面接対策

ガクチカに趣味を書く際に盛り込みたい内容は? 例文を交えて解説

趣味のガクチカは「熱中したポイント」を伝えることで魅力的になる

ガクチカに趣味を書くときは、好きなことだけを話す文章にならないように工夫をする必要があります。うまくアピールするには「熱中したポイント」を伝えることが重要です。

なぜなら、熱中したポイントを伝えることで、個性や価値観を表現することができ、他の学生と差別化を図れるからです。具体的には、趣味にハマった経緯や今でも続けられているモチベーションなどに触れるなどです。

この記事では、ガクチカの趣味をアピールするコツや伝わりやすい構成、例文などを解説していきます。基本的な構成を理解し、ガクチカを魅力的にアピールするコツをつかめば、周りの学生と差別化しやすくなりますよ。

ガクチカに趣味を書いても大丈夫な理由

ガクチカに趣味を書いても大丈夫な理由

ガクチカとは学生時代に力を入れて打ち込んだことなので、「学校で取り組んでいない趣味について書いて大丈夫なのか」と心配になりますよね。

実際に、部活動やサークルなど大学で打ち込んだことをガクチカにする人は多くいます。しかし、ガクチカは打ち込んだことであれば基本的にどんな題材でも大丈夫なので、趣味をガクチカにしても問題ありません。

それでは、なぜガクチカに趣味を書いても大丈夫なのか、より具体的な理由を見ていきましょう。

話す題材はそこまで重要視されないから

企業はガクチカで取り上げられるエピソードのテーマ自体はあまり重要視していません。なぜなら、題材よりも打ち込んだ内容を重視して見るからです。

もちろん他の学生が経験していないようなエピソードであれば、インパクトは残せるケースもありますが、そういった経験を話せる学生はそこまで多くありません。

企業はエピソードの凄さを見ているわけではないため、趣味について書いても問題ありません。大事なのは自慢できるエピソードではなく、力を入れて取り組んだ過程や学んだことが伝わるエピソードになっているかどうかです

たとえば、留学経験を題材にしたとき、企業は留学したことに対して興味を持つのではなく、そこでどんなことに打ち込み、何を学んだのかを見たいと思っています。

そのため、「〇〇を経験しました」で終わってしまうようなエピソードは評価されづらいのです。

物事への取り組み方や人柄を伝えられれば良いから

ガクチカは、入社後に活躍できる人材かどうかの判断材料として聞かれるため、自分の人柄や打ち込んだことへの取り組み方を具体的に話すことが重要です。

したがって、題材が趣味であっても、趣味にどう向き合って取り組み、どのような努力・工夫をしたのかが伝われば、評価されるガクチカになるということです。

たとえば、「趣味のボーリングで250点を取るために、毎日欠かさず3時間練習をした」というエピソードだったら、継続力がある人と判断できますよね。

このように、ガクチカでは自分の人間性や強みが伝わる内容であれば、基本的にどんな題材でも大丈夫です

就活生に聞いた! 趣味のガクチカを書いた人の割合

学生に、趣味についてのガクチカを書いたことがあるか聞いてみたところ、以下のような結果になりました。

ガクチカに趣味を書いた経験は?

約2割の学生が趣味に関するガクチカを書いた経験があるとのことでした。この結果を見るに、趣味のガクチカを書く人はそこまで多くないことがわかります。

少数ということはエピソードを差別化しやすい面があるため、ガクチカを趣味にするのは有効だといえるでしょう。

企業がガクチカを通して見ているポイント

企業がガクチカを通して見ている3つのポイント

ガクチカは趣味を題材にしても問題ありませんが、企業が見ているポイントを把握しておかないと、評価されないガクチカになってしまうリスクがあります。

ここでは、企業がガクチカを通してどんなこと見ているのか解説するので、趣味のガクチカを書く前に覚えておきましょう。

①価値観や人間性

企業はガクチカを通して自社が求める人物像に当てはまっているのかを判断しています。一緒に働くなら、同じ価値観を持っている人と仕事をした方がスムーズに業務が進むからです。

