就活その他

【英語の面接対策】入室~退室の流れで今すぐ使えるフレーズ集

英語面接では事前対策が必要

将来は日本から飛び出して海外で働いてみたい!日本と世界を繋ぐ架け橋になりたい!
そんな素敵な夢を持つ就活生には、英語でのコミュニケーション能力が試される英語面接があるかもしれません。

海外の仕事で活躍するためには、英語でのコミュニケーションは必須です。そのため、そんな就活生が集まる企業の英語面接では、言語能力はもちろん、コミュニケーション能力を図るために「non-verbal」(言語以外)の要素をチェックする傾向も強いのが特徴です。

普通の就活の面接とは異なるからこそ、事前の対策が必要です。逆手に取れば、事前の対策をしっかりと満遍なく行っていれば、大きな不安を抱え込むことなく英語面接を迎えることができるのです。

ここでは英語の面接対策を入室から退室までの流れに沿ってご説明します。今すぐに使えるフレーズもあるため、参考にしてみてください。

英語面接が開催される理由とは

なぜ英語で面接が行われるのでしょうか。外資系企業や英語を使うポジションの役割に就く場合、即戦力として新卒採用をするために、英語のスキルは入社条件として設けられている場合があります。

TOEICや英検などのスコアが高ければ大丈夫と思う就活生もいるでしょう。しかしそこに大きな落とし穴があります。

「英語ができる」という認識には大きなずれがあります。学生が思う「英語ができる」は、テストの点数が高いことや多少話せることかもしれません。しかし、企業が思う「英語ができる」は、英語で流ちょうなコミュニケーションを取ることができ、社会人として成り立つということです。つまり、「英語ができる」というよりも「英語が使える」という方が重要視されているのです。

英語の面接では、コミュニケーション力はもちろん、思いを言語化できる英語のレベル、ビジネスマナーが評価されます。一見、日本人では無理なのではないかと感じる就活生もいるかもしれませんが、対策をすれば問題ありません。

英語がスラスラ話せて、間違いが一つもなければ合格というほど、企業の採用条件は単純なものではありません。きちんと対策をして、入社したいという思いを企業に伝えましょう。

面接の流れと使えるフレーズ集

面接の基本的な流れをまとめた図

ここからは実践的な面接で使えるフレーズをご紹介します。フレーズも面接の流れに沿って説明するので、パターンを覚えておきましょう。

難しいと感じる場合もあるかもしれませんが、日本語の面接同様、ある程度の型は決まっています。しっかりと確認して対策をしておけば、スムーズに面接もすすめられるでしょう。

面接官からどのような質問をされるかも例として解説はしますが、全く同じ聞き方をされるとは限らないため注意が必要です。面接本番では、自分の意見もしっかりと話せるように、フレーズを参考にして練習しましょう。

ここで紹介する面接の流れは入室、面接中、退室の大きく3つです。それでは入室から始めてみましょう。

入室

まずは入室時のポイントです。入室ひとつにとっても様々なパターンがあります。ノックから始める場合名前を呼ばれてそのまま入る場合です。

まず扉が閉まっていて、受付の方から入ることのみを許可いただいた時は軽く3回ノックをします。そして「May I come in?(入ってもよろしいでしょうか)」と尋ね、返事を待ってから入室します。

【例】

    ーコンコンコン「May I come in?」
    ー「Sure.」

    ここからは一緒にです。まず、入室したら軽く挨拶をかわし、着席をします。面接官が外国人の場合は握手を求められることもあるので、その時は両手で丁寧に握手をしましょう。

    挨拶は自分から始める方が良いですが、もしも面接官が挨拶を先にしたのであれば、言葉を遮らないようにあとから挨拶しましょう。ポイントとしては、相手の名前をきちんと聞いておくことです。今度自分から話すときに名前を呼ぶことができるのはとても好印象です。

    【例】

    ①自分から挨拶をする場合

    Good morning. My name is Taro Yamada. Thank you for taking the time to speak with me today.
    (おはようございます。私は山田太郎です。本日は、お話しさせて頂く時間をありがとうございます)

    就活生

    「Thank you for coming Mr.Yamada. I’m Emily Smith and I will be your interviewer today.
    (山田さん、お越しいただきありがとうございます。私はエミリー・スミスで、本日面接官を担当させていただきます)

