履歴書

履歴書で研究課題への取り組みを効果的にアピールする方法

履歴書の研究課題欄はアピールのチャンス

履歴書に研究課題について記入する際、その書き方がわからず困っている人も多くいます。どんな研究をしているかも当然みられていますが、それをどのようにアピールするかが重要なのです

同じ研究内容でアピールしたとしても、書き方が違えば与える印象は変わるため、履歴書の書き方次第では差をつけるチャンスです。

履歴書は書類選考だけではなく、面接でも参考にされる重要なものです。研究課題の上手な書き方をマスターして、履歴書を魅力的に書きあげましょう。

履歴書の卒業研究の書き方はこちらの記事でもまとめています。ぜひ参考にしてください。

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研究課題とは

研究課題とは、大学で学んだことの集大成になるはずのものです。ゼミを含め、なぜその研究をしようと思ったのかという気持ちをベースに、大学生活をかけて学んだことをまとめた、ひとつの作品といっても過言ではありません。

学生生活の集大成となる課題

研究課題は学生の終わりが近づいたころに出される集大成となる課題です。つまり、大学生活をかけて何を学んだのかが一目でわかる物になります

最近は、必修科目になっているケースが多く、提出しなければ卒業できない大学がほとんどです。ですのでより一層、力を入れて取り組むべき課題となってきます。

また、研究する中で得られた人間的な成長やチームとの関わり方なども、重要なポイントとなってくるでしょう。

研究課題はすべての就活生にあてはまる取り組み

研究課題欄を記入するときに悩みやすいのが「文系」か「理系」かでしょう。しかし、実は文系でも理系でも特に関係はありません。文系・理系に関係なく、あくまでもゼミでの研究室での課題を記載するためです。

企業側が、どうしてゼミでの研究内容を聞くのかというと、「学業に真面目に取り組んできたか」「説明能力やプレゼン能力はあるか」研究やゼミをと通して何を学んできたのかなどの成長を知りたいからです

そこに文系や理系といったものは関係なくなってきます。企業側が何を求めているのかを考え、的確な答えを記入できるように考えておいてください。

企業が履歴書に研究課題を書かせる理由

研究課題で自己PRをしたいと意気込む学生も多いですが、面接でうまく話せるとしても、研究課題欄でのアピールができていない場合もあります。それは、ほとんどの就活生が「研究した内容を詳しく書く」ことに終始してしまっているからです。

採用担当者が知りたいのは、どんな研究をしてきたかという題材だけではありません。題材に対して何をどう取り組んで、研究結果を出したのかという学生の考え方や行動から、将来性を知ろうしているのです

そのため、題材よりも、そこから人生の糧になる何を学んだかが書けているかがポイントになってきます。

面接時に多くの企業が就活生に質問したい

履歴書に研究課題欄がない場合もありますが、油断は禁物です。研究課題は面接時にも多くの企業で質問される項目であり、書類選考以外の部分で詳しく説明する可能性があります。

それだけ研究課題でどのような分野について学びどう取り組んでいたかは、企業側としても知っておきたいポイントです。研究から何を得たのか、またどのような成果が出たのか詳しくアピールできれば、企業から高く評価されるでしょう。

一見、就職活動や働き方とは関係がないような気もしますが、研究課題へきちんと取り組んでいたことは学業にも熱意をもって取り組んでいたという証明になります。多くの企業が研究課題について質問する理由をよく考えて、伝え方を工夫するようにしましょう。

事業内容と関連性がなくても評価につながる

研究課題が志望企業や業界と関連性のない内容だったとしても、アピールにつなげられます。ときには研究課題の詳しい内容自体について質問する企業もありますが、大半はどのような方法で取り組んでどんな成果をだしたのかという部分を気にしています。

つまり、研究課題への取り組み方に注目しているのです。研究課題にしっかりと取り組んでいるなら就職後の働きぶりも期待できますし、内容が薄い場合は入社した後も熱意をもって仕事に取り組まない人間なのではないかと疑われるでしょう

