就活の悩み

【就活をやめたいと感じる理由と打開策】就職以外の進路5つもご紹介

就活をやめたいと感じている人は多い

就活をやめたいと感じている人は多く、それほどまでに就活は大変なものです。やめたいと感じてもおかしなことではありませんし、そう感じたからといって自分を責める必要もありません。やめたいと感じたときにどのように対処するのかが大切です。

就活を続けるもやめるも個人の意思に委ねられています。しかし、やめたいからといって簡単にやめてしまうと、将来的に後悔する可能性もあるので注意が必要です。就活をやめた場合にはどのような現実が待ち受けているのかを知り、やめたい気持ちとも上手に付き合っていきましょう。

就活をやめたい理由3つ

就活をやめたい理由3つ

就活をやめたいと感じる理由は人によってさまざまですが、多くの場合で辛いことが理由として挙げられます。就活は大変でハードなものですが、それだけではなく辛いと感じてしまうこともたくさんあります。

辛いことが重なった結果やめたいと感じる人は多く、実際にそのままやめてしまう人も少なくありません。やめたい気持ちと上手に向き合うためにも、まずは就活における辛いこととは何か、どのようなことでやめたいと感じるのかを知っておきましょう。

①内定がもらえなくて辛い

就活をやめたいと感じる理由としては、内定がもらえなくて辛いことが挙げられます。周囲の人が次々に内定をもらっている中で、自分だけ内定がもらえないと辛いと感じ、やめたいと思う人が多いです。就活は1社受ければ合格するという簡単なものではありませんし、何十社、何百社と受けてようやく内定がもらえるかどうかです。

何百社受けても内定がもらえない人もいれば、1社目でたまたま内定をもらう人もいますし、内定をもらうまでのスパンにも個人差があります。周囲が内定をもらっている中で自分だけ内定がもらえないと焦りますし、焦ったところで就活が上手くいかないことも多いです。焦りと失敗を繰り返し、就活が辛いと感じてしまう人はたくさんいます。

企業に貢献する方法を明確にする

そもそも企業は、どうして毎年のように新入社員を採用するのでしょうか。その理由のひとつが、企業にとってメリットになるからです。労働力の確保はもちろん、新たな考え方を持った人材が職場に入ることで、企業にプラスになります。企業は「メリットを与えてくれる人材」を、選考を通して見極めているのです。

つまり、就活生目線でいうと、企業にどのように貢献できるのかを伝えることが重要になります。強みや専門科目、研究内容など、ESや履歴書、面接で伝えることは数多くあります。その中で、自分の能力が企業でどのように活かせるのかを伝えましょう。

志望動機や自己PRを固めておく

志望動機や自己PRは、面接官が最初に目を通す重要な項目です。書いていることがあいまいだったり、ちぐはぐだったりした場合、面接官からの評価は下がってしまうでしょう。志望動機や自己PRをきちんと確立させておくことは、選考を進めるために避けては通れません。

膨大な数のESや履歴書に目を通す面接官の立場に立ち、簡潔で読みやすい内容にまとめましょう。また、その業界や企業について学んでおくことも大切です。志望動機や自己PRは、時間を掛けて内容を練り丁寧に作成しましょう。

志望動機の作成方法について悩んでいる人は、こちらの記事もおすすめです。

②やることが多すぎて辛い

やることが多すぎてハードすぎて辛いことも、就活をやめたいと感じる理由のひとつです。就活ではやるべきことがたくさんあり、とにかく多忙な毎日を過ごさなければなりません。面接はもちろん、説明会やインターン、履歴書やエントリーシートの作成もありますし、選考に向けた対策もさまざまおこなう必要があります。

多忙なスケジュールに追われてやめたいと感じる人は多いですし、忙しく過ごしているからといって、必ずしも内定がもらえるわけではありません。どれだけ念入りに対策をしていたとしても不合格になることはありますし、忙しさにプラスして不合格が続けば嫌になってしまう人は多いです。就活は肉体的にも精神的にもハードなものですし、それが辛いと感じる人は少なくありません。

