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銀行に就職したい場合は仕事の特徴を把握しておくことが大切
銀行には他の業界にはない業務や働き方の特徴があり、就活生からも根強い人気があります。アルバイトなどで収入を得たり、奨学金を利用している人などにとっては、銀行の存在はなくてはならないと感じるのではないでしょうか。
銀行業界は、バブル崩壊とリーマンショックという大きな荒波を乗り越えてきただけに、生き残った銀行の今後にも大きな役割が期待されます。
銀行を志望するのであれば、向いている人の特徴や求められる人物像をとらえ、特徴を踏まえた対策を取ることが重要です。
ぜひこの記事で銀行に就職するために必要なことをおさえましょう。
金融業界への就職についてはこちらの記事で確認できるので、ぜひ読んでみてください。
銀行就職の現状
就職活動をする学生には、銀行への就職は常に高い人気を誇っています。昔から日本の経済を牽引してきた存在として、また、ステータスとして高い存在感があり、憧れを持つ就活生も少なくありません。
一般的に銀行は大きく4つに分けられます。メガバンク、地方銀行、信託銀行、信用金庫です。また、仕事内容の代表的なものは、預金業務、貸付業務、為替業務となりますが、一般企業のように、人事や企画といった部署もあります。
銀行は、かっては都市銀行が15行あり、さらに長期信用銀行、信託銀行なども含めて大銀行と言われた時代がありました。それに比べると、現在のメガバンクと呼ばれる銀行の数は片手でおさまるようになり、地方銀行、信用金庫などもその数はかなり少なくなっています。
従って、銀行への就職は過去よりも狭い門になっており、就活生の競争もより厳しくなっているのです。このような銀行の就職について、就職のメリットや向いている人の特徴などを紹介していきます。
銀行の分類などについてはこちらの記事も読んでみてください。
就活生に聞いた! 銀行で働くイメージ
銀行は生活には欠かせない存在で、大きな影響力をもつ業界だといえますが、就活生の皆さんにとは銀行はどのようなイメージがあるのでしょうか。
銀行に就職するメリット・デメリットなどを見るまえに、イメージを確認しておくことで、実際とのギャップや、知られていないことを確認するのに役立ちます。それでは見ていきましょう。
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就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
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堅い雰囲気で責任感が必要だと感じている就活生が多数
銀行で働くのには責任感や緊張感が求められると感じている就活生が多いようです。
銀行は、個人の顧客も法人も幅広い立場の顧客を相手取り、個人の人生や、企業の方針にも直接かかわるような密接な関係での仕事です。そのため、しっかりとした対人での対応に加え、正確なデスクワークも求められます。
大きな仕事や重要な仕事にかかわれる分、責任が伴うことをイメージできている就活生が多いようです。
仕事量が多く忙しいイメージがあるという回答が多数
銀行で働くと細かい作業ややるべきことが多かったり、ノルマや転勤など大変と感じる業務のイメージをもつ就活生が多いようです。
銀行には多くの顧客がさまざまな目的をもって訪れますが、手続きによっては処理に手間がかかったり、丁寧な説明が必要なこともあります。顧客一人にかかる手間や時間が多く、業務量が多いという就活生のイメージにつながっていることが考えられます。
銀行に就職するメリットとは
銀行への就職を考えるにあたって、メリットを整理しておきましょう。銀行には、他の業界・企業にない、魅力、メリットがあるため、就活生においても根強く憧れの存在になっています。
業界・企業研究をするうえでも自分が特に重要に感じるメリットについて、実現できそうか・条件を満たしているか比較検討する基準となるので、しっかり見ておきましょう。
安定していて社会的に信用されやすい
銀行は、人々が会社から給与を得て生計を立てるうえで不可欠な存在で、その根幹を担うお金を扱う信頼できる存在として認められています。