そのため、趣味のガクチカを書くときは、始めた動機やおもしろいと感じたことを具体的に伝えましょう。ガクチカの内容を充実させると、それだけ自分の人柄を伝えることができます。

趣味に興味を持った背景や、今も続けられている理由は学生によって異なります。自分の考え方や志向性を伝えやすい趣味はガクチカに適している題材なので、企業にマッチする価値観を伝えることがポイントですよ。

②物事の取り組み方

企業はガクチカに取り上げた物事への取り組み方を通して、学生にどういった強みがあるのはを見ています。社会人になれば自分で考えながら仕事をしていくことも増えるので、自分で考えて物事を取り組める人かどうかを、企業は知りたいのです。

趣味であっても、問題が起きたときは解決しようと努力できる人は、仕事でも同じように真剣に取り組んでくれると想像できますよね

物事への取り組み方は、実績や成果だけでは見極められないため、ガクチカを通してどのような姿勢で仕事に臨む人なのかを見ています。

③学ぶ姿勢

社会に出て働いた経験がない学生に対して、即戦力になることを求めている企業は少ないです。見ているのは将来性であるため、学ぶ姿勢を見せることはとても重要なのです。

何度も同じ間違いをしたり、ミスを防ぐ努力をしなかったりすると成長することはできません。

したがって、企業は失敗の原因を追究して、同じミスを繰り返さないように対策を考えられる人物を求めています。

趣味のガクチカを書くときは、好きなことや楽しいことだけを書くのではなく、趣味からどのような学びを得たのかについても述べましょう

企業がガクチカで見ているポイントについては、こちらの記事でも解説しているので、合わせてご覧ください。

ガクチカに趣味を書くメリット

ガクチカに趣味を書く3つのメリット

ガクチカに趣味を書くなら、趣味ならではの強みを活かしていきたいところです。趣味をガクチカにするメリットを理解しておくと、エピソードを作るときに役立てることができます。

ここでは、ガクチカを趣味にする3つのメリットを解説していくので、趣味ならではの強みを覚えておきましょう。

自分の人柄を伝えやすい

趣味は多種多様なものであり、趣味からは人柄や雰囲気が伝わりやすいです。なぜなら、趣味は得意なものや好きなものであるため、価値観や志向性が表れやすいからです

実際に友達や家族の趣味を思い浮かべてみると、何となくその人の性格がわかってきますよね。趣味は自分の意思で始めて、自分で考えながら打ち込める題材なので、自分を表現しやすい題材なのです。

内容が被りづらいため他者と差別化しやすい

面接官は多くの学生のガクチカを聞いているため、印象に残すにはほかの学生と差別化できる部分を作らなければいけません。

そこで、適している題材が趣味なのです。珍しい趣味であれば興味を持ってもらいやすいですし、たとえメジャーな趣味でも、打ち込み方が違えばほかの学生と差別化しやすくなります

趣味に取り組む熱量や目標は人それぞれであるため、想いを込めて話す姿勢から面接官に伝わるものがあるはずです。

好きなことだから話しやすい

ガクチカは自社で活躍できる人材かどうかを判断するための重要な項目になるため、面接官も深掘りしてくる傾向にあります。そのため、深掘り質問にもしっかり答えていく必要があります。

その点で言うと、趣味は自分の好きなことであり、前向きに取り組んでいる活動が多いと思うので、深掘り質問にも対応しやすい題材といえます。

ガクチカの深掘り質問例

・なぜその趣味に興味を持ったのか?
・どのような手順で取り組んだのか?
・取り組む中で、どのような課題があったのか?
・取り組んだ結果、どのような変化があったのか?

