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自己PRにおける粘り強い性格の伝え方【例文アリ】|特徴や人事の印象に残すためのポイントを大公開

就活での「粘り強さ」は効果的なのか

「私は粘り強い性格です」というフレーズは、多くの就活生が使用している傾向があるため、差別化は必須です。どのように粘り強いというアピールをすればいいのか、また採用側はどういった意味で捉えるのかを紹介していきます。

「私は粘り強い性格なので、物事を最後までやり遂げる自信があります。」とアピールする就活生は、よく次のようなエピソードを話します。「私は小中高とずっとバレー部に所属し、今も続けています。」「大学の陸上部部長として、やる気のない部員に今より質の高い練習をしようと粘り強く声かけをし、部全体をまとめました。」「人気居酒屋のアルバイトで拘束時間も仕事量も多くやめていく人が多い中で3年間続け、責任あるポストを任されるようになりました。」

ひとつのことを続ける根気があるということをアピールするために、「粘り強い」という言葉を使用するようです。これらの例文は、企業側が求めている「粘り強さ」にマッチしているでしょうか。

粘り強い人の特徴

粘り強い人は、どのような特徴を持っているのでしょうか。多くの就活生が企業にアピールしようと考える「粘り強い人」とは、「1つのことを長く続けられる人」「目標達成に向けてあきらめずに取り組める人」です。

イメージとしては、自分の信念を持って何度失敗してもポジティブに再挑戦できるガッツがある人です。困難な物事から逃げずに、乗り越えられるタフさを持ち合わせています。また、「粘り強い」という言葉には「忍耐力がある」「辛抱強い」「我慢強い」などの意味合いも含まれるといえるでしょう。ここからは、粘り強い人の特徴について詳しく紹介していきます。

コツコツと努力ができる

小さな案件から地道に学ぶことが多い新入社員は、成果に向かってコツコツ努力する必要があります。上司は、新入社員が根気よく努力を続けられるかどうかを見ています。粘り強い人は、「ローマは1日にして成らず」とばかりに地道に成果を積み重ねていくことができるのです。

目標のイメージに向かって、時には寝食も忘れるような集中力で、ひとつのことに向き合い続けることができます。営業や刑事ドラマなどでよく聞く「足で稼ぐ」ことができる人も粘り強い人でしょう。自分自身のビジョンと明るい未来を信じ、目標達成に向かってひたすら努力し続けることができます。そうした行動が人の共感を呼び人を巻き込み、思った以上の成果をあげることもあるでしょう。

最後までやり遂げられる

目標に向かって諦めずに取り組み完遂できることは、信頼が大切な社会人に重要な資質です。トラブルがあっても「この人に頼めば解決してくれる」という安心感を周囲に持ってもらえるのは、ビジネスマンとして大きな強みです。スポーツ選手によく見られる粘り強い人は、周囲に目標を宣言します。

そして自分のプライドのためにも1日のルーティーンにそのタスクを入れ込んで、イレギュラーなことがあったり気持ちが後ろ向きな時があったりしても、確実に取り組む時間を確保しようと工夫します。妥協をしないで完遂を目指す姿勢は職人に通じるものがあり、その人が手がけたものには高い評価がつくことが多いです。

粘り強いことは短所にもなるので注意

「粘り強い」という強みがあっても、企業側の求める「粘り強さ」とマッチしなくては採用されません。企業が求める「粘り強さ」とはどのようなものでしょうか。企業は、期限内に利益を出さなくてはいけない団体です。

企業の求める「粘り強い人」とは、「期限内に成果を出すために諦めずにあらゆる手をつくす人」ということになります。期限への意識が薄いポジティブシンキングや、自己中心的な考え方からくる粘り強さは、企業にはマイナスに受け取られます。

成果が得られないのに粘り強い人は、「諦めが悪い」という印象を与えるでしょう。短所をカバーするためには、「どうしてこだわりたかったのか」「いつまでに達成したいと考え、困難に対してどのような手段を講じたのか」を具体的に説明する必要があります。

採用担当者は就活生の「粘り強さ」をこう見ている

企業が求める人材は、長期的に勤めてくれて将来性のある人を求めています。入社して、すぐに退職されては求人に費やしてきた多額の広告費が無駄になってしまうからです。広告費を払う見返りに、企業の売上に貢献できる優秀な人材を育て上げるのが企業の狙いです。

今では3年以内に3割は退職すると言われていますが、長期的に勤めてくれる人を企業は待ち望んでいます。そこで自己PRの粘り強い性格は企業目線では好印象です。どういった活動を経てこの「粘り強い」が伝わる自己PRができるでしょう。何か長期的に継続したもの、例えばアルバイト、ゼミ、サークル活動などを通して、如何に採用担当者側に「この人は将来性がありそうだ」と思わせれるかが重要です。

