面接対策
面接当日の到着時間やマナー5つ|入退室のやり方や持ち物を確認
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目次
面接当日に気を付けたいこととは
面接当日はどんなことに気をつけた方がいいのでしょうか。面接当日はプレッシャーや緊張でいつも通りの行動ができないことも多いです。基本を確認しておくことで、自然な流れで面接を受けられるようにしましょう。直前になって焦らないように、事前に到着時間や面接のマナーについておさえておくことが大切です。
面接前の準備についてはこちらの記事で確認しておきましょう。
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面接当日の理想の到着時間
面接当日は、何分前に会場に到着するのがベストなのでしょうか。到着する時間で印象が変わると考えると、より気をつけたいものです。結論から述べると、会場には10分前に到着するのがベストと言われています。面接時間ぎりぎりで到着すると、「時間にルーズ」と思われてしまうでしょう。
しかし、30分~1時間前に着くのもマナー違反です。ですので、早くもなく遅くもない10分前ほどがベストだといえます。もし、早めに到着しそうな場合は、近くの喫茶店やカフェなどに入り、気持ちを落ち着かせるために時間をつぶしましょう。
面接の到着時間についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
面接当日のマナー
到着時間のマナーは理解していただけたと思われますが、その他にも気をつけるべき当日のマナーがあります。なかでも絶対にしてはならないことは、遅刻や欠席の連絡をしないことです。時折、当日の面接を無断で遅刻、欠席をする就活生がいます。
こうした態度は面接の準備をしている企業や人事の方に対して失礼になります。欠席する際は必ず連絡を入れましょう。当日になって欠席する場合は、メールではなく必ず電話で連絡しましょう。遅刻する際も、同じく電話で連絡するようにしてください。
面接を当日に辞退する場合については、こちらの記事を参考にしてみてください。
①建物に入る前
会場の建物に入る前に、守るべきマナーがあります。冬場であればマフラーやコートを身につけていますが、着用したまま会場入りしてはいけません。建物の前でコートなどを脱いでください。マフラーや手袋も同様です。脱いだコートは、手にかけるようにして持ちましょう。
手袋はカバンの中にしまってください。マフラーも入れた方がいいですが、カバンのスペースに余裕がなければコートに重ねて持つようにしましょう。マフラーやコートを建物に入る前に脱ぐことは、面接だけではなく入社後も守るべきマナーです。
着用したまま会場入りすることは非常識と見なされますので注意してください。もし雨や雪が降っていた場合は、コートやマフラーを軽く払ったり拭いたりしましょう。
髪型や服装の乱れを整える
建物に入る前は、乱れた髪型や服装を整えましょう。格好を整えて建物に入ることは、社会人になった後も守るべき大人のマナーです。「マナーだからする」というよりも「自分のためにする」という感覚で、建物に入る前は身だしなみを整える癖をつけてください。
企業の担当者に「清潔感があってしっかりした人だ」と思ってもらえるように、「自分は常に誰かに見られているんだ」という感覚を持って常に身だしなみを整えるようにしてください。身だしなみをチェックする際は、駅備え付けのトイレなど、鏡のある場所で髪型や服装を整えるといいでしょう。
②面接の時間まで受付と控室で待つ間
最初は受付から、控え室などで待つ間までのマナーです。押さえておくべきポイントは、実は受付を済ませる前からあるのです。携帯電話の電源をオフにしてから、受付へ行きましょう。これが、受付する前に守らなければならないマナーです。バイブもNG。面接をおこなう部屋は静かですし、面接官とも距離も近いことが多いので、バイブ音も聞こえてしまいかねません。会社に入る前にオフにしてから、受付へ行きましょう。
控室で待つ姿勢も見られている