研究課題の内容ではなく、どのような姿勢で取り組んだのかという部分が評価されているのです。

「志望企業と関係のない内容だからアピールにならない」と考えるのではなく、自分が大学生活でいかに頑張って取り組んできたのかを説明するといいでしょう。

履歴書の研究課題から企業が見るポイント2つ

履歴書で研究課題をアピールして高評価を獲得するためには、企業は研究課題から何を見ているのかを知りましょう。

見られているポイントを知ることで、どのようにアピールすればいいのかがわかりますし、よりスムーズに研究課題について記入できるようになります。

評価のポイントは大きくわけて2つあり、それらを意識して記入することが大切です。研究課題から何が見られているのかを知って、上手にアピールしていきましょう。

①学業に真剣に取り組んでいるか

研究課題で見られているポイントは、学業に真剣に取り組んでいるかが挙げられます。学生の本分は学業であり、これにしっかりと取り組めているかによって真面目さなどが見られています。

研究課題に真剣に取り組めていれば、学業も真面目に取り組んでいたと評価されますので、好印象になりやすいです

反対に研究課題がしっかりとできていないようなら、学生時代を通して、学業にしっかりと取り組めていないと判断されますので注意しなければなりません。

学業に真面目に取り組めていることで、学生としてやるべきことをしっかりと果たしている、責任感があるなどの印象が与えられます。

研究課題からは学業への取り組みや人柄までも見られていますので、しっかり取り組んだとわかるように念入りにアピールしていきましょう。

②一つのことに打ち込み達成できたか

一つのことに打ち込み達成できたかも、履歴書の研究課題から見られているポイントです。研究課題は一日二日で終わるものではなく、長期にわたって取り組まなければならないものです。

最低でも1年、長い場合は2年や3年などをかけて研究が完成することもありますし、完成させるためには、長期間しっかりと打ち込まなければなりません。

研究課題にしっかりと取り組めていれば、長期間ひとつのことに打ち込み、それを達成できたと証明できます。目標に向かって努力するのは社会人になっても大切ですし、長期的な努力となればさらに高く評価されます。

目標に向かってきちんと努力ができるか、長期間努力を続けられるかも見られているポイントです。

学生時代頑張ったことについてはこちらの記事を併せて読んで確認しておきましょう。

研究課題をアピールする方法

採用担当者が注目しているのは、研究題材よりも「何を学んだか」です。しかし、履歴書で研究課題をアピールする場合は、動機・内容・成果という一連の流れを伝えることも大切です。

流れをきちんと説明できたうえで初めて、成果として何を学んだかが書けるようになります。

基本的な流れとしては「研究内容」「研究背景」「問題点」「具体的な説明」「研究結果」となります。その流れの中で、貴方が何に気づき、何を思い、どんな成果に繋がったのかを説明できるようにしておきましょう。

また、より効果的に研究課題をアピールするには、以下の点を参考にしてみてください。

何を学んだのかを具体的に書く

ゼミでの研究・専攻は、その学生が大学時代に打ち込んだものにひとつとなっているはずです。研究の過程で学生が何を学び取り、どう成長をしたのかを企業側は知りたいと思っています。

それを伝えるためには学生生活での勉強、研究課題に取り組んだことで何を学んだのかを具体的に記載する必要があります。

たとえどんなに素晴らしい成果や結果を残していたとしても、その部分だけを履歴書に記入するのは論外です。なぜならば、実際に学んだ内容を書かなければ学生が何をしてきたのかが見えづらいからです。

研究課題欄は学生の説明能力やプレゼン能力が試される場所でもありますので、丁寧に伝わる言葉で書いていきましょう

学生の課題に取り組む姿勢が重視されている

学生の本分は学業なので、ゼミの研究内容について詳しく説明できればそれは学生がこれまで真剣に学業に取り組んできた証拠となります。課題に取り組む姿勢は実際に仕事をしている姿勢と、とらえられるケースが多いのです。

企業側は、研究内容で学んだことを通し、学生がどんな考えや姿勢をもって課題に取り組んできたのかも見ています。

この質問にしっかりと答えられる学生は、仕事にも真面目に取り組める可能性が高いと企業側は考えますので、将来性をみられていると思って良いでしょう

誰が読んでも理解できるように書く

特に理系の学生の研究課題に多いのですが、研究内容によっては専門的な知識を必要とするものもあります。このときに、専門用語を多用しても採用担当者には理解できません。

知識をひけらかすのではなく、だれが読んでも理解できるよう噛み砕いてわかりやすく書く必要があります。

どんなに立派な研究で、どんなに素晴らしい成果や結果を出していても、伝えたいことが面接官に伝わらなければ意味がないのです。

逆に考えると、難しい内容を誰にでも理解できるように伝える力を持っていると証明できれば、高い知性の持ち主という点をアピールできる絶好のチャンスになります

面接官に実際の仕事での再現性を想像させる

単純に研究成果を書くだけでなく、その過程で学んだ内容はどのように仕事に活かせるのかを記載するのも大切です

たとえば、法学部のゼミでディベートを学んだのであれば、以下のように、できるようになったことや仕事に活かせそうなことの具体的な例を書くようにしてください。

「ディベートを通じて理論の抜け漏れを作らない術を学び、同時に相対する相手の心理も考えることにより、先回りをして物事を考えられるようになりました。両者側からの理論的に考えられる思考力を仕事にも活かしていきたい」

