面接対策

面接で好印象を与えるポイント3つ|受付から退室まで徹底解説

面接で好印象を得るには受け答え以外も重要

面接では受け答え以外にも、押さえたいポイントが多くあります。

志望動機や自己PRといった回答内容は、多くの就活生が入念に準備するはずです。しかし、仮に受け答えが完璧でも、回答内容以外の要素で減点されてしまうことは良くあるのです。

裏を返せば、特別な資格やエピソードを持たない人でも、面接官から好印象を得られるチャンスが多数あります。

本記事では、面接官から好印象を得るための、受け答え以外のポイントを集中的に解説しています。ぜひ参考にして、面接対策に役立ててください。

面接が始まる前の行動も見られている

選考のため志望企業を訪問する際には、面接が始まる前から気を引き締めて臨む必要があります。来社した時点で、自分の一挙手一投足全てが評価されていると考えておきましょう。

就活生を見ているのは面接の担当者だけではありません。他の社員も、就活生の行動はよく見ているものです。何かミスをして社員に見られてしまうと、採用担当者の耳にも入ってしまう可能性があります。

面接が始まる前から油断せずに挑みましょう。

身だしなみは到着前に整える

まず、身だしなみは到着前に整えておくことが大切です。

家から面接会場まで距離がある場合、到着するまでに服装や髪型が乱れてしまうことがあるでしょう。そういった場合に面接会場で身だしなみを整えていると、他の就活生から浮いてしまい、悪目立ちすることがあります。

事前準備が甘いと判断されてしまうリスクもありますので、面接会場のトイレや廊下で身だしなみを整えるのは避けた方が無難です。

身だしなみを整える必要がある場合は、面接会場の最寄り駅のトイレといった近隣の公共施設をを利用するようにしましょう。

また冬場の面接ではコートを着用することもありますが、防寒着は会場に入る前に脱いでおくことがマナーです。コートやマフラー、手袋といったものを会場に入ってから脱ぐことのないようにしましょう。

面接の服装についてはこちらの記事でまとめています。

到着時刻は早すぎても遅すぎてもNG

面接で遅刻は絶対にNGですが、早く到着し過ぎても企業側に迷惑をかけてしまいます。

目安としては、5分~10分前に到着するのが良いでしょう。

採用担当者は、就活生との面接以外にも多くの業務を抱えています。就活生との面接の1分前まで、他の会議に参加しているといったことも珍しくありません。また、面接会場の準備もできていないでしょう。

そういった状況の中では、30分も前に就活生が到着していると聞かされても対応できません。企業側の事情を考慮していない、非常識な人物として、悪い印象を持たれてしまう可能性が高いのです。

遅刻せず、かといって早すぎず、5分~10分前に受付をするのがベストと言えます。

面接の時間のマナーについてはこちらの記事を参考にしてみてください。

会場付近での振る舞い全てに注意しよう

面接のために企業に訪問した際は、その場での行動すべてに注意を払う必要があります。

例えば面接前にリラックスしたいからといって、社員のための喫煙所で喫煙するようなことは絶対に控えるべきです。社員に見られた場合、気を抜きすぎているように映り、常識を疑われてしまいます。

企業の設備は社員のためにあり、就活生が利用して良いものではありません。

他にも待機中に椅子にもたれかかっていたり、貧乏ゆすりをしたりしていると、採用担当者や社員からの印象は悪くなります。

面接会場に着いた時点で、選考は始まっているものと認識しておきましょう。

面接でよく聞かれる質問リスト&回答集を活用して、面接を突破しよう

不安を抱えた状態で面接本番を迎えると、うまく回答できず、選考に落ちてしまうことが多いです。不安を解消するためには、あらかじめ質問を予想し、その回答を考えておく必要があります。

そこで、無料の「面接質問リスト&回答集」を活用しましょう。面接でよく聞かれる質問とその回答例が多数収録されており、回答の際のポイントも解説してあります。

ぜひ活用して不安を解消し、志望企業の面接を突破しましょう。

受付でのマナーも確認しておこう

受付での対応についても、事前にシミュレーションしておくことが大切です。

受付は企業によってカウンター式の場合と、内線式の場合がありますが、言うべきことは同じです。

受付で伝えるべき項目は、大学名、氏名、何時の面接かです。

具体的には「お世話になっております。〇〇大学の××と申します。△△時に面接のお約束を頂いております」といった形です。

この後、受付の担当者が確認し、面接の担当者に繋いでくれます。「お掛けになってお待ちください」と言われた場合は座って待ちますが、担当者が現れたら立ち上がって挨拶をしましょう。

