履歴書

【履歴書の長所・短所書き方ガイド究極版】パターン別の例文10個とポイントを徹底解説

就活生の手が止まりがちな長所と短所

履歴書の長所と短所で手が止まる人は多く、就活生の悩みの種でもあります。就活では短い時間の中で面接官に自分のことを深くまで知ってもらうことが大切であり、そのためには自分自身で長所と短所の両方を正しく理解することが必要です。

長所と短所を考えることは難しいですが、これをクリアできれば就活はぐっとスムーズになります。難しく重要な部分だからこそしっかりと取り組む必要がありますので、自身の長所と短所に正しく向き合いましょう

面接官が長所と短所を知りたい理由

面接官は長所と短所から何を判断しているのでしょうか。長所では学生の持つポテンシャルやスキル、人間性を、短所では自己分析力や短所に対する学生の考え方(思考力)を見ています。新卒の就活は基本的には人柄重視、ポテンシャル重視の採用であることが多いです。

仕事をする上で人間性に問題はないか、企業の求める人材像と一致しているか、成長力はあるかなどが見られています。また能力が全く必要ないわけではありませんので、現時点でどのようなスキルがあるのかも見られています。

長所はそこが仕事でどう活かされるのか、そして短所はどのように向き合っているかが大切です。特に短所は、しっかりと向き合うことができているか、またその短所をどのように捉え、どのように考えているのかなどが見られています。

長所と短所の見つけ方

履歴書で長所や短所を書くときに、自分の長所と短所をうまく見つけられない就活生は多いです。もちろん、自分の長所と短所を理解していなければ、履歴書に長所と短所を書くこともできません。

就職活動では、面接官に自分のいい部分をアピールして企業にとって戦力になる人物だと伝える必要があります。自分のことをアピールするためにも、自分の長所と短所を理解しておくことは大切です。長所と短所を見つけるときには、どのようにして見つければよいのでしょうか?

過去の経験を参考にする

長所と短所の見つけ方として、過去の経験を参考にするという方法があります。今までの人生を思い出して、過去にどのように考えて言動していたかということを考えることで、長所と短所が見えてくるのです。

自分が何かの出来事に対してどのように行動したかということは、長所と短所を見つけるヒントになります。過去の出来事を思い出し書き記すことを「自分史の作成」とも言います。以下の図を参考にして実際に書いてみましょう。
自分史の例

事前にルールやフォーム、セオリー、コツなどを調べてから実際に行動する人は、「計画性がある」「慎重に行動する」ことが長所だと言えます。

反対に、実際にスポーツをしながら体で覚えていくタイプの人は、「行動力がある」「チャレンジ精神がある」ことが長所です。長所と短所を考える際は、過去の経験を思い出してみましょう

自分史についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

他人に自分の長所と短所を聞いてみる

長所と短所の見つけ方として、他人に自分の長所と短所を聞いてみるという方法もあります。これは「他己分析」と言います。自分の長所や短所は、自分では気づいていないことも多く、自分はこういう点が短所だと思っていたけど、他人からしてみればそれは長所だったということもあります。また、自分では当たり前だと思っていたことが、立派な長所ということもあるのです。

まずは長所と短所を自分で考えてみて、さらに他人に自分の長所と短所を聞くのがよいでしょう。自分で考えた長所と短所が、他人から教えてもらった内容と違う場合は、新たな自分の長所と短所を知ることができ、同じだった場合は自分の考えにより一層の自信を持つことができます。他人に自分の長所と短所を聞いて、自分のことをより深く理解しましょう。

以下の注意点を確認して、他己分析も積極的に行いましょう。

【他己分析を依頼する際に気を付けるポイント】

① 人数は多い方が良い(2~3人だと回答が偏ってしまう)
② 年齢、立場、関係性にはばらつきを、男女比は均等に(様々な目線から意見が大切)
③ 正直に答えてもらうためにも、相手への配慮が大切
(アンケートは匿名、”就活で使うから正直に回答してほしい”と注意書きをするなどの配慮)
④ お願いをする時のマナーを大切に

まずは就活をしている友人と意見交換をしたり、家族や身近な人からは深い意見をもらえるかもしれません。面識が浅い人でも、第一印象を聞くことができるのでお願いしてみるとより多くの意見を得られるでしょう。