就活スケジュールについて、こちらの記事も参考にしてみてください。

③社会に馴染めるか不安で辛い

内定を獲得するのは簡単なことではありませんし、就活全体で考えれば合格数よりも不合格になる企業の方が圧倒的に多いです。就活では不合格になることは半ば当たり前のことでもありますが、不合格が続くと自分は社会不適合者なのではないかと思ってしまう人は多いです。

社会不適合者で社会から必要とされていないのではないかと思ってしまい、就活をやめたいと感じる人もいます。不合格=社会から必要ないと判断されていると感じてしまう人は多く、それが続くと社会に馴染めるか不安になってしまいます。仮に合格したとしても、本当に就職してやっていけるのかと不安を感じる人は多いです。就活では不合格数の方が多くて当たり前ですし、不合格=社会不適合者と思い込まないことが大切です。

こちらの記事では就活が怖いと思うときの対処法について詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてください。

就活をやめたいと感じたときの打開策

就活では辛いことも多いですし、やめたいと感じてしまうことも多いです。就活は強制されているものではありませんので、自分の意思ですぐにでもやめることはできますが、やめたいと感じたときこそもうひと踏ん張りすることが大切です。

就活をやめたいと感じれば、その打開策を考えていきましょう。やめたい気持ちを払拭する方法はさまざまありますし、それらを試すことで気分を一新して就活に再挑戦することができます。打開策を知って、やめたい気持ちと上手に向き合っていきましょう。

就活のプロ「就職エージェント」を利用する

就活に行き詰まりを感じている時には、就職エージェントを活用してみましょう。

就職エージェントとは、利用すると、あなた専属のエージェントがつき、企業の紹介や、面接・書類選考対策を個別でサポートしてくれるサービスです。

就職エージェント達は年間数百人の就活生を支援している就活のプロ達です。だから、プロの視点から、あなた一人では見つけられない、就活上の問題を見つけ、アドバイスしてくれます。

さらに、表向きは選考を締め切っている企業にも、就職エージェント経由なら選考を受けられることも多いです。「内定がでない…もう就活やめたい…」と悩んでいる時には、就職エージェントを活用すると、自分では見つけられない優良企業を紹介してもらえます。

これだけメリットの大きい就職エージェントですが、実はこれらのサービスは基本的に無料で受けることが出来ます。どうしても一人での就活に行き詰まったら、ぜひこういったサービスを利用してみましょう。

おすすめ就職エージェント「キャリアパーク就職エージェント」

キャリアパーク就職エージェントでは,年間1万人以上の就活生をサポートする内定のプロ集団が、優良企業の紹介〜ES添削・模擬面接まで、あなたを内定まで徹底サポートしてくれます。

就活のプロであるエージェント達が、自己分析・書類・面接・企業別の対策まで、徹底的に指導してくれるので、一人で就活するよりもグッと内定が近づきます。

さらに、キャリアパーク就職エージェントでは、大手就活サイトならではの独自ルートで、この時期からでも、博報堂、ソニー、DeNa、リクルート、サイバーエージェント等の大手グループ/上場企業の求人をご紹介可能です。

「内定でない…もう就活やめたい…」と悩んでいる方は、一度、就活のプロからサポートを受けてみると、新しい活路が開くかもしれません。ぜひ、活用してみてください。

詳しくはこちら

 

大学のキャリアセンターを利用する

就活をやめたいと感じたときの打開策としては、大学のキャリアセンターを利用することが挙げられます。キャリアセンターでは就職支援をおこなっていますし、就職の悩みなどを聞いてもらうことができます。誰かに相談するだけでも、気持ちはすっきりしますし、就活に臨む意欲が湧いてくることも多いです。

