筆記試験

【CAB・GABテストの違いとは】就活生が知っておきたい高得点を取るコツや参考書もご紹介

CAB・GABなどのWEBテスト対策はしておくべき!

CAB・GABテストとは、いわゆる適性検査の種類の1つです。適性検査は新卒採用試験などで実施されることが一般的で、例えばSPIテストはご存じの方も多いと思います。SPIはすでに多くの企業が採用試験で実施していますが、最近ではこのCAB・GAB方式のテストも増えてきました。これまでの学力や能力を測るのが適性試験の意図ですので、なにも対策をしないで試験に臨む方もいるかもしれません。

しかし、例えばSPIは対策を事前にしておくことで有利に回答できることはよく知られており、CAB・GABテストもまた同様なのです。そこでこの記事では、そんなCAB・GABの違いや対策のコツ、そして参考になる書籍などを詳しく解説します。

36の質問に答えて自分のタイプを把握しよう

自分がどのようなタイプなのかを知るためにおすすめなのが「自己分析マニュアル」です。このマニュアルを使えば、質問に答えるだけで自分のパーソナリティタイプを診断できます。

技術者タイプやクリエータータイプ、実務家タイプなどがありますが、あなたはどのタイプでしょうか?無料でダウンロードできるため、すでに自己分析が終わっているけどさらに深めたいという就活生にもおすすめです。

CAB・GABテストの違い

CAB・GABは日本エス・エイチ・エル株式会社が販売する、新卒の就職希望者を対象とした適性検査です。CAB・GABを実施することで新卒者の能力を診断し、その結果によって職務適性や性格の傾向などを予測します。

適性検査で多くのシェアを誇るSPIとの違いは、そのユニークで難解なテスト問題が挙げられるでしょう。CABとGABは、採用職種の違いによって使い分けられています。CAB・GABそれぞれの概要をざっくりと知ることで、まずはそれらの違いを確認しましょう。

CABとは

CABとは、IT関連職の適性を診断するテストです。SEやプログラマーなど、IT関連職の職務適性だけでなく、ヴァイタリティやストレス耐性など、入社時に企業側が知っておきたい個人の特性を予測することも目的としています。CABで出題される問題の種類は「暗算」・「法則性」・「命令表」・「暗号」・「パーソナリティ(OPQ)」の5つです。

またCABにはWebテスト版とマークシート版があり、解答の制限時間に違いがあります。WebCABは所要時間合計が72分、マークシート版は95分です。どちらも出題の分野は上記の5つからですが、所要時間がマークシート版よりも短いことからWebCABの方が難易度が高いとも言われます。

GABとは

GABとは、新卒総合職の適性を診断するテストです。その診断結果を元に、営業や研究開発など7つの職務適性や、将来のマネジメント適性などを予測します。また職務適性を測るだけでなく、ヴァイタリティやストレス耐性などの9特性の予測も同時におこなうことが、CABとの共通点と言えるでしょう。

GABでの出題は「言語理解」・「計数理解」・「パーソナリティ(OPQ)」の3項目からなります。GABにもWeb版とマークシート版があり、CABと同様に解答時間の制限に違いがあるのが注意点です。WebGABの所要時間合計は80分、マークシート版は90分に制限されており、より時間の短いWeb版の方が難易度が高めと言えるでしょう。

CAB・GABで高得点を取るコツとは

「問題の意味がまるで理解できずほとんど解答できなかった」などという事態を回避するだけがCAB・GAB対策をすることの利点ではありません。適性検査に対策することそのものが、評価されるべきことの1つと言ってもよいでしょう。CAB・GAB対策に取り組んだ過程や結果は、その会社に入りたいという気持ちの本気度を示すことにもつながります。そのためにもしっかりと対策のコツを押さえて、CAB・GABに備えておきたいものです。

苦手な分野を繰り返し勉強する

まずは問題例を解くことから始めましょう。ひととおりこなしてみて、特に苦手に思う問題の分野が分かれば、それを繰り返し勉強し、問題そのものに慣れることが大切です。例えばGABには言語理解という分野の出題があります。これは250~300文字程度の論説文を読んで、文章を論理的に理解できるかを測るものです。文章を読むことがそもそも苦手な方にとってはつらい分野でしょう。

