身だしなみ

説明会に私服で参加する時のマナーとは?就活における正しい服装

説明会にふさわしい服装を知ろう!

就職活動のスタートラインとも言える会社説明会は、企業のことを知る最大のチャンスです。就活生の皆さんは何度も参加する機会があるかと思います。説明会には、複数の企業が集まる「合同説明会」と企業が単独で行う「単独説明会」の2種類があり、多くの方がどちらの説明会にも参加することでしょう。

そんな会社説明会に、どのような服装で参加すべきなのか悩んでいませんか?就活生の皆さんは基本的にスーツを着て参加するかと思いますが、企業に好印象を与えられる格好・髪形はどのようなものなのか気になるところです。そこで本記事では、会社説明会にふさわしい服装をご紹介していきます。

説明会のメリットとは

就活が始まると、まず初めにすることは各社各業界が集まる説明会や、企業独自の説明会などに参加するというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

説明会に参加したからといって、即就職先が決まるわけではありませんので参加するか迷っている人もいるかもしれませんが、説明会参加には企業にとっても就活生にとってもメリットがたくさんあります。説明会を開催する企業側のメリットと、参加する就活生側のメリットについて見ていきましょう。

企業は自社のPRができる

企業側のメリットは、説明会がPRの機会となることです。就職先を悩んでいる学生や、そもそもどの業界で働きたいかもわからない学生も参加をすることが出来るので、自身の会社をPRすることで、より多くの人材が企業を知る機会になるのです。企業にとっては今後一緒に会社を背負っていく人材が欲しいので、面接に数人だけ来るというよりは、大多数の中からより会社に合った素晴らしい人材を確保したいと考えます。

説明会を開催することにより、企業側もより幅広く多くの人材の中から内定者を選択することができるようになるのです。魅力的な人材確保のために、多大なる費用を費やしてまでも説明会を開催したいということになります。

就活生は企業・業界の特徴を知ることができる

就活生にとってのメリットは、自分が目指している業界はどのようなところかを知ることができるとともに、他社を比較することができるということです。就職できるのはもちろん1度に1企業だけなわけですので、1度就職してしまうと自分が勤めている企業の良い部分・悪い部分が見えてしまい、他の企業のことを知りたいと思っていても退職しなければ入社する道は開けません。

就職をする前に、まずは説明会にたくさん参加することで多くの企業を知ることができ、広い視野で1社ごとに見ていくことが可能になります。就職後、こんなはずではなかったというミスマッチにならないためにも、より多くの情報で判断できるようになるというのが大きなメリットであると言えるでしょう。

合同説明会を無駄なく過ごそう!

合同説明会に参加する場合は、効率的にブースを回って情報を収集することが大切です。効率的な回り方を知っておくことで、当日を無駄なく過ごすことができます。合同説明会を無駄なく過ごしたい就活生におすすめなのが「合説効率化マニュアル」です。

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状況別の正しい服装

会社説明会に参加する際の服装には、基本的に『スーツ』と『私服』の2種類が挙げられます。どちらか一方を指定する企業もあれば、説明会参加時の服装を指定しない「服装自由」の企業もあり、どのような服を着ていくべきか悩む方も多いのではないでしょうか。

説明会は選考ではないものの、企業は就活生の方を見ています。質問をする積極性や説明を聞く姿勢だけではなく、実は服装までチェックされているので、選考前に他の就活生よりも悪い印象を持たれていると不利です。そこでまずは、状況別の正しい服装をご紹介します。「企業から服装の指定がない場合」と「企業から私服を指定された場合」の2つから、説明会にふさわしい服装をチェックしましょう。

服装の指定がない場合:スーツで参加

まずは、企業から服装の指定がない場合です。指定がないとスーツでも私服でも問題ないと思いがちですが、その場合は基本的に『スーツ』で参加します。服装を指定していなくても、人事によっては「服装に規定がないのでスーツでも私服でもOK」と考える場合もあれば、「自由と言っても社会人であればスーツが常識」や「TPOをふまえて服装を選ぶべき」だと考える場合もあるのです。

つまり、どちらの考えの企業であっても対応できるように『スーツ』を選ぶのが無難です。スーツを着て悪い印象を与えることは絶対にないので、指定がなかった場合はスーツを着用しましょう。

私服を指定された場合:スーツはNG

次に、企業から私服を指定された場合です。「普段の雰囲気を見たい」「リラックスした気持ちで参加してもらいたい」という意図があるため、指示通りに私服を選びましょう。また、この場合にはスーツを着用するのは避けてください。私服を指定されているにも関わらず無難にスーツで参加する就活生も多いのですが、そうすると指示を守らなかったことになってしまいます。

