就活その他

【就活の費用はどのくらいかかるのか】具体的な節約方法を6つ紹介

就活では意外と費用がかかる

就職活動が本格的に始まると、気になるのがお金の問題です。たくさんの企業を受けてみたいけれど、何社も受けてしまうと出費のことが心配になる就活生は多いです。

就職活動にかかる費用は人それぞれですが、一般的な就職活動にかかる費用については把握しておく必要があります。

就活費用の計算をしないで無計画な就職活動をしてしまうと、就職活動の途中でお金がなくなってしまい、就職活動にブレーキがかかってしまう可能性もあります。

就職活動はこれからの人生を左右する大切なものです。大切な就職活動をお金の問題で断念することのないように、就活費用でかかる内容や節約方法を把握しておきましょう。

就活にかかる費用や節約方法を把握しておくことで、選考スムーズに進めることができるため、より良い企業に出会える可能性が高くなります。

就活費用の平均は10~15万円

就活費用の平均を表した図

就活をするにあたって、スーツ代や交通費、宿泊代、途中の飲食代など、様々な出費が発生します。実際にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。

日本経済新聞の就活探偵団が行ったアンケートや取材によると、就活にかかる平均費用は10~15万円ほどだといわれています。

まだ学生である就活生にとって、10万円はなかなか大金です。この費用をどれだけ抑え、就活が本格化するまでにどうやって捻出するかを考えておきましょう。

また、可能であれば早いうちから少しずつでも就活の費用を貯金をしておくとよいでしょう。

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就活で出費がかさむ3つの場面

就活で出費がかさむ3つの場面を表した図

就職活動にかかる費用というと何をイメージするでしょうか。大学の先輩から就職活動の話を聞くことができる方は、就活費用のイメージができるかもしれません。

しかし、就職活動について何もわからない方は、就活費用がどんなところでかかってくるのかイメージするのが難しいのではないでしょうか。就活費用で特に出費がかかる内容を説明しますので、自分の就職活動の参考にしてみてください。

1.交通費

移動手段の長所と短所を表した図

就職活動で大きな出費になることが多いのが交通費です。交通費は就活生がどこに住んでいるかによって大きく変わってきます。

住んでいる所から近い場所で就職活動をするのであれば、電車代やバス代くらいで済みます。しかし、住んでいる所から遠い場所での就職を考えている人は、毎回の交通費もそれほど安くないです。

例えば東京の大学に進学して、卒業後の就職は地元の企業に入社しようとした場合は、面接のたびに地元までの交通費がかかります。

地元であれば実家に泊まって就職活動ができますが、地方の大学から東京で就職活動をする場合は、交通費に加えて宿泊費もかかってしまいます。

特に飛行機で移動しなければいけない場所の面接や会社説明会に行く場合は、交通費だけで相当な出費です。

東京に住んでいて、東京での就職を考えている場合
電車賃往復:500円 × 15日 = 7,500円 / 月
※月に15回選考や説明会に参加すると仮定
※往復の交通費は電車賃の500円と仮定

関西に住んでいて、東京での就職を考えている場合
新幹線運賃往復:27,740円 × 4日 = 110,960円 / 月
※週1回の選考と仮定
※東海道新幹線を利用すると仮定
※新大阪駅から東京駅まで
※自由席を想定

「交通費」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「交通費」について詳しくなることで、より優位に就活を進めることができるでしょう。

2.飲食費

就職活動で意外に使ってしまうのが飲食費です。就活先でセミナーや見学に参加すると、お昼休みを挟むことも多くあります。

就職活動のピークとなると、一日を通して面接や会社説明会に参加するほど多忙になるので、昼食を外で食べる機会も多いです。そのたびに毎回外食となると出費もどんどんかさんでしまいます。

また、次の予定までに時間が空いた場合は、喫茶店やファストフード店で時間をつぶすことも多くなります。面接や会社説明会の時間は決められているので、うまくスケジュールを組まないと空き時間ばかりになる可能性もあります。

毎回の飲食費で使う金額は多くないですが、積み上がってしまうと結構な金額になってしまいます。

飲食費
( 1,000円 + 400円 ) × 150日 = 210,000円
※1日1,000円のランチと400円のカフェ代を想定
※就活繁忙期である1月から5月の5か月間(150日)で想定

3.被服費

就職活動をするにあたり、スーツやビジネスシューズといった身だしなみに関するものが必要です。学生であれば就職活動をきっかけに、スーツやビジネスシューズを初めて購入する人も多いでしょう。

