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【今年の目標】掲げると魅力的に見える目標とは~二次熟語・例文をそれぞれ5つご紹介~

面接で「今年の目標」を聞かれる可能性がある

徒競走で早く走るコツのひとつに「ゴールの先に見えないゴールを設定する」というものがあります。ゴール直前はスピードが落ちやすいので、通過点だと考えることで最後まで走り抜けるという意味です。面接で目標を聞かれるのは、目標に向かって全力で走り抜く人材が欲しいからでしょう。

聞かれる内容は今年の目標、入社後の目標、5年後の目標、将来の目標などさまざまです。面接官は就活生の目標を聞くことで、「人生のビジョンをどれだけ明確に持っているか」「会社の方向性とマッチしているかどうか」を探ろうとしています。

そして、同じ目標に向かって全力で走ることができる熱意ある就活生を選びたいと考えています。面接で今年の目標を聞かれた場合は、入社後、5年後10年後の目標を通過して、将来につながる目標を伝えましょう。

目標達成のために取り組んでいることを話す

面接で今年の目標を聞かれたときに「中国語を学ぶことが目標です。」で終わるのは、面接官のニーズに応えたことになりません。「なぜ中国語を学びたいのか」「なぜ今年でなければいけないのか」「どのような手段で学習するのか」「いつまでにどの程度を習得したいのか」などを具体的に話す必要があります。

面接官は、企業と同じ方向性をもつ就活生を採用したいと思っていることを意識しましょう。将来の目標から逆算して今年の目標を決める方がより具体的な取り組みを話すことができ、面接官にも受け入れられやすいと考えられるでしょう。例えば、将来の目標を「世界をまたにかけて活躍するビジネスマンになる」としたとしましょう。

この場合、「グローバル展開をしている企業に勤めたい」「その企業の重要拠点がある中国について理解を深めたい」「比較的時間のある今、中国語を学び始めたい」というふうに大きな目標を達成するための手段を逆算して考えていけば、おのずと今取り組まなければいけないことが見えてきます。企業と同じ方向性のビジョンをしっかり持っているということを、具体的にアピールしましょう。

「今年の目標」を選ぶ際の注意点

企業の方向性をとらえた上で、将来の目標を立てましょう。そこから10年後、5年後、入社後と逆算して、「今年の目標」を決めることがポイントです。もしくは「今年の目標」を通過点にして、会社の方向性に持っていってもいいでしょう。

例えば「ダイエット」という個人的な悩みの解決を目標にしたいと考えてみましょう。「太っているので5キロやせたいです。」というだけでは面接官の興味をひきませんが、「海外では太っている人は自己管理が甘いとされるので、今のうちに体重を落として国際的に活躍できる人間になる下地を作りたい」と言えば、会社のニーズに合った「今年の目標」になります。

人生ビジョンが明確であることを示すことが目的なので「かっこいい目標のほうが興味をひいてもらえるだろう」と実現不可能な目標を掲げたり、「本当にできるかわからないから」と目標を漠然にしたりするのは本末転倒です。

実現できるものにする

「今年の目標」は「将来の目標」にむけての通過点であり手段なので、期間を区切り確実にクリアする必要があります。そのため、実現可能な目標にすることが大切です。例えば、人並みの英語力しかない人が「TOEIC990点を目標にがんばりたいです。」と具体的な手段もないまま、現実味のない目標を述べたらどうなるでしょうか。

頼もしいと思われるよりも、「大口をたたく人間」「自分の実力やハードルの高さを客観的に判断ができない人間」と受け取られる可能性の方が高いでしょう。将来の目標に向かって本気で英語に取り組もうと思っていたとしても、実現できる範囲に目標を設定して確実にクリアしていくほうが信頼されるものです。

