業界研究

【不動産業界のインターンの特徴】就活に活かすためのポイントも紹介

不動産業界を目指すならインターンに参加しよう

不動産業界は志望者が多く倍率も高くなりやすいです。選考を突破するには、事前準備を徹底することが大切です。事前準備として、業界や企業についての理解を深めることが大切です。しかし、学生が不動産会社と関わる機会は少ないため、そもそも基本的な理解が深められていない人も多いでしょう。

普段の生活ではなかなか関われない業界です。業界に対する理解を深め、自分に合った職業を選ぶためにもインターンへ参加しましょう。インターンであれば業界や企業、さらに仕事内容も学ぶことができ、効率的に企業分析を進められます。不動産業界のインターンはどのようにおこなわれるのかを知り、参加する企業を上手に選定しましょう。

適職診断で不動産業界との適性を確かめてください

就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。

診断スタート【無料】

あわせて活用したい!

これから就活を始める人に!たった30秒であなたの就活偏差値がわかります。

インターン選考通過者のESを覗き見!

インターンの選考に通るためのESを作成するために、実際の通過者のESを参考にしましょう。そこで活用したいのが「インターン選考通過者が実際に提出したES集」です。
JAL、日清製粉、三菱UFJ銀行、大正製薬などの通過者が提出したESを無料でダウンロードできます。設問の内容も確認できるため、事前の対策として持っておきたい資料です。

インターンの前に不動産業界の仕事を理解しよう

インターンに参加したいと考えているのであれば、まずは不動産業界の仕事について理解しておく必要があります。不動産とは「土地や建物といった動かすことのできない資産」の総称です。

不動産業界と聞くと、賃貸の仲介業者を思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、実際はそれだけではありません。不動産業界の中にも、さまざまな事業や職種があります。

インターン先の企業を選定するためにも、どのような仕事があるのかを理解し、志望する企業を考えていきましょう

不動産の開発

まず、不動産を開発する仕事があります。主にマンションや商業施設、オフィスビルなどの開発をおこなうことが仕事です。このように大規模な不動産開発を手がける企業のことを、ディベロッパーと呼びます。

ディベロッパーの仕事は、土地の仕入れから建設する建物の検討、設計や建設の業者委託などです。ディベロッパーが企画した建物の建設を担う会社をゼネコンといいます。ゼネコンは、建設そのものが仕事です。

また、不動産開発には戸建住宅を取り扱う企業もあり、ハウスメーカーと呼ばれています。ハウスメーカーの顧客ターゲットは個人です。ディベロッパーが設計や建設を業者へ委託しているのに対して、ハウスメーカーはそれらを全て自社で実施しています。

不動産の開発をしている主な企業

・三井不動産
・三菱地所
・住友不動産
・東急不動産
・東京建物
・野村不動産
・大京
・NTT都市開発
・JR西日本不動産開発

ディベロッパーについてや、ゼネコンとの違いは別の記事で紹介しています。参考にし、自分はどの仕事に興味があるのか考えてみましょう。

不動産の流通

不動産の流通に関する仕事には、不動産仲介と不動産販売代理の2つの事業があります。不動産仲介事業では、不動産を貸したい(売りたい)と考えているオーナーと、不動産を借りたい(買いたい)と考えている利用者の仲介をしています。オーナーと利用者からもらう仲介手数料が主な収益です。

不動産販売代理事業では、不動産を売りたいと考えている持ち主から物件を委託され、その広告や販売業務をおこなっています。売主からもらう手数料が主な収益です。

不動産の流通に関する仕事では、オーナーと顧客を結びつけることが主な業務になります。そのため、双方の要望を満たした安全な取引をサポートする役割があるといえるでしょう。

不動産の流通をしている主な企業

・三井不動産リアルティグループ
・住友不動産
・野村不動産
・東急リバブル
・センチュリー21
・住友林業ホームサービス
・近鉄不動産

不動産の管理

不動産を所有していると、建物と設備のメンテナスや入居者対応、空室時の集客、賃料の回収、清掃などさまざまな管理業務が必要です。それらの業務を物件のオーナーが全ておこなうのは相当な労力となります。そこで、オーナーに代わって管理業務をおこなうのが、不動産管理の仕事です。オーナーからもらう業務委託料が主な収益となります。

