業界研究

【旅行会社への就職ガイド】仕事内容から志望動機の書き方まで解説

旅行業界について

旅行業界は現在市場規模が大きくなっていると言われています。これは国内で新たなテーマパーク・宿泊形態・高級ホテル・列車が登場して旅行のニーズが高まっている、格安航空(LCC)の登場で海外、とくにアジア圏への交通費が安価になっている、円安のため外国人の方が日本を訪れやすくなっている、といったことが関係しています。また、今後もこの傾向がしばらく続くと予測されています。
今ニーズが高い旅行業界についてみていきましょう。

【旅行業】と【旅行業者代理業】に分かれる

旅行業界は法律上「旅行業」と「旅行業者代理業」の2つに分かれます。2つの大きな違いは直接旅行を企画できるか、できないか、です。
「旅行業」は実際に旅行を企画・販売できますが、「旅行業者代理業」は法律上直接旅行の企画をすることはでません。「旅行業者代理業」は旅行業に分類される企業と代理契約を結び、契約した企業が作った旅行プランを代理で販売するのみとなります。

また、「旅行業」はさらに第1種・第2種・第3種に分類されます。第1種・第2種・第3種の違いは旅行の企画ができる範囲です。
第1種では海外・国内ともに旅行を企画、旅行プランとして販売できます。第2種では国内旅行のみ旅行を企画、旅行プランとして販売できます。第3種では国内かつ一定の条件の元であれば旅行を企画、旅行プランとして販売できます。

国内・海外旅行ともにニーズが高まり好調な業界

JTBは2017年の旅行動向見通しは国内旅行人数は前年に比べ0.4%増の2億9,800万人、海外旅行人数は前年と同程度の1,700万人、訪日外国人旅行者数は前年に比べ12.0%増の2,700万人と予想しています。さらに、国内外ともに平均消費額が前年に比べ0.4%~3.7%と増えると見通しを立てています。

国内旅行のニーズが高まると予測した理由には、新たなテーマパークのオープンや新しい寝台列車の登場、高級志向のホテルの新雪、古民家を利用した新たな宿泊形態の登場など今までになかった旅行ができるようになったことがあげられています。

海外旅行人数が前年と比べて同程度にも関わらず平均消費額が上がると予測したのは燃油サーチャージの復活から航空便の値段が高くなり、交通費が高くなると予測したためです。訪日外国人旅行者数が増加すると予測されたのは円安が続いていることから日本の旅行ハードルが下がっているためと考えられます。

人気の旅行会社の就職ランキング

日経新聞で実施された2018年卒業予定の大学生・大学院生約4.2万人を対象にした「就職企業人気ランキング」の投票結果が、2017年4月26日(水)に発表されました。その結果をもとに、就活生の志望先で人気の高いホテル・旅行会社をランキング形式でご紹介します。

1位 JTBグループ
2位 エイチ・アイ・エス(HIS)
3位 近畿日本ツーリスト
4位 Plan・Do・See
5位 日本旅行
6位 ミリアルリゾートホテルズ
7位 星野リゾート・マネジメント
8位 ANAセールス
9位 リゾートトラスト
10位 阪急交通社

ホテル業界を混ぜてもJTBグループがランキング1位となっていて、2位エイチ・アイ・エス(HIS)、3位近畿日本ツ―リストなど旅行業界大手に人気が集まっています。このように、内定率の上昇と景況感の改善から大手志向になっているようです。

主要な旅行会社の情報をチェック

旅行会社を志望する人は、主要企業についても押さえておきましょう。旅行業界大研究Book旅行業界のビジネスモデルから主要企業についての詳細まで記載しています。旅行業界の業界研究を始めたばかりの就活生には、特におすすめの資料となっています。

就活を制するためには、まず業界分析をおこないどういったお金の流れをしているのか、主要企業はどこを抑えるべきなのか把握しておく必要があります。そういった業界研究を資料1冊でできればとても便利ですよね。無料でダウンロードできるため、旅行会社に興味がある程度という就活生にもおすすめです。