就職活動で必要となるものはスーツやビジネスシューズだけでなく、ワイシャツやネクタイもあるので、全部そろえるとなるとかなりの出費です。

就職活動では身だしなみが重要なので、被服費にはどうしてもお金がかかります。身だしなみの中でも、特にスーツの使用頻度は高いです。面接では第一印象が大切なので、よれたスーツでは印象が悪くなります。

出費はかさみますが、スーツは2着持っておくのがおすすめです。スーツを2着持っていれば、クリーニングしながら着回すことができるので、常にきっちりしたスーツで面接に挑むことができます。

被服費
15,000円 × 2 + 10,000円 + 7,000円 + 10,000円 = 57,000円
※スーツ上下:15,000円 × 2セット
※革靴:10,000円
※バッグ:7,000円
※シャツ・ネクタイ:10,000円

「スーツ」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「スーツ」について詳しくなることで、より優位に就活を進めることができるでしょう。

就活費用を節約する6つの方法

就活費用を節約する6つの方法を表した図

就職活動でかかる出費が、想像していたよりも多いと感じている人がほとんどでしょう。「就活費用がかかるのは仕方ないことだけど、就活費用を少しでも節約できる方法はないだろうか?」と考えている人は多いでしょう。

結論を言えば、就活費用は少しの工夫で節約できます。就職活動が長引いた場合は、長くなった分だけ就活費用もかさみます。就活費用を少しでも抑えて、就職活動を最後まで乗り切りましょう。

1.web上での説明会・面接に参加する

今では採用活動の場も多様化が進んでおり、webでの説明会も活発に行われるようになってきました。中には留学中の就活生に向けたweb説明会やweb面接を行う企業もあるようです。

特に2021年卒からは新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、zoomなどのWEB会議ツールを用いて、説明会や面接を行う企業が多くなりました。

web説明会は、企業が発信する一方向的なものもあれば、コメント機能を利用した双方向的なものもあります。

web説明会のメリットは、何より会場まで移動する時間や費用がかからないことです。パソコンやタブレットとインターネット環境さえあれば、自宅に居てもゼミ室に居ても、何ならカフェに居ても企業のweb説明会に参加することができます。

ただし、屋外や公共の場では周りに迷惑をかけないよう、必ずイヤホンかヘッドホンを使用しましょう。

「web説明会」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「web説明会」について詳しくなることで、より優位に就活を進めることができるでしょう。

2.交通手段を工夫する

就職活動で一番大きな節約ポイントは交通費です。交通手段を工夫することで就活費用を節約しましょう。交通費が一番高くかかるのは、飛行機を利用した場合です。

地方から東京で就職活動をする場合は、移動に飛行機を使うことが多いです。飛行機は事前に予約することで費用を安くできます。面接や会社説明会の日程が決まったら、なるべく早めに飛行機の予約をしましょう。

また、面接や会社説明会を同じ日にすることで、一度の飛行機移動でなるべく多くの企業を受けるようにスケジュールを調整しましょう。時間に余裕がある時は、飛行機を使わずに高速バスや夜行バスで移動するのも交通費を節約するのに効果的です。

就職活動の期間に毎日電車で首都圏まで出る場合は、就職活動の期間だけ定期を買うことで電車代を節約できます。

地方の就活生は夜行バスや航空機を検討する

各方面から東京へ向かう交通手段と片道料金を表した図

※図では、「各方面から東京へ向かう交通手段と片道料金」を表しています。各社3月の最安値を掲載しており、目的地や出発地は各中枢都市とは限りません。(例えば、東京着=成田空港着など)

新幹線や飛行機を利用すると、速く目的地にたどり着けて時間を有効に使えるというメリットがある反面、交通費が高くなってしまうというデメリットがあります。

それに対して、夜行バスや航空機を利用すると、移動に時間はかかりますが、交通費を抑えることができます。

時間に余裕があるのであれば、夜行バスや航空機の手段を検討してみるのも一つの手です。企業説明会は東京や大阪、福岡といった主要地で行われることが多く、そういった個通網の発達した主要地には、大抵夜行バスや航空機のルートもあります。

事前予約や学生割引、往復割引を利用すればさらに節約ができることもあるため、しっかりと調べて賢く行動しましょう。

3.スーツは学割のあるお店でセットで購入する

就活をするうえで、リクルートスーツやビジネスバッグは必須です。そこで、就活に際してスーツ一式を揃える必要があるのですが、上下一式ともなるとそれなりに費用がかかります。この費用を抑えるには、まず量販店での購入がおすすめです。

お店によっては「学割」のような、就活生応援のキャンペーンをおこなっているので、そこもお店選びのポイントになります。

スーツを購入する際は、セットになったものがおすすめです。男性用だとジャケット+パンツ、あるいはパンツ2本の2点もしくは3点セット、女性用だとジャケット+スカートorパンツの2点セット、あるいはジャケット+スカート+パンツの3点セットのものがおすすめです。