とは言っても、Tシャツとジーンズのようなカジュアル過ぎる私服はNGです。ビジネスの場なのでそのような服装だと失礼にあたりますし、悪目立ちしてマイナスイメージを抱かれてしまいます。普段の仕事でも着ることが出来るような『オフィスカジュアル』を着用しましょう。

説明会の服装を「自由」とする理由

説明会に参加する際に、「自由な服装でお越しください」と案内されることがあります。自由な服装といわれると、何を着ていけばいいのか迷ってしまう人が多いでしょう。服装は自由と言われた通りに普段着で説明会に参加して、印象が悪くなったり会場で浮いたりするのは避けたいものです。

ここでは、企業が服装を「自由」とする理由についてみていきます。企業の意図を知ることで、説明会にふさわしい服装がどんなものなのかがわかるようになるでしょう。

説明会に相応しい服装で来れるか見ている

企業が服装自由と案内する場合は、その説明会にふさわしい服装でこれるかを見ている場合があります。服装自由といっても、Tシャツで問題なかったりオフィスカジュアルがふさわしいとされていたり企業によって様々です。ただし、服装自由と規定されている会社では基本的にオフィスカジュアルのことを指している場合が多いでしょう。

説明会では、そうした会社の雰囲気をみて説明会に相応しい服装を選ぶ必要があります。服装自由と案内した場合でも、就活生という意識をもって説明会に合った服装を選べる人材かどうかを企業は見ていることがあるのです。TPOをわきまえて、服装を選ぶようにしましょう。どんな服装がいいのか迷った場合は、社員の方の服装を参考にしてみると良いでしょう。

見た目より中身を重視している

説明会の案内で服装自由と指定された場合、深い意味はなく言葉の通りにどんな格好でも構わないこともあります。服装自由という案内の通りに、どんな服を着て参加してもらっても問題ないと考えている企業があるのです。服装や身だしなみは社会人にとって大事な要素ですが、見た目を評価の対象にしていない企業であるといえるでしょう。技術職や顧客相手に接客をおこなわない業種・仕事内容だった場合、どんな服装をしても構わないとしていることがあるでしょう。

そうした企業においては服装や見た目ではなく、中身が重要とされています。就活生がどういった人物なのか知りたいと考えているため、スーツより個性の現れる普段の服装での参加を求めているのです。

企業の指定があいまいな場合

企業の指定があいまいな場合は、企業側が様子を見ている可能性があります。何もかも会社側が指定してしまうのではなく、詳しく書いていない時どのようにするのか、それは今後会社で働くうえでももちろん必要になってきます。全て1つひとつ上司にゆだね、上司の言う通りに物事を進めるのではなく、自分で判断する力も必要になってくるのです。

あいまいな表現だと感じた場合は、私服やカジュアルスーツではなく、リクルートスーツ、いわゆる就活スタイルで参加する方が良いでしょう。指定があいまいだから好きな服装にしよう、動きやすい服装にしようと考えている人は、落とし穴にはまってしまう可能性があります。見たまま聞いたまま受け止めるのではなく、その意図は何なのかを考えて行動すると良いでしょう。

私服で挑む時のポイント

先ほどご紹介したように、私服で会社説明会に参加する際には注意すべきポイントがあります。あまりにもカジュアル過ぎる服装や派手でビジネスの場にそぐわない服装、TPOをわきまえられていない服装だと悪い印象を与える恐れがあります。

あくまでも「オフィスカジュアル」を意識した、ビジネスにふさわしい服装を選ぶことを心がけましょう。では、オフィスカジュアルとは具体的に、どのような服装をすれば良いのでしょうか。私服を着用する際のポイントを4つピックアップしてご紹介します。

リュックやスニーカーはNG

もちろん、カジュアル過ぎるアイテムを身に着けるのはNGです。例えば男女問わず共通するものとして、「リュックサック」や「スニーカー」のようなラフなアイテムは、説明会にはそぐわないので注意しましょう。バッグや足元はあまり見られていないと思われがちですが、意外とそのようなアイテムこそ悪目立ちしてしまいます。

目上の人に会う時の最低限のマナーとして、アイテムは清潔感があってだらしなく見えないものを選ぶことがポイントです。服装だけではなく説明会でのアイテム選びにも気を付ける必要があります。「このアイテムは駄目」などの明確な決まりはないものの、就活の場にふさわしいフォーマルなコーディネートに仕上げるようにしましょう。

小物にまで気を遣う

さらに、服装だけではなくちょっとした小物にも注意を払いましょう。アクセサリーやファッション小物は見落としがちですが、意外とチェックされています。例えば男女共通である「腕時計」は、就活の場では対に身に着けておきたいアイテムです。携帯を見て時間を確認するのは、就活においてはNGになります。