旅行会社に入社する大学ランキング

旅行会社によって採用される大学は、じつに様々です。また、学部・学科についてはほとんど関係ないといわれていますが、理系より経済学部や法学部などの文学部系が多くの割合を占め、国際系・外国語系の学部が内定率も高く他の学部よりも有利なことは確かです。それでは、就活生の志望先で人気の高い旅行会社1位のJTBと2位のエイチ・アイ・エス(HIS)を取り上げてランキングを見てみましょう。

【JTB】
1位 早稲田大 46人
2位 立教大34人
3位 立命館大 25人
4位 法政大24人
5位 同志社大 20人
6位 東洋大18人
7位 関西大17人
7位 関西学院大 17人
7位 明治大17人
10位 中央大16人
10位 日本大ほか 16人

JTB大学別新卒採用人数ランキング(2017年3月卒業生版)

旅行業界最大手企業の1つであるJTBは、HISよりも難関大学の採用が多く、早大・MARCH・関関同立・南山など難関私大中心に採用しています。また、日東駒専や産近甲龍からも多数採用があるので、旅行業界大手を狙う場合はJTBをエントリーしておきたいものです。それ以下の大学からの採用はほとんどない為、専修大や京産大以上の学歴があることが望ましいでしょう。

【H.I.S】
1位 日本大20人
2位 関西外国語大 15人
2位 東海大15人
2位 早稲田大 15人
5位 明治学院大 13人
6位 近畿大11人
6位 法政大11人
6位 立教大11人
9位 神奈川大 10人
9位 中央大10人
9位 専修大10人

H.I.S.大学別新卒採用人数ランキング(2017年3月卒業生版)

旅行業界最大手の1つであるHISは、JTBと比較すると、日東駒専・成成明学・産近甲龍・関西外大など中堅私大の採用が多いのが特徴的です。愛愛名中や福岡大からの採用や有名女子大からの採用も多いので、とにかく大手企業に就職したい中堅私大生や有名女子大生で旅行会社に就活したいのなら、ねらい目の大企業の1つになります。

旅行会社の仕事内容

旅行会社は、旅行業者が企画した旅行商品を仲介して販売する仕事です。旅行会社によっては仲介だけでなく、自社で企画を行っているところもあります。その他にも新幹線、航空機、フェリーといった陸海空の交通機関の乗車券の予約や販売、旅行傷害保険の加入の手続きやビザ、ESTAの申請代行も行います。

旅行会社はカウンターセールスがメインとなっており、パッケージツアーなどの申し込みで来店するお客様を店内のカウンターで接客するのが主要業務です。お客様からの要望に応えるにはしっかり話を聞き、適切に商品を案内することが必要です。お客様と直接対面し、喜んでいただくためのサービスを提供したい方にはとても魅力的な仕事です。

ツアーオペレーター

ツアーオペレーターの仕事は、旅行の素材を仕入れて運用する業務です。旅行の素材とは、飛行機や新幹線などの交通機関、宿泊施設、お食事、観光スポットなどです。これらを各責任者と交渉してツアーの基盤を作っていきます。いかに安く、無駄なく良い素材を集められるかによってツアーの質が変わってきます。

逆に素材の集め過ぎや不足は避けなければいけないので、これらの調整もツアーオペレーターの主要な業務と言えるでしょう。難易度の高い交渉をしなければならないケースもありますが、契約を成立させたときはとても満足感が得られます。それらをモチベーションにできそうな人はチャレンジしてみるのも良いでしょう。

ツアープランニング

ツアープランニングの仕事は、ツアーの企画を行うのが主な業務です。旅行会社で一番人気のある花形の仕事と言えるでしょう。自分が思い描くプランを立て、それを旅行商品にしていく仕事なので当然面白いです。アイデアを練りながら実際に現地に足を運んで視察もするのでいろいろなところに行くことができます。

プランが出来上がったら価格を設定し、販売のためにパンフレットの作成なども行います。ツアープランニングの仕事に向いている人は、とにかく旅行が好きな人です。いい企画を作るために観光スポットの最新情報を知る必要があるので、現地調査しなければなりません。しかし旅行が好きならば、苦にならないでしょう。

アウトセールス

アウトセールスの仕事は、実際に企業などに足を運んで商品の企画や手配、販売を行う業務です。カウンターセールスは来店していただくお客様を待ち、商品の販売を行いますが、アウトセールスは一般企業や各種団体、学校などにお伺いして商品を販売する営業的役割を担います。

