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海運業界は業界研究でいかにイメージを掴むかが重要
海運業とは、「船で物資を運ぶ仕事」のことで、日本の物流において重要な役目を担った業界です。
メーカーやサービス業のように、普段私たちが直接目にする機会はほとんどなく、具体的なイメージが持ちにくい業界ですが、日本の貿易にかかわり世界を舞台に働き、日本経済を支える一翼を担いたいと海運業界を志望する就活生も多いです。
この記事では、海運業界の現状や主な働き方、向いている人の特徴などを紹介していくので、業界研究の参考にしてみてください。
就活生に聞いた! 海運業界のイメージ
海運業界について詳しく知らないという方は多いはず。具体的に海運業界とはどういったものなのかを見ていく前に、まずは就活生の皆さんが持つ、海運業界へのイメージについて紹介していきます。
皆さんのイメージと、実際の業務内容や環境の違いを照らし合わせることで、業界の知られていない強みや魅力を捉えやすくなるでしょう。それでは見ていきましょう。
仕事の責任やワークライフバランスなどの厳しさを挙げる声が多数
海運業界へのイメージとして、仕事に対する責任が重く厳しさを感じているという回答が多数集まりました。
また、長期間の船上での業務など休みが取れない厳しさをイメージしているという回答もいくつか見られました。
たしかに他の業界などにはない働き方の職種もあり、携わる仕事も大きいため、その分責任が伴います。その一方で、海運業界でしか味わえない経験や成長も見込めることができ、達成感ややりがいを求めて志望する人が多いのも現状です。
あなたが海運業界に向いているか、確認してください
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
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英語力が求められるイメージを持つ就活生も多数
働くうえで、英語力が求められるイメージを持っている就活生も多数いました。
海外とのやり取りも多く、相応の英語力がないと厳しいと感じている就活生が多いようです。
たしかに、英語で業務を進める必要がある場合も多く、英語力は大切になります。しかし、他にも貿易に関する取り決めや知識を頭に入れる必要があり、英語に限らず、仕事をしながら学ぶ姿勢が必要になるといえるでしょう。
海運業界の現状と将来性
ここからは、海運業界がどのようなものかを知るにあたって、海運業界の現状と将来性から見ていきましょう。
海運業界は、需要と供給のバランスによって利益の増減が決まり、新興国の成長によって海運需要が高まると、一気に業界規模が拡大することも少なくありません。
他の業界とは異なり、世界情勢や他の業界との関係などで状況が変わりやすく、業界の特性が色濃く出ます。業界に対してまずイメージを持つためにも、しっかり確認する必要があります。
世界の海運市場の現状
業界動向サーチによれば、業界規模は4.9兆円と非常に大きな市場であることがわかります。近年は新型コロナウイルスのまん延などにより、売上高は減少が続いていましたが、2021年3月期には一転して、大手企業を中心に大幅な増収となっています。
世界的に見ると概ね成長傾向で推移しており、これは新興国の輸出入の増加が関係しています。つまり、世界のどこかの国が成長傾向にあると、それに応じて経済が潤滑に回り、海運業界にも利益をもたらすといえます。
今後の世界情勢次第ではどのような変化が起きるかはわかりません。そのため、国際情勢にも目を向けておき、常に最新の情報を集めておくことが大切です。
M&A
海運業界のトレンドとしてM&Aの活発化が挙げられます。M&Aとは「「Mergers(合併) and Acquisitions(買収)」のことで、基盤の強化や人材の確保だけでなく、ノウハウの集約、業務の効率化・拡大といった目的でおこなわれています。
近年で特に大きく話題になったトピックとして、2017年7月に、海運大手3社によるコンテナ船事業「OCEN NETWORK EXPRESS社(ONE)」が設立されたというものがあります。
海外の大手海運企業でも進んでいたM&Aの影響を受け、激化したコンテナ船の市場競争に太刀打ちするために、国内大手3社が手を組んだというものです。
今後も海運業界では積極的にM&Aが進められると予想されています。
DX化
海運業界ではDX(デジタルトランスフォーメーション)化、いわゆるデジタル化も積極的に進められているという現状を把握しておく必要があります。デジタル化はあらゆる業界で進められていますが、海運業界は、比較的デジタル化の推移が遅く、まだまだ技術革新の余地が多いと期待されています。
具体的には、運航の効率化や従業員の業務負担の削減、消費燃料の削減に向けた取り組みが各社で進んでいます。
環境保全の取り組み
海運業界は船を使って事業をおこなうため、燃料となる重油や石油の膨大な使用による地球温暖化や大気汚染への影響が問題視されてきました。