漠然とした回答もNG

自信のなさから目標の中身をはっきりさせない就活生もいますが、これはかえって面接官に悪印象を与える可能性があります。例えば「最後の競技会で今までで一番良い成績を残すことが目標です。」という回答は、就活生の気持ちを素直に表した目標ですが、望む成果を明言しないことでビジョンが曖昧だと思われてしまうのです。

「卒業までに何か大きなイベントを企画することが目標」「本をたくさん読むことが今年の目標」などの回答も、自分で何かを決めてやりぬく覚悟がない人間と思われがちです。「○○をやり抜くために今どうしなければいけないと思っている」という意思が、はっきり面接官に伝わるようにする必要があります。今年の目標を伝える際は、具体的な内容を心掛けましょう。

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「今年の目標」の意味とは?

「目標」と、ほとんどの就活生が耳にしたり、口にしたりするでしょう。この「目標」とは、一体何なのでしょうか。ここでは、「目標」を3つに分けて考えます。

さらに、今年達成する目標はたった一つで構いません。人はそれほど賢くありませんし、すぐに立てた目標を忘れてしまいます。そこで、3つも4つも目標を立てる方は多くいますが、ひとつで十分なのです。忘れる程度の目標なら最初から立てずに、たったひとつのことを達成するためだけに全力で取り組みましょう。

大きな目標が見つかってない人は、今年の目標は、「大きな目標を見つける」で良いのではないでしょうか。その手段としての行動が就職活動かもしれないし、新しい活動や海外へ行くことかもしれないからです。

「今年の目標」は今年絶対に達成する

目標とは、掲げることには全く意味はありません。実行し、達成し続けることに意味があるのです。そのために、アクションプランをこれでもかと考えて、ブラッシュアップすることが大事だといえます。アクションプランとは、目的を達成するための手段です。

選んでいる暇があったら、たくさんの量をこなしましょう。ちなみに就活生は、ここのアクションプランが「就職」以外にないことはかなり危険信号だと思った方がいいです。目標を達成する手段は就職以外に山ほどあります。一回従来の常識を忘れ、0から考えてみることも大切です。

今年の目標二字熟語5選

今年の目標としておすすめの二字熟語を、5つご紹介します。二字熟語だけを見ると「定番だな」と思うかもしれませんが、「なぜそれを選んだのか」「それに込めた想い」などの背景は違うので、人と同じになることはほとんどありません。

二次熟語①健康

1つ目に紹介する二字熟語は、「健康」です。似ている言葉に「健康第一」がありますが、意味としてはほとんど同じです。自分や家族の健康、あるいは友人や大切な人の健康を願って掲げられることが多いでしょう。

二次熟語②合格

2つ目の二次熟語は、「合格」です。この「合格」は、「何か試験を受けるのかな」と想像すると思いますが、人によってはまったく違います。「高校・大学に合格したい」と掲げる人もいれば、「テストに合格したい」と掲げる人もいます。「志望する会社に就職する」というのも、「合格」として掲げられるでしょう。

二次熟語③挑戦

3つ目の二次熟語は、「挑戦」です。「挑戦」もまた、よく目にする二次熟語ではないでしょうか。この「挑戦」も人によって規模が変わってきます。「自分はどんなことに挑戦するのか」を具体的に決めて、掲げるようにしましょう。

二次熟語④努力

4つ目は、「努力」です。「努力」は、「挑戦」と同じように捉えてしまう人もいます。「目標達成のためにどんな努力が必要なのか」を考えて、実際に自分ができることを設定しましょう。

二次熟語⑤飛翔

最後に紹介する二字熟語は、「飛翔」です。「飛翔」とは、「羽ばたいて空を飛んでいくこと」という意味があります。この意味のように、「自分を成長させたいとき」や「やりたいことをやりたいとき」に掲げることが多い二次熟語です。

今年の目標例文5選

今年の目標を話す際の例文を、5つご紹介します。初めに「今年の目標は〇〇です」と結論を述べ、それを設定した理由を付け加えます。「掲げた目標を達成するために何をしているのか」を盛り込むと説得力が増すでしょう。