企業の社員旅行や修学旅行など、比較的大人数の案件を担当するのが特徴です。人数が多いため、ひとつ話が決まれば会社にとって大きな売り上げに貢献できます。また、これらの旅行の特性として、毎年継続して受注をもらえる可能性もあるので、契約が決まった時はとても達成感がある仕事と言えるでしょう。

乗務員

乗務員は、旅行に直接同行する添乗員などの仕事です。旅行計画に従って参加者のお客様が安全に旅行が楽しめるように、自分も添乗しながらスケジュール管理をして、お客様サービスをします。添乗員次第で、旅行に参加したお客様が楽しく思い出深い旅行になる、とてもやりがいのある接客サービスです。

最近では、添乗員の仕事も注目されています。外国人の旅行者も増え、外国語対応やおもてなしの精神も必要です。乗務員の仕事としては、旅行に出発する前に、訪れる観光施設の事前確認や交通機関の確認、様々な打ち合わせをして臨みます。旅行当日は、お客様をまとめていく仕事内容もあり、接客やコミュニケーションが上手な人、機転が利く人が向いているでしょう。

旅行会社は就職活動生に人気の業界

旅行会社への就職が難しい理由は、就活生の志望企業として人気があるため倍率が高くなっているからです。正式にデータを公表しているところがなく予想値となりますが、JTB, エイチ・アイ・エス(HIS)は約50倍で、近畿日本ツーリストの採用でも倍率は30倍以上になると予想されます。

毎年たくさんの新入社員を採用していますが、それをはるかに超える応募者数が倍率を押し上げています。大手有名旅行会社は、学歴のフィルターでエントリーをふるいにかけ人数を減らすので、専修大や京産大以上の学歴がないと面接に残るのが難しいでしょう。ただエイチ・アイ・エス(HIS)は「高度な学力、語学力よりも人間性重視!」とうたっているだけあり、学歴メインというより面接の結果を重視している傾向にあります。

旅行業界に特化した選考対策が必要

旅行業界では、これからも様々に多様化する旅行のニーズに対応していく人材が求められています。「旅行が好き」というだけの志望動機だけではなく、旅行業界の今後についての考えや提案力を持っていることも大切です。

また、お客様サービスへの情熱をしっかり持っていることも、旅行業界への就職では重要です。人気の高い旅行業界への就職ですが、今後ますます多種多様な旅行企画やサービスをしていかなければならないでしょう。趣味嗜好の多様化、外国人観光客への対応、高齢のお客様への対応、さらにより細やかなサービスが求められています。提案力や企画力、サービス精神を持っていることが必要となります。業界ならではの選考対策を取っておくことも必要です。

旅行会社の求める人材とは?

旅行会社が求める人材としては、単なる旅行好きという人材ではなく、自分なりの理想の旅行をどう企画できるのか、どんなサービスを提供できるのかといった、具体的な提案ができる人材が求められています。企画力や旅のセンスがある人、人を満足させられるような人材が実際に必要とされています。また、不測の事態やクレームが発生したときにどう対処できるかも問われています。乗務員などであれば、この対応力によって旅行の印象が左右されるものとなり、大きな責任を問われます。柔軟な姿勢を臨機応変に取れる人が理想の人材となります。

旅行会社に必要な資格3つ

旅行会社に就職する際に絶対に必要とされる資格があるわけではありませんが、旅行代理店での業務において「旅行業務取扱管理者資格」を取得していると、かなり有利になることがあります。

旅行代理店といっても営業、企画、カウンターセールスなど多様な職種があり、中でも企画旅行の添乗業務に就きたい場合は「旅程管理主任者資格」が必要とされます。上記のような資格を取得すれば手当が付いたり、業務の幅が広がったりするので挑戦してみましょう。

旅行業務取扱管理者資格

旅行業務取扱管理者資格は、旅行業界で唯一の国家資格です。旅行会社や旅行代理店などは、営業所ごとに1人以上の旅行業務取扱管理者を配置することが旅行業法で定められているため、旅行会社にとっては最も重要な資格です。資格保有者は毎月の給料がUPするという会社も多いです。