こちらの記事で、他己分析について紹介しています。併せて読んでみてください。

書類選考で出さない方がいいESをチェックしよう

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長所と短所を書くポイント6つ

まずは長所・短所を的確に示すことで、自分自身を客観的に分析できているということをアピールする必要があります。企業は会社の目指す方針を理解・納得・共感し、それに向けて努力ができる人を採用したいと考えています。長所においてはその会社の目指す方針と近いところを示し、短所はその課題を改善していこうとする前向きさや向上心として活用すべきものになるでしょう。

①自己分析・他己分析を徹底する

履歴書で長所や短所を上手にアピールするためには、自己分析が必須です。企業側に正しく自身について伝えるためには、自己分析をおこなって自分を知ることが大切であり、これができていなければ上手なアピールはできません。自分の長所や短所をきちんと理解できていなければ、それを誰かに伝えることはできませんし、履歴書に書いたとしても正しく伝わらない場合が多いです。

長所や短所をアピールするためには自分を知ることが大切ですが、自分で知ることが難しい場合は他人に分析をしてもらう他己分析もおすすめです。自己分析と他己分析の両方をおこない、自分自身についての理解を深めてからアピールすることで、正確に長所や短所を伝えていくことができます

自己分析についてもっとよく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。

②誰が読んでも分かりやすく書く

長所や短所を上手に伝えるためには、誰が読んでも分かりやすく書くことが大切です。優れた長所が書かれていたとしても、それが相手に伝わらなければ意味がないので、まずは理解してもらうことが大切です。結論の分かりやすい文章・書き方を心がけることが大切であり、そのためには結論を最初に書くことを意識しましょう。

最初に結論を書くことで何をアピールしたいのかを明確に示すことができますし、印象にも残りやすいです。最初に長所、あるいは短所を伝え、その後にそれらの裏付けとなる根拠を提示します。根拠の部分で具体的なエピソードを交えるなどして具体的な説明をおこない、最後にもう一度結論と会社に貢献したいという想いで締めると伝わりやすいです。

分かりやすい長所と短所の伝え方

    ①結論
    「私の長所・短所は○○です」
    ②根拠(エピソード)
    「私が○○を感じたのは~~」
    ③結論
    「入社後は○○な長所を活かし、御社に貢献いたします」
    「入社後は○○な短所を改善するように努め、御社に貢献いたします」

    ③自分の言葉で表現する

    長所や短所を書くときには、自分の言葉で表現することが大切です。長所や短所を書くときに、就活の本やインターネットを利用して就活で使える長所や短所を考える就活生は多いです。就活の本やインターネットを利用して長所や短所を考えるのは問題ないですが、そのままの内容を書かないようにしましょう。面接官は多くの就活生の履歴書を見ているため、引用されたものか、オリジナリティのあるものかはすぐにわかってしまいます。

    長所や短所をテンプレ通りに書いてしまうと、他の就活生の長所や短所と差別化ができずに面接官の印象に残りません。面接官の印象に残るためには、自分だけの言葉で表現することが大切です。キャッチフレーズやインパクトのある表現を使って、面接官の印象に残る表現をしましょう。

    面接官にインパクトを与えて、ほかの就活生と差別化したいと考えている方はこちらの記事を参考にしてみてください。

    ④一貫性を持たせる

    長所と短所で一貫性を持たせることも大切なポイントです。長所と短所を書くときに、双方ですれ違いが起こると一貫性がなくなってしまいます。長所と短所は正反対のように思えますが、見方を変えれば同じような内容になることが多いです。例えば、「思いついたらすぐに行動する」と書くと長所ですが、「先のことを深く考えずに行動してしまう」と書くと短所です。

    このように、長所と短所は見方が違うだけで同じような内容なので、長所と短所で一貫性がないと長所と短所の説得力がなくなり、面接官へのアピールも弱くなります。面接官にアピールするためにも、長所と短所を考えるときは長所と短所に一貫性を持たせるように注意しましょう。

    長所と短所は紙一重です。一見長所に思えることでも、見方を変えると短所にもなるのです。以下の「長所・短所変換表」を参考に、自分の長所と短所をもう一度考えてみましょう。

    長所・短所変換表

    大胆⇔大雑把
    丁寧⇔心配性
    優しい⇔気が弱い
    負けず嫌い⇔頑固
    好奇心旺盛⇔飽き性
    主体性がある⇔自己中心的
    行動力がある⇔軽率
    リーダーシップがある⇔我が強い
    コミュニケーション力がある⇔世話焼き
    協調性がある⇔人の意見に流されやすい
    積極性がある⇔自己主張が強い
    集中力がある⇔ひとつのことに没頭しやすい
    柔軟性がある⇔優柔不断