上記のように深掘りをされても、好きなことである趣味ならば、自分の言葉で説明しやすいですよね。そのため、緊張で考えていたことが飛んでしまう人こそ、自然と自分の言葉が出てくる趣味について話すことをおすすめします

趣味のガクチカを書くときの基本的な構成

趣味のガクチカを書く時の基本的な構成

人に話をするときは、構成次第で伝わり方が変わります。構成を決めないと、何を伝えたいのかわからないエピソードになってしまいます。自分の強みを明確に伝えるためにも、構成を考えてからガクチカを作ってください。

また、趣味のガクチカは人柄や志向性を伝えることがポイントであるため、動機や努力したことなどを書き忘れないように注意しましょう。

ここでは、趣味から自分の強みが伝わりやすい構成を5つに分けて解説するので、参考にしてみてください。

①結論:打ち込んだ趣味は何か

最初の一文を見ただけでどんな趣味についての話がわかるように、結論から打ち込んだことを話しましょう。

結論から話すことで、相手は「これから〇〇について話してくれるのか」と趣旨を理解したうえで話を聞けるので、話の内容が頭に入ってきやすくなります

具体例を出すと、「私は趣味の筋トレに打ち込んでいました。」と答えるようなイメージです。

②きっかけ:なぜその趣味に打ち込んだのか

企業は、趣味を始めたきっかけから志向性やモチベーションの源泉を見ています。なぜなら、仕事を続けていくにはモチベーションが必要であり、どのようなことがモチベーションになる人かを知りたいからです。

動機はこれまでの行動の背景となるものであるため、価値観や考え方が表れているものです。興味を惹かれたきっかけを話さないと、面接官に自分の人柄を伝えるのが難しくなります。

趣味の動機は、自分の意思が表れている内容で書きましょう。たとえば、「友人に一緒にやろうと誘われたから」ではなく、「○○の技を身に付けたいと思ったため」などと伝えた方が、主体的に動いていることが伝わります。

③目標:趣味に打ち込むうえで目指したことは何か

「ただ楽しいから」「好きなことだから」という理由では趣味は評価されません。なぜなら、物事への取り組み方を伝えるために、努力したことや工夫したことをアピールする必要があるからです

目標は、難易度が伝わるように具体的な数字を用いましょう。それから、その目標に決めた理由にも触れられると、どういう状況で頑張れる人間なのか伝わりやすくなります。

目標を伝えるに具体例

・ボディビルの大会に出るために、体脂肪率を12%から7%に絞ることを目標にした

・和食の好きな母親のために、和食の料理を10種類以上作れるようになることを目標にした

・体力をつけるために、マラソン大会で入賞することを目標にした

④取り組み:目標を叶えるために何をしたのか

企業はガクチカから努力の仕方や困難な壁の乗り越え方を見ています。なぜなら、社会人になったときに自力で困難を乗り越えることが必要になるからです。

そのため、目標に向けて、実践した具体的な方法を伝えましょう。趣味で困難な場面で問題を解決しようと動ける人は、仕事でも同じ行動を取れる人です

目標達成や困難な場面を乗り越えるために、なぜその行動を取ったかが大事なので、たとえ目標を達成できなかった趣味の話でも大丈夫ですよ。

毎日同じ場所を走ると飽きてしまうと思ったため、自宅周りで5つのコースを考えて、飽きずに継続できるようにしました

就活生

⑤学び:趣味に打ち込んだことで何が成長したのか

ガクチカでいう学びとは、仕事に活かせる学びを指します。

趣味で頑張ったことがそのまま業務になるわけではありません。そのため、趣味で学んだことをどうやって仕事で活かすかを伝える必要があります。目標に向けて取り組んだ趣味から得た強みやスキルを書きましょう。