例文①

私の今年の目標は、登山サークルの全員で富士山を登りきることです。個人的に登りきることも大切ですが、チームで登りきるからこそ達成感が味わえるんだと思っています。練習のときから「チーム」を意識して取り組むことで、達成できるのではないかと考えています。

1つ目の例文は、「チームで達成すること」を掲げた目標です。「個人でもできるがチームでやるからこそ意義がある」とアピールしましょう。最後に、目標達成のために何をしないといけないのか話すことで、より具体的で明確な目標になるのです。

例文②

私の今年の目標は、キャリアアップすることです。バイトを始めて3年になり、そろそろ仕事を任せられるバイトリーダーになりたいと思って、この目標を設定しました。そのために必要な資格を取ったり、能力や知識を身につけたりしたいと思います。

2つ目は、「キャリアアップ」を目標に掲げた例文です。「どんなことでキャリアアップしたいのか」を盛り込みましょう。キャリアアップするために必要なことも、忘れずに書いてください。

例文③

私の今年の目標は、体調管理に気をつけることです。私は昨年、風邪などの病気に頻繁にかかっていました。夜更かしを繰り返すなど、生活習慣の悪さが原因だと思っています。まずは生活習慣を見直し、それからできることをしていきます。

3つ目は、「体調管理」についての例文です。「体調管理に気をつける」だけだと漠然とした目標になるので、「昨年はどうだったのか」「どうすれば気をつけられるのか」をできるだけ具体的に話しましょう。

例文④

私の今年の目標は、海外に行くことです。とくにヨーロッパに行きたいと思っています。理由は、日本とは異なる文化に触れることで自分の視野を広げるためです。そのためには英語力が必要だと思い、英会話教室に通い始めました。

4つ目の例文は、「海外に行くこと」を掲げたものです。単に「海外旅行に行きたい」という目標にするのは、控えましょう。「自分の視野を広げたい」や「様々な文化を知りたい」など明確な理由を話すと、より魅力的な目標になります。最後の文ですでに実践していることをアピールできているので、印象が良くなるでしょう。

例文⑤

私の今年の目標は、貯金をして一人暮らしをすることです。今は実家で暮らしているのですが、就職後困らないためにも一人暮らしをしたいと思っています。2年間続けているバイトで、バイトリーダーになったことで収入も増えるので、無駄遣いはせず貯金をします。

5つ目は、「一人暮らしをすること」を掲げた例文です。「なぜ一人暮らしをしたいのか」を話しましょう。「就職後困らないために」「経済的に自立したいから」などポジティブな理由を話すと、好印象です。一人暮らしするための方法も盛り込むと、効果的です。

今年の目標を立てる際は数字を入れよう

最後にアクションプランに落としこむ際に、数字を絶対に入れましょう。「読書をする」という目標は永遠に達成しません。“程度”や”評価”が全く書かれてないからです。「1週間に1冊読み、年間50冊を全てソーシャルブックレビューサイトでまとめる。」これなら程度と評価が一瞬でわかり、継続するモチベーションにもなります。

数字はものごとを具体化し、見える化する力を持ってます。とにかくなんでもかんでも数字で表現する癖をつけましょう。みなさんの22年目の目標は何でしょうか?そして目標を達成した後、あなたはどんな自分になっていますか?いま、この記事を読んで、少しでも「納得」と思った人は真剣に目標を立てましょう。一年間なんとなく過ごす人と、目標に向かって、充実した一年を送る人の違いになるのではないでしょうか。

就活の面接で面接官が「将来の目標」を聞く意図と上手な回答の仕方【例文あり】

監修者プロフィール

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吉川 智也 (よしかわ・ともや)
1988年2月、北海道生まれ。小樽商科大学卒業。 2010年4月に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。 IT・小売・外食など幅広い業界にわたって300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学の就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を行なう。 現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。