店舗によってはさらにビジネスシューズやシャツ、ネクタイもセットなっている場合もあるため、一式セットで購入してしまいましょう。

「スーツの上下」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「スーツの上下」について詳しくなることで、より優位に就活を進めることができるでしょう。

4.参考書や問題集は先輩に借りる

履歴書やエントリーシートの書き方、SPI対策や面接対策など、就活に関連した参考書は数え切れないほどあります。しかし、それらを全て買い揃えていてはお金がいくらあっても足りません。

そこで、大学やアルバイト先にいる、就活の終わった先輩から参考書を借りられないか交渉してみましょう。

本命企業から内定が出たあとは、対策本は必要ありません。問題の傾向は毎年似通っていることも多く、前年分の対策本でも事足りる場合があります。時事問題の対策に関しては、ニュースを見たり新聞を読んだりしましょう。

ネットニュースはジャンルやキーワードからの検索がしやすく、情報も早くて便利ですが、嘘の情報が混ざっていることもあるので注意が必要です。

「参考書や問題集」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「参考書や問題集」について詳しくなることで、より優位に就活を進めることができるでしょう。

5.宿泊施設を安く抑える

首都圏の宿泊施設の相場
ビジネスホテル:10,000円(1泊)
カプセルホテル:4,000円(1泊)
シェアハウス:100,000円(1か月)
シェアハウス:0円※ジョーカツを利用した場合

就活のためには、現地で何泊かする必要もあります。その際、何も考えずにビジネスホテルを選んでいてはもったいないです。視野を広げ、他の選択肢も模索してみましょう。

例えば、ゲストハウスやシェアハウスがあります。想像が難しいかもしれませんが、数人が短い期間共同で生活をする、ショートステイのようなものです。ビジネスホテルよりも安価で、短い日数からでも利用ができます。

何度も都心部との往復をする人や、1週間以上滞在する必要が出てくる人はウィークリーマンションの利用もおすすめです。

ウィークリーマンションとはその名の通り、1週間~数か月の期間借りられるマンションです。ホテルよりも安価で広々と使えるのがメリットですが、契約が少々面倒な一面もあります。

また株式会社ナイモノが主催する「ジョーカツ」と呼ばれるサービスがあります。このサービスは地方から上京して就活を行いたい学生に向けたサービスで、「無料で泊まれる個室完備のシェアハウス」「東京までの交通費15,000円補助」「首都圏成長企業の採用担当者との面談」など、宿泊費をはじめとした様々な費用を節約できるサービスも存在します。

6.お弁当や水筒を持ち歩く

手作りお弁当の相場
1食:20円 + 80円 + 15円 + 70円 + 10円 = 195円
※ごはん1杯:20円
※ソーセージ3本:80円
※卵1個:15円
※ミートボール2個:70円
※ミニトマト2個:10円

コンビニで昼ご飯を購入した場合
1食:100円 + 500円 = 600円
※飲み物:100円
※コンビニ弁当:500円

節約の基本として、お弁当や水筒を持ち歩くのもおすすめです。お弁当を手作りすると、1食200円前後で済ませられると言われています。

就活の際、外に出るたびにコンビニで飲み物を買ったりカフェに入ることも多くなります。そのときは「これくらい」と考えるかもしれませんが、ペットボトルのお茶や缶コーヒーは100円前後、コンビニ弁当は400~500円、カフェのコーヒーやランチは1,000円近くかかります。これを説明会や面接の度に繰り返すと、あっという間に数万円が飛んでいきます。

そこで、お弁当や水筒を持参しましょう。会社のフリースペースや公共施設、公園に行けば飲食できるスペースがあります。

水筒や弁当箱を持っていなければ、ペットボトルに入れた麦茶やコーヒー、ラップに包んだおにぎりやサンドイッチ、タッパーに詰めた弁当でも十分です。まずは買い食いの習慣を見直して、無駄な出費を抑えましょう。

適職診断を試してください。

適職診断はもう試しましたでしょうか?就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。


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就活費用を捻出する4つの方法

就活費用を捻出する4つの方法を表した図

就活費用の内容や節約方法がわかったからといって、肝心の就活費用がなければ就職活動はできません。貯金はすぐにできるものではないので、就職活動が始まる前に、ある程度の就活費用を貯金しておく必要があります。