    面接官

    Nice to meet you.
    (よろしくお願いいたします)

    就活生

    NIce to meet you, too(こちらこそ)

    面接官

    ②面接官から始まる場合

    Hello, Taro. It’s nice to meet you. I am Emily Smith, and I will be your interviewer today.
    (こんにちは、太郎さん。よろしくお願いします。私はエミリー・スミスで、本日面接官をさせていただきます)

    面接官

    Hello, Ms. Smith. It’s a pleasure to be here. Thank you for giving me this opportunity to meet with you today.
    (こんにちはスミスさん。お会いできてうれしいです。本日はこのようにお会いできる機会をいただきありがとうございます)

    就活生

    Hello, Ms. Smith. It’s a pleasure to be here. Thank you for giving me this opportunity to meet with you today.
    (こんにちはスミスさん。お会いできてうれしいです。本日はこのようにお会いできる機会をいただきありがとうございます)

    面接官

    簡単な挨拶が終わったら席に座ります。この時は指示があるまで座らないようにしましょう。もしも何も言われなければ、「May I have a seat?(座ってもよろしいですか)」と細かい部分まで話すことができると、丁寧な印象になります。

    面接中

    着席をしたらいよいよ面接が始まります。始めはフランクなたわいもない話をする方もいるでしょう。これをスモールトークと呼びます。アイスブレイクのように緊張をほぐしたり、場を和ませるために行います。聞かれることとしては、

    「How are you?(調子はどうですか)」
    「Was it easy for you to find this place?(この場は簡単に見つかりましたか)」

    のように当たり障りのないものが多いです。

    他にも天気や交通手段など、簡単な質問なので気にせず、明るく答えて緊張をほぐしましょう。英語にも慣れるチャンスです。

    大切なのは「Yes」「No」だけで答えないことです。日本語にすると考えやすいでしょう。「雨は降っていませんでしたか。」という質問に対し、「はい。」だけで答えるのと、「はい。まだ降っていませんでしたが、今にでも降り出しそうなくらい外は暗かったです。」の方が、コミュニケーション力のある会話になります。前者は冷たい印象になってしまいます。

    【スモールトーク例】

    ーHow are you?(調子はどうですか)
    ーI feel good, but a little nervous now.(元気ですが、少し今は緊張しています)

    ーWas it easy for you to find this place?(この場所は簡単に見つかりましたか)
    ーYes, I had no problem finding here. (はい、問題なく見つかりました)

    自己紹介

    ほとんどの面接の場合、自己紹介は聞かれます。入室時は名前だけの挨拶でしたが、もう少し詳しく自分のことを話す必要があります。

    自己紹介で必要な情報は、自分のプロフィールである名前学校名学部名学年に加えてゼミやサークル、アルバイトなど、特に頑張っていたことがあれば、基本的な情報の後に端的に一言添えると良いでしょう。最後に「お会いできてうれしいです」と伝えるととても丁寧な自己紹介になります。

    Please introduce yourself.(自己紹介をお願いします)

    面接官

    My name is Taro Yamada. I am a senior majoring in economics at Syukatsu University. I'm writing my bachelor thesis on Trade. Please to meet you.
    (山田太郎と申します。就活大学の4年生で経済学を専攻しています。貿易についての学士論文を書いています。お会いできて光栄です。)

    就活生

    自己紹介についてもと知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。記事は日本語の面接について書かれていますが、英語面接でも活かせるため、ぜひ読んでみてください。

    志望動機

    次に志望動機についてです。志望動機は企業によって考える必要があります。この質問は、採用担当者からも重要視されているポイントなのでしっかりと確認していきましょう。

    この質問はただその企業を志望している理由を聞きたいがために質問しているわけではありません。数ある企業の内、なぜ自社でなければならないのかという部分を聞いています。端的でありながらも的確な理由を出題者は求めています。

    加えて、その志望動機から熱意や入社意欲も感じ取ることができます。学生がその会社でならなければいけない理由はもちろんですが、採用担当者としても、あなたでなければいけない理由が必要です。志望動機から入社して活躍したいという意思や熱意を伝えましょう。

    分量があるので、英語面接では構成を考えることが大切です。
    構成は以下の通りです。

    1. 内容の要約(私が応募したのは、①と②がやりたかったから/の点で魅力に感じたから です)
    2. 理由1(①に相当)
    3. 理由2(次の②に相当)
    4. まとめ(以上の理由により、応募させていただきました)