具体的には、オーナーから委託された物件の管理をおこないます。顧客であるオーナーへの対応はもちろん、利用者への対応も必要になる仕事です。そのため、業務内容が幅広いといえます。

不動産の管理をしている主な企業

・サニックス
・フジ住宅
・三機サービス
・日本社宅サービス
・ジェイ・エス・ビー
・シーアールイー
・C&Fロジホールディングス
・ダイビル

不動産業界のインターン3つの特徴

インターンでの経験を就活で活かすには、まずインターンの特徴を知っておくことが大切です。そもそもインターンは、職業体験を通じた学生の成長の場というものが根底のコンセプトに敷かれています。

インターンの特徴は業界や企業ごとに異なるため、それを理解していないと入社後にミスマッチを起こす原因となるでしょう。そうならないためにも、不動産業界のインターンの特徴を知ることは大切です。

①1DAYや短期が多い

不動産業界のインターンでは、1DAYや短期のように短い期間でおこなわれるものが多いです。1DAYはその名の通り1日単位でおこなうもので、短期は3日間から1週間程度が一般的となっています。

通常短期インターンは1ヶ月程度までを指しますが、不動産業界の場合は、その中でも短めのものが多いです。期間が短いものが主流であるため、スケジュール的に気軽に参加しやすいのも特徴です。

不動産の仕事は、開発など長期に渡って進める事業が多くを占めます。そのため、数日間のインターンで体験できる業務は少なく、短期インターンで企業説明をするのにとどまるのです。

数ヶ月単位の長期インターンだと参加をためらうこともあるでしょうが、期間が短いとそれほど気負いなく参加できます。企業ごとにしっかりプログラムが組まれているため、責任感を持って取り組まなければならないことは、長期の場合と共通しています。

②ワーク型を実施する企業が多数

インターンシップをワーク形式で実施する企業が多いことも、不動産業界ならではの特徴です。これは数日間でおこなわれる短期インターンはもちろん、1DAYでも同じことがいえます。不動産業界は仕事の規模や責任感が大きいだけに、実際の仕事を経験できるケースはなかなかありません。

例えば、不動産業界で住宅の売買をおこなう場合、中古だとしても数千万単位のお金が動くことが多いです。少なくとも数百万円単位の契約となり、責任の大きな仕事が多く、職業体験といっても学生にはなかなか任せてもらえないことは理解しておきましょう。

インターンであれば、このような状況を疑似体験できるワークを実施する企業は多くあります。模擬的にでも仕事を体験し、理解を深められるのは、インターンに参加する上での大きな魅力といえるでしょう

不動産インターンで実施されるワークのテーマ例

  1. 空き地を地域活性化のために、どう活かすか
  2. 小学校跡地を取り壊さず、どう再生利用するか
  3. 商業施設に訪れる外国人観光客を増やすには、どう工夫したらよいか

③内定直結の可能性もある

1DAY、短期と短めの期間設定が主流の不動産業界のインターンですが、実は短期間のものでも、内定直結の可能性を秘めています。通常内定に直結するのは長期インターンの場合に多いですが、不動産業界では短期でもチャンスがあることは覚えておきましょう。これは、ワーク形式で実際の仕事に近いプログラムをおこなうことが関係しています。

模擬的とはいえ、取り組み内容自体は実際の仕事と相違ないケースが多いです。そのため、「ワークで成果を残せた=実際の仕事でも成果を残せる」と期待してもらえやすくなります。すベてが内定に直結するとは限りませんが、インターン時の評価が本選考に影響することは多いため、真剣に取り組むと就活を有利に進めやすくなるでしょう。