単なる気付きや感想ではなく、仕事に活かせる学びであるかが重要です

毎日走る時間を確保するために、スケジュール管理を徹底することで、先を予測した時間配分の仕方が身に付きました

就活生

ガクチカで趣味をアピールするコツ5選

ガクチカで趣味をアピールするコツ5選

趣味をガクチカとするなら、自分のエピソードをより魅力的にしたいですよね。魅力的な内容にするには、アピールのコツを覚えておく必要があります。

アピールのポイントが理解できると、自分の強みが明確に伝わるガクチカとなり、高評価につながります。

①仕事での再現性を伝える

ガクチカになるような趣味を持っていても、趣味が仕事になるわけではありません。そのため、趣味から得た強みや能力をどうやって仕事で活かすかが大事です。

企業に趣味をガクチカとして評価してもらうためには、仕事での再現性を伝えて、働く意欲を見せましょう

再現性を伝える際に、企業が求める人物像を理解して、マッチする強みやスキルをどのような業務で活かしたいのか伝えられるとより有効ですよ。

アパレル店でバイトリーターをした経験から、複数の仕事を同時に進めるコツを掴みました。御社の業務においても、優先順位を考えてマルチタスクをこなしていきます。

就活生

上記のように、打ち込んで学んだことが、業務にどう活きるのかを伝えるようにしましょう。

②モチベーションの源泉を盛り込む

モチベーションの源泉とは、何かに取り組むときにやる気になる源のことを指します。
趣味を続けているモチベーションの源泉から、どんな場面でやりがいを感じる人間なのかが伝わりますよ

モチベーションの源泉を明確にするには、趣味を続けられている明確な理由を伝えることが大切です。

モチベーションがたくさんある人は、その中でも入社後の業務に通ずるようなものを伝えましょう。具体的には、「新しい知識を得ること」や「目標を達成したときの快感」などです。

③自己紹介時点で興味を持ってもらう

就活の面接では、最初に自己紹介をすることが多いです。自己紹介では、大学名や氏名などの基本情報に加えて、学生時代の簡単なエピソードを入れるのが一般的です。

そのため、趣味をアピールしたいときは自己紹介で趣味の話をして、最初に興味を持ってもらうのも一つの手です

〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。私は趣味で〇〇で、高校生のときに〇〇がきっかけで打ち込むことになりました。本日はよろしくお願いします。

就活生

自己紹介で上記のように簡単に話すと、面接官が興味を持って話を広げてくれるケースもあるので、実践してみてください。

面接で自己紹介する際のポイントはこちらでも詳しく解説しています。

④打ち込むうえで工夫した点を入れる

企業は、ガクチカから目標に向かってどのような努力をしたのか、自分で考えて工夫したことは何かを知りたいと思っています。なぜなら、仕事をするときは自分で工夫して、業務をこなしていく能力も求められるからです

たとえば、「資格の勉強を毎日継続してやるために、スマートフォンを持たず近くの図書館で勉強した」といったように、目的を達成するためにどんなことをしたのか具体的に話すことが重要です。

⑤自分自身の強みを話す

どれだけ熱中して趣味を頑張ったとしても、自分の強みが伝わらないガクチカは評価されません。高評価につなげるには、企業が求める人物像にマッチする強みを伝えられると有効です

たとえば、チャレンジ精神を大事にしている企業なら、いろんなことに挑戦してきた人がマッチするといえますよね。

企業が理想とする人物像に無理矢理合わせる必要はありませんが、もし自分の強みと重なる部分があるのであれば、積極的にその部分をアピールしていきましょう。

趣味をガクチカとして伝える際の注意点

趣味をガクチカとして伝える際の注意点

趣味のガクチカは話しやすい側面がある一方で、趣味ならではの注意点が存在します。題材にする趣味や、伝え方を間違えると悪い印象を持たれてしまう可能性があるのです。

ここでは、ガクチカを趣味で伝える際の注意点を4つ紹介するので、これから説明することはやらないように気をつけてください。

マイナスイメージのある趣味は選ばない

就活にふさわしくない趣味は、ガクチカの題材からは避けましょう。なぜなら、人間性や価値観に対する誤解を招く恐れがあるからです。

社会的にマイナスイメージがある趣味は以下のようなものを指します。

・パチンコ
・競馬
・麻雀
・お酒
・タバコ

趣味自体を否定しているのではなく、人によっては印象が悪い場合があるため、就活で上記のような趣味をガクチカにするのは避けてください

上記のような題材になってしまう場合は、趣味ではなくアルバイトやサークルなど、他の題材でガクチカを伝えるようにしましょう。

印象の良い趣味については、こちらの記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

専門用語は使わない

面接官があなたの趣味を詳しく知っているわけではないため、専門用語が多いと話を理解しづらくなってしまいます。それに、話がうまく伝わらないとアピールしたいこともわかってもらえない恐れがあります。