受付をする際のマナーについて、より詳しく知りたい方には以下の記事もおすすめです。

入室時に押さえたい4つのマナー

受付を終え入室を促されたら、いよいよ面接のスタートです。

入室する際にも、守るべきマナーが多数あります。当然ながら、入室時のマナーを守れているかどうかも、評価に含まれているのです。

一般的には、企業の会議室が面接会場となるでしょう。ここでは、入室する際の注意点を解説していきます。マナーを守った入室で、無用の減点を回避できるように準備しておきましょう。

①ノックして許可を得てから入室する

入室を促されたら、ドアを3回ノックします。中から入室を許可する声が聞こえたら、失礼いたしますと述べてから扉を開けましょう。

国際的には正式なノックの回数は4回とされていますが、日本のビジネスシーンでは3回に省略しても間違いではありません。

ただし、2回のノックはトイレの空室確認で用いられるものですので避けましょう。

ノックする際の力加減は、手首の力を抜いて、軽く叩くようにします。強すぎたり弱すぎたりすると、悪い印象に繋がりますので注意しましょう。

許可を得て入室したら、扉の方を向いてドアを閉めるようにします。面接官に背中を向けるのは失礼ではないかと思うかもしれませんが、面接では後ろ手に閉めることがマナー違反とされています。

②お辞儀して椅子の横に進む

入室してドアを閉めたら、面接官に向き直り、一度お辞儀をします。

お辞儀をしたら、用意されている椅子の横に進みましょう。面接官から許可されるまで、着席してはいけません。

椅子をすすめられたら、お辞儀をしてから着席しましょう。

その際、持参しているビジネスバッグは椅子の横に置きます。バッグが面接中に倒れたりすると印象が良くないので、なるべく自立するものを用意しておきましょう。

座る際は、背もたれにもたれかかず、背筋を伸ばすことが大切です。

座り方は男女で異なります。男性は軽く膝を開き、両ひざに握りこぶしを置くようにします。膝を開きすぎてはいけません。目安としては、握りこぶし二つ分程度です。

女性は膝を閉じ、両手を重ねて膝の上に置きましょう。膝を完全に閉じたままキープするのが辛い人は、手で押さえるようにすると少し楽になります。

椅子の座り方にも細かいマナーが多いので、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

③書類は丁寧な動作で渡す

面接官に履歴書やESの提出を求められた際は、丁寧な動作で失礼のないように渡すことが大切です。

ファイルに入れている場合は速やかに中から取り出し、両手にもって相手に差し出しましょう。その際、無言で手渡すのではなく「こちらにございます」と言うと丁寧な印象になります。

アルバイトでは「こちらになります」のように「~になります」と言う人もいるかもしれませんが、面接官によっては失礼な印象を受けることがありますので、控えた方が無難です。

④面接官と一緒に入室することもある

企業によっては面接官が受付までやってきて就活生を案内し、そのまま一緒に会議室に入るパターンがあります。

この場合は、面接官が扉を開けてくれることが多いので「失礼いたします」と、一言述べて入室しましょう。

入室後、面接官にすすめられた場合は、上座に座っても問題ありません。

席には「上座」「下座」と呼ばれる概念があり、部屋の出入り口から遠い席を「上座」と呼びます。反対に、出入り口に近い席が「下座」です。

基本的に上座は目上の人物が着席します。面接を受けに来た就活生が、上座に着席すべきではありません。しかし面接官によっては、部外者である就活生をお客様として扱い、上座への着席をすすめるケースがあるのです。

いずれにしても、席を提示されるまでは着席せず待つようにしましょう。

面接でよく聞かれる質問リスト&回答集を活用して、面接を突破しよう

不安を抱えた状態で面接本番を迎えると、うまく回答できず、選考に落ちてしまうことが多いです。不安を解消するためには、あらかじめ質問を予想し、その回答を考えておく必要があります。