不動産業界のインターンに参加するメリット

不動産業界の特徴を理解したところで、インターンに参加するメリットを紹介します。

インターンに参加すると、企業の詳しい業務内容を実際に体験できたり、企業への理解が深まったりと2つのメリットがあります。普段の生活で不動産業界の仕事を知る機会は多くないため、インターンに参加すると企業研究を深めることができるでしょう。

また、企業研究を深めると、その企業に対して明確な志望動機を作成することができます。以下を読み、インターンに参加するメリットを知りましょう。

業界研究が深まる

不動産業界のインターンで実際の仕事を体験することで、仕事内容を深く理解することができます。不動産業界のインターンでは、研修で事業の説明やビジネスマナーなどを学んだのち、入社してからの業務を疑似体験することが多いです

インターンには大きく短期と長期の2種類があります。短期では企業の簡単な事業内容や、業界内でのポジションなどを教わることが多いです。そのため、気軽に参加できるだけでなく、不動産業界について詳しくない人も業界の概要を知ることができます

長期は一般的に3ヶ月以上のインターンを指し、学生の身でありながら社会人と同様に業務に携わることが可能です。学業との両立は簡単ではありませんが、実際の業務に長く携わりながら業界について深く学ぶことができます

その他にも、1日の仕事の流れや職場の雰囲気など、インターネットで検索してもわからない企業の内部まで知ることができます。業界研究を念入りにおこなうことは、就活において非常に重要です。外からではわからない企業の内部を知ることで、不動産業界についてさらに詳しく理解できるでしょう。

興味のある事業や職種がわかる

不動産業界は、大きく3つの業務に分かれています。上記で挙げた「開発」「流通」「運営・管理」が不動産業界の主な業務です。企業によって業務内容も大きく異なるため、インターンで実際の業務を体験することで、自分がどの事業に興味があるのかが明確になります。

また、今まで漠然としていた不動産業界への志望動機が、インターンを通じてはっきりしてくるでしょう。選考試験で志望動機を聞かれた際に、しっかりと自分の意見を述べることができれば、採用担当者に熱意が伝わります。ですので、興味のある事業や職種をわかっておくのは大切です。

適職診断で不動産業界との適性を確かめてください

就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。

診断スタート【無料】

あわせて活用したい!

これから就活を始める人に!たった30秒であなたの就活偏差値がわかります。

不動産業界のインターンの内容

不動産業界のインターンでの理解を深めるには、実施される内容を知ることが大切です。企業ごとに詳細な実施内容は違いますが、共通している部分もあります。内容を理解すると、余裕を持ってプログラムに参加でき、経験から多く学ぶことができます

不動産業界のインターンの内容は、大きく3つの形式に分けられます。それぞれの特徴を知り、インターンの意味を理解して参加しましょう。

学生チームを作って営業体験

営業職が対象のインターンでは、学生同士でチームを作り、営業の仕事を模擬体験するというケースが多いです。「営業=個人の仕事」と思われがちですが、実際にはチームで動くこともあります。実際の営業の手順をなぞりながら、周囲と協力して疑似体験できるのが大きな特徴です

自分ひとりではなかなか上手く進められない場合でも、チームで取り組むことでフォローしてもらえます。また、自分の得意分野になったら今度は自分が力を発揮し、チームを助けることもできるでしょう。仕事への理解を深めながら、適材適所で個性、能力を発揮しやすく、誰しもアピールしやすいのが特徴です

不動産で営業に携わることが多い職種は「流通」です。不動産仲介と不動産販売代理では「不動産を売買したい」と考えている人の間に入るため、自分の意志を相手に納得してもらう必要があります。そのため、流通事業をしている不動産では、インターンで営業をする機会が多いでしょう。

営業体験のグループワーク例

  1. 空き地の利活用について企画立案・発表
  2. 2,000万円の物件を売るシミュレーション
  3. 土地の再開発に伴い、近隣住民に用地取得の説明をする

ワーク形式でコンサル業務体験

不動産業界にはコンサルティングという仕事もあり、コンサルとも呼ばれます。コンサルは不動産の専門家として、土地の売買、土地の利活用を検討している企業もしくは個人のサポートをする仕事です。

