながらのスピード感で解いてみてください。このときわからない問題や間違えた問題があれば付箋などの目印を付けて、解き方を覚えましょう。
そして2周目に付箋などの目印を付けた問題のみを解きなおしてみてください。短期間で効果的に解き方を覚えられます。是非行ってみてください。
2.一日30分スキマ時間を活用しよう
一日30分と聞くと長いと感じるでしょうか。それとも短いと感じるでしょうか。WEBテスト対策は毎日コツコツ継続して行うことが大切です。1日30分と時間を決めることで集中して取組めるだけでなく、解き方を効率的に記憶することができるからです。
これはエビングハウスの忘却曲線といい「人が何かを記憶した際に、時間経過でどれだけ忘れていくのか」を示したデータです。
具体的には、20分後には42%忘れる・1時間後には56%忘れる・9時間後には64%忘れる・1日後には67%忘れる・2日後には72%忘れる・6日後には75%忘れる・31日後には79%忘れることを示しています。
つまりエビングハウスの忘却曲線によると、人は何かを学んでも1日後には67%もの情報を忘れてしまうことがわかります。
ではどうすれば学んだことを忘れずに記憶することができるのでしょうか。それは1日以内に10分、1週間以内に5分、1か月以内に2~4分復習をすることです。
これはカナダのウォータールー大学の研究結果によると、学習した後24時間以内に10分間復習をすると、記憶率は100%に戻る。そして次の復習は1週間以内に5分をすると記憶率が100%に戻る。さらに次の復習は1か月以内に2~4分復習すると記憶率がまた100%に戻るということを示しています。
つまりこれらのデータから、学習後定期的に復習をすることで記憶に定着できるのです。したがって毎日コツコツ取組むことは、本番で実力を発揮するための一番の近道なのです。スキマ時間を活用して就活最初の関門を突破しましょう。
3.エントリー前に実施されるテストを確認しておこう
応募する企業・業界によって実施されるWEBテストは変わります。実施されるテストが変わると対策方法も変わります。
例えば、TG-webなどの問題の難易度が高いテストは事前に対策を進めておく必要があります。そして実施されるテストがわからないと効果的に対策することができません。そのためエントリー前に実施されるテストを確認しておきましょう。
【「応募企業名」スペース「WEBテスト」】
と検索すると過去に実施されたWEBテストの種類を確認することができます。
また予期せずテストの種類が変更される可能性もあるので、応募企業のホームページから問い合わせてみるのも一つの手です。エントリー前に実施されるテストを確認しておきましょう。
GAB対策におすすめの参考書3選
GABの対策としてはさまざまな手段がありますが、何より参考書での対策がおすすめです。参考書であれば、実際に出題された過去の問題や、これまでの傾向から次回出題されるであろう予想問題が載っているため、良質な問題を解くことができます。
GAB対策の参考書は数多く出版されており、どれを選べばいいのかわからないと悩む人も少なくないでしょう。以下よりおすすめの参考書を紹介しますので、GAB対策の参考として活かしてください。
1.これが本当のCAB・GABだ!【2022年度版】
『これが本当のCAB・GABだ!【2022年度版】』という本はGAB・CABだけでなく、Web-CAB・IMAGESなどの適性検査にも対応しています。1冊で幅広い試験に対応できるため、志望する企業がいずれも適性検査が異なる場合でも対応できます。
この参考書の特徴は解説が豊富なことです。解き方の解説はもちろんのこと、解く際に必要な公式の解説までされています。そのため初めてGABの対策をする方や、まだ対策本を買ったことが無い方はこの参考書を用いるとよいでしょう。
2.最新最強のCAB・GAB超速解法【'22年版】
『最新最強のCAB・GAB超速解法【'22年版】』という本も、CAB・GAB・C-CAB・C‐GAB・IMAGESといった複数の適性検査の対策を立てることができます。この書籍では実際の検査に合わせた問題形式、問題数で出題されており、より実践的な形式で対策することができます。
時間を測りながら取り組むことで、本番さながらの環境で問題を解くことができますし、緊張感を持った練習が可能です。GABは時間勝負でもありますので、実際の検査と同じ環境で問題を解き、現時点での自分の実力や改善点などを見つけることができます。
3.CAB・GAB完全対策 【2023年度】
『CAB・GAB完全対策 【2023年度】』という本は、GABやCABの問題が記載されているだけではなく、実際に就活を経験した先輩たちのGAB・CABの攻略方法が紹介されていますし、高得点を取るための必勝テクニックも紹介されています。
就活に関する書籍は、可能な限り最新のものにしましょう。たった1年でも社会情勢や問題形式が変わる可能性があります。「過去の問題の傾向から、今回はこの問題が出るだろう」といった予想問題も収録されているので、書籍を買う時は対象の年度に気をつけましょう。
Web-GAB対策は3年生の12月までに始めよう
Web-GABの対策は大学3年の12月には始めておきましょう。「以外意外と遅いのではないか?」と思った人もいるでしょう。就活ではWeb-GAB対策のほかにも、自己分析や企業研究、OB訪問など、就活では準備しておかなくてはいけないことがたくさんあります。
そのため、Web-GABだけに時間を割いてはいられないのです。自己分析や企業研究を3年生の12月までにある程度進めておき、3年生の12月以降はWeb-GABの対策をするとよいでしょう。
しかしWeb-GABを突破できなければ、先の選考に進めないため早くから始めることに損はありません。自己分析や企業研究の時間も必要ですので、早めにスケジュールをたてて管理していくといいでしょう。
またWeb-GABなどの適性検査は、企業により実施する時期が異なります。そのため対策を開始する時期もそれに合わせて変わります。経団連に加盟しているいわゆる大手企業は大学3年生の12月から対策をするとよいです。
しかし経団連に加盟していない企業やベンチャー企業などの中小企業では、大手企業よりも選考のスタートが早いため、11月から対策を始める必要があります。
また外資系企業を志望している就活生は大学3年生の8月には対策を始めておきましょう。外資系企業では10月から選考が始まることが多いです。選考前にしっかりと対策を講じておきましょう。
Web-GAB対策はスピードが大切!
もうすでにお伝えしていますが、Web-GABは他の適性検査より、問題数が多く回答時間が短いです。時間にすると一問あたり約30秒で解く必要があるので、スピード感をもって問題を解き進める必要があります。そのためには例題や参考書の問題を解き、問題形式に慣れておくことが大切です。
解答スピードと正答率を両立できるよう対策を進めましょう。Web-GABは多くの企業や業界に採用されている適性試験です。Web-GAB対策を行うことで多くの企業の内定に近づけるよう、是非この記事を参考に対策してみてください。
以下の記事ではWEBテストについて詳しく解説しているので、併せて確認してみてください。