    【例】

    The reason I applied to this position is because 〇〇〇(魅力のポイント①) and 〇〇〇(魅力のポイント②) of this company was attractive.
    (私が応募したのは、①と②がやりたかったから/の点で魅力に感じたから です。

    Firstly,①was very fascinating. I came to major ×× because I was interested in 〇〇. Working as (会社名) enables me to keep in this field, and gave me an additional sense of fulfillment to contribute for XX where I attach value in regard to choose work.
    (初めに、①をとても魅力的に思いました。私は〇〇に興味があり、××を専攻しておりました。(会社名)で働くということは、私が学んできた領域を活かすことができ、さらに御社の求めている価値を与えることのできる実力を身に付けられると考えました。)

    Secondly, this firm encourage △△.
    Not only getting salaries, I would also like to obtain professional skills through my works as an (会社名). I thought The □□ system fits me.
    (次に、この会社の△△に元気づけられています。お給料だけでなく、この(会社名)の仕事を通してプロのスキルを身に付けたいと考えています。□□という制度は私に合っているのではとも考えました。)

    For these reasons, I applied to this work.
    (以上の理由から、御社を志望いたしました。)

    就活生

    志望動機についてもと知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。記事は日本語の面接について書かれていますが、英語面接でも活かせるため、ぜひ読んでみてください。

    ガクチカ

    ガクチカとは「学生時代に力を入れたこと」を略称した言葉です。ガクチカを聞くことで、学生が目の前の課題にどのように向き合ったのか、またその際困難をどう乗り越えてきたか具体的に知ることができます。

    そして学チカからは人柄や価値観を知ることができます。結果を生み出すためにどんな工夫をしたのか、どんなプロセスがあったのか、深堀をすればするほどその人の人柄や、意思決定をするときの価値観がわかります。その人間性や価値観は会社の社風に合っているか、会社という組織の中でのチームを大切にしてくれるかどうかの、大切な判断材料になります。

    大切なのはどれだけ優秀な結果を出したのかというのはもちろん、どんな工夫をしたのか、どんな努力をしたのかという「プロセス」も重要視されています。質問に答えるときも、プロセスをしっかりと話せるようにしておきましょう。頑張ったことは一つに絞り、だらだらと話しすぎないように注意することが必要です。

    「頑張った」というのは自分の中の判断です。具体的に数字を使うことでどれだけ頑張ったのかがイメージしやすくなります。
    その経験から何を学び、自分にどんな影響を与えたのか、そして入社後の決意までが「学チカ」の大枠になります。
    【例】

    I was a swim team captain of ○○ University. Before I became the captain, I was just there for swim and I didn’t care about my team.
    (私は、○○大学で水泳競技部のキャプテンをしています。キャプテンになる前の私は、ただ水泳がしたいだけでチームのことなど気にしないような学生でした。)

    However, I realized that my team morale and performance were decreasing even though the important swim meet was held in a month.
    (しかし、大会が開かれる1ヶ月前に、チームの士気やパフォーマンスが下がっていることに気づきました。)

    Therefore, I decided to talk every teammate to improve this situation and discuss to be a good and strong team with my coach.
    (その状況を改善するために、チームメイト一人ひとりに話を聞いたり、コーチと一緒に良いチームを創るための話し合いを重ねました。)

    I found out that some of my teammates complained about the training program so I talked about it to my coach and he told everyone why we have to have this training program before the swim meet.
    (その結果、チームメイト数人が、現在のトレーニング内容に不満を持っていることが分かりました。コーチにその状況を伝え、コーチからなぜその練習が必要なのかをチーム全員に話してもらいました。)

    As a result, we won 15 out of 20 races at the meet and increased everyone’s motivation.
    (結果として、その大会で20レース中15レースに勝て、全員のモチベーションを上げることができました。)

    After I have entered a company, I’ll make my best effort.
    (入社後も、最大限努力を尽くします)

    就活生

    ガクチカについてもと知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。記事は日本語の面接について書かれていますが、英語面接でも活かせるため、ぜひ読んでみてください。

    長所と短所

    長所と短所の回答として大切なことは端的に伝えることです。答えるときは長所と短所はそれぞれひとつに絞ってください。そしてバランスはとても重要です。長所を伝えすぎるとただの自慢話のように聞こえてしまい、かといって短所ばかりでも良いイメージになりません。