試験内容も、旅行業法・約欺の概念・内容、宿泊、交通に関する料金掲載・知識など、旅行会社で働くにあたって知っておきたいものばかりです。国内と海外で種類が異なり、国内旅行専門の会社であれば「国内旅行業務取扱管理者」で大丈夫です。海外も取扱う場合は「総合旅行業務取扱管理者」が必要となります。

旅行地理検定試験

旅行地理検定試験は、旅先の知識を深め、より楽しく、充実した旅行にすることを目的にした試験です。国内外の地勢や環境、観光地や観光資源の知識について認定する試験で、通称「地理検」とも呼ばれています。旅行業界に携わる中で観光情報や各地の知識は必須のため役には立つ資格内容です。

お客さんと接する人は知識の信頼感が増します。これも国内と海外に分かれており、それぞれ1級から4級まであります。合格率は1級:16.1%、2級:35.4(76.1)%、3級:31.5(40.6)%、4級:61.2(61.9)%、ほどになります。

旅程管理主任者資格

旅程管理主任者資格は添乗員が持つ資格です。ひとつの旅行につく複数の添乗員の中で最低1人は持っておく必要があるというルールなので、誰かの同行であれば資格なくても添乗員にはなれます。旅程管理主任者資格は、旅行会社のパッケージツアーや団体旅行に同行し、旅行者の案内や旅程管理者をするツアーコンダクター(添乗員)として働くのに役立つ資格です。

取扱管理者同様に国内のみ添乗できる「国内旅程管理主任者」と、国内、海外ともに添乗することのできる「総合旅程管理主任者」の2種類があります。資格取得には、国土交通大臣登録の機関による「旅程管理研修」を修了することと、テストの合格、また、旅程管理業務の実務経験が必要になります。総合 約70~80%、国内 約90%でテストの合格率は非常に高めです。

旅行会社に就職するための注意点

旅行会社に対して、華やかかつ楽しそうなイメージイをもっているでしょうが、実際に就職をすると、そのギャップを感じる人も少なくありません。例えば、就職後の残業が多い旅行会社も多くあります。繁忙期の夏などでは、残業なども多く、人が休日の時に一番忙しい時期を迎えます。

「旅行が好き」という理由で就職しながら、自分の旅行が満足にできない状況にもなりかねません。また、旅行企画の営業ではノルマが厳しい所もあります。旅行業界は、景気に影響されることも多いために、営業のノルマが辛い不況のときもあります。そうした点もしっかり理解して就職先として選ぶことが必要です。そして、旅行会社では「旅行好き」というだけでなく、旅行業者ならではのコミュニケーション能力やサービス精神が必要とされることを知っておきましょう。

職種に限らずコミュニケーション能力が必要

旅行会社は、就職する職種に限らず、全部の仕事でコミュニケーション能力がとても必要となる業種です。一人旅が好きという人や自分だけのこだわり旅が好きという人で、もし、コミュニケーションが苦手という人がいれば、難しい職種になるかもしれません。

旅行を人に企画し、提案して、様々な事務作業や手続きをお客様と会話しながら行っていく必要があります。添乗員などで実際に旅行に同行する際などは、常にコミュニケーション能力が大事な役割を果たします。そうしたコミュニケーション能力を養うことも就職に際しては必要です。

「旅行好き」は大前提のためPRにはなりにくい

そして「旅行好き」というのは、旅行会社に就職する人たちのほとんどの志望動機だということをまず頭に置いておきましょう。それを売りにするのではなく、自分なりのオリジナリティにあふれた志望動機を準備しておくことが大切です。これまでの自分の旅行で感じた思いをまとめたり、どんな旅行を人に薦めたいのかなど、実体験から来る志望動機を持つと説得力があります。

より具体的な旅行に対する思いや企画、サービス精神を訴えることが大切です。自分ならば旅行を通して、こんなサービスをしたいなどと言った、サービスのおもてなし精神をなどをアピールしましょう。どんな人材が求められているかを把握した上で、個別の志望動機をしっかり準備してみましょう。