    ⑤企業が求める人物像と合っているか

    長所を書くときに気をつけたいポイントが、企業が求める人物像と長所が合っているかという点です。採用選考は企業が求める人材を探す活動です。そのため、採用選考では企業が求める人物像を理解して、自分がそうであるとアピールする必要があります。どれだけいい長所があったとしても、その長所が企業の求めている人物像と違っていれば意味がありません

    例えば、比較的新しい企業で新しい市場を切り開こうとしている企業を志望する際に「絶対に失敗しないように、確実に成功することしかしない保守的な性格」であることを長所と書いても、企業が求める人物像と合っていない可能性が高いです。企業が求める人物像を調べて、企業が求める人物像に近い長所を書くようにしましょう。

    マッチするような企業を見つけたい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。

    ⑥長所は具体的なエピソードを交える

    長所については最後に「自分の強みをどのように仕事に活かすか」を人事担当者に示すことが重要になります。そのため、抽象的な言葉ではなく具体的なエピソードを交えて書かなければいけません。

    例えば「〇〇をやりました」といった表面的な事だけではなく、〇〇をやるきっかけや、成功・失敗の事例やそれに至ったプロセス、またその経験によって何を学んだのかなどを自分自身の経験として伝えるようにすることが重要になってきます。

    長所に使える性格と例文5選とNG例

    長所と短所の正しい書き方を理解できたら、実際に履歴書を書いていきましょう。しかしポイントをおさえたからと言って長所と短所は簡単に作成できるものではありません。

    長所としてアピールできる性格はさまざまであり、伝え方次第では高評価を得ることも可能です。長所のアピールはとにかく自身を売り込むことを意識しておこないましょう。

    長所例①好奇心旺盛である

    私の長所は好奇心旺盛なことです。新しい環境でも臆することなく飛び込み、成長することができます。私は大学時代にさまざまなボランティア活動に参加しました。もともとは地元の友人たちとボランティアを行っていましたが、より多くの人を助けたいと考え、他のボランティアにも参加しました。
    ネットで募集を見て、知らない人ばかりの環境でも飛び込みボランティアをおこないました。さまざまな人の下でボランティアを行うことで多様な価値観に触れ、視野を広げた考え方ができるようになりました。私は御社でもさまざまな仕事に挑戦して成長し、ゆくゆくは企業を引っ張る存在になりたいと考えています。

    例文の①では好奇心旺盛であることがアピールされています。結論から語ることで自身の長所を印象付けることができ、アピールにもインパクトを持たせることができています。また結論の次にそれを裏付けるエピソードが語られており、文章構成にも問題ありません。

    好奇心旺盛だけではアピール内容が漠然としていますが、「新しい環境に飛び込み成長できる」と表現することで具体的なアピールになっています。知らない人の輪に飛び込んでボランティアを行ったことで行動力がアピールできていますし、さまざまな人と交流することでコミュニケーション能力もアピールできています。

    締めの文章では能力を活かし成長したいとすることで向上心の高さがアピールできており好印象でしょう。

    長所例②社交的である

    私の長所は社交的であることです。相手の話をよく聞き、信頼関係を築くことができます。私は大学時代カフェでアルバイトをしていました。飲み物や食べ物の提供だけではなくお客様と会話をすることも仕事であり、アルバイト先では会話が重要視されていました。
    私はお客様との会話の中で話を聞くことを意識し、話を聞く時の表情や相槌のタイミング、質問をするなどを心がけました。その結果お客様に笑顔になってもらうことができ、私になら何でも話せると言って下さるお客様もできました。私は御社でも顧客の話を聞くことで信頼関係を築き、粘り強い営業をしていきたいと考えています。

    例文の②では社交的であることがアピールされています。社交的とすることでコミュニケーション能力の高さがアピールされていますが、例文では相手の話を聞き、信頼関係を築くことができるとさらに具体的なアピールになっています

    コミュニケーション能力には話し上手と聞き上手があり、聞き上手である傾聴力もビジネスでは大事なスキルです。漠然とコミュニケーション能力をアピールするのではなく、傾聴力に絞ってアピールすることで自身の能力を印象付けることができています。

    エピソードを通じて社交的であることの裏付けがされており、締めの文章でも仕事に活かすための明確なビジョンが語られています。明確なビジョンを語ることで向上心がアピールされており、好印象です。

