内定について

就活で全滅する人の特徴3つ|内定を得るための対策も紹介

全滅しないように就活は準備が必要

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就活で全滅は、一番避けたいでしょう。自分だけは大丈夫と油断しないでください。どんなに頑張っても、全滅は就活生全員に可能性があるからです。ESで落とされる、第二次面接までは行けたが突破できない人もいるでしょう。ただ、全滅するのはそれなりの理由があります。就活で何社も受けて全滅をする人がいる一方、中には複数社の内定をもらう人もいるのはなぜでしょうか。

就活で失敗する主な理由のひとつとして、準備をまったく行っていなかったことがあげられます。自分に自信を持ち過ぎていたり、いい加減に考えていたり、中には就職から逃げたかった人は、就活を成功させる人よりも準備をするのが極端に遅いか、まったくやっていないケースもあります。全滅にならないよう、準備は早い段階から行いましょう。

なぜ就活で全滅するのか

就活では全滅を経験する人は多いですが、全滅せずに進められるならそれに越したことはありません。持ち駒が全滅しなければ、いかに不合格が続いたとしてもまだ可能性はありますし、前向きな気持ちで就活に取り組めます。

選択肢が1社あるのと何もないのでは大きく違いますので、全滅しないように就活に取り組むことが大切です。しかし全滅しないよう心がけていても、持ち駒の全滅はありますので、その原因を正しく理解しておきましょう。

準備不足

就活で全滅してしまう原因としては、準備不足が挙げられます。就活で持ち駒が全滅してしまうのは、事前の準備が徹底できていないからであり、準備不足で全滅を経験する人は多いです。就活攻略のために事前準備は必須であり、これを怠ってしまうと失敗率が高くなります。

準備ができていない人ほど全滅する可能性は高いので注意が必要です。また準備不足で全滅した場合は、そこから挽回するのも難しいです。挽回が不可能なわけではありませんが、準備不足の状態からやり直すとなればかなりの努力が必要ですし、就活を成功させるのは一筋縄ではいきません。就活が成功するかどうかは事前の準備で決まりますので、全滅しないためにも念入りに準備は進めておきましょう。

理想が高い

理想が高いことも、就活で全滅してしまう原因のひとつです。志望する企業のハードルが高く、理想も高い人は持ち駒が全滅しやすいです。理想を高く持つことは素晴らしいですが、大企業ばかり狙っていると失敗する可能性は高いので注意しましょう。選考を突破するためには事前の準備が必須ですが、大企業は高難易度な企業が多く、しっかりと対策をしたとしても、合格するとは限りません。

念入りな対策をしていても大企業ばかりを受けていると全滅する可能性は高いですし、視野を広げて他の企業の選考にも参加することが大切です。企業規模が大きければ必ずしも優良企業とは限りませんし、規模が小さくても優れた企業はありますので、視野を広げて就活に取り組みましょう。

エントリー数が少ない

就活では受けた企業すべてに合格するわけではなく、不合格になる数の方が圧倒的に多いです。選考の参加数が少ないと合格率も低く、持ち駒が全滅する可能性も高いので注意しなければなりません。就活を成功させるためには、一定数のエントリーも必要です。

もちろん応募する企業が多ければ多いほどいいわけではなく、きちんと絞り込んでの就活が大切です。応募する企業があまりにも多くなってしまうと、ひとつひとつの選考への準備が疎かになってしまい、全滅する可能性も少なくありません。応募企業を過度に増やすのはよくありませんが、それでもある程度の数は必要ですので、全滅を避けるためにも応募数は意識的に増やすことが大切です。

就活で全滅してしまう人の3つの特徴

就活で全滅してしまう人には共通した特徴があり、それが自分に当てはまっていないかを確認しましょう。就活の進め方は人によって違っていますが、全滅してしまう人の取り組み方は共通している部分が多いです。

どのような取り組み方だと全滅するのか、全滅しやすいのかを知っておくことで、就活の進め方が見直せます。全滅する人の特徴は大きく3つありますので、それらを参考にしながら就活の進め方を見直していきましょう。

①1つの業界や企業にこだわりすぎる

就活で全滅する人の特徴としては、1つの業界や企業にこだわりすぎることが挙げられ、こだわりを持ちすぎると持ち駒が全滅してしまうので注意が必要です。ピンポイントで就活をしていると、その企業に不合格になった瞬間に持ち駒が全滅しますので、リスクは非常に高くなります。

1つの業界、1つの企業とじっくりと向き合って対策に取り組むのは大切ですが、リスクを分散させるためには視野を広げることも大切です。複数の業界にまたがって就活をしていれば1つの業界、企業で不合格になったとしても、まだ選択肢は残されています。全滅を避けるためには視野を広げて選択肢を持っておくことが大切ですので、1つの業界、企業だけにこだわりすぎないようにしましょう。

②志望先を広げすぎている

志望先を広げすぎている点も、就活で全滅してしまう人の特徴のひとつです。持ち駒を全滅させないためには選択肢を多く持つ必要がありますが、選択肢を増やしすぎるのもよくありません。選考を突破するためには事前準備は欠かせず、念入りな対策をしてこそ合格が勝ち取れます。

選択肢があまりに広いと一つ一つの選考の対策が疎かになってしまい、失敗する可能性が高くなってしまうので注意しましょう。全滅させないためには1つの業界にこだわりすぎず、かつ志望先を広げすぎないようにしましょう。何事も過剰になると失敗する可能性が高くなります。

③反省できていない

就活で全滅してしまう人は、不合格を反省できていない人が多いです。それでは数を増やして選考を受けても同じ内容で失敗していては、いつまで経っても選考を通過できません。失敗をすればしっかりと見直し、反省して改善を目指しましょう。