粘り強さの他に仕事で発揮できる内容を盛り込む

仕事は何かと我慢の連続です。粘り強いタフな精神力やストレス耐性が必要になります。
たとえば営業職ですと、契約を取り売上を上げなければいけません。訪問してすぐ契約、という上手く事が流れるケースは稀でしょう。取引先に断られながらも、何度も訪問して関係性を構築し、ようやく契約と至るプロセスがほとんどです。

粘り強い性格を主張する際は具体的なエピソードを入れること

契約に至るまでは、厳しいお客様が居れば心が折れてしまいそうな辛い経験をしてしまうかもしれません。そこで、いかに粘り強い精神力を発揮するかが重要になります。自己PRでは、同様に「成果に至るまでに苦労した事、困難に直面した事を通して諦めず取り組んだのか」を具体的なエピソードを交え自己PRしなければいけません。

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自己PRに粘り強さを盛り込む際のポイント

粘り強いというワードで自己PRする際に忘れてはならないのが、数字を盛り込み売上に貢献できる内容を伝える事です。企業も「粘り強い」という点では将来性に対してポイントは高いですが、企業は「売上に貢献できるのか」というポイントも重要視して見ています。

粘り強さをアピールするために物事を継続するだけではダメ

よく「中学生から続けている野球を通して忍耐力(粘り強い)が付きました。」という伝え方をしている就活生がいます。結果を出すまで諦めず続けるという意味合いも込められていれば良しですが、企業側は効率よく売上に貢献できる人材を求めています。諦めず取り組んだ結果、「どの様な数字を作る事ができたのか」も同時に自己PRすることが重要です。

「粘り強さ」を長所にした例文

就活の面接では、必ずといっていいほど「自己PR」や「長所」を問われます。そこで、企業が魅力を感じる粘り強さを長所に盛り込んだ例文とそのポイントを紹介します。

例文①

私の長所は粘り強さです。私は、学生時代5教科の中でも英語が苦手でした。英語の点数だけ5教科の平均点数を下げていたので、毎日10個の英単語を覚えることから始めました。英単語を覚えることで、教科書の英文法が理解できるようになり、楽しくなっていきました。その日の授業を理解するために、予習時には必ず単語を調べてから、授業に臨むように工夫しました。その結果、卒業までに5教科の平均点数も90点を超えるようになり、志望校に合格することができました。

こちらは、目標を達成するために、粘り強く努力した例文です。毎日継続して単語を覚えることで、英文が読めるようになったことを伝えています。その結果、苦手教科を克服して、志望校にも合格したことで粘り強さをアピールできることがポイントです。

例文②

私は、小学生からバレーボールをしています。身体は、同級生の中でも小さい方でしたが、ポジションはセッターでした。小さい身体を使って、ボールの下に潜り込んでアタッカーにボールを繋ぐプレーが得意でした。なかなか勝てない時もありましたが、セッターとして、また、チームのキャプテンとして、最後までボールを追うことを諦めないプレーをしました。その結果、チーム全体が諦めないプレーをするようになり、県大会3位という結果を残すことが出来ました。

こちらは、難しい状況でも結果を出せる方法を考え、やり抜く行動ができる内容の例文です。試合に勝てない悔しさから、チーム全体が最後まで諦めない気持ちで試合に臨み、粘り強さで勝利へと導かれたことがポイントとなります。

例文③

私は親からのすすめで、小学校に入学してすぐに珠算塾へ通うようになりました。最初は簡単な計算問題だったので、楽しんで通っていました。しかし、級が上がるにつれて問題も難しくなり、さらにスピードも要求されるようになっていきました。級も上がれず大会でも結果が出せない中、辞めたいという気持ちだけが強くなっていきました。そんなスランプの中、練習内容の改善で、市の大会で初めて2位に入賞することができました。その大会がきっかけとなり、少しの改善と最後まで諦めなければ結果が出せる、ということに気付きました。

こちらは、改善することや、最後まで諦めない気持ちで取り組めば、結果を出すことができることをアピールした例文です。自分の気持ちの切り替え次第で自分に打ち勝てる粘り強さがポイントとなります。

粘り強い性格を自己PRで主張する時は、具体的な数字を盛り込み差別化を図る

お伝えした通り、「粘り強い」というキーワードで自己PRする就活生は非常に多いです。あなただけのエピソードの中から粘り強い力を発揮した経験を伝えてください。そして成果を挙げた具体的な数字を盛り込む事で、しっかり差別化が図れるので、数字を盛り込む事を忘れず自己PRしましょう。

「粘り強さ」という長所をES・面接で自己PRする方法

監修者プロフィール

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吉川 智也 (よしかわ・ともや)
1988年2月、北海道生まれ。小樽商科大学卒業。 2010年4月に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。 IT・小売・外食など幅広い業界にわたって300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学の就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を行なう。 現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。