旅行会社の志望動機例文3選

例文①

私にとって旅行とは、形のない決まりのない究極のサービスではないかと考えています。なぜなら、1人ひとり違うお客さまが楽しめるよう満足度を上げたサービスでなければならないからです。
そんな自分の人間性に基づく知識や経験を活かして作り上げる究極のサービスである旅行を提供できる企画を作りたいと思ったのが、旅行業界を志望した動機です。このようなやりがいのある仕事を研鑽してやっていけるのは、貴社のような人間性重視をしている旅行会社だと思い志望させていただきました。

これは、旅行業の商品開発や企画の職種を志望する例文になっています。ここで注意して欲しいことは、「旅行が好きだから」というみんなが使う志望動機は使わないようにします。旅行が好きだから旅行会社を志望したのは当然のことだからです。それを語るより、もっと自分が訴えたい志望動機を語るようにします。

例文②

私は父が外資系企業に勤めていたために、幼い頃から国内外問わず数多くの国や地域を飛び回っていた経験があります。大学生時代はアルバイトでお金を貯めて、1人でバックパッカーとして色々な国に旅をしていました。
私は英語が話すことができるので、外国のバックパッカーの方々と友達になり、まだ観光地としては有名ではないスポットに案内して貰ったり、これから海外で流行る物事の最先端を教えて貰ったりしました。その経験から、「自分自分で考えて旅行をつくる」ことは面白いと感じました。
貴社ではお客様自身が旅行づくりに参加してカスタマイズできるサービスを提供しています。多種多様化する現代社会のニーズに応えられるスタイルの貴社の旅行づくりに大変魅力を感じ、志望致しました。どうぞ宜しくお願い致します。

旅行に対する好きという感情だけでなく、その会社の持つ特徴や自分の能力、経験などを織り混ぜることで、入社した後に活躍してくれるイメージを抱かせることができます。自己分析で過去の経験を洗い出して旅行会社の特徴と組み合わせたとき、経験が活かせそうなポイントをしっかりと見つけだしておきましょう。

変化が激しく、対応力が求められる旅行業界。どの業界にも共通することではありますが、「旅行が好き」という理由だけで仕事を続けることは難しいでしょう。会社で役に立てる能力があり、自分のキャリアプランと合致していること。それが、お互いにとってよい就職を実現してくれます。自分の充実した社会人生活のためにも、ぜひ真剣に志望動機の作成に取り組んでみてください。

例文③

就職活動で旅行業界を選んだ理由は、大学時代に20ヶ国の海外旅行をしており、その中で感動はもちろんのこと、自分の体で体験する異なる価値観との出会いの中で、自分自身を見つめ直し、自分という人間を再発見してきました。旅行によって、世界から日本を見て考える様な客観的な視野を持つことができました。
旅行によって感動し、また行きたいというモチベーションが生まれることや、これまで得た知識を海外に持っていく同期が誕生するなど、旅行しなければ身につかない経験をすることができます。貴社は、ツアー企画や観光名所として知られていない地域を発見し、旅行希望者に提案するといったことを行っているため、私の人生をかけてやりたい仕事だと思い志望させていただきました。

自己PR文でいくら能力が高いところをアピールしても、入社後にポテンシャルを全て発揮してくれないのでは意味がありません。そういったところを企業に伝えるには、「高いモチベーション」と「本当に自社に入社してくれるのか志望度を図る」という要素を明確にした志望動機にしなくてはいけません。

より魅力的な志望動機にするポイントとして、その職種、その企業を選んだ理由をしっかりと具体的かつ簡潔的に、自分の言葉で熱意を込めて伝えましょう。履歴書を書くとき志望動機のポイントは、志望動機を書くうえで非常に大事になってきますので、しっかりとおさえておきましょう。

企業ごとのES対策も必要

志望動機を作成するにあたり、先輩のESを参考にすることで、書き方や表現をおぼえやすくなります。ご紹介する、旅行・ホテル・ブライダル業界の内定者ES集は、サービス業から内定をもらった先輩たちのES集を集めたものです。

「書き出し方が分からない」「どんな内容で周りが書いているのか気になる」という人も多いのではないでしょうか。そういった人におすすめの資料です。気になる人はぜひチェックしてみてください。