    長所と短所の黄金比率は「7:3」。長所が7割、短所が3割で話すことができるとちょうどよいバランスになります。長所と短所を伝えた後、それを感じたエピソードを話しますが、その部分の話の長さで「7:3」のバランスを保つと良いでしょう。

    【例】

    My greatest strength is my ability to work and communicate with people who have different backgrounds and culture. I enjoy learning from everyone I meet.
    (私の最大の長所は、異なったバックグラウンドや文化を持った人々と働く・コミュニケーションを円滑に進める能力です。)

    My greatest weakness is that I am a natural worrier. I prefer completing things such as my homework and projects ahead of schedule. I bet I bother some of my project members and friends because of the characteristics.
    (私の短所は、心配性なところです。そのため、プロジェクトや宿題などは、締め切り前よりも早く終わらせたがります。メンバーや友達の中には困っている人もいるはずです。)

    就活生

    このフレーズの後に各々それを感じたエピソードや経験を話せるようにしましょう。全部でまとめて1~2分程度で伝えきりましょう。

    強みと弱みについてもと知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。記事は日本語の面接について書かれていますが、英語面接でも活かせるため、ぜひ読んでみてください。

    逆質問

    企業の面接試験において、終盤に必ず面接官からの逆質問があります。逆質問の例としては「ここまでの説明の中で何か質問はありますか?」「当社について何かご質問などはありますか?」といった、就活生側から企業に向けてに質問をすることです。

    この際に注意することは3つです。

    ①調べてわかることは聞かない
    ②すでに聞いたことを繰り返し聞かない
    ③残業や休日、給与のことは聞かない

    この3点に気を付けて、質問するようにしましょう。

    逆質問に使える質問集

    ・Would you be able to describe a normal working day?
    (普段は一日あたり、どういった流れで仕事を進めるか教えていただけますか?)
    ・Why is this job position open?
    (どうして、こちらのポジションに空きが出ているのですか?)
    ・What training do you provide?
    (どのような研修制度を設けていますか?)
    ・What are the company’s long-term plans?
    (御社の事業の長期計画について教えていただけますか?)
    ・What is the next step? How long will it take to make a hiring decision?
    (次の選考はどうなりますか?採用はいつごろ決まりますでしょうか?)

    逆質問についてもと知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。記事は日本語の面接について書かれていますが、英語面接でも活かせるため、ぜひ読んでみてください。

    退室

    面接が終わったら退出します。最後帰るときは、感謝の気持ちを伝えられると良いでしょう。何も言わずに「See you」のみで帰ってしまうのは、わざわざ時間をとってくれた相手に失礼です。感謝の気持ちと会えてうれしかったという気持ちを伝えましょう

    【例】

    Thank you very much for your time today.
    (貴重なお時間をどうもありがとうございました。)

    就活生

    英語面接を乗り切るポイントとは

    フレーズも確認して、自分ではできる限りのことをしたと思っても、やはり母国語でない言葉での面接は不安も多いでしょう。日本語での面接でも緊張するのに、英語での面接にもなるとなおさらです。

    緊張して大きな不安を抱えているのはみんな同じです。だからこそ、最後まであきらめずに乗り切っていきましょう。ここでは英語面接を乗り切るための3つのポイントをご紹介します。このポイントをおさえておけば、不安に不安を重ねることなく挑むことができます。

    今のうちにおさえて面接の準備をしていきましょう。

    事前に練習を積み重ねておく

    事前に練習を積み重ねておくことは、当たり前のように思えて最も重要なことです。練習をすることで身につくのは、英語のスキルだけではありません。「自分はこれだけやってきた」「もうこれ以上練習できることはない。大丈夫」といった自分に対する自信なのです。

    自信がないと、余計な緊張をしたり、印象が暗くなります。そうすることで、思わぬミスを引き起こしたり、不完全燃焼で終わってしまったりと良いことは何一つありません。もちろん、慢心は良くありませんが、自分に自信をもって面接に挑む姿は、採用担当者からも好印象です。

    練習は退屈で地道で、楽しくないと思うかもしれません。しかし、必ず続ければ英語力も身につき、頑張った自分への自信もついてきます。英語力も自信もすぐつくものではありません。事前に練習を何度も何度もして育んでいきましょう。