面接に失敗はつきものですし、反省する材料は毎回必ずあります。良かったところも悪かったところもしっかり反省しましょう。

面接に落ちる人の特徴について、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。

就活で全滅しない対策

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全滅してもそこから挽回が可能ですが、どれだけスムーズにリカバリーできても就活が一旦ストップしてしまうのは確かです。

どれだけ不合格が続いても、全滅しなければ就活はストップすることなく、スムーズに進められます。就活では、まずは全滅しないような対策が大切となります。

選考を進めつつ視野を広げ志望先を常に持っておく

就活で全滅させないためには、選考を進めつつ視野を広げ志望先を常に持っておきましょう。特定の業界や企業に固執してしまうと、そこで失敗したときに持ち駒が全滅してしまいます。

選考を進める中で志望先を常に持っておき、選択肢がゼロにならないように調整しておきましょう。もちろん志望先を増やしすぎても一つ一つが雑になってしまいますし、不合格になる可能性が高くなりますので要注意です。あくまで選択肢をゼロにしないが目的ですので、無理に選択肢を広げすぎる必要はありません。闇雲に選考を受けても成功はしませんので、視野を広げながらも多くなりすぎないように絞り込んでいきましょう。

説明会などに積極的に参加する

説明会などの積極的な参加も、全滅させないためには大切です。全滅させないためには選択肢を常に持ち続ける必要があり、選択肢を増やすためには、業界や企業を知らなければなりません。業界や企業についての知識がなければ視野を広げられませんので、説明会などに積極的に参加して、常に業界や企業を知る工夫が大切です。

少しでも興味を持てばどんな業界でも積極的に説明会に参加するようにし、少しずつでも視野を広げておきましょう。特定の業界に絞らず、複数の業界にまたがって説明会に参加し、複数の業界を知ることで選択肢がひろがります。説明会に参加して合わないと感じることも発見のひとつですし、説明会に参加したからといって、必ずしもその企業の選考を受ける必要はありません。

事前準備を徹底する

どれだけ選択肢を多く持っていても、すべてに失敗してしまえば全滅しますので、失敗しないための工夫も大切です。就活を攻略するためには、事前の準備は必須なので、持ち駒を全滅させないためにも事前の準備を徹底し、一つ一つの選考に丁寧に取り組むことを心がけましょう。

事前準備により合格率は上がりますし、全滅する可能性も低くなります。また就活が長引くと選考の対策などが雑になってしまうことも多く、それも失敗の原因です。慣れてきたときこそ気を引き締める必要があるので、選考に向けて準備は怠らないでください。上手くいかないと感じたときこそ初心に戻り、丁寧に就活に取り組むことで全滅を回避しましょう。

事前準備について、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。

それでも就活で全滅してしまったときの対処法

全滅するとそこから挽回するのが大変ですが、これも対処法を知っていれば素早くリカバリーをして就活をスムーズに進められます。全滅してしまった場合はどうすればいいのかを知り、素早い挽回を目指しましょう。

大学のキャリアセンターを活用する

全滅してしまった場合は、大学のキャリアセンターを活用してみましょう。大学のキャリアセンターでは求人情報を数多く公開しているため、これの活用により選択肢が増やせます。地元企業の求人などを発表しているケースも多く、ナビサイトなどでは見つけられない得られない情報も多いです。

また大学と関係の深い企業であれば、選考で有利になるケースも多く、内定獲得率もアップします。特に地元企業の場合は大学との関係が深い可能性も高いですし、そもそもキャリアセンターで公開されている求人は大学と何らかの関わりがあることが多いです。上手に活用すれば一気に活路が開けますので、志望先に困ればキャリアセンターを活用してみましょう。

ハローワークもおすすめ

ハローワークは転職や既卒者が利用するものとイメージする人が多いですが、実際はそうではありません。ハローワークでも新卒の求人は出されており、これの活用によりさまざまな情報が得られます。ハローワークにはパソコンが設置されており、それを利用することで求人情報が検索できます。

さまざまな条件を付けて検索が可能ですし、新卒者や若年層の募集に力を入れている企業に絞って求人情報の検索も可能です。またハローワーク自体も若者の就労支援などを積極的におこなっているので、志望先に悩んだときは利用してみるのがおすすめです。模擬面接や履歴書の添削、就活の相談などもおこなっていますので、就活に行き詰まりを感じれば利用してみましょう。

自己分析をやり直す

持ち駒がなくなったときは自分自身を見つめ直し、就活の方向転換を図ることも大切です。自己分析をもう一度やり直し、自分が本当にやりたい仕事、本当に合った仕事は何かを考えると、新たな志望先が見つけられます。自己分析の結果は、就活を通しての価値観変化と同様に変化する可能性もあります。

就活前におこなった結果と就活中におこなった場合では結果が違っていることも多いので、さまざまなタイミングで自己分析をしておきましょう。行き詰まりを感じれば自己分析からやり直し、舵を切り直して新たな志望先を見つけることが大切です。方向性の転換により上手くいく可能性もありますので、自分を見つめ直し、就活を一からやり直してみましょう。

自己分析のやり方について、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。

全滅する前に内定を決めてしまおう

就活では全滅を経験している人は多く、全滅してしまうと就活は一気にストップしてしまいます。止まっている間にも就活は進んでいますし、いつまでも立ち止まったままではチャンスを逃してしまうので注意が必要です。

全滅しないためにはさまざまな方法があり、取り組み方次第では素早く内定を獲得することもできます。就活で最も効率的なのは、全滅する前に内定を決めることであり、選択肢がなくなる前に内定が決まれば全滅を心配する必要もありません。全滅しないためには事前の準備が大切ですので、丁寧に就活に取り組んで内定の獲得を目指しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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