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ぜひ活用して不安を解消し、志望企業の面接を突破しましょう。

面接で好印象に繋がる3つのポイント

入室して着席すると、面接では質問への回答に集中しがちですが、回答以外にも面接官の好印象に繋がるポイントがあります。

ここでは面接において好印象を獲得するための、回答以外のポイントを3つに絞ってご紹介します。ぜひ参考にして、面接の準備に役立ててください。

①落ち着いた振る舞いを心がける

第一のポイントは、落ち着いて行動することです。手をこねこねと動かしたり、貧乏ゆすりをしたりといった行動は控えましょう。

緊張から動きが固くなるのはある程度仕方のないことではありますが、余計な動作は意識的に減らしていくことが大切です。

余計な動作が多いと面接官の気が散ってしまい、話の内容が残らない恐れがあります。せっかく回答内容が素晴らしくても、相手の印象に残らなければ意味がありません。

また落ち着きがない人の話には説得力がありません。自信が無いように見えてしまい、エピソードの信ぴょう性まで疑われかねないのです。

可能な限り落ち着いて、堂々とした態度で面接に臨めるよう、日頃から自分の振る舞いを意識的に直していくことが大切です。

②笑顔で明るく話す

続いては、可能な限り明るい表情で話すということです。家族や友人から指摘され、自分の表情や話し方が暗いことを自覚している人も多いのではないでしょうか。

どれほど素晴らしい回答内容でも、無表情だったり、暗いトーンで話したりすると、印象が良くありません。

また営業職や接客業では、お客様に接する態度も重要となるため、話し方そのものが選考で評価されていることもあります。

自分の表情を鏡で見ながら話してみたり、自分が話す姿をカメラ撮影して見返したりして、改善すべきポイントを探してみてください。

③適度に相槌を打つ

面接では就活生だけでなく、面接官が発言をすることもありますので、適度に相槌を打つことを心掛けてください。

自分が話をしているときに、相手が全く反応をしないと不安になりますが、それは面接官も同じです。面接官が発言しているのに、就活生が全く反応しないと、印象が良くありません。

面接官が何かを言っている時は「ええ」や「はい」と、相槌を打つようにしましょう。ただし「うん」は、目上の人に使う相槌としては不適切ですので注意が必要です。

退室時も最後まで油断しない

面接が一通り完了したら、退室することになります。緊張が緩む瞬間ですが、ここで油断してはいけません。

面接官は、退室時に油断していないかを見て合否を決めることもあります。最後までマナーを守った振る舞いを心掛けましょう。

お礼を言って席を立つ

「面接はこれで終了です」と言われたら、椅子から立ち上がってお礼を述べます。

バッグを持って椅子の横に立ち、「本日はありがとうございました」と言いながらお辞儀をしましょう。

お礼を述べてお辞儀をしたら、部屋の出入り口まで歩き、面接官に向き直ります。

そして「失礼いたします」と述べ、もう一度お辞儀をしましょう。ここまで完了したら、後はドアを開けて退室します。

順番を間違えたり、動作が抜けたりすると印象が悪くなるので、自宅で何度か練習しておきましょう。

退室時の手順・マナーについては、以下の記事でも詳しく解説しています。参考にしてみてください。

面接官が送ってくれる場合もある

企業によっては面接官も席を立って、会場の外まで案内してくれることがあります。

特に面接官と一緒に入室した場合は、退室する際も案内されることが多いでしょう。

出口までの道中で、就活生の側から何か話題を振る必要はありません。しかし面接官から話を振ってきた場合は、面接中と同じく、明るく返事をするようにしましょう。

別れ際には面接官も「本日はありがとうございました」と述べてお辞儀をするはずですので、就活生も慌てず丁寧にお辞儀を返すことが大切です。

面接は細かいポイントを押さえて好印象に繋げよう

面接では、回答内容以外にも押さえたいマナーが多数あります。面接の準備をする際は、この記事で紹介しているポイントも踏まえて練習することが大切です。

自分では丁寧にしているつもりでも、第三者から見ると横柄に見えることもあります。

実際に家族や友人を相手に練習して指摘してもらったり、自分の姿を撮影して見返したりして、マナーを守れているか確認してみてください。

入念な事前準備で、面接官からの好印象を獲得しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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