コンサル系の職種の場合は、ワーク形式で分析、企画の立案・プレゼンなどが実施されることが多いです。模擬的ではあっても仕事の難しさ、楽しさを感じやすい内容となります。

たとえば、ディベロッパーなら大規模な都市開発が題材になりやすく、住宅開発系なら限定的なエリア開発が題材になりやすいです。グループ内で「どのような開発をするか」を話し合い、最後に発表する流れとなります。

ワーク形式は開発に関するお題が多いため、開発事業に携わっている企業のインターンで実施されやすいでしょう。

このように、企業がどのような事業を展開しているかをチェックしておくと、よりスムーズに課題にも取り組めます。企業研究は事前におこない、活躍する分野は把握しておくことが大切です。

インターンのワーク対策については、別の記事で紹介しています。グループワークのやり方を予習し、臆することなくインターンに参加できるようにしましょう。

企業説明だけで終わる場合もある

ワーク形式で実施されることが多い不動産業界のインターンですが、すべてがそうであるとは限りません。ワーク形式での実施はなく、業界や企業の説明だけをして終わるというケースも存在します。数日や短期のインターンではワーク形式が主流ですが、1DAYの場合は説明会・講義だけで終わることもあるのを理解しておきましょう

ワーク形式は学生にとって有意義な時間となりやすいですが、企業にとっては事前準備が大変でコストがかかります。加えて、ワークをきちんと完了させるには、ある程度の時間が必要です。1DAYでは時間が足りず、企業説明だけで終わる可能性もあります。

これは不動産に限らず、どの業界でも言えることです。限られた時間を有意義なものにするためにも、「インターンに参加することで何が得られるのか」は事前に確認しておきましょう

有意義なインターンにするためのポイント

就活を少しでも有利に進めるには、積極的にインターンに参加することが大切です。インターンの取り組みから得られるものは多く、貴重な経験を得て、選考に役立てられることも多いでしょう。

ただし、「インターンに参加した=就活で有利」というわけではありません。有利にできるかどうかは、あくまで自分の取り組み次第です。インターンで得たものを就活で活かすには何が大切か、ポイントを知っておきましょう

参加する目的を明確にする

インターンに参加する上で、「何を目的に参加するのか」を決めておきましょう。目的を明確化しておくと理解を深めやすくなり、インターンをより有意義な経験とすることができます。

企業ごとにインターンの実施内容は異なり、目指す職種ごとに参加すべきプログラムも異なります。不動産業界について詳しく知りたいのであれば、まずは業界・企業説明をおこなう内容に参加するといいでしょう

また、「インターンから得られるもの」と「自分が得たいもの」が一致していないと、参加するメリットが薄くなってしまいます。貴重なインターンでの経験を無駄にしないためにも、目的はできるだけ明確にしておきましょう。

インターンに参加するメリットがわからない人は、以下の記事も参考にしてみてください。インターンが開催される意味、インターンに参加する意味を詳しく紹介しているので、参加する目的を明確化するのに役立てることができます。

複数企業のインターンに参加する

インターンは1社で終わらせず、複数企業に参加することも大切です。不動産業界は業界規模が非常に大きいことが特徴で、同じ業界でもやっていることや就職に必要な知識は異なります。土地の売買も不動産、住宅の売買・貸借も不動産、大規模な都市開発、沿線開発も不動産の仕事です。

不動産業界を目指したいと思った場合でも、分野が幅広く、どの仕事が自分に適しているかを知るのは困難と言えます。そのため、視野を広げて可能性を探ることが大切です。複数分野にまたがって参加する、あるいは同じ分野でも特徴の違う企業に参加するなど、工夫して多くの企業をみましょう

不動産業界のインターン選考を通過するための2つの対策

全ての企業でインターン選考があるわけではないのですが、インターン選考がある場合の対策を紹介します。

インターンで選考を設ける企業の特徴としては、人気でインターンの募集が少ない企業です。インターンを志望する人が多い企業だからこそ、選考により志望者を絞ります。

ただし、人気の企業であっても、短期インターンを長い期間で開催している企業ではインターン選考はない場合が多いです。

不動産業界のインターンに参加したいと考えていても、選考に落ちてしまっては参加することができません。そこで、不動産業界のインターン選考を通過するためには、どのような対策が必要になるのかを解説します。