銀行業界そのものは厳しい競争環境にあり、銀行員に求められるものも高く厳しくなっていますが、それだけに社会的にも信用を得やすい立場にあると言えるのです。
このように銀行員には、お金を扱うスペシャリストとして、安定していて社会的にも信用できるというイメージが強く、それだけに就活生にとっても憧れの、ステータスの高い職業と言えるのです。
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金融のプロになれる
銀行員には金融のプロというイメージが強いと言えます。金融とは、読んで字のごとく「お金を融通する」という意味ですが、お金は経済の血液とも言われるように現代の資本主義においては非常に大切なものです。
そのお金の経済、すなわち現代の金融経済は、デリバティブと呼ばれている金融派生商品などのように数学・統計学にIT技術を駆使してさまざまな金融分野を開発しており、拡大しています。
すでに、金融経済は実体経済の10倍以上の規模に膨れ上がっており、お金のプロということはそのような膨大に拡大した金融経済を支えるプロと言えでしょう。
つまり、銀行に就職することで経済に精通した需要の高いスキル・能力を培うことができるのです。
銀行にはどのような職種があるのかについてはこちらの記事を参考にしてみてください。
銀行に就職するデメリットとは
銀行への就職は大きなメリットがある反面、大変な仕事ともいわれています。では、どのようなことが大変で、デメリットとなりうるのかをここでは見ていきます。
ノルマが設定される
銀行、特に支店に配属になると、貸付目標、預金獲得目標、口座獲得目標などで厳しいノルマが課される場合が多くあります。
そのために、支店のエリアの主要顧客を精力的に回る必要がありますし、地域の名簿を見ながら知らないお宅にも訪問して口座の獲得や預金の獲得をおこなう必要があります。特に、地方銀行や信用金庫などの地域に密着した銀行ではその傾向が強いです。
また、メガバンクの場合は、どちらかというと貸付目標のノルマが厳しく、支店エリアの企業を回って貸付の需要を掘り起こしていく必要があります。場合によっては個別のお宅や企業を回って、追い返されるような経験もしなければなりません。
最近は、サービス残業に対する社会の見方や規制が強くなっていますが、銀行員の場合には、会社を退社してから戸別訪問したり、企業との付き合いがおこなわれることもあります。従って、時間的に制約は大きくなり、その面での覚悟も必要です。
ハイレベルな正確性が要求される
銀行は正確でなければ、利益の出ない商売です。1円でも計算が合わなければ、夜遅くまで残って原因の追究がおこなわれます。そのために、日ごろの業務や定期検査の際には厳しくチェックされて、ミスに対する追及も徹底的におこなわれるのです。
その追及に嫌気がさして、辞める方も出るほどで、精神的な負担はかなり大きくなります。そのため几帳面に忍耐強く取り組む姿勢が大切にになります。
研修や学習すべきことが多い
銀行では研修が多く、就職後も学習すべきことが多くある仕事でもあります。そのため、忙しい仕事の間を縫うようにして新しい知識を得たり、研修や学習するための時間を作らなくてはいけないという部分があります。
このためか、銀行に勤めるのは予想以上に大変であると思う人も多くいます。銀行に就職する前から新しく何か学習したり、知識を身につけるのが好きであるなら、大変ではあってもそこまで苦痛ではないかもしれません。
しかし学習すること自体に苦痛を覚えるのであれば、入社後に苦労してしまうかもしれません。
銀行は身元保証人を要求されることがある
銀行に就職する際、一部例外はありますが、ほとんどの銀行で身元保証人を要求されます。銀行の身元保証人は、昭和8年に制定された「身元保証二関スル法律」に準拠して要求されるのです。保証しないといけない期間は5年になります。
ただ、身元保証人に関しては通常の会社に入社する際にも要求されるものです。身元保証人を誰にできるのかは、銀行が指定してきますので、それに従って用意すればよいでしょう。
就活生に聞いた! 銀行を志望した理由