    長所例③何事にも情熱的である

    私の長所は何事にも情熱的であることです。情熱的に物事に取り組み、大きく成長することができます。私は大学時代バスケ部に所属しており、ポジションはシューターでした。私は3ポイントシュートが得意で、それを鍛えることでチームのためになるのではないかと考えました。
    私は練習前と練習後に自身にシュート練習を課し、どれだけ疲れていてもそれをやり遂げることでシュートスキルとやり抜いたという自信を身に付けることができました。シューターとして成長し、チームに貢献し、最後の大会ではベスト4に残ることができました。私は自分から進んで仕事に取り組むことで大きく成長し、企業に貢献したいと考えています。

    例文の③では情熱的であることがアピールされています。エピソードの中ではシューターとしての自身のスキルを考え、それを活かすための練習に取り組むことでチームに貢献しようと考えたとあります。チームのために努力ができることで協調性がアピールされていますし、自身のスキルを把握することで自己分析ができていることがアピールできているでしょう。

    さらに練習前と練習後のシュート練習を続けることで継続力と粘り強さがアピールできています。直接的な主張をしなくてもエピソードの中でさまざまな能力がアピールされていて好印象です。また自分から進んで仕事に取り組むと明言することで向上心の高さもアピールできています。

    長所例④マニアックである

    私の長所はマニアックなことです。一つの物事を深く掘り下げ、追求することができます。私は大学時代にキノコの研究をしていました。学内にはキノコの研究をしている人は少なく、ほとんど一人で研究を進めなければなりませんでした。文献で調べるだけではなく、気になるものがあれば実際に山に入ってサンプルを摂取しました。
    山でキノコを探すことは大変でしたが、目的のものを見つけたときには疲れを忘れるくらいの達成感がありました。どこまでも追求して研究した結果、学内でも高い評価を受けることができ、ゼミ内でも表彰されました。私は仕事でもとことん追求して働き、大きな成果が上げられるよう努力したいと考えています。

    例文の④ではマニアックなことが長所として語られています。マニアックであることは一見短所にも見えますが、一つの物事を深く掘り下げ、追求できるとすることで長所へと昇華することができています。エピソードでは大学時代の研究について語られており、研究のために山に入ったことで行動力がアピールできているでしょう。

    また疲れを感じながらも達成感があるとすることで本当に好きなことを追求することができる証明にもなっています。ただ自身の好きなことを追求しているだけではなく、研究成果が評価され、高い評価を受けることができたことから能力が高いこともアピールできており高評価です。

    長所例⑤リーダーシップがとれる

    私の長所はリーダーシップがあることです。リーダーシップを発揮してチームを正しい方向に導くことができます。私は大学時代に居酒屋のホールでアルバイトをしていました。大学入学時から現在まで続けているためベテランとしてみんなを引っ張ることを心がけました。
    ホールは基本的には自由に動いていましたが、大きな宴会が入り、忙しいことが分かっているときには宴会担当を付けるように提案し、実行しました。宴会担当を一人つけることで全体がスムーズに回り、無事に宴会を終えることができました。私は御社でもリーダーシップを発揮してチームを引っ張り、ゆくゆくは企業を引っ張る存在に成長したいと考えています。

    例文の⑤ではリーダーシップがアピールされています。リーダーシップと一口に言ってもその在り方はさまざまであり、例文ではチームを正しい方向に導くことができるとすることでより具体的なアピールができています。またアルバイトのエピソードではバイトリーダーなどの役職がないにも関わらず、自らリーダーシップを執っていることもポイントです。

    リーダーシップは役職ではなく、自身の在り方ですので、自ら行動することでより強いリーダーシップがアピールできています。締めの文章でも自身の能力を活かして活躍したいとし、ゆくゆくは企業を引っ張る存在に成長したいとすることで向上心の高さがアピールできており、これも好印象です。

    NG例

    私の長所は行動力があることです。行動力があるため、どのような物事にでも挑戦することができ、難しそうなことでも誰よりも先にチャレンジすることができます。大学時代はバックパッカーとして海外を回ることが先輩の間でブームになり、同学年では私が一番にそれに飛びつきました。また、湖でできるマリンスポーツが流行したときもすぐに挑戦し、誰よりも早く上達しました。
    何でも臆せず挑戦できるため、行動力と新しい物事を始めるための度胸には自信があります。

    NG例文では、行動力があることは示されているものの、単に無計画に動いているだけという印象を与えてしまっています。がむしゃらに動いているだけで、行動の目的やそこから得られた成長などが見られない点が、NGである理由といえるでしょう。