不動産業界を志望する就活生は多く、インターンでも競争率の高い企業が多いです。不動産業界への就職を強く志望するのであれば、インターン選考からしっかりと対策をして、他の就活生と差をつけましょう

①不動産業界を志望する理由を明確にしておく

一つ目の対策は、「不動産業界を志望する理由を明確にしておく」ということです。インターン選考では、必ず志望動機を問われます。そのときに「不動産業界である理由」を盛り込めると、より熱意の伝わる志望動機を作ることができるでしょう。

不動産業界は、さまざまな事業や職種に分かれています。そのため、企業は「自社の事業をきちんと理解した上で来てくれているのか」を気にします。数ある企業の中でも、志望する企業が担っている役割を理解しておきましょう。

インターンを実施する企業は、ゆくゆくは入社してくれる可能性のある熱意をもった人に参加してほしいと考えています。採用選考ではありませんが、インターン選考でもしっかりと熱意を伝えることが大切です。

不動産業界の志望動機例文①:開発

私はディベロッパーとして、土地開発に携わりたいと思っています。
大学で専攻している建築の授業で、空き地に大規模商業施設を建てる過程を知り、土地開発に興味を持ちました。
土地開発により新しい街のシンボルが生まれると、買い物客だけでなく観光地としても評判を集め、近隣地域の活性化に貢献することができます。
そんな大規模な事業でやりがいのあるディベロッパーの仕事に、私も携わりたいと思っております。

不動産業界の志望動機例文②:流通

私は不動産販売業者として、お客様とオーナー様をつなぐ仕事をしたいと考えております。
理由は、家を売りたいと考えている人と、家を買いたいと思っている企業を結びつけ、社会貢献したいと思ったからです。
現代社会では少子高齢化に伴い、家の跡継ぎがいなくなる空き家問題があり、双方の需要は高まっています。
そのような社会問題を解決するためにも、御社で不動産販売業者の仕事に携わりたいです。

②企業研究をしておく

「企業研究を念入りにしておくこと」も、インターン選考の対策のひとつです。企業研究のやり方としては、情報誌やインターネットによる情報収集、その企業に詳しい先生や先輩に聞く方法が挙げられます

不動産業界では、企業ごとに事業内容や社風、求められる能力が大きく異なります。企業研究をしっかりしておくと、実際に参加した時のギャップを防ぐことができるでしょう。

また、選考では自分が「インターンに参加することで何を得たいと考えているのか」を説明できるようにしておくことも大切です。それにより、インターンへの意欲を伝えることができます。インターンを通じて、自分がどのように成長できるか事前にイメージしておきましょう

インターン選考を通過するための方法は別の記事でも紹介しています。併せて読み、対策に役立てましょう。

不動産業界のインターンに参加して視野を広げよう

不動産業界を知るためにも、インターンには参加してみましょう。インターンで得た知識やスキル、経験を活かすことで、他の学生との差別化もはかりやすくなります。また、内定に直結しなくとも、インターンでの評価が本選考にプラスの影響を及ぼすこともあるでしょう。

不動産業界は分野が幅広く、自分で調べるだけでは理解を深めるのは大変です。インターンには積極的に参加し、身をもって不動産業界の研究をすれば、より詳しく学ぶことができるでしょう。

不動産業界の各分野をみて、業界への理解を深めることが、就活を有利に進めるための秘訣でもありますそのため、インターンはできるだけ多くの企業に参加し、視野を広げることを意識しましょう

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

多くの学生と企業をマッチングしてきた経験を活かし、『就活対策サイト「キャリアパーク!」が教える 「最高の会社」の見つけ方』(高橋書店)を出版。最高の会社を見極めるための基準や失敗しない企業選びの方法を紹介している。

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01459)

記事についてのお問い合わせ