たとえば、野球の知らない人に、野球の専門用語ばかりを使っても話は通じませんよね。相手からすると、分からない言葉ばかりが出てくる会話は、理解が追いつかずストレスになります。

そのため、専門用語や難しい言葉は使わないようにしましょう。誰にでも伝わるわかりやすい話ができる人は、仕事ができる人とも評価してもらえる可能性がありますよ

昔のエピソードを使わない

就活で聞かれるガクチカは、基本的に大学時代の経験を指します。そのため、大学生になる前の昔のエピソードは基本的に使わないようにしましょう。なぜなら、大学以前の話をすると、大学時代に何かに打ち込んだ経験がないと思われてしまうからです。

ただし、昔から今まで継続しているものであれば、問題ありません。ガクチカとして昔の趣味の話をしたい人は、趣味から得た強みや能力が大学時代に活きたエピソードを用いると良いですよ

学びや工夫した点が話せない趣味を選ばない

ガクチカの質問は深掘りされる可能性が高いため、学んだことや工夫したことがない趣味をガクチカとして話すと、深掘りされた質問に答えられない可能性があります。

趣味にそこまで力を注いでなく、真剣に取り組んでいない場合、物事への取り組みが浅い人だと思われてしまうかもしれません

面接官は好きなことや自慢の話を聞きたいわけではないので、打ち込んだ内容を具体的に話せるエピソードを選びましょう。

就活生に聞いた! 趣味のガクチカを書くときに意識したこと

趣味のガクチカを書くときに意識したことは?

学生はどのような点を意識して趣味のガクチカを書いているのでしょうか。気になるところですよね。

そこで、学生にアンケート調査をしたので、ぜひ参考にしてみてください。

構成を意識した人が多数

読み手に伝わりやすい構成を意識したという回答がありました。

話の構成によってガクチカの伝わり方は大きく変わります。自分が話したいことを伝えられるように、ガクチカの構成を考えている学生が多いことがわかりますね

「伝えたいことは一番最初に持ってくる」「最後に会社でどう貢献できるか話す」など、型と決めてガクチカを書くようにしましょう。

強みが伝わるようにしたという回答も

強みやアピールポイントを伝えることを意識した人も多かったです。

ガクチカでは、企業が求める人物像にマッチしている強みやスキルをアピールすることが有効なので、仕事で活かしたい強みをアピールしたいところです

趣味から得た強みやスキルを伝えるためには、面接官にエピソードの情景を具体的にイメージしてもらえるような話し方がカギになりますよ。

趣味別! ガクチカ例文10選

趣味別!ガクチカ例文10選

ガクチカで趣味を書くうえで、どう書いた方がいいのかイメージができない人もいるでしょう。そんな人に向けて、ここでは趣味別の例文を紹介していきます。

わかりやすい基本的な文章構成はもちろん、人間性や価値観を伝えてほかの学生と差別化を図ることも意識してみましょう。

例文①絵・イラスト

どんな絵を書いているのかも大事ですが、絵を書くことで得た強みや能力を伝えることも重要です。うまく絵を書くコツやスキルではなく、仕事に通ずる強みを書きましょう

例文②音楽

音楽は、一人でもバンドのようにチームでもできる趣味です。チームで音楽活動をしている人は、チームならではの強みを伝えられると良いですね

そして、学びをどうやってチーム業務で活かしたいのかまで述べましょう。

例文③ゲーム

ゲームから業務につながる強みやスキルを得ている場合は、十分ガクチカとして使うことができます。

しかし、ゲームは企業や業界によってはあまり良くないと思われる可能性もあるので、ゲーム関連の事業を手がけている会社などに絞って使うと良いでしょう。

他にも数字を分析して改善をしていく、マーケティング関係の仕事でもこういったガクチカは有効だといえます

趣味のゲームを好印象に思ってもらえるポイントは、こちらの記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