    自分の言葉で話すことを心がける

    次に自分の言葉で話すことを心がけるということです。

    先ほどいくつかフレーズ集を紹介しました。それを丸暗記して面接するのも間違いではありません。役に立つこともたくさんあるでしょう。

    しかし、そればかりに慣れてしまって、いざ面接が始まると緊張で頭が真っ白になってしまったり、練習したことのない質問をされて答えられないこともります。自分の頭で考えず、自分の言葉で話す練習をしていないと、いざというときに何も出てこなくなってしまいます

    また、テンプレート化した言葉を淡々と話していてもロボットのようで人間味がなく、面接官としては、本当にその人の意見であるか疑ってしまうこともあるでしょう。それは言語に関係なくどの面接でもそうです。

    日ごろから、面接練習をするときはきちんと考えて自分の言葉で話すようにしましょう。

    細かいミスは気にしない

    英語は日本語にはない文法のルールがたくさんあります。複数形や三人称単数のsの付け忘れや発音、イントネーションの違いなど、細かなミスを分かっていてもしてしまうのはよくあることです。

    間違えていたことにあとから気が付いてしまうこともあり、気になるのは仕方がないことです。しかし、ミスをしたから面接には落ちるのでしょうか。ミスをしないことに越したことはありませんが、いつまでも気にしている方が後の回答に響きます。

    ミスをしたことに気が付いても、それは全く気にする必要はありません。むしろミスはして当たり前なのです。すぐに気が付けば言い直しても良いでしょう。後々気が付いたとしたら、気にせず次の質問に集中すれば問題ないでしょう。

    わからなかったときの対処法

    できる限りの準備していったとしても、突拍子もない質問をされることも多くあります。高校受験や大学受験の面接などで、想像もしていなかった質問を経験した学生もいるのではないでしょうか。英語なら余計に言葉の意味が分からなかったり、自分がなんて返したらよいのか分からない場面があると想像できます。

    これ以上できないと思うほど対策と練習をしていたとしても、全てがその通り上手くいくとは限りません。ここではそんな緊急事態時に対応できる対処法をいくつかご紹介します。

    答えられるところまで話す

    質問に全て答えられないと不採用と決まっているわけではありません。急な質問をされた時、大切なのは「答えようとする姿勢」です。意味の分からない答え方をしたり、一か八かで的外れなことを伝えるよりも、今の段階でわかる範囲のことを使えることが一番大切です。

    仕事においても、取引先からの質問や業務内のアクシデントで急な対応が必要な場面もあるでしょう。その際、ごまかすのか、それともできる限りのことをするのか、この質問で分かってしまうかもしれません。

    臨機応変な対応ができることは立派なアピールポイントです。答えられる範囲で回答しましょう。

    質問を聞き返す

    質問を聞き返すのも良いでしょう。聞き返すのも答えようとしている姿勢です。

    英語では「Could you say that again, please?(もう一度言っていただけますか)」と聞きます。この「Please」が英語では敬語のような意味を成すので、忘れずに言いましょう。

    聞き返すのは2回が限度です。何度も何度も聞き返すのは失礼にあたります。質問を聞き返すときは、丁寧に聞き、答えてもらった後は「Thank you(ありがとうございます)」と伝えましょう。

    少し時間をもらいたいことを伝える

    少し考える時間が必要なのであれば、その旨をしっかりと伝えましょう。分からないときに一番良くないのはいつまでも黙っていたり、意味の通らないことを長々と伝えることです。

    時間をかければわかるのか、それとも分からないのか判断できたら今何を考えているのかを、面接官にきちんと伝えましょう。
    時間をかければわかる場合は
    Could you wait a second?(少しお待ちいただけますか。)
    と伝え、もしわからないようであれば
    I have no idea.(わかりません)
    と意思をしっかりと伝えましょう。

    英語の話し方のコツ

    英語には英語ならではの話し方のコツがあります。よく英語はリアクションが大きかったり、抑揚を付けて話すなどの特徴があると言われています。

    しかしこれらをネイティブ並みに身に付けようとすると、時間もかかります。今回紹介するのは今から実践でき、ネイティブに近づくというよりも確実に相手に伝わるコツです。どの国の人でも母国語以外の言葉を話すと、イントネーションの違いなどから伝わらないことがあります。

