自己分析

【マインドマップで自己分析をしてみよう】作成方法とポイント

自己分析にはマインドマップの作成がおすすめ

自己分析は就活の基本かつもっとも重要な作業であり、念入りにおこなわなければなりません。自己分析を怠ると、選考でも上手くいかなくなる可能性があります。

しかし、自己分析の重要性を理解しているものの、実際はどのようにすればいいのか分からず、困ってしまう人は少なくありません。自己分析の方法は多数ありますが、その中でもマインドマップの作成が便利でおすすめです。

マインドマップとは、簡単にいえば自分の考え、感情などをマップ上にまとめるものであり、就活だけではなくビジネスでも利用されることがあります。マインドマップの上手な作成方法を知り、自己分析をスムーズに進めて、就活の攻略に役立てましょう。

自己分析でマインドマップを作成するメリット2つ

そもそも自己分析をする際になぜマインドマップを作成するのがおすすめなのか、その理由が分からないという人もいるでしょう。自己分析のやり方は人によって違いますが、オーソドックスな方法は過去の経験を洗い出し、印象的なものをリストアップするというやり方です。

基本的な方法のほうが馴染みがあり、やりやすいと感じる人もいますが、実は初めての人でもマインドマップの作成はおすすめです。その他の方法よりマインドマップがおすすめな理由は、2つのメリットに隠されています。

①分析結果の保存・見直しがしやすい

マインドマップは大きめの紙に情報をまとめて記載するため、分析結果の保存や見直しが素早くおこないやすいです。過去の経験をリストアップする方法でも見直しはできますが、文字の羅列ばかりだと視覚的に見づらく、何度も見直そうという気にすらならないことも多いです。

マインドマップの場合は文字の情報だけで作成するわけではなく、必要に応じて色やイラストを入れ、視覚情報だけで内容を確認できるようにします。また、一度に分析結果全体を見直せるだけではなく、後から自己分析をさらに掘り下げ、情報を追記することも可能です。後からの付け足しがしやすいため、就活を通して活用できる点がマインドマップのメリットです。

②簡単におこないやすい

そもそも簡単に自己分析をおこないやすいという点も大きなメリットであり、マインドマップは他の方法よりも直感的に取り組める点が特徴です。例えば過去の経験をリストアップするオーソドックスな方法で考えた場合、まずはどのようなことを経験してきたのか思い出さなければなりません。

「過去の経験」と大きなくくりで考えるとあまりにも漠然としており、情報が上手く引っ張りだせないことも多いです。また、単純に思い出話を書き出すだけではなく、そこで自分が何をし、何を考えたかも引き出さなければなりません。

二重、三重に考え、作業が必要なオーソドックスな自己分析の方法に対して、マインドマップは作成の過程で自己分析が進むため、比較的取り組みやすいでしょう。

マインドマップの基本的な書き方

マインドマップ作成のメリットを知ったところで、実際に作成するための方法を知ることが大切です。作成の方法はある程度自由に決めても構いませんが、自己分析を正しくおこなうには、基本的なやり方は覚えておかなければなりません。

基本の書き方さえ把握してるなら作成は簡単であり、後は少しずつマップを書き足して完成に近づけるだけです。書き方は大きく3つのステップに分けられるため、ひとつずつ段階を踏んで、マインドマップを完成させましょう。

まずは主題を決める

マインドマップを作成する際には、まずはもっとも大きなテーマである主題を決める必要があります。ここでの主題とは深掘する大元のテーマであり、「自分」や「大学時代」といった、大きなものを設定することが大切です。

主題は紙の真ん中に書き、そこから連想ゲームのように広げていき、自分のことを深掘りします。そのため、主題に何を設定するかによって最終的に浮かび上がってくる事柄は大きく異なるため、最初に何を置くかは非常に重要です。

自分や大学時代以外では、就活や仕事を主題にしても構いません。主題について考えることは念頭に置き、何について深掘りすべきかを考え、キーワードを設定しましょう。

イメージを広げるテーマを設定する

主題を設定した後は、そこからイメージを膨らませるために主題より少し小さなテーマを設定していきます。テーマも基本的には何でもよいですが、例えば「自分」という主題に対してなら、勉強、部活、アルバイトといった身の回りのことを設定するとよいでしょう。

また、自分の個性に迫りたいなら、好きなこと、嫌いなこと、一番頑張ったことなど、より主観的なイメージが湧きやすいテーマを設定することがおすすめです。設定するテーマは、もっとも大きな主題に対する副題のような存在であり、より細部を見るためのものです。