ここまで銀行に就職するメリット・デメリットを紹介してきましたが、銀行に就職したいと考えている就活生は特にどのようなことを重視し、志望を決めているのでしょうあk。
今回は就活生の皆さんに聞いた銀行の志望理由を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
給与が高く安定しているなど条件に惹かれた就活生が多数
銀行への就職は、企業としての規模も大きく、安定していることや給料が高いといった条件面を理由に挙げる就活生が多くいました。
銀行への就職を目指す理由として、安定性や給与面、勤務地など条件にメリットがあることを挙げる就活生が多いようです。
特にお金の回りを管理する立場であることから、他業界に比べても収入の安定性があることに惹かれる就活生が多くいました。
銀行ならではの学べることを理由として挙げる就活生も散見
銀行就職を目指す理由として、銀行での業務や社会的な立場から、学べることに魅力を感じたことを挙げる就活生も散見されました。
銀行で働くことにより、経済に関するスキル・知識が身につき、それによって幅広い業界・企業でも通用するようになると考えている就活生もいるようです。
銀行で働くにあたって、学ぶ必要があることは多いですが、企業の経理についてや経済動向の見方などどの企業でも求められる知識も含まれるため、転職など長いキャリアにおいても銀行での学びが役に立つと考えられます。
就活生に人気の銀行ランキング
就活生に人気のある企業をランキング形式でまとめたサイトというのは多くあります。実際にどういった企業が人気なのかを知りたい場合、これらのランキングを上手く活用して情報を集めるのはひとつの方法でもあります。
ここでは、就活生に人気の銀行についてまとめてあるランキングを元にして、銀行の詳細などを詳しくまとめました。情報の参考元にしたランキングは、Rakutenみん職調べの「2023年卒 新卒就職人気企業ランキング」です。
①三菱UFJ銀行
人気のある銀行ランキングのトップを占めている企業は、どれも大手銀行のいわゆるメガバンクであるようです。そのメガバンクの中でも、ランキング1位になったのは三菱UFJ銀行となっています。
三菱UFJフィナンシャルグループは銀行だけでなく、信託銀行など様々な事業展開をおこなっているグループでもあります。
そういったグループ企業の規模の大きさもあって、三菱UFJ銀行の人気は高いようです。三菱UFJ銀行は比較的労働時間の調整のしやすさも高く、休暇制度も充実しているため、産休や育休を取りやすい企業でもあります。残業や休日出勤も基本的にないため、働きやすい企業であることも三菱UFJ銀行の企業としての人気が高い理由のひとつといえるでしょう。
②りそなグループ
ランキング2位になったのは、メガバンクのりそな銀行を含めたりそなグループです。離職率も低く、労働時間への満足度は比較的高いようです。風通しの良い社風であるため、こちらも働くうえで満足度を高めている部分があるとみられます。
長く気持ちよく勤められるという点は、働くことに不安も持っているであろう就活生にとっては好意的に捉えられているようです。
③三井住友信託銀行
ランキング3位にランクインしたのは三井住友信託銀行でした。三井住友信託銀行は4位の三井住友銀行のグループ企業でもあります。就活生に人気の銀行ランキングの中で、同じグループ内から複数の企業がランクインしているのはこの三井住友グループのみです。
三井住友グループは、それだけグループ全体を通して働きやすい企業であるということかもしれません。
ランキング上位の中では唯一メガバンクではない三井住友信託銀行ですが、信託銀行としての強みを生かしてメガバンクとは一線を画した事業展開をおこなっている企業でもあります。
資産運用業界はメガバンクと比較しても将来性が高く、就活生から高い評価を得ている業界でもあります。
④三井住友銀行
就活生に人気のある銀行ランキング4位は、三井住友銀行です。こちらも複数の金融事業をおこなっているグループ企業であり、知名度も高い銀行です。
社内では若い内から大きな金融事業に関わることができることもあり、仕事にやりがいを感じられると言う社員も多くいるようです。
また福利厚生も充実しており、結果として給与面でも他のメガバンク以上にあるように感じられるという点も大きいです。