    ここでは伝わりやすい英語の話し方のコツを紹介します。早速実践してみましょう。

    ゆっくり話す

    一つ目はゆっくり話すことです。早口のほうが英語ができているように聞こえるかもしれませんが、すらすら話すのと、早口で話すのは違います。

    英語を話すときは意識的にゆっくり話しましょう。外国の方が日本語を早口で話しても聞き取れないのと一緒で、アクセントやイントネーションにある程度の癖がある英語を早口で話しても伝わらないのです。

    この面接での会話のやり取りが、入社後のコミュニケーションを想像するものになるので、何度も聞き返さないと分からないような早口では良い印象になりません。
    意識的にゆっくりと発音に気を付けて話すようにしましょう。

    省略しない

    二つ目は、省略をしないということです。この省略にはしていいものとそうではないものがあります

    例えば
    It is→It’s
    I am→I’m
    などよく使われるこの省略形は使ってもよいものです。
    一方で
    going to~ →gonna
    want to~→wanna
    など少し砕けた言い方は、カジュアルな表現なのでビジネスでは適切ではありません。

    またSlang(スラング)という言葉も若者言葉であるので使わないようにしましょう

    【例】

    ・Hey(やあ)
    ・What’s up(なんかあったの)
    ・No way!(無理!)
    ・nasty(エグい)
    ・bucks(ドル)
    ・Awesome(すごい)

    ジェスチャーをする

    ジェスチャーは英語圏ではとても大切にされている文化の1つでもあります。気持ちを表現したり、顔の表情を動かして相手に気持ちを伝えましょう。

    オーバーリアクションとして両手を広げて見せたり、自分のことを話すときに手の平を胸に当てるなど、動きがあると相手に伝えたいという意思が見えます。このジェスチャーを上手に活用することができれば、相手に好印象になります。

    おすすめの勉強方法

    ここからはおすすめの勉強方法です。
    今から始められる勉強方法ばかりですので参考にしてみてください。

    読解力

    英語ができない人はまずは読解力を高め、英文が作成できるようになることが大切です。英語の文章が読めないことには話になりませんし、簡単な文章であれば英作文ができる必要があります。

    正しい英文法の理解は重要ですので、基本的な文法から見直しをしていきましょう。基礎から英文法を見直すのは大変なことですが、時間のある学生であればなおさらトライすることが大切です。

    読解力を高めるためのトレーニングや英文作成は、取り組んだからといってすぐに英語力が向上するわけではありません。劇的効果は期待せず、継続して続けることが大切です。また英文法については丸暗記もおすすめです。基本的な文法は丸暗記をし、英文の構造の理解に努めましょう。

    リスニング、スピーキング

    英語力を高めるためには、基本的な読解力や英文作成だけではなく、より実践的にヒアリングやスピーキングのトレーニングをすることも大切です。ヒアリングやスピーキングはテキストで勉強するだけでは、なかなか身に付くものではありません。

    普段から英語に触れる機会を増やす環境を作ることが大切です。英会話スクールに通って実践的な英語を学ぶのも良いですし、学内に留学生がいれば友達になるのもおすすめです。

    英語の曲を聴くなどでもリスニング力は高めることができますし、とにかく日常的に英語に触れるようにしましょう。言語は実際に使わなければ上達するものではありません。意識的に英語を使う環境を作り、より実践的な英語力を高めていきましょう。

    就活の面接ではSPIという英語の試験もあります。その問題集を読み返すのも勉強になります。こちらの記事ではおすすめの問題集を紹介しているので参考にしてみてください。

    事前対策で自信をもって英語を話そう

    英語は今日やって明日成果が出るほど、すぐに身につくものではありません。しかし、地道な努力と、練習量が確実に結果に反映されるのも英語です。

    海外を股にかけて、世界的に活躍するとても華々しい社会人生活を送るために、影の努力は欠かせません。その努力を自分の自信に変えて面接に挑みましょう。

    英語が話せるようになると世界中の人とコミュニケーションをとることができます。視野も広がり、人生も豊かになるでしょう。英語が何か人生の転機になるかもしれません。そんな未来を考えれば、英語の勉強ももっと楽しくなるかもしれません。

    事前にしっかりと対策をして自信をもって英語面接を突破しましょう

    監修者プロフィール

    ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
    吉川 智也(よしかわ・ともや)
    1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
    現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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