自己分析の内容を充実させるには、テーマは幅広い観点から設定することが大切であり、思い浮かんだものは何でも書き足してみましょう。

それぞれの項目に「なぜ?」と疑問をぶつける

主題、副題(テーマ)と決まった後は、それに対してなぜ?という疑問をぶつけていきましょう。例えば「自分→運動(好きなこと)」となるなら、「なぜ運動が好きなことなのか」を考えます。

汗を流すことが好き、やり切った後の達成感が好きなど、人によって結果は違いますが、正解はないため答えは個人的に思うことで構いません。運動に対しての答えが「達成感があるから」となるなら、ここにもさらになぜ?とぶつけます。「達成感がある→なぜ?→みんなでひとつのことを成し遂げたから」=「協調性を大切にしたい」といった分析結果が得られます。

最終的にどのような結果に結びつくかは個人で違うため、答えられなくなるまでなぜ?の疑問をぶつけ、行動の原理や無意識の心理、価値観を探っていきましょう。

マインドマップを上手に作成する3つのポイント

効率的に自己分析をおこなうには、マインドマップの内容だけではなく、作成方法自体にもこだわることが大切です。直接内容に関わらない部分もありますが、作成方法を少し工夫するだけで、マインドマップの出来栄えは大きく違ってきます。

完成度が高まることでよりスムーズに自己分析がしやすく、活用もしやすくなるでしょう。作成時のポイント3つを把握して、より見やすく使いやすいマインドマップを作り上げましょう。

①大きめの紙で1枚に収める

マインドマップはできるだけ1枚の紙に収めることが大切なため、大きめの紙を使用して作成しましょう。複数枚になっても結果が分かるなら問題はありませんが、枚数が増えるほど見直しに時間がかかります。

1枚の紙に分析結果が全て収まっていると、全体を一気に見直すことができ、より効率的に自分への理解を深められます。また、一度に全体を把握できると、思わぬ部分で繋がって、新たな発見がみられることもあるでしょう。

情報が散らばってしまうと管理がしづらく、より深い部分までみつめ直すことが難しくなります。マインドマップは見やすさも重要なため、1枚で収まり、かつ小さな文字で書かずに済むように、できるだけ大きな紙を使いましょう。

②色やイラストを入れて視覚的に分かりやすくする

マインドマップは自己分析のために使用する自分のためだけのツールであり、誰かに見せたり、企業に提出したりすることはありません。そのため、自由に作成してよく、当然色やイラストを書いて作成することもできます。

文字だけや一色のペンだけで作成すると、どこが重要なのか、何を表しているのかが分からなくなり、視覚の情報が混乱しやすいです。情報の種類別に色を変えたり、イラストや図といった文字以外の情報を加えたりすることで、マップは華やかになり、見やすくもなります。

もちろん、華やかにし過ぎて、かえってごちゃごちゃしてしまわないように注意は必要です。シンプルにすっきりまとめながらも、ポイントごとに色やイラストでアクセントを付けると、マインドマップはより見やすくなります。

③記載する文字はキーワードで簡潔に

主題から小さなテーマ、なぜ?の疑問をぶつけてより詳細な部分まで深堀りしていきますが、記載する文字は長い文章にならないよう注意が必要です。マインドマップはみてすぐに内容が把握できることが大切なため、長文で細かい文字の記載をするのは不向きです。

それぞれ簡潔にキーワードだけで書くことが大切であり、要点だけまとめて情報量が多くなり過ぎないようにしましょう。情報量が増えすぎると、どれが何に対しての答えなのか分からなくなったり、後で見直そうという気持ちが失せてしまったりもします。

全体を見やすく、何度でも気軽に見直せることが重要なため、マインドマップは意識的に文字量を減らして、記載する情報量をコントロールすることが大切です。

見やすいマインドマップを使って自己分析をスムーズにしよう

マインドマップは自己分析に使用されることの多いメジャーな方法であり、効率的に自分のことを深掘りしやすいです。設定したテーマを大きな紙に書き、そこから連想ゲームのようにキーワードを引き出し、なぜそうしたのかを考える非常にシンプルな自己分析の方法です。

シンプルだからこそ簡単におこないやすく、難しく思える自己分析もマインドマップならスムーズに進められます。また、分析結果の見直しや保存がしやすい点も魅力であり、後から加筆して活用できます。

自己分析の方法に迷っているなら視覚的に見やすいマインドマップを作成し、就活に活用しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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