そのため、2020年1月に国際海事機関(IMO)によって船舶燃料の硫黄化合物(SOx)や温室効果ガス(GHG)などに対して環境規制が設定されており、環境配慮が各社に義務付けられました。
これによって、省エネ性能の船への切り替えや、次世代燃料と呼ばれる環境への負荷が少ないものの導入などの研究・導入などが進められつつあります。
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海運業界の将来性
海運業界は、世界情勢の影響やそれにともなったM&Aなど、各社にとっても状況は刻一刻と変わり、先行きの見通しが難しい状況にあります。
しかし、世界の人口が増え続け貿易量や荷動きも増え続けるとも考えられており、成長産業だといえます。
今後の海運業界を考えるうえで、予測される事態や今後さらに活発化しそうな動向についても確認しておく必要があります。
資源開発などの新規ビジネスの開拓
海運業界では、従来の事業に加えて、市場の変動に影響されにくい事業への新規開拓に注力し始めており、今後はより一層事業の多角化を進めるという企業が増えると予測されています。
なかでも、海洋資源や洋上でのエネルギー生産に向けた取り組みを進める企業が増えてきています。
海運業界の企業に入社した場合、携わる可能性のある事業が次第に増えていくことも考えられるでしょう。
人手不足の進行
海運業界において、特に海上での業務に携わる船員の人手不足と高齢化が問題視されており、今後さらに深刻化していくと見られています。
船員が不足することで、一人あたりの負担が増え、安全性や作業効率の低下、物流の停滞につながるということが叫ばれています。
これを解決するためにDX化や就業条件の見直しなどがされており、若手船員の獲得に向けた環境整備が整えられていくでしょう。
海運業界での2つの働き方
海運業界での職種は大きく「海上業務」と「陸上業務」の2つに分かれます。
役割が大きく異なり、求められるスキルや資質も変わってきます。海運業界の主な業務は海上輸送ですが、船舶を他の業者に貸し出すなど、直接の運航とは関係のない仕事や、海上での業務をより効率よく進めるための研究を進める必要などもあります。
ここでは、「陸上業務」と「海上業務」の主な仕事内容とそれぞれの特徴について見ていきましょう。
海上業務
海上勤務はその名の通り、船に乗って海上で業務をおこなうのがメインになります。航海・通信・機関・電子通信分野で、航海士として任務にあたる形が主流です。
「内航海運」(国内)と「外航海運」(海外)に分かれており、輸送をおこなう物の種類によってコンテナ船、バラ積み船、タンカー、自動車船、LNG船など、さまざまな船を使い分けて輸送をおこないます。
特に外航海運は何日・何週間と勤務が続く不安定な勤務スタイルとなり、船舶や資材の取り扱いなどに関する資格などが必要になるため、その分、陸上業務で働くよりも給与水準が高いことが多いです。
陸上業務
陸上業務は、船員としてではなく事務職・技術職・営業職といった職種で海上輸送を支えます。
海外とのかかわりがより深いのは、主に海外と連絡を取りやりとりをする陸上業務になります。陸上業務の場合、勤務中に海外出張や海外赴任を命じられるケースもあるのが特徴です。
海運業界の主要企業などについて、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。
海運業界の特徴
海運業界の現状や仕事の大きな分類について見てきましが、この他にも海運業界を志望するうえで、知っておくべき業界の特徴がいくつか存在します。
就職するメリット・デメリットにもつながる内容なので、しっかり特徴を確認したうえで企業研究に進むようにしましょう。
海運業界ではグローバルな仕事ができる
海運業界で働くことの大きな魅力は、「グローバルな仕事ができる」というポイントです。日本と海外、海外と海外を結ぶ仕事なので、グローバルな視野で仕事ができ、世界とつながる仕事がしたいと考えている人には適した業界といえます。
世界を舞台にエキサイティングな仕事がしたいと、考えている人にとっては、働きながら楽しむことができるのではないでしょうか。
ただし世界情勢や原油価格に左右されやすい
海運業界では世界にまたがって仕事ができる点が魅力ですが、反面世界情勢に業界の景気が左右されやすいことは覚えておきましょう。国内での経済的な問題はもちろん、海外の経済や政治にも影響を受けてしまうため、世界の情報にも目を配らなければなりません。
また、海運の仕事では原油価格も重要であり、これが高騰すると輸送の際のコストが上がると、利益への打撃となります。海運の需要と供給はもちろん、世界的な経済の変動の影響が大きく反映されるため、利益の増減が多い業界であることは覚えておきましょう。
そのため、就職する際にはベストな状態であっても、就職してからすぐに不景気になることもあります。反対に悪い時期に就職しても、その後好景気になる可能性もあるでしょう。
日常業務で英語が必要