課題で得た知識や取り組む姿勢から、実際に働く姿を面接官に想像させるのがベストです。

自己PRの要素も含める

自分の研究課題を履歴書に記載するときに、どのような記載の仕方をすれば自分自身をアピールできるかも考えなければいけません。単に研究成果を記載するだけでは、あなた自身の魅力を全くアピールできていない状態と言えます。

研究課題に対するただの概要説明や感想文にならないように注意しましょう。

あなたがなぜその課題を選んだのか、その課題に取り組む中でできた壁にどう立ち向かったかなどを含めて書くように心がけてください

そうすると採用担当者にあなたの仕事への向き合い方や問題解決の仕方などの「あなたならでは」の部分を理解してもらえるのです。研究課題を記載するだけでなく、ここでも自己PRの要素を含めて文章を作成するようにしましょう。

就活生に聞いた! 履歴書のゼミや研究課題欄の書き方のコツ

履歴書のゼミや研究課題の欄の書き方のコツ

研究課題の内容をただかくだけでは、アピールにはならず、しっかり自分のPRにつながえることが重要です。今回は、就活生の皆さんに、ゼミ・研究課題欄に盛り込んだ内容や書き方のコツを聞いてみました。ぜひ参考にして履歴書に書く文章を作ってみてください。

誰が読んでもわかりやすいようにしたという回答が大多数

集まった回答の多くが、研究内容を誰が読んでもわかるように表現を工夫したというものでした。

どんな研究をしていたかがわからないと、読み手がイメージが持てない、あるいは、どんな研究かという疑問に頭が持っていかれ、アピールが響かないという状態になりかねません。

どのような研究かを簡潔に書くことで、読み手の頭がクリアになり、そこでの学びや培った能力がイメージしやすくなります

なぜ興味をもったのかなど自分の考えを盛り込むようにしたという回答も散見

いくつかの回答に、なぜその分野に興味を持ったのかや、研究からどのようなことを感じたのかなど人間性が伝わるような内容を書いたというものがありました。

なぜ興味をもったのかや、その興味がどのように学びにつながったかを盛り込むことで、採用担当者に、自分がどのようなことに興味があるかをアピールできると考えているようです

ただ研究内容を書いた履歴書と大きな違いがあるのは明らかです。なるべく、自分のPRにつながるように、研究内容がしっかり伝わるように書き方を工夫しましょう。

研究課題の項目が履歴書になかった場合は

大切な自己PRの場でもある「研究課題」ですが、もしその項目がなかった場合はどうすればよいのでしょうか。その場合は、他の項目でも十分自己アピールが可能です。

「なぜ、その大学を選んだのか」「どうしてその科目を学ぼうと思ったのか」などを伝えていきましょう。

また、学業に関わらず、アルバイトを通した経験や、ボランティア活動、サークル活動を通して培った「何か」があれば、それを伝えることで、研究課題でできる自己PRと同じ位の成果を上げられます

研究課題以外の内容であなたの魅力をアピールするコツを紹介済ますので、参考にしてみてください。

「学生時代頑張ったこと」でアピール

研究課題の項目がない場合は、他の項目でアピールしましょう。たとえば、サークルの活動であったり、ボランティア活動であったりしても大丈夫です。「学生時代に頑張ったこと」を主軸に自己アピールをしていきましょう。

しかし、ここで採用担当者が知りたいのは、研究課題のときと同じで「何に情熱を傾け、どんな取り組みをしてどんな成長をしてきたのか」です。間違っても成果だけを並べ立てないようにしましょう。

採用担当者は決してあなたの自慢話しが聞きたいわけではないからです。「学生時代頑張ったこと」では実績ではなく、どんな思考を持ってどう行動したかという過程が重視されます。

くれぐれも「〇〇を頑張りました」と言う、頑張りましたアピールだけで終わらないようにしてください。

自己PRとして研究内容を伝えるときのポイントはこちらの記事を参考にしてみてください。

「得意科目」でアピール

研究課題で取り組んだ科目を得意とするならば、得意科目でアピールできます。得意科目は、採用担当者にもわかりやすいかたちで、あなたの得意な科目を書ける絶好のアピールポイントです。