    短所に使える性格と例文5選とNG例

    次は短所の回答の作成に取りかかりましょう。長所はもともとプラスの内容を伝えているだけに高評価を得やすいですが、短所は違います。短所はもとがマイナスの内容なだけに長所よりも注意深く作成しなければなりません

    短所はマイナスの要素をいかに消すことができるか、長所の要素を含めてどれだけプラスに転じることができるかがポイントです。プラスに転じることを意識して回答を作成していきましょう。

    短所例①注意力散漫

    私の短所は注意力が散漫なことです。注意力が散漫であるため簡単なミスを犯してしまいます。私は注意力を養うために何でも意識的に見直すようにしました。見直しを意識することでミスを減らすことができました。また注意力散漫であることは短所ですが、それを大胆な決断ができると捉えることで長所へと変えていこうと考えました。私は細部にこだわりすぎずに大胆に決断することで大きなチャンスを掴み取ることができると考えています。

    例文の①では注意力が散漫であることが短所として挙げられています。ただ短所を挙げるだけではなく、自身の短所を認め、それを克服しようとしていることで向上心がアピールされています。例文では注意力散漫という短所に対して意識的に見直しをすることで改善を図ろうとしているところがポイントです。

    実際の改善策を伝えることで短所と向き合い、それに対して誠実に取り組む姿勢がアピールできています。また注意力散漫を大胆な決断ができると長所に転じることでポジティブさがアピールできています。短所を認めた上で自身の長所に転換しようとすることで明るい性格をアピールでき、これも好印象です。

    短所例②内向的である

    私の短所は内向的であることです。内向的で人と上手に接することが苦手です。私は内向的な性格を克服するためにできるだけ人と交流することを心がけました。知らない人が集まるところに出向くのは大変なことでしたが、荒療治の成果もあり、現在では初対面の人とも気軽に話ができるようになりました。
    また短所として内向的ではありますが、それは物事を深く考えるという長所でもあると気づきました。物事を深く考え、相手の気持ちをしっかりと考えて接することができると考えています。

    例文の②では内向的であることが短所の題材としてアピールされています。内向的であることを自覚し、それを克服するためにできるだけ知らない人と交流したとあります。荒療治であると自身は自覚していますが、それを乗り越えて短所を克服できたのは高評価なポイントです。

    また内向的な短所の部分を、物事を深く考えることができるという長所に転換することで、ポジティブな印象を与えることができています。内向的という短所は暗い印象を与えがちですが、ポジティブな言い回しを付けることでマイナスの印象を打ち消すことができてます。

    短所を克服し気軽に人と接することができるようになったこと、相手の気持ちを考えられることが上手くリンクしており、全体のアピールに一貫性を持たせることができているでしょう。

    短所例③人と意見がぶつかりがち

    私の短所は人と意見がぶつかりがちなところです。時に頑固になってしまい、他人と意見がぶつかることが多いです。私は人と意見がぶつからないように発言の前に一度頭でしっかり考えるようにしました。一度頭で考え、冷静な気持ちを持つことで感情的に人とぶつかることはなくなりました。
    また人と意見がぶつかることは短所ですが、素直であると長所に捉えることもできます。今では、相手の意見も必ず受け止めてから、自身の素直な気持ちを伝えるようにしています。

    例文の③では人と意見がぶつかりがちであることが短所の題材に挙げられています。例文では人と意見がぶつからないように発言の前に頭で考えるようにし、冷静な気持ちを持つことで感情的にぶつからないようにしたとあります。気持ちをぐっと抑えることで忍耐力がアピールできており好印象です。

    人と意見がぶつかりがちな短所を素直と言い換えることで、柔らかい印象へと変えることができています。短所を長所に言い換えることでポジティブさもアピールできているため好印象でしょう。

    短所例④器用貧乏である

    私の短所は器用貧乏であることです。さまざまなことに目移りしてしまい、一つのことで大成することができません。器用貧乏であることは短所ですが、私はそれをマルチに活躍できる長所と捉えるようにしています。
    私はさまざまなことに目移りしてしまいますが、挑戦した先できちんと結果を出し、そこで知識やスキルを身に付けています。器用貧乏を克服するために一つのことを長く続けるよう意識していますが、それよりも長所に転じさせるためにも幅広い知識や能力を身に付けることを大切にしています。

