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【企業説明会の服装は私服OK?】知っておきたい身だしなみのマナー

企業説明会ではマナーを守ることが大切

企業説明会は面接試験のように、企業側が細部にわたり就活生を評価していく場ではありません。しかし、たくさんの企業が集合している場所ですのでやはり、社会人と同じレベルのマナーや常識が求められるということを心に留めておきましょう。基本的なマナーとしては、周りに失礼にならないこと、嫌な思いをさせないことが基準になってきます。

携帯の電源は切っておき音が鳴らないようにしておく、説明を聞くときは足を組んだり背もたれに深く寄りかからない、ガムなどを噛みながら聞かない、コートは脱いでから会場に入る、敬語と丁寧語を使い分ける、などが注意したいこととして挙げられます。次に、説明会に参加するにあたっての服装と持ち物について述べていきます。

服装はスーツが無難

企業説明会参加にあたっては服装が重要ですが、具体的にはどのように服装を選べば良いのでしょうか?答えは「スーツを選んでおくのが無難」です。中には適性検査や面接がスタートしてからスーツを着れば良いと考えている人もいつかも知れません。しかし、企業の採用活動は説明会からスタートしていますので、その時点からスーツを着用するのが無難です。

もちろん、服装に対する考え方は企業によってさまざまです。服装で個性を見せて欲しいと考える企業もあるかも知れません。ただし、そのように明言している企業でない限りはスーツ着用が安全です。

ほとんどの学生が説明会も含めてスーツで就職活動をしていますので、企業側も基本的に学生がスーツで来ることを想定しています。そのため、スーツを着ていくことで大きくマイナスな印象を与えるケースはほぼあり得ません。服装に迷った場合はスーツを着ていくのが無難であることを思い出してみてください。

私服可の場合はオフィスカジュアルがよい

企業によっては、私服での参加を可能としているケースもあるでしょう。この場合、「スーツで行くべきかどうか」と悩んでしまう人も居るかも知れません。企業が私服参加を推奨している場合、そこには企業側の目的がありますので、素直にそれに従うのが良いでしょう。

このような場合は、無理にスーツを着ていくと逆に悪印象を与える可能性もあるので注意が必要です。ただ、私服での参加が推奨されている場合であっても、「何を着ていっても良い」わけではありません。「企業説明会に参加する」というTPOをわきまえ、オフィスカジュアルな服装をしていくのが良いでしょう。

基本は、ジャケットもしくはカーディガンの着用、シャツ、パンツ(女性であればスカートも可)です。オフィスカジュアルの厳密な定義は実はありません。企業によって異なりますので、その企業の先輩社員がどのような服装をしているのか、調べておくと良いでしょう。調べるのが難しい場合は、派手にならないよう抑えめのビジネスカジュアルで行くと良いでしょう。

企業が「服装自由」とする目的

企業の中には「服装自由」としているケースもありますが、なぜそのような企業があるのでしょうか?「服装自由」とあれば、特に理由を考えることもなく私服を着ていくという人が多いかも知れません。

しかし、企業が服装を自由にいしていることにもそれなりの理由があるのです。それを踏まえていれば、より企業の目的に適った服装を考えることもできるでしょう。就職活動においては、1つ1つについて、企業側の意図を知ることがとても大切です。企業の目的を押さえた上で、より好感の得られる服装で説明会に行きたいものです。ではここから、服装自由とする企業の理由を見ていきましょう。

適切な服装が選べる人材かを見極めている

企業が私服での参加を認める1つ目の理由として、「適切な服装が選べる人材かどうか判断したい」というものがあります。社会人として仕事をしていく中では、社内だけでなく社外の取引先、お客様など、さまざまな方と関わることになるでしょう。

社内だけではなく、取引先やそのほかの場所に出かけて仕事をするケースもあるかも知れません。現在は関わる人も場所も幅が広がっているため、その都度TPOをわきまえる能力が要求されます。

「この相手・この場面で相手に不快感を与えることなくスムーズに仕事を進められる服装とは何か?」を自分で判断できるかどうかを見ているのです。説明会であれば、その企業の人に不快感を与えず、良い印象を与える服装を選ぶのが正解でしょう。そのためには、その企業でどのような服装が好まれるのかを予想して判断しなくてはなりません。それに必要な情報を集め、自分で適切に判断できているのかも、説明会で見られている可能性があるのです。

その人の個性を見たいと考えている

2つ目の理由としては、「その人の個性を見たいから」という場合もあるでしょう。特にファッション業界や広告業界ではこのような理由で私服を推奨する場合が多いようです。ファッション業界も広告業界にしても、視覚に訴えて商品の魅力を伝える仕事です。そのための実技的な要素として、服装を見ている側面があるのです。

説明会や面接など、就職活動は自分を商品として相手にアピールする営業活動のようなものです。そこでは商品=自分を最も魅力的に見せるための服装が求められます。ただ派手な服を着て強く自己主張すれば良いというものではありません。