しかし問題に選ばれるような論説文は、優れた文章であるからこそ採用されるものであり、本来読みやすいものです。優れた文章には定型とも言える構成パターンがあり、それさえ分かればポイントを押さえるのも実は容易とも言えます。繰り返しこうした文章に触れることで、押さえるべきポイントが次第に見えてくるでしょう。

時間を意識しながら問題を解くようにする

CAB・GAB対策でもっとも重要なのは解答スピードだと言えます。CAB・GABテストには解答の制限時間があるからです。すべての問題をその制限時間内に解答するには、単純計算で一問あたり数十秒から数分と、タイトな時間管理が必要とされます。つまり時間をかければ問題を解けるという能力だけでは不足であり、どれだけテンポよくすべての問題に解答できるかがCAB・GAB対策の鍵と言えるでしょう。

そのためには、解答までの目標タイムを設定するなどして、普段から解答スピードを意識した勉強をすることが大切です。スピードを上げるには、やはり繰り返し問題を解くことで問題そのものに慣れることが重要と言えるでしょう。

CAB・GABの対策におすすめの参考書3選

CAB・GAB対策でもっとも重要なことは、問題をこなすことです。そのためには問題集や参考書選びが大切と言えるでしょう。本番ではどんな問題が出題されるかは当然ながら分かりません。そのためにも豊富な問題を扱った参考書を選びたいものです。また、問題を解くポイントや出題傾向などを詳しく解説したものを選ぶことで、効率的な勉強が期待できます。ここではそうしたポイントを押さえた、おすすめの参考書を3冊ご紹介します。

①CAB・GAB完全対策 2019年度

CAB・GABは、SPIなどに比べて問題がユニークかつ難解なことで知られています。CABで出題される法則性、命令表、暗号などの問題分野はその最たるものと言えるでしょう。本書ではそうした難解なテストを、実際の難易度や豊富な問題数で完全再現しているのが特徴です。つまりこの本のテストを攻略できれば、本番への心配もかなり軽減できると言えます。

また問題集だけでなく高得点を得るための「カンタン攻略法」も掲載されており、効率的に学ぶことができるのもうれしいところです。他にも性格検査の詳細解説などCAB・GABの知っておきたい予備知識も網羅しており、CAB・GAB受験者必携の一冊と言えます。

②CAB・GAB完全突破法! 【2019年度版】

広告によれば本書は、「CAB・GAB対策本で全国主要書店・大学生協で売上1位(CAB・GAB対策本・2016年7月〜2017年3月)」を記録したとのことです。CAB・GABを過去に受検した就活生の報告を基に作成した問題集は、そのうたい文句も納得のクオリティと言えます。また難解なCAB・GABだからこそ、あえて難易度の高い問題を中心に編集されているのも特徴です。

特にGABに関しては、あえて高難易度のGAB Compactの問題を採用しています。とはいえ巻頭にはカラーイラスト入りの解説もあり、勉強のしやすさにも十分配慮した構成なので安心です。さらにはCAB・GABの他に、大手企業などでの利用が進んでいるIMAGES全科目にも対応しており、お得感が高いのも見逃せません。

③やさしいGAB・CAB<2019年度版>

タイトルから分かるように本書は初心者をターゲットにしています。難しいと言われるCAB・GABを分かりやすく解説しているのが最大の特徴と言えるでしょう。CAB・GABテストは素早く解くことが最大のポイントです。本書は解き方の解説だけでなく、素早く解くための処理の方法やそのテクニックも分かりやすく解説しています。

そのため、本書を丁寧にこなしていくことで初心者でも無理なく学ぶことができるでしょう。また、マークシート対応の解答用紙も付属しているので、マークシート版を受検予定の方には本番さながらの勉強ができるのも魅力のひとつです。

CAB・GABテストしっかり理解して就活を勝ち抜こう

GAB・CABテストの問題に触れてみると、とても難解なものであることが分かると思います。その特徴をつかみ、よく理解した上で十分に対策しなければ、高得点を得ることは難しいと言えるでしょう。逆に言えば、対策次第で高い結果を残せる可能性があるということです。

企業が採用試験で適性検査を実施することには、もちろん理由があります。面接だけでは分かりにくい就活生の能力を知ることが、その主な目的と言えるでしょう。肯定的にとらえれば適性検査は、面接では発揮しきれない自分の能力を示すチャンスとも言えます。そのためにもしっかりとCAB・GABについて理解し、十分に対策をおこない、就活を勝ち抜きましょう。

 

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

記事についてのお問い合わせ