独身寮も用意されているため、一人暮らしを始める就活生にも働きやすい企業といえるでしょう。これらの理由から、就活生に人気のある銀行にランクインしたものと思われます。
⑤みずほフィナンシャルグループ
みずほフィナンシャルグループも、メガバンクでは複数の事業展開をおこなっている企業のひとつです。同じ系列の銀行としては、みずほ銀行が挙げられます。
みずほ銀行を含め、いくつかの事業がテレビCMとして認知されていることもあり、就活生へも認知度が高いという部分があります。
またそれだけでなく、1位の三菱UFJ銀行と同じく基本的に働きやすい企業であることも、人気の高い理由のひとつといえます。
また、若い内からでもある程度の給料がもらえるということもあり、働き方次第では将来に備えて給与を多めに貯蓄しておくことも難しくはないようです。
銀行就職に有利な学部
一般的には、銀行に就職しようとする場合に有利と言われているのは、法学部・経済学部・商学部などです。しかし、現在では、銀行業務も多岐に分かれており、必ずしもそれらの学部に限られることもなくなっています。
昔は理系の学生はほとんど採用されませんでしたが、デリバティブなどの金融派生商品には、数学的な知識や詳しいIT技術に関する知識がなければ理解できない金融技術分野が多く存在するようになっています。
そのため、メガバンクなどの海外業務の多い銀行では理系の学生も多数採用されています。
また、海外業務が収益の大きな柱になりつつあるだけに、語学力も要求されますので、文系の学生にも門戸が開かれるようになっています。このように銀行の求める人材は多様になっているのです。
銀行就職に有利な資格3選
就職活動で銀行を受ける際、持っていることで有利になる可能性のある資格があります。銀行は就職してから勉強の毎日です。特に入社して3年目あたりまでは、さまざまな資格の取得に向け、多くの時間を費やすことになるでしょう。
全ての資格は実務を進めるにあたって必要な知識を身につけるために取得するものです。
つまりどのような資格を取得しているかで、仕事に関する知見の深さを一部垣間見ることができるのです。以下、銀行就職に有利になる可能性がある資格になります。もし保有しているのであれば、この点もしっかりと面接でアピールするようにしましょう。
①日商簿記検定
日商簿記検定は銀行就職に有利に働く可能性があります。銀行の仕事で最もイメージしやすいものは、「企業への融資業務」だと考える人が多いでしょう。
企業に融資を実行する際には、「本当にその企業にお金を貸して大丈夫なのか」を見極めるために企業の財務諸表など様々な資料を見ます。
日商簿記検定は財務諸表の見方と、そこから企業の経営体質を見極める術を学ぶものなので、実務に直接役立つ知識なのです。
現在、銀行の仕事は非常に幅広く、「この知識があれば事足りる」というものはありません。しかし、日商簿記検定を保有していることは、銀行で働くにあたって、必要な知識を持っていることをアピールする材料となります。
②社会保険労務士
社会保険労務士の資格も銀行就職において有利に働く可能性があります。社会保険労務士と聞くと、「具体的に何をする人なのか」と思う人も多いことでしょう。
社会保険労務士は企業における社会保障制度に関するプロフェッショナルです。社会保険の加入手続きもそうですし、確定申告の手続きも行います。
労働契約や就業規則の作成も社会保険労務士の業務です。労働環境を大きく左右すると言っても過言ではないのです。上述の通り、銀行の融資業務に関しては、融資を実行する際、相手企業の調査を行います。
その際、社会保険労務士としての知識があることで、より多くの角度から企業の見極めをおこなうことが可能になるのです。社会保険労務士は、人事や総務などの職種でも非常に重宝される資格です。しっかりとアピールするようにしましょう。
③ファイナンシャルプランナー
銀行への就職を希望するのであれば、あわせてファイナンシャルプランナーの資格も取得しておきたいものです。
ファイナンシャルプランナーは投資や不動産といった金融資産にかかわることから、税金に関する知識など、金融のあらゆる知識を扱うことのできるエキスパートのための資格となっています。
銀行就職後に金融に係る幅広い業務に携わりたいのであれば、ぜひとも取得しておきたい資格のひとつです。