いざ就職活動が始まってから貯金を見たら、貯金がまったくなかったということにならないように、就職活動が始まる前に就活費用を貯める計画を立てましょう。

1.アルバイトをする

就活費用を貯めるのに一般的なのはアルバイトをして貯めることです。すでにアルバイトをしている場合は、就活費用を就職活動が始まるまでの期間で逆算して、毎月いくら貯金するか計画を立てましょう。

アルバイトをしていない場合は、アルバイトを探すところからやらなければいけません。アルバイトに時間を取られて、肝心の就職活動の準備に支障がでないように注意しましょう。

せっかくアルバイトをするので、就職活動で自己PRとして話せるようなことがないか意識しながらアルバイトをすれば一石二鳥です。

就職活動が始まるまでに時間がない場合は、就職活動をしながらアルバイトをすることになってしまいます。できるだけ早めに就活費用を貯めるように行動しましょう。

「アルバイト」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「アルバイト」について詳しくなることで、より優位に就活を進めることができるでしょう。

2.有給インターンに参加する

就活費用を貯める方法として、企業が有給インターンを募集していれば参加してみましょう。有給インターンとは、通常のインターンと違い、給料がもらえるインターンのことです。

有給インターンでは通常のインターンと違い、実際の仕事を任せられます。社会人としての経験ができるということは、就職活動をするうえでも参考になる部分が多いですし、自分のスキルアップにつながります。

また、有給インターンでの経験を志望動機や自己PRと絡めて話すことができるのも大きなメリットです。そのうえ給料がもらえるので、効率よく就活費用を貯めることができます。

ただし、有給インターンでは数か月といった長期の場合が多く、実務を任せられるので責任が伴う仕事だということを理解しておく必要があります。

3.親から援助してもらう

就活費用を自分で貯めることが困難だったり、就職活動が始まるまでに時間がない場合は、親に就活費用を援助してもらえないかお願いしてみましょう。

もちろん、自分の人生が決まる就職活動なので、自分で就活費用を貯めるのが当然のことです。

しかし、親からしてみれば自分の子供の人生が左右される就職活動ですので、援助の相談を聞いたら多少の援助をしてくれる可能性が高いでしょう。

最初から親の援助を期待してはいけませんが、どうしても就活費用が足りないときは、最後の手段として親に就活費用を援助してもらえないか相談してみましょう。

4.金融機関から借りる

場合によっては、金融機関や専門企業からお金を借りて就活費用を補填するという選択肢にも、目を向けてみてはいかがでしょうか。

例えば、学生ローンやフリーローン、カードローンといった「用途自由のローン商品」であれば、就職活動に必要なあらゆる費用を立て替えることができます。

当然ですが、借りたお金は「利子(利息)」を上乗せして返済しなくてはいけません。
そのため、計画的かつ無理のない借入を心がける必要がありますが、注意して利用すれば就職活動の大きな助けとなってくれるでしょう。

ちなみに、ローン商品を提供している金融機関は全国に数えきれないほど存在しています。実際に利用する際は、金利や融資額を比較のうえ、安心できる借入先を探してください。

「学生ローン」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「学生ローン」について詳しくなることで、より優位に就活を進めることができるでしょう。

就活が本格化する前に一定の資金は貯めておく

就活が本格化してくると、アルバイトをするのも難しくなります。学業に就活にアルバイトに、と無理をして体を壊しては元も子もありません。就活の時期は学業と就活とに集中できるよう、事前に貯金をしておくのが安心です。

とはいえ、現在がよほどカツカツな生活でなければ、無駄遣いを控えるだけでも結構お金は溜まります。使ってしまいそうだという人は、就活用の口座を作り、仕送りやアルバイトの収入から一定の金額を移すようにすると良いでしょう。

とにかく、就活が本格化する前に、目安として10~15万円ほど貯められるように計画を組むことが大切です。

用意しておいた就活費用が余った場合は、初任給が出るまでの生活費として置いておいても良いですし、卒業旅行費用に充てることもできるので、就活費用が事前に貯められる人は多めに貯めておきましょう。

削減できる費用は徹底的に削ろう

活費用は大きな金額がいきなり発生するのではなく、毎日少しずつ小さなことにお金がかかります。金額は小さいのですが、それが毎日積み上がっていき、就職活動が長引けば長引くほど、必要な就活費用が増えていきます。

歩けるところはなるべく歩いたり、ペットボトル飲料を買わずに水筒を持ち歩いたりと、小さなことからこつこつと就活費用を抑える意識を持ちましょう。

就活費用で必要な額は人それぞれですが、ある程度の金額は必要です。学生でそこまで多くの貯金をしている人は少ないでしょうから、就職活動が始まる前に余裕を持って就活費用を貯めておくことが大切です。

なるべく早い時期から、毎月ある程度の金額を就活費用として貯めるようにしておきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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