海運業界では主に海外との取引がメインになってきます。取引先や税関などとのコンタクトも多く、英語に触れる機会は他の業界に比べかなり頻度が高いといえるでしょう。
海運会社の中には中国の船会社と取引をおこなっているところもあり、一見取引は中国語でおこなわれるかと思いがちですが、ここでもやはり使用言語は英語となっています。
海運業界で働く際、メールや電話、書類作成などで英語を使う機会は頻繁にあります。英語を早く・正確に読む速読・読解能力と情報を正確に伝えられるライティング能力が必要になってきます。
また日常会話で使う英語よりも、専門用語の知識を中心とするビジネス英語の習得が求められます。
就活時には高い英語力は求められない場合も
英語を日常的に使用する業界ということで、帰国子女など海外経験者の志望が多く見られます。もちろん英語ができることに越したことはないですが、実際の現場では英語力そのものよりも、海外を相手に仕事をする意欲と柔軟さが重視されます。
現時点の英語力が高くないからといって諦める必要はありませんが、就活前にTOEICでできる限り高い点数を取っておけば、選考の過程で企業側に良い印象を残すことができるでしょう。
TOEICで高得点をとるコツについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
就活生に聞いた! 海運業界の志望理由
海運業界ならではの特徴がいくつかありますが、海運業界を志望する就活生はどのような理由で志望しているのかが気になりますよね。ここでは就活生の皆さんに聞いた海運業界への志望理由を紹介していきます。
生活や経済を支えるやりがいを理由とする就活生が大多数
海運業界を志望する就活生の大多数が、生活や経済を支えるやりがいが理由だと回答しました。
海運業界は求められるスキルや資質があり、働き方も特殊であるなど難しい要素が多い分、多くの人々の生活に影響を及ぼす大きな仕事でもあります。そのやりがいに魅力を感じ、志望を決める就活生が多いようです。
海運業界に向いている人の特徴
海運業界がどのようなものかを見てきましたが、ここからは海運業界で働くのに向いている人の特徴を4つ紹介していきます。
仕事をするうえでどのような働きが求められるかイメージする参考にしてみてください。それでは見ていきましょう。
①先を見通す分析力がある
海運業界で働くために必要なことは、先を見通す分析力です。これが備わっていれば海運業界に向いていると捉えることができるでしょう。
特徴として説明した通り、国際情勢などの影響を受けやすく、変動する需要と供給のバランスを的確に把握したり、紛争地域付近のルートを回避したりと柔軟な対応も求められます。
ニーズ拡大で輸送を強化するためには数年かかる造船の計画をたてる必要などもあるため、数年単位で先を読む力が求められるでしょう。
②周囲を動かすリーダーシップがある
海運業社の社員として働くためには、海上輸送にかかわる多くの関係者を束ねて動かすリーダーシップが求められます。
多くの役割があるからこそ、任された仕事の範囲ではリーダーシップを発揮して周りを巻き込むことが必要なため、入社後すぐにでも求められる能力だといえます。
即戦力になるためにも、リーダーシップを発揮できることが求められており、身についている人は向いているといえます。
③最後までやり遂げる責任感がある
海運業界で働くうえでは、最後までやり遂げる責任感が備わっていることは必要不可欠といえます。かかわる仕事は国と国の経済を結ぶ大切なものであったり、小さなミスで大きな事故につながりかねない危険物を輸送するケースもあるからです。
たとえ、準備や運航自体はうまくいっても、顧客の注文通りに指定先に届かなければ意味がありません。
手を抜くことなく、最後までやり遂げる責任感を常に持っていることが、海運業社の社員全員に求められています。
責任感を自己PRするポイントについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
④コミュニケーションが円滑にとれる英語力
特徴としても挙げたように、業務上で英語を使う機会が多く、円滑にコミュニケーションをとれる英語力がある場合は、働くのに向いているといえます。
責任感やリーダーシップを持っていたとしても、それを伝えることができなければ発揮することは難しいでしょう。海運業界でキャリアを積んでいくことを考えるのであれば、英語力は必須のスキルとなります。
海運業界の売上高TOP5社とそれぞれの特徴
海運業界の売上高TOP5社 (2021年度売上高)
- 1日本郵船 22,807億円
- 2商船三井 12,693億円
- 3川崎汽船 7,569億円
- 4NSユナイテッド海運 1,959億円
- 5飯野海運 1,041億円
引用元:業界動向サーチ
海運業界には、業界をリードする大企業がいくつか存在し、日本郵船、商船三井、川崎汽船は大手3社として扱われています。
海運業界への理解を深めるには、それぞれの企業の特徴を知ることも大切です。ここからは、上記の海運業界の売上高TOP5社の特徴について見ていきましょう。