例文④アイドル

アイドルの趣味を話すときは、応援活動の内容を前面に出すのではなく、趣味の1つから強みが得られたことを伝えるのがポイントです。

アイドルの応援活動もゲーム同様に、企業や業界によっては良くないと思われる可能性があります。イベント企画系の会社など、アイドルの応援活動に関係のある業界を受ける際に、こういった趣味をガクチカとして使うようにしましょう

例文⑤料理

料理は、日常的なものであるため、面接官にとっても馴染みやすい話題となります。他者と差別化を図るには、自分ならではの工夫した方法を伝えることがポイントです

例文⑥バイク

バイクの趣味では人間性や価値観が伝わるように、周りの人とのエピソードを入れると良いでしょう

派手さやかっこよさをアピールする内容になると、ただの自慢話になってしまうので注意してください。

例文⑦筋トレ

仕事において日常的なものを継続できることは大きなアピールポイントになります。そのため、コツコツ続けることで成果が出る筋トレはエピソードとして有効と言えるでしょう。

例文⑧カメラ

一眼レフカメラは、工夫しないと良い写真が撮れないので、苦労した点や努力したことを話しやすい話題といえます

例文⑨登山

登山は簡単にできる趣味ではないため、アクティブな印象が強いです。登山の趣味をアピールする際は、企業が求める人物像に当てはまっているかどうか考えましょう

そして、面接を受けるときは質問に備えて、最近登頂した山の情報を頭に入れておくと良いですね。

例文⑩読書

読書は読んだ本の冊数ではなく、得た知識や教養をどう活かしたいかがアピールすべきポイントになります。メジャーな本だと面接官も読んでいる可能性が高いので、深掘り質問を予想して準備しておきましょう。

趣味の読書について伝えるときのポイントは以下の記事でも解説しています。

就活生に聞いた! ガクチカに書いた趣味

ガクチカに書いた趣味の内容は?

学生がガクチカにどんな趣味を書いたのか、どのような点をアピールしたのか気になるところですよね。

そこで、ガクチカに書いた趣味とその内容をアンケート調査したので、ぜひ参考にしてみてください。

スポーツ関連の趣味が多数

スポーツに関する趣味の回答が多数見られました。

部活動以外でスポーツの趣味を持っている人が多いようですね。スポーツの趣味は成果が見えやすいため、目標が伝えやすいのが特徴です

どのように練習したかなど、工夫した点も比較的伝えやすいので、趣味として話しやすいガクチカといえるでしょう

映画や動画鑑賞と答えた人も

映画や動画鑑賞の趣味をガクチカにした人もいました。

普段なんとなく見ている動画でも、目標を作ることでガクチカとしてアピールできる趣味になりますね。特に、語学力や教養を身に付けるには適している趣味のようです

ガクチカにできる趣味がないと思っている人は、普段何気なくやっていることに目標を立てて、学びやスキルを得てみませんか。メジャーな趣味でも、自分なりの楽しみ方や目標を伝えることで個性や人柄を伝えることができますよ。

趣味をガクチカに書く場合のNG例文4選

趣味をガクチカに書く場合のNG例文4選

力を注いだ趣味を書けば、何でもガクチカになるわけではありません。アピールできるポイントを持っていても、伝え方を間違えてしまうと評価が下がってしまいます。

ここからは、趣味をガクチカに書くときのNGな例文を紹介します。NGなポイントを押さえて、魅力が伝わる趣味のガクチカが書けるようにしましょう。

NG例文①イメージの悪い題材を選んでいる

私は趣味の競馬に力を注ぎました。大学生になったら、自分で稼いだお金で思いっきり遊んでみたいと思ったことがきっかけです。

最初は、全然着順予想を当てることができませんでした。しかし、これまでのレースの傾向を分析したり、騎手の特徴を押さえたりして、確信を持てる予想をするようにしました。