「携帯を触って遊んでいる」と誤解されることもあるので、腕時計には派手ではなくシンプルでスーツ姿にも合うようなものを選ぶと良いでしょう。茶や黒のベルトに関しては、アナログタイプのものがおすすめです。特に女性は、アクセサリーや髪飾りにも注意しましょう。大振りなものを避け、シンプルなものを選んでください。また、アクセサリーは基本的に就活では付けない方が無難です。

男性はオフィスカジュアルがオススメ

ジャケット
襟付きのシャツ
パンツ
革靴

次に、男性におすすめの私服をご紹介します。男性は『ジャケパンスタイル』がおすすめです。どんなファッションかというと、上下セットアップではないジャケットとパンツを組み合わせたものになります。スーツの堅苦しいイメージがない上にお洒落で自由度が高く、最近ではジャケパンスタイルのビジネスマンをよく見かけるようになりました。

選考となると話は別ですが、私服を指定されている会社説明会ではおすすめのスタイルです。男性にとってはこのジャケパンスタイルが、オフィスカジュアルにあたります。黒や紺の無地のジャケットに、清楚感のある襟付きシャツ、パンツには紺やベージュのチノパンを合わせ、さらに足元にはジャケットの色に合った革靴を選ぶのがベストです。その際も洋服のシワには十分気を付けましょう。

女性はカーディガンを羽織ろう

膝丈のスカート
シャツ
カーディガン
黒のパンプス

女性は男性と比べると選べる服装の幅が広いので、服装に悩む方も多いことでしょう。女性のオフィスカジュアルと言えば、上品なスカートにカーディガンやシャツの清楚なコーディネートになります。スーツのようにかっちりとしておらず程よくカジュアルダウンできているものの、きちんとした雰囲気を演出することが出来るのでおすすめの組み合わせです。

足元はヒールが低めのシンプルなデザインの黒パンプスで、さらにストッキングを履くことも忘れないようにしてください。ビジネスの場で素足は、マナー違反になるので気を付けましょう。

説明会に適した髪型

説明会で注意すべきは、服装だけではありません。身なりの一つとして、「髪型」にも注意を払うべきです。髪型は、服装と同様に第一印象を大きく左右するので、寝ぐせがついたままや清潔感のないヘアスタイルは、だらしない印象を与えてしまいます。

ビジネスの場では、清潔感が非常に重要です。清潔感がないことはどうしても怠惰な印象に繋がってしまうため、あなたの信頼を失う事態にもなりかねません。よって、会社説明会にも好感を持たれるような髪型で参加するよう注意しましょう。

清潔感重視で眉毛は出す

説明会にふさわしい髪型に言えることは、やはり「清潔感」です。どれだけ服装に気を遣っていても、髪型に清潔感がなければ意味がありません。特に、顔の印象を大きく左右する『前髪』のスタイリングに注意するべきです。

前髪は、目にかからないような長さにキープすることがポイントになります。眉毛が見える状態がベストです。前髪が目にかかってしまうと暗い印象になり、自信がないようなイメージを与えるので気を付けましょう。さらに前髪が長いと野暮ったい印象にもなり、清潔感も欠けてしまいます。不潔なイメージを与えないためにも、ぜひ前髪に気をつかいましょう。

黒髪が好ましい

どのような髪色で説明会に参加すれば良いのか、気になる方も多いはずです。たとえ説明会とは言えど、金髪や明るい茶髪などの派手な髪色は控えましょう。選考ではないものの、やはり清楚な印象を持つ『黒髪』がベストです。

規模の大きい合同説明会であっても、派手な髪色の就活生は、広い会場の中でも非常に悪目立ちしていて企業側の印象にも残ります。そうなると実際に選考を受ける際に不利になってしまうので、派手な髪色は避けて無難に黒髪で参加しましょう。

就活中の私服はオフィスカジュアル

会社説明会に私服で参加する時のマナーから具体的な服装、さらにはおすすめの髪型までご紹介しました。面接ではないからと、ビジネスの場にふさわしくないような身なりで臨むのはNGです。その軽率な考えが、今後の選考で悪い方向に響いてしまうかもしれません。

会社説明会で私服を指定されたときには、男性はカジュアルダウンしたジャケパンスタイル、女性は上品なスカートにカーディガンと、清楚な服装で参加するのが最も望ましいです。腕時計のようなファッション小物は、シンプルで目立たないものをチョイスしてください。さらに髪型は清潔感を第一に考えたスタイルで、印象アップを狙い就活を有利に進めていきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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