日本郵船
日本郵船はコンテナ輸送事業や物流事業、自動車輸送事業などを展開している企業です。事業領域は幅広く、他にもバルク・エネルギーの輸送事業や客船事業、港湾事業などを中心にして、陸海空すべての物流サービスを提供しています。
郵船という名前から海運のみとイメージされやすいですが、実際には総合的な物流サービスを提供している企業です。日本郵船はグループで世界中に人材を抱えており、世界55,000人の従業員がいるグローバル企業でもあります。
海運業界では国内だけではなく、世界的に活躍する人も多い点が大きな特徴です。国内外で広く活躍したい人や、海運以外の物流サービスの担い手となりたい人におすすめの企業といえます。
商船三井
商船三井は海洋事業を中心に展開している企業であり、モノの輸送だけではなく、エネルギーの輸送もおこなっています。
製品物流の分野に強みがあり、海上だけではなく、陸上でのサービスも展開している点が大きな特徴です。陸上ではコンテナサービスを実施しており、企業規模は非常に大きく、444のグループ企業を持っています。
また、海外拠点も非常に多く、約50ヶ所に拠点を持ち、847隻もの船舶を所有している点も大きな特徴でしょう。
運行管理や船舶の整備、船舶の設計など幅広い業務範囲があり、文系から理系まで求人があります。自社育成の海上社員も採用しており、就職してからスキルを身につけて、外航船舶の運航業務にもチャレンジ可能です。
川崎汽船
川崎汽船は、陸上から海上、空輸まで幅広く物流サービスを提供している企業です。事業領域は多岐にわたり、海上運送業から陸上運送業、航空運送業や港湾運送業までは幅広い分野で活躍しています。
モノだけではなく、エネルギーの輸送をしている点も特徴であり、物流業界全体で活躍している企業といえるでしょう。
国内外で活躍するグローバルな企業でもあり、若手のうちから海外勤務にも積極的に挑戦できます。総合職だと約5人に1人が海外勤務となっており、若いうちからキャリアを積みたい人にもおすすめです。
国内では本社を東京に構え、本店と支店の両方が神戸にあり、名古屋にも支店があります。海外法人も多く、アジアからヨーロッパ、アメリカまで幅広いエリアで活躍しています。
NSユナイテッド海運
NSユナイテッド海運は、鉄鋼原料輸送から資源エネルギーの輸送、不定期船サービスや近海水域サービスなどを事業として展開しています。国内だけではなく、海外にも拠点を持ち、アジアを始め、アメリカやヨーロッパなどでも活躍しています。
また、海運の事業だけではなく、不動産や情報処理などの分野でも活躍しており、事業領域の広い企業といえるでしょう。世界の市場を対象にしたビジネス展開をしており、グローバルに活躍したい人にもおすすめの企業です。
人を育てる風土や環境も整っており、「仕事を通じて人が成長する会社」を目標として掲げています。向上心の高い人や、仕事を通じた成長を強く望む人に向いている環境にあり、成長意欲の高い人が集まる企業といえます。
飯野海運
飯野運輸は海運と不動産の2つを軸に、事業を展開しています。海運事業では、原油や石油製品、石油化学製品や液化天然ガスや液化石油ガス、石炭や肥料など、多岐にわたるものを海上輸送しています。
不動産事業では、都内5棟のオフィスビルの管理や賃貸に加えて、不動産開発や不動産関連事業として撮影スタジオの運営をおこなうなど、事業領域は幅広いです。海は海運、陸は不動産事業と、バランスよく経営をおこなっている点も特徴です。
2軸の経営となっているため、事業は安定しており、両方で利益を獲得できるのは大きな強みでしょう。
幅広い事業をおこなっていますが少数精鋭であるため、若いうちから活躍できる風土にあります。若年層でキャリアを築きたい人にもおすすめであり、成長意欲の高い人におすすめです。
日本と世界を結ぶグローバルな仕事を目指そう!
海運業界は世界経済の影響を受けやすい業界ですが、今後も成長・発展を続けていく業界です。経済だけでなく有事リスクやテロなどの影響も大きく受けるので、状況の変化に合わせ、柔軟に対応できるスキルを身につけていかなければなりません。
しかし業務ひとつひとつの重要性が大きいからこそ、その分、毎日やりがいと達成感を味わいつつ、仕事ができる業種でもあります。
特に「日本と世界を結ぶグローバルな仕事をしてみたい」「海外赴任等を通して自分の仕事の成果を肌で感じたい」と希望している人には、とても適している魅力的な業界といえます。
興味を持ったら、ぜひ解説してきた情報を踏まえた企業研究を進めていってください。
【海運業界に関する調査】
- 調査方法:ポート株式会社が運営する企業口コミサイト「就活会議」会員へのダイレクトメール
- 調査日:2022年8月24日~29日
- 調査元:「就活の未来」を運営するポート株式会社
- 調査対象者:23卒・24卒の就活会議会員の111人
※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。