気になる大卒の月収とは

旅行会社では大卒だけではなく、短大卒・専門学校卒を正社員として採用することもあります。でもこの場合、給料面で大卒と差がつけられています。大手旅行会社では大体、大卒と短大卒・専門学校卒で1万円~1.5万円くらいの差があるようです。

大手旅行会社の大卒の初任給は、どこも平均20.5万円ほどになっているようですが、職種によって2~3万円も違いがあります。旅行会社の場合は、給料が部署や職種によって違っているところが多いです。詳しく知りたいのであれば、就活で目指している部署や職種の募集概要の給料欄を確認しましょう。

旅行会社に就職するために英語は必須条件か

旅行会社に就職するために、英語は必須条件になるでしょうか?語学はできないよりできる方が有利です。でもはっきりいうと、就職時にTOEICのスコアを問われて、直接結果を左右することはありません。こういうとTOEICが必要ないように聞こえるかもしれませんが、入社後は必要になりますので、TOEICを受けておくことを強くオススメします。

特に、海外の部署や職種を目指して就活しているのであれば、語学力は大きな自己アピールポイントであり、他の就活生に勝ちぬく要素です。また、就職後にスコアを取らないと昇進、昇給できない旅行会社も多くあり、学生時代に取っておくように強くオススメする理由がここにもあります。TOEICを受ける場合は、企業が新卒者に求める目安になる650以上のスコアをまず目指しましょう。

旅行会社に就職前におすすめのアルバイト

旅行会社に勤務することを決めているのであれば、就職前にアルバイトをしてみるのもひとつの手段です。旅行会社に入社する前に、旅行会社で役立てられることを経験しておけば、入社したあともアルバイトの経験を活かして活躍することができます。

こちらでは旅行会社への就職を決めている人におすすめするアルバイトを紹介していきます。旅行会社がアルバイトを募集していることはあまりありませんが、関連性の高い業界のアルバイトであれば今後も役立ってくれることでしょう。

ホテルスタッフ

ホテルスタッフはサービス業においてハードな業界ですが、旅行会社への就職を決めているのであれば、おすすめするアルバイト候補です。ホテルスタッフのアルバイトであれば、利用者への接客やホスタピリティを学ぶことができます。丁寧な接客やおもてなしの心遣いは、旅行会社で働くのであればなくてはならないものです。

洗練された丁寧な接客や、おもてなしの心遣いはすぐに身に着けて実践できるものではなく、長い時間が必要となってきます。そのため、あらかじめホテルスタッフとして働いておけば、旅行会社への就職後も大いに活用することが可能です。ホテルスタッフにおけるアルバイト募集は受付であったり、配膳であったり、ベッドメイクであったりと様々ですが全ての職種においてしっかりと目的のものを学ぶことができるでしょう。

ツアーコンダクター

旅行会社への就職を決めているのであれば、ツアーコンダクターもおすすめです。ツアーコンダクターのアルバイトをすれば、コミュニケーション能力を高めたり、実際の仕事の流れを体験することができます。ツアーコンダクターの募集は派遣での募集が多い傾向にありますが、しっかりとアルバイト枠での求人もあります。

体力は必要ですが、手軽な部類であればバスへの誘導案内などのツアーコンダクターだといえるでしょう。他にも、旅行会社の事務や、旅行の手配などを任せている求人もあったり、船のツアーコンダクターであったりと募集している会社特有の求人が多くあります。ハードではありますが、非常にやりがいのあるアルバイトとだと言えるでしょう。

旅行会社に就職するための秘訣と事前対策

倍率の高い難関である旅行会社に就職するために就活しているあなたには、秘訣と事前対策が必要です。旅行会社によってカラーや風土が違うため、まず秘訣として志望している旅行会社が学歴を重視するところか、人間性を重視するところか見極めます。

人間性を重視する場合は、面接やグループディスカッションなどで、上手にアピールすることが大切です。明るくハキハキと挨拶ができ、自分の意見をしっかり話し、基本に忠実に、面接やグループディスカッションを乗りきります。そして、学歴を重視するようなところなら、事前対策として資格や語学を磨きTOEICスコアなどを強いアピールポイントにしましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

記事についてのお問い合わせ