控え室である程度の時間、待つこともあります。待つ間は「暇だから」「退屈しのぎに」などの理由で、イヤホンを耳につけ音楽を聴くことやカバンの中から本を取り出して読むことは避けてください。自分の名前を呼ばれたらすぐに動ける態勢を整えておくべきです。また、自宅でリッラクスしているような姿勢で座ることや足を組むこともNGです。
控え室に会社の人が入ってきた際、そうした態度をしていれば大変悪い印象を与えてしまいます。また、控え室にいる他の人とコミュニケーションすることも望ましくありません。私語は慎むようにしましょう。もちろん服装のマナーも大切です。暑いからという理由で、ジャケットを脱ぐことやネクタイを緩めることはやめてください。
③面接で入室してから着席するまでのマナー
入室する際は、名前を呼ばれます。大きく分かりやすい声で「はい」と返事をし、入室してください。もっとも緊張する瞬間ですから、特に気をつけなければなりません。ノックは3回がマナーです。「2回で」という人もいますが、「2回はトイレのとき」という考え方もあるので、3回にしたほうがいいでしょう。そして、「どうぞ」と言われたら、入室します。ドアを閉めてから、面接官に向かって一礼。席まで歩いていき、椅子の横に立って名前を名乗り、もう一度一礼します。
お辞儀は深めにする
面接官が複数のときのポイントは、このときにすべての面接官の顔を見ながら名乗ること。ただし、お辞儀はそれぞれの人にする必要はありません。中央に向いて一度だけすればいいのです。「どうぞ」と言われたら、椅子に座ります。浅めに座り、背を背もたれにつけないのがマナーです。
椅子に座ったらカバンの上にコートを置く
着席前に椅子の横にカバンを立てかけ、その上にコートやマフラーを置いてください。ビジネスバッグは直立して倒れないタイプが望ましいです。コートは裏地が外側を向くように、そしてシワがつかないよう綺麗に畳みましょう。日常生活では、椅子の背もたれにコートをかけることも一般的ですが、面接ではNGです。
マナー違反というだけではなく、低い背丈の椅子であればコートの丈部分が汚れてしまうリスクもあります。また、誰も座っていない椅子が近くにある場合でも、そこにカバンやコートを置いてはいけません。椅子だけではなく、机なども使用しないてください。床にビジネスバッグを置き、そこに畳んだコートを乗せることがマナーです。
④面接中のマナー
次は、面接の最中に守るべきマナーについてです。入退室だけでなく、面接中であってもマナーを守った態度を心掛ける必要があります。よい印象を与えるためには、面接中の姿勢、仕草や声の大きさなどにも配慮することが大切です。では、具体的にどのような点に気を付ければいいのでしょうか。ここからは面接中のマナーについてご紹介していきます。
姿勢だけでなく目線や声量にも注意
着席時の注意点として、座り方の姿勢もあります。男性であれば、足を肩幅程度に開き、両手は軽く握りこぶしを作って腿の上に置いてください。膝の上では前傾姿勢になってしまうので良くありません。女性は、膝とかかとを揃えて座り、両手は太ももの位置で重ねるようにしましょう。足全体を斜めにして座ることはNGです。
こうした姿勢を保ちながら、面接官が話している場合は体ごと向けてしっかりと話に耳を傾けてください。話を聞いているときも、自分が発言しているときも、相手の目を見るようにしましょう。また、声の大きさにも注意が必要です。緊張しているなどの理由で小さくなりがちですが、面接官の声量を観察して、自分の声の大きさを調整してください。
質問に対して誠実に答える
就活生のよくある悪い例に、わからない質問に対して薄い知識で無理に回答しようとすることがあります。薄い知識で答えたことは、面接官にすぐにバレます。わからない質問に対しては見栄を張ることをせず、誠実に応えるようにしましょう。そのためには、わからないことは素直にわからないと伝えることが大切です。
ただし、わからなかったことはこれから学ぶという成長意欲を伝えるようにしましょう。何度も分からないと答えると志望意欲を疑われてしまうため、ある程度想定される質問への回答はしっかりと用意しておくことも大切です。
話を聞くときは適度に相づちを打つ