後の面接で何を聞かれても動じないようにするためにも、得意科目は最も手慣れていて得意とする科目をアピールするようにしてください。

折角の自己PRの場ですから、ここでも研究課題のときと同様に、科目に傾けた情熱、どんな風に学んだか、どんなことに疑問を感じそしてそれを解決していったかなどの具体例を書いていくようにしましょう

「科目を通じてあなたの内面がわかる」文章を作成できるようにしてください。

得意科目の書き方はこちらの記事でまとめています。併せて読んでみてください。

研究課題が未定だったり途中の場合は方向性を記載する

研究課題は就活までに完成しているとは限らず、就活中ではまだ未定だったり、途中の場合もあります。その場合は基本的には嘘を書かずに、正直に書きましょう。

未定の場合は、方向性を書きます。途中の場合は中途経過と、今後どのような方向性に持っていくのか、仮説を立てて結論付けて書きます。

人によっては就活が終わってから研究課題に本格的に取り組むケースもありますし、未定だったり途中であっても問題はありません

研究課題が完成していないからといって、それ自体がマイナスの印象になるわけではありませんので、それぞれの場合に応じて将来的にどうするのかを記入しましょう。

就活生に聞いた! 研究課題が定まってないときに書いた内容

研究課題が定まってないときに書いた内容

就活生の中には、研究課題が未定や途中の状態で選考を受けているという人も多くいます。今回は、そのような状態で履歴書の研究課題欄に書いた内容をを聞いてみました。まだ定まっていないという人はぜひこちらを参考にしてください。

今後研究したい内容を書くという答えが大多数

今後研究する予定のものや、研究したいことの構想を書くという回答が多数を占めました。

今後やりたい研究を書くことで、方向性を示すことができます。その際、なぜ興味をもったのかや、研究にどのようなことを期待しているかを書くことでどのようなことに興味を持つのか人間性をアピールすることにつながるでしょう。

また、反対に今まで学んだことで興味をもった講義などに触れるのも良いでしょう。どんなことに興味を持ち取り組んだかを示すことが大切です。研究課題が定まってない人は、今後の予定を考えたり、今までの振り返りから内容を考えてみましょう

研究課題の記入例

ここでは、理系・文系それぞれの研究課題欄の記入例を紹介していきます。アピールするべき内容や盛り込むべきポイントは共通ですが、書き方や表現の工夫の仕方は若干異なります。

例文を確認して、ぜひ研究課題欄に書く内容の参考にしてみてください。

理系の場合

私の研究課題は、AIを用いたデータ工学による、スーパーマーケットなど消費者生活の場での技術革新についてです。

あらゆる統計を用いて、多くの仮説を立てて、検証することを1年間続けてきました。私はこの研究活動から、消費者のより暮らしやすい生活環境のために貢献したいと考え至りました。

新たに、物流におけるAI技術の導入についても研究を進めており、より幅広い視点から消費者の生活を支えるため、あらゆる仮説を立て、立証し、実用的なものにできるよう取り組んでいきたいと考えています。

この例文では、専門的な知識がなくてもイメージできる文章を心がけられているのがポイントです。また、専門的な分野での学びがどのように仕事で活かすことができるかを伝えることが特に大切になってきます。

また、この例文では現在進行形でどのような研究を進めているかにも触れています。

ただし、研究職や技術職など、専門的な理系職種に応募する場合は、採用担当が研究分野に精通していることが考えられ、専門的な知識やスキルの有無が重要視される場合もあります。その場合はあまり簡略化しすぎないよう注意しましょう。

 

文系の場合

大学では心理学を研究していました。人間の深層心理から現れる表面的な行動や、表情の細かな動きにいたるまで、全てに意味があるということを学びました。

座学だけでは知識を得ただけで終わってしまいますが、実際にディベートなどの実践もおこないました。感情的になってしまいそうな場面でも、相手の心理状態を考えることにより、感情に流されずに着地点へ向けて話しを進めて行けるようになりました。

心理学で学んだ冷静さと洞察力、ディベートで学んだ理論的な思考を、ぜひ貴社での仕事に活かしてきたいと思っています。

まず何を学んだかを伝え、次に「単なる知識だけではなく実践できる」点を強みに読み手に伝えられています。社会人にとって感情的な人間と言うのはマイナス評価を受けやすいので、自分はどんな困難にも冷静に対処ができるという自己アピールにもなっていますし、この学生が仕事をしている姿が想像しやすいです

最後に「貴社での仕事で活かしていきたい」と締めることにより、学んだ内容を活かそうとする「伸びしろのある学生だ」と評価される内容になっています。

上記の例文以外にも、複数の先輩のESを参考にするのはおすすめです。人気企業から内定をもらった先輩はどんなESを記載しているのか気になりませんか?