    例文の④では器用貧乏が短所として挙げられています。器用貧乏は短所として語られるものですが、極めて長所に転じやすい短所です。器用貧乏は一つのことで大成することができないという意味がありますが、基本的な能力が高いことも多く、どんなことにでも幅広く対応することができます。

    例文にもあるように器用貧乏はマルチに活躍できる長所でもあり、長所に目を向け、それを伸ばそうとすることで能力の高さがアピールできています。幅広い知識とスキルをアピールすることができ、さまざまな経験をしていることで柔軟性の高さもアピールでき好印象です。短所を改善するよりも長所と捉えてそれを伸ばそうとすることで向上心の高さがアピールできています。

    短所例⑤意見を相手に伝えるのが不得意

    私の短所は意見を相手に伝えるのが不得意なことです。意見があってもなかなか口に出して伝えることができません。私は短所を克服するため人の目を気にしすぎるのをやめました。考えすぎないことで気持ちを軽く持つことができ、自分の意見も言う事ができるようになりました。
    また意見が言えないのは短所ですが、それを長所として言える点は協調性があることだと考えています。私は意見が言える場でもあえて意見を言わず、協調性を発揮することもできます。

    例文の⑤では意見を相手に伝えるのが不得意であることが短所として挙げられています。例文の中では短所を克服するために考えすぎることをやめたとあります。周囲の目を気にしたり、周囲の意見や気持ちを考えることは大切です。

    しかし考えすぎれば身動きが取れなくなってしまいますので、考えすぎをやめることで短所を克服するやり方は正しいと言えます。また意見が言えない短所を協調性があると言い換えることで企業に求められる能力がアピールできています

    協調性は仕事をする上で重要な能力であり、短所から転じてアピールすることで好印象です。例文のように自身の意見をあえて言わないことで協調性を発揮できる場合もあり、短所と長所がリンクしたアピールになっています。

    NG例

    私の短所は協調性がないことです。いつも自分の主張が通らないとイライラしてしまい、誰かに八つ当たりをしていました。ゼミ活動では、自分の研究結果が認められず、教授と大喧嘩しました。周りのゼミ仲間にも呆れられるほど言い合いをしましたが、今ではいい思い出です。
    あの喧嘩依頼、教授とは飲みに行く関係になり、今では友達のように親しい間柄です。協調性がないことで、仲間ともなじめない日々を送り悲しかったですが、得られることも多く、後悔はしていません。

    協調性がなく自分の意見を主張しがちな人は、自分の意思をはっきり表明できる強みも持っています。しかし、ありのまま素直にエピソードを伝えてしまうと、例文のように人間関係をうまく構築できない人だと思われ、悪い印象を与えることがあります。

    熱意がなくても3分あれば受かる志望動機を作れます

    何社も選考に応募するとなると、正直、受かりたいけど熱意が低い企業もありますよね。実は、熱意がなくても受かる志望動機を作ることは可能です。

    無料の「志望動機作成ツール」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、熱意がなくても、強みが伝わり採用したいと思わせる志望動機が完成します。

    ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

    実際にツールで作成した志望動機例文
    (鉄道会社の場合)

    私には、将来社会に貢献していることを肌で実感できる鉄道職で働きたいという思いがあります。中でも貴社は、日本の大動脈である東海道新幹線のサービス充実を促進しつつも超電導リニア開発を推進しており、日本の今と未来を背負っているという強い使命感を持っておられる点に魅力を感じました。そして、ユーザーに最も近い位置で働き、サービスを提供する運輸系統を志望します。インターンシップやOB訪問、社員懇談会でお会いした全ての社員の方々から、安全・安定輸送への情熱や人としての魅力を肌で感じ、私も貴社の最大の財産である「人」の一翼を担いたいと強く思いました。

    長所と短所を効果的にアピールして内定を勝ち取ろう

    就活において長所と短所は非常に重要なもので、これらをしっかりとアピールすることで就活を有利に進めることができます。長所と短所を問う質問はさまざまな業界や企業で共通してされる質問ですし、履歴書にも必ず登場します。どのような業界、企業であっても最初の選考は書類選考であり、履歴書を欠かすことはできません。

    履歴書は就活でも重要なものですので、しっかりと準備を進めて長所と短所を考える必要があります。長所と短所のアピールは難しいですが、上手にアピールすることができれば高評価を獲得することができます。長所と短所の正しいアピール方法を理解し、内定を勝ち取りましょう。

    監修者プロフィール

    ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
    吉川 智也(よしかわ・ともや)
    1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
    現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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