多くの就活生ができていないことのひとつが、面接官の話しに対して相づちを打つことです。相づちなどの表現をしないと、面接官は本当に自分の話が理解されているのか疑問に思ってしまいます。例えば、あなたがプレゼンテーションをしたとしましょう。あなたの話に対して全く反応なく聞いている観衆と、適度に相づちなどの反応を取ってくれる観衆、どちらがいいでしょうか。
後者の方がプレゼンテーションをしやすいですし、また話をしたいと思いますよね。面接官の話に相づちを打ったり、頷くことでしっかりと理解できているアピールをしましょう。また、面接官に限らず、集団面接などで他の就活生の話に反応することも大切です。集団面接で他者が話しているとき、あなたがどういった態度で話を聞いているかを面接官は見ています。他の人が話をしているときは体をその人の方向に向け、適度に反応するといい評価に繋がるでしょう。
⑤面接が終わり退室するときのマナー
最後のシーンは、退室時です。実際には、マナー違反をもっとも犯しやすいのがこのシーン。というのも、「面接が終わった」という安堵感が、緊張を解いてしまいがちだからです。最後まで気を抜かないようにしましょう。面接官から終了の合図があったら、お礼を言い退室します。お礼を言うのは、座ったままで問題ありません。面接官が複数の場合は、このとき全員の顔を見ながらお礼を言いましょう。
ドアの前に立ち面接官に一礼する
そして、静かに席を立ち、再び一礼。ドアのところまで行きます。ドアの前に立ち、もう一度、面接官に向かって一礼します。ここまでは多くの人がマナーを守っていますが、まだ終わりではありません。部屋の外に出た後も、面接官に会釈をするのがマナー。
これをしない人が大変多いのが現状です。相手の顔が見えなくなるまで頭を下げましょう。これで面接は終了です。しかし、どこで会社の人が見ているかわかりません。退室した後の態度にも注意しましょう。
面接は建物から出るまで続いている
退室しても建物の中にいる限りは、まだ面接が続いているという認識を持ってください。「うまく話せた」、「内定確実」などと面接に手応えを感じても、「上手に受け答えできなかった」という時でも、最後まで気を抜いてはいけません。例えば、退室後に携帯電話の電源をオフからオンにすることはNGです。
建物内では、電源を入れることは避けてください。また、マフラーやコートも外に出てから着用するようにしましょう。面接室の外に出ても、面接官以外の人事担当者などに見られている可能性があります。コートを着てスマホをいじっている様子を見られてしまえば、面接の合否に大きく影響される可能性もあるのです。携帯や服装マナーは最後まで細心の注意を払ってください。
39点以下は要注意!
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面接当日に確認すべき持ち物
面接当日は何を持っていけばよいか分からず、不安になる就活生は多いでしょう。面接に持っていくべきアイテムは、いくつかあります。
以上が、一般的に持っていった方が良いとされる持ち物です。エントリーシートは、企業から指定がなくても持っていくことをおすすめします。面接前に見直すことで、スムーズに話ができるようになるでしょう。折り畳み傘は、万が一に備えカバンに入れておいてください。
女性の場合は、ストッキングが破れていたりすると目立ってしまうので、予備のストッキングを準備しておくと安心です。「備えあれば憂いなし」ということわざのように、いざというときに対応できるような準備をして面接当日を迎えましょう。
面接の持ち物についてはこちらの記事を併せて読んでみてください。
面接当日はマナーに気を付けて好印象を与えよう
面接当日のマナーは挨拶・着席・お辞儀・ドアの締め方などに注意しましょう。最後に、とくに大切な点をおさらいしておきましょう。就活生が気をつけておくべき点は、「携帯電話は電源をオフにする」「ノックは3回が基本マナー」「面接官が複数の場合は、全員の顔を見ながら名乗り、終了後のお礼を言う」「退室時はドアを閉めながら、最後の会釈をする」です。面接官の印象を悪くしないためにも、注意して面接を受けましょう。