書類選考を通過した人は、それなりの理由があります。今までの自分が考え付かなかった表現方法が見つかるかもしれません。ぜひ先輩のESも参考にしてみてください。

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ゼミに入っていないなど書くことがないときの対処法

ゼミに入っていないなど研究課題欄に書くことがないという方もいるかもしれません。ここでは、書くことがない場合の対象方法について解説していきます。ぜひ確認して、少しでもアピールにつながる履歴書に仕上げましょう。

空欄はNG

履歴書のどの項目にも共通して言えることですが、空欄をつくらないことが鉄則です。アピールすることがないと感じても、埋めようとする意志は面接官は感じ取ることができるでしょう。

また、提出書類に用意された項目は、いずれも選考に必要であるために用意されています。会ったこともない学生がどんな人間性をもつのかを書類から判断する必要があり、各項目はそれを紐解くヒントになります

そのヒントが少ない相手の人間性をイメージするのは難しく、魅力的だと感じられる可能性は低くなります。なるべく、自分がどのような人物かを伝えるためにも、なるべく多くの情報を盛り込むことが大切です。

関心のあった講義を書く

ゼミなどに入っていなくても関心のあった講義や、得意に感じた講義を書くということができます。そもそも、研究課題欄は、学業に対する真剣な取り組みを評価するためにあり、それは専門的な領域でなくても、アピールにつなげることができるのです

ただ面白かった講義を書いてもアピールにはならないので、その講義のどこを面白いと感じたのか、講義からどのような学びがあったのかを特に意識して記入しましょう。

履歴書での自己PRはこちらの記事がおすすめです。ぜひ参考にしてみてください。

就活生に聞いた! 面接での「研究課題」欄から出される質問例

面接での「研究課題」欄から出される質問例

履歴書に研究課題欄があるのは、その記入内容をもとに面接で質問をしたいから。それでは実際に、面接では研究課題についてどのような質問が出されるのでしょうか。

研究が仕事にどう役立つのかという質問があったという回答が複数寄せられる

集まった回答の中には、研究が仕事にどう役立つのかという質問があったというものがいくつもありました。

仕事にどう活かせるのかというのがかなり定番の質問のようですね。志望動機や、どのように会社に貢献したいかというアピールになるので、回答を用意しておくことが重要になりそうです

なぜ興味をもったかやゼミを選んだ理由を聞かれたといく回答も多数

なぜその研究課題に興味を持ったのかや、ゼミを選んだ理由について聞かれたという答えも多数見られました。

どうして研究内容を選んだのかを論理的に説明することは、自分の選択を客観的に見ることができているということで、企業選びや就活の軸を決めることにも共通で必要な力です

面接官は、どんな理由で研究を進めている学生が、どんな理由でこの会社に入りたいと考えているのかを知りたいのだと考えられるでしょう。回答に志望動機と絡めることも効果的なアピールになりそうですね。

面接で聞いてみたいと思わせる研究課題を履歴書に書こう!

就活中は、面接試験などを通して他の就活生が経験してきたさまざまな体験を聞く機会が多くなります。そうしたときに「他の人に比べて自分は得意なことが少ない」「他の人みたいに頑張ってきたことがない」と、考え込むかもしれません。

しかし、あなたの経験は他の就活生はしたことないことばかりです。自分がやってきた研究に目立つ成果がなくても、取り組み方や気づきは誰にも真似できません

研究内容についてだけでなく、どのようなことを考えたかというのも面接官の知りたいところです。面接で、どんな研究かだけでなく、なぜ興味をもったか、なにを学んだかを聞いてみたいと思わせられるよう、履歴書の記入に取り組んでみましょう。

【履歴書の研究課題に関する調査】

調査方法:ポート株式会社が運営する企業口コミサイト「就活会議」会員へのダイレクトメール
調査日:2022年4月15日~18日
調査元:「就活の未来」を運営するポート株式会社
調査対象者:23卒・24卒の就活会議会員の78人

監修者プロフィール

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吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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