また、キャリアセンターでは就活の相談だけではなく、履歴書・ESの添削や模擬面接なども可能です。前向きな気持ちを取り戻すことはもちろん、就活を円滑に進めるための改善策も考えることができますし、利用することで得られるメリットは多くあります。就活はやり方のアドバイスをもらうだけでも結果が変わることも多いので、キャリアセンターで悩みを相談して解決していきましょう。

先輩社会人の成功体験を聞く

先輩社会人の成功体験を聞くのも、やめたいときの打開策としてはおすすめです。先輩社会人の成功体験を聞くことでモチベーションを上げることができますし、社会人になることへの希望を持つことができます。就活を続けている中で、社会人になることに不安を抱いている人は多いですし、成功体験を聞くことでそれを払拭しておくことが大切です。

社会人になることに対して前向きな気持ちを持つことができれば、就活に取り組むための意欲も湧いてきます。成功体験が就活攻略のヒントになる場合もあるため、さまざまな人の話を聞いてみることが大切です。先輩の話を聞くことで就活のヒントが得られる場合も多いく、息抜きにもなるため就活に疲れたときこそ周囲の人を頼ってみましょう。

ゆっくり休んで考えることも大切

就活をやめたいと感じたときは、ゆっくり休んで考えることも大切です。焦っても就活は上手くいきませんし、余計に失敗してしまい落ち込むという悪循環に陥ることもあります。無理に就活を続けても上手くいかないことが多いですし、やめたいとネガティブになっている場合は、一度休んでリフレッシュするのがおすすめです。

ネガティブな気持ちを抱えたままでは就活を攻略することができないため、リフレッシュを図って頭を切り替えることが大切です。ゆっくり休むことで冷静な気持ちを取り戻すことができますし、冷静になることで打開策が見えてくることもあります。何事も無理は禁物なので、上手くいかないときは思い切って休み、力を蓄えてから再スタートを切ることも大切です。

就活をやめた場合の進路

就活は自分の意思次第ですぐにでもやめることができますが、就活をやめたからといって何もしなくていいわけではありません。就活をやめた場合でも自身の将来については考えておかなければなりませんし、どのような進路に進むのかを決める必要があります。

就活をすること、就職をすることだけが選択肢ではなく、就活をやめた場合の進路もさまざまあります。就活をやめた場合の選択肢を把握しておきましょう。

進学

就活をやめた場合の進路としては、進学が挙げられます。大学卒業後に大学院や専門学校などに進学することが挙げられ、学生として学び続ける道もあります。進学することで就職を先延ばしにすることができますが、最終的には就職するということを忘れてはいけません。

何か目的があって進学するのであればいいですが、ただ時間稼ぎのつもりで進学すると、後々自分の首を絞めかねないので注意が必要です。進学するのにはお金も必要ですし、入学試験にも合格しなければなりません。進学するためにも準備は必要ですし、就活を続けることと天秤にかけた上で決めることが大切です。やりたいことが明確に決まっており、そのために進学が必要なのであれば進学を選択するのもいいでしょう。

就職留年

就活を続けるのが難しいと感じた場合は、その年での就職は諦め、翌年も新卒で就活をするために留年するという方法もあります。就職留年を選ぶ人は意外に多く、人によって理由はさまざまです。就活が上手くいかずに就職留年を選ぶ人もいれば、内定はもらっていたものの、自分の納得できる結果ではなかったために留年する人もいます。

就職留年は必ずしもネガティブな理由とは限りませんし、留年理由を聞かれることは少ないので、就活にもそれほど影響しません。もちろん、絶対に留年理由を聞かれないわけではありませんので、聞かれれば答える必要があります。しかし就職のために留年したと正直に伝えれば悪印象になることはありませんし、就職の選択肢を減らさないためにも就職留年はおすすめです。

就学留年については、こちらの記事で詳しく解説しています。

起業・フリーランス

就活をやめたいのであれば起業したり、フリーランスとして働くことも進路のひとつです。仕事=就職とイメージする人は多いですが、就職しなくても仕事はできます。卒業して起業したり、フリーランスとして働く選択肢もあるので覚えておきましょう。就職せずに自分のやりたいことを、やりたいペースでやることができますが、個人で働く場合は大変なことも多いです。