その結果、始めた頃よりも予想を当てることができるようになり、より競馬の楽しさを実感することができました。

私は、社会人になってからも物事を分析して、次を予想しながら仕事を進めていきたいです。

ギャンブルなど、社会的にマイナスイメージがある趣味は控えましょう。

面接官によっては、「お金遣いが荒い人」といった印象を抱く人もいるかもしれないので、こういった話題は避けるのが無難です

NG例文②専門用語を多用している

私は、趣味のスノボに力を注ぎました。

幼い頃からスキーをやっていたため、スノボもすぐにできるようになりました。しかし、ただコースを滑るだけでは満足いかず、グラトリを習得しようと思いました。

ジャンプ台やパイプなどのキッカーは、コースを選ばなければいけません。その一方で、グラトリは平地であればどこでもできるので、練習もしやすいです。

私は、動画やWebサイトを参考にして、徐々に技の難易度を上げていきました。その結果、スピン系まで習得することができました。

スノボでコツコツ技を覚えたように、社会人になってからも、コツコツ仕事を進めていき、困難なことでも挑戦していきたいです。

普段スノーボードをしない人からすると、技名などはわからないため、専門用語を多用するのはやめましょう。

面接官によっては、「相手への配慮ができない人」という印象を持たれる可能性もあります。相手に合わせて会話をすることは、社会人として必要なスキルであるため、気をつけてください

NG例文③昔熱中していた趣味について語っている

私は中学生のとき、釣りに没頭していました。

父親が釣りによく連れていってくれたことがきっかけです。釣りを始めたばかりのころは、思うように魚が釣れず苦労しました。

私は何とかしたいと思い、釣り竿やエサについて本で調べたり、他の釣り人にテクニックを聞いたりして、少しずつ知識を増やしていきました。

1年ぐらい経ったころには、その日の波の状態や気温の状況を見て、適した釣り竿やエサを使えるようになり、多くの魚を釣れるようになりました。

釣れないときは心が折れそうになりましたが、この経験から試行錯誤をして自分なりに工夫していくことの大切さを知ることができました。

このエピソードは、中学生までの話となっており、最近打ち込んだ内容になっていません。趣味をガクチカとして話すのであれば、今も熱中しているものを選びましょう。

これだけ古いエピソードになってしまうと、「大学時代に何もしてこなかったのかな」と面接官に思われてしまう可能性があります

NG例文④ただの自慢話になっている

私が力を入れて取り組んだことはアニメ鑑賞です。

私はさまざまなアニメを見るのが好きで、アクション系や恋愛系、ファンタジー系など幅広いジャンルのアニメを鑑賞してきました。

学業と両立させるのは大変でしたが、時間を作って年間150本のアニメを見ることができました。

同じ趣味を持った仲間でも年間100本見るのがやっとと話していたので、この数字はとてつもないものだと思います。

上記の内容は実績だけをアピールする、ただの自慢話になってしまっています。面接官はガクチカを通して、成果よりもその過程や学んだことを重視しています。

結果が出るまでの過程や、仕事に活かせることなど、面接官が知りたい内容が入っていないので、評価されるのは難しいでしょう

企業にマッチする趣味のガクチカを作って効果的にアピールしよう

趣味のガクチカは人柄や価値観が伝わりやすいため、自分がどんな人間であるかを表しやすい題材といえます。

それから、趣味への取り組み方は仕事に通ずるものがあるので、物事への取り組み方も重要になります。趣味のガクチカで強みやスキルをアピールするには、どうやって業務に活かしたいのかが大切です

企業が求める人物像や業務内容を理解して、その企業に自分がマッチしていることを伝えられるガクチカを作りましょう。

【ガクチカに関する調査】

調査方法:ポート株式会社が運営する企業口コミサイト「就活会議」会員へのダイレクトメール
調査日:2023年8月28日~9月4日
調査元:「就活の未来」を運営するポート株式会社
調査対象者:24卒・25卒の就活会議会員の67人

監修者プロフィール

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吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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