ファイナンシャルプランナーは資格取得のための講座も豊富に開講しているため、資格の勉強をしやすいのもポイントです。就職に向けて独学で資格取得を目指すよりは、こういった資格講座を活用した方が、確実に資格取得に必要な知識を身につけることができるでしょう。
銀行への就職が向いている人の特徴
仕事を長く続けるためには、適性を見極めることも大切です。銀行への就職が向いている人の特徴としては、どのようなことがあげられるのでしょうか。以下を参考に適性について考えてみてください。
経済に関心がある
銀行では、常に変動する金銭を扱うのが主な仕事になります。信託や投資などもそうですが、金銭の動きも経済の動きに大きく影響を受けるため、銀行員になるのであれば常に経済に関心を持ち、先を考えた行動ができることが重要になってきます。
情報は常に新しいものが流れてくるので、銀行員はその中から、特に経済に関わる情報に敏感である必要があるのです。
最近ではスマートフォンなどを用いて情報を得ること自体は簡単になってきていますが、その分大量の情報の中から自分の望む情報を集めることになります。
その中から、今後の経済につながるニュースを探し出して関心を向けられる人は、銀行で働くのに向いている人の特徴のひとつでもあるのです。
責任感が強い
銀行は顧客の資産を預かり、管理する仕事であることから、仕事に対して責任感を持ってかかわれる人材であることが望ましい職業でもあります。
特に数字のちょっとした間違いがあった場合、企業全体の信用を失いかねません。顧客に対してだけでなく数字に対しても真面目で、責任を持てる人であることが望まれます。
このことを踏まえると、常に細かなことに気を向けられる、自分が扱うすべてのものに対して責任感を持って取り扱える人であれば、銀行への就職に向いているということになります。
責任感と一口に言っても、銀行の求める責任感は一般的な企業の求める責任感とはまた違うことに注意したいところです。
ストレス耐性がある
銀行員の仕事というのは、思っている以上にストレスを感じることもある仕事です。勤務時間も長めにとられているだけでなく、営業であっても年次ごとに契約内容などを見直す事務作業も要求されるため、銀行員は激務であるとよく言われています。
営業はノルマも常に課されることになるため、その分ストレスも多くかかる仕事であると言えるでしょう。
こういった点から、銀行に勤めたいと思うのであれば一定以上のストレス耐性があることが要求されます。
常に自分なりにストレス発散方法を持っていて、上手く活用してストレスを軽減させているなど、状況が変わってもストレスを低く保てる人なら銀行でも長く働き続けることができるでしょう。
就活生に聞いた! 銀行に応募するときに伝えた強み
ここまで銀行で働くのに向いている人の特徴を紹介してきましたが、銀行を志望する就活生は、どのような強みを選び自己PRをしているのでしょうか。皆さんに調査した結果をここで確認していきましょう。
集まった回答の中で最も多かったのは「相手の立場になって考える」を自己PRに選んだというものでした。どのような職業においても大切ですが、特に銀行の窓口などを考えてみると、老若男女問わずさまざまな悩みを持った顧客が来るため、重要になりそうです。
他にも「責任感」など銀行に対するイメージにつながる強みを選んでいる就活生が多いようです。ぜひ自分の中で強みを選ぶ際はこちらの回答結果も参考にしてみてください。
銀行に就職するために業界研究と選考対策を進めよう
就職を希望する銀行の種類や仕事内容によって、志望動機やアピールポイントは変わってきます。また、銀行によって力を入れている分野は異なります。そのため、企業研究をして、その銀行を志望している動機を明確にする必要があります。
業界研究することで、金融業界の中で銀行が担うべき役割をとらえ、企業研究によって得意分野を見極めて、自分のやりたいことと結びつけていきましょう。
【銀行への就職に関する調査】
調査方法:ポート株式会社が運営する企業口コミサイト「就活会議」会員へのダイレクトメール
調査日:2022年7月22日~27日
調査元:「就活の未来」を運営するポート株式会社
調査対象者:23卒・24卒の就活会議会員の252人