起業家、フリーランスと聞けば自由な印象を持つ人は多いですが、自由である分保証はありませんし、会社という後ろ盾もありません。就職することのメリットとしては、最低限の保証があること、後ろ盾があることです。個人として働く場合は、すべて独力で何とかしなければなりませんので、就職する以上に大変なことも多いです。

フリーター

就活をやめたからといって働かなくていいわけではないので、卒業後は進路が決まらず、生活費を稼ぐためにフリーターになる人は多いです。就職をしなかった場合に最も問題になるのはお金なので、雇用形態は何であれとにかく働かなければなりません。フリーターでもしっかり働けば生活費を賄えるだけの給料は得ることができますし、場合によっては新卒の給料以上に稼ぐこともできます。

フリーターでも頑張り次第でお金を稼ぐことはできますし、そのまま正社員になれるケースもあります。就活を続けても正社員として就職することが難しく、アルバイトから正社員への昇格を狙う人も多いです。すべての人が正社員を目指して働いているわけではありませんが、アルバイトから昇格の道もあることは覚えておきましょう。

ニート

就活をやめて就職先が決まらないまま卒業し、そのまま働くことが嫌になってしまいニートになる人も多いです。就活を通して働くことそのものに嫌気がさしてしまったために、アルバイトすらやる気が起きず、当然就活もしないままにだらだらしてしまいます。一度ニートになることで社会復帰が難しく、そのままずるずるとニート生活を続けてしまう人も多いので注意が必要です。

いつまでもニートでいるわけにはいきませんし、親に迷惑をかけないためにも、とにかく働く必要があります。ニートから正社員になるのが難しいのであれば、まずはフリーターとして働く道もあります。一度ニートになってしまうと、ニート生活から抜け出すのは難しいので注意が必要です。

就活をやめてしまうとリカバリーが難しい

就活をやめたいと感じている人は多いですし、就活をしない場合の進路もたくさんあります。就活だけが選択肢ではありませんので、必ずしも就職しなければならないわけではありませんが、就活をやめてしまうと、リカバリーが難しいことは覚えておきましょう。ニートでもフリーターでも、そこから新卒と同じように就職を決めるのは難しいです。

たとえ就職の意欲があったとしても、不合格になってしまうことは多いですし、新卒の就活以上に不合格が続いてしまう可能性もあります。一度挫折することで就活の難易度は上がるので、新卒のうちに就職を決めることが大切です。新卒と既卒ではイメージが大きく違いますので、就職に有利な新卒のうちに何としても就職を決めておきましょう。

【39点以下は危険度MAX】
本番前に、面接偏差値を診断しておこう

今年はweb面接を行う企業も増えていますが、自分の弱点を把握し適切に対策しなければ、どんな形式であれ面接を突破することはできません。

そこで活用したいのが、面接偏差値診断ツールの、「面接力診断」です。
24の質問に答えるだけで、自分の強みと弱みをグラフで見える化できます。

ぜひ活用して自分の弱点を効率的に対策し、志望企業の面接を突破しましょう。

誰しも一度は就活をやめたいと感じている

就活はハードなものですし、誰しも一度はやめたいと感じています。大変なことも多いので、やめたいと感じるのはおかしなことではありませんが、大切なのはやめたいと感じてからどこまで頑張れるかです。就活をやめるのは簡単なことですし、その場で放棄してしまえばいつでもやめることができます。

就活をやめた場合の進路もさまざまありますが、それらは就活をする以上に困難であることも多いため、安易に投げ出さないことが大切です。就活をやめても、最終的には就職先を探さなければならないことも多いですし、同じ就活をするのであれば、新卒のうちに決めるに越したことはありません。就活で有利なのは断然新卒ですので、やめたい気持ちにも上手に向き合い、就活成功に向けてもうひと踏ん張り頑張ってみましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

記事についてのお問い合わせ