深く自己分析をし、自分の個性や就職後に活かせる能力や感性などを踏まえ、それらを強くイメージさせるようなものを選ぶのも1つの方法です。同時に企業研究も十分にしましょう。その企業の商品などから、どのような服装が好まれるかも把握しておくと良いでしょう。このようなケースではスーツ着用はマイナスの印象になる可能性が高いため、避けた方が良いです。

服装が評価の対象にならない企業もある

3つ目の理由は、「そもそも服装を評価の対象にしていない」という場合です。企業によっては、服装を全く度外視し、人柄やスキル・経験などだけで採用の判断をしようとするケースもあります。

就職活動は、学生にとっては「非日常」です。スーツにしてもオフィスカジュアルな服装にしても、皆気合いを入れて選ぶでしょう。しかし、企業が知りたがっているのはそのように気合いを入れて作られた姿ではなく、普段の素の姿です。

「就職活動中の服装など、どうとでもできてしまう」という面があるからこそ、服装を評価の対象から意図的に外している可能性があるのです。このような場合は、スーツで行こうがオフィスカジュアルで行こうが大きな問題にはならないでしょう。

私服で企業説明会に参加する場合の注意点

記述の通り、企業説明会には私服で参加できるケースもあります。ただし、私服であれば何を着ていっても良いわけではありません。例えオフィスカジュアルであっても、注意すべき点はあります。

ここからは、企業説明会に私服で参加するための注意点を解説します。せっかく入念に服装を準備しても、注意点を見落としてしまったために失敗してしまったとしたらとても残念です。服装で悪印象を与えてしまえば、その後の面接などで挽回が難しくなってしまうケースもあるでしょう。以下の注意点を押さえ、十分な準備をしてから説明会に臨んでください。

清潔感をのある服装を心がける

スーツであろうと私服であろうと、全ての基本は「清潔感」です。清潔感があることは全ての大前提であり、不潔な格好で参加した時点で、採用から大きく遠ざかる可能性が高いことは知っておきましょう。

具体的には、シワやヨレがある、汚れている、臭いがするものなどを着用していくことです。社会人として人と関わる上で、相手に不快感を与えないことは最低限必要なことです。相手に不快感を抱かせてしまう理由の1つが、清潔感のない服装といえるでしょう。
服装に清潔感がない時点で、「相手への配慮ができない」「自己管理のできないだらしない人」「仕事でも見落としが多いのではないか」といった悪印象が付きます。

このほかにも、Gパンや加工された服、ミニスカートやロングスカートなど明らかにTPOに反するような服装は避けた方が良いでしょう。

派手な色や柄の服装は避ける

続いての注意点は、派手な色や柄の服装は避けることです。中には、普段から派手な色や柄の服装を好んで着ていたり、派手な服装で個性をアピールしたいという人もいるでしょう。しかし、だからといって「説明会に派手な服装で行こう」と決断するのは早計かも知れません。

そもそも、企業はなぜ私服での参加を認めているのでしょうか?もちろん、強い個性を求めているというケースもあるでしょう。しかし中には、「TPOに合わせた適切な服装が選択できるか」を見ている企業もあるのです。

企業側がどのような意図を持っていたとしても、説明会に参加する以上、「自分がどんな服装をしたいか」ではなく、「どのような服装がその場に求められているのか」を冷静に見極めて判断しなくてはなりません。あからさまに強い個性を求めているという企業でない限り、シンプルなカラーや悪目立ちしないさりげない柄のものを選択するのが良いでしょう。

説明会における服装やマナーを確認しておこう

企業説明会は、業界・企業研究をする上でも必ず参加しておきたい就活イベントです。合同説明会では、直接企業の採用担当者や職員と交流する機会もあるため、服装やマナーを守って参加しなければなりません。そうしたマナーが守れていないと、合同説明会の時点で知らず知らずのうちに評価を落としてしまう可能性があります。

就活の未来では、合説効率化マニュアルを公開しています。合同説明会における服装や身だしなみのマナーについて確認することが可能です。合同説明会のマナーと企業説明会のマナーは共通しているため、事前チェックに役立ちます。無料の資料となっていますので、合説から内定までつなげるためにもぜひ参考にしてみましょう。

企業説明会の服装はスーツかオフィスカジュアルがよい

企業説明会に参加する場合、どのような服装をしていくのかはとても重要です。企業は学生がどのような服装を選択してくるのかで、判断力を見ているケースが多いからです。基本的にはスーツを選ぶのが良いでしょう。ほとんどの学生はスーツで参加しており、企業側もスーツで参加する学生をイメージしていることが多いです。スーツで参加したからといってマイナスの印象を与えるケースはほぼありません。

ただし、中には「私服でお越しください」と案内されるケースもあるでしょう。この場合は、オフィスカジュアルで参加するのが良いでしょう。オフィスカジュアルの基準は企業ごとに異なりますので、できる限り、その企業の社員が普段どんな服装をしているかなど調べて判断するのが良いでしょう。
企業が私服参加を推奨するのには理由があります。「私服OKだから何を着ていっても良い」と決めつける前に、「なぜこの企業は私服OKにしたのだろう?」と理由を考えてみてください。その上で、企業側に好感を抱いてもらえる、TPOに合う服装を見極めていきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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