業界研究

鉄道業界に採用される志望動機の書き方とは|採用担当者も納得の例文と合わせて解説

鉄道業界とは

鉄道業界は就活生に人気の高い業界であり、就活を攻略するためには、志望動機を工夫して書き上げる必要があります。人気の理由としては鉄道がインフラ事業の一つであり、安定性が高いことが考えられます。

鉄道業界は志望者が多く、倍率も高いので就職難易度が高い業界です。ハードルの高い鉄道業界での就活を成功させるためには、まずは業界についてを知らなければなりません。鉄道業界についての基本的な知識を身に付け、志望動機の作成に役立てていきましょう。

鉄道業界

鉄道業界は堅調な業績を誇っている業界であり、現在はほぼ横ばい、あるいは若干の成長傾向で推移しています。業績の変動は少なからずありますが、インフラ事業ですので大きく業績が落ち込むことはありません。

景気の悪化とともに若干の伸び悩みを見せた時期はありましたが、現在は景気の回復に伴い、業績も回復しています。また景気の回復によって輸送人員は増加し、国内旅行客の増加なども追い風となり、業績は回復傾向です。

高齢化社会や人口減少問題によって、将来的な輸送人員は減少が予想されていますが、対応策として豪華列車や高速鉄道の輸出などの対策が取られています。輸送人員の減少は人口減少に伴い避けることができませんので、他の分野での補填が各社の対応として進められています。

鉄道業界の業績推移について

  • 業界規模:14兆6,101億円
  • 平均年収:581万円
  • 平均継続年数:17年

鉄道業界の業界規模は14兆6,101億円であり、国内では大きな規模の業界です。人口減少による輸送人員の減少が問題視されていますが、インフラ事業は欠かすことができないものです。業界規模が大幅に縮小することはありません。

平均年収は581万円であり、他業界と比べるとやや低い水準にあります。企業ごとに給料の差は大きく、年収の高い企業では900万円を超える場合もあります。事業としては安定しているため、年収も低い水準ながらも安定している企業は多いです。

平均継続年数は17年であり、他業界と比べるとやや高い水準にあります。継続年数も企業ごとに差はあるものの、基本的には長く勤めている人が多いです。平均年収はそれほど高くはありませんが、働きやすい環境にある企業が多いと言えます。

鉄道業界の細かい職種分類について

  • 整備
  • サービス提供
  • サービス開発
  • 営業・販売促進
  • 不動産開発

鉄道業界の職種としては整備、サービス提供、サービス開発、営業・販売促進、不動産開発が挙げられます。整備は車両の点検や整備などを行う職種です。鉄道を安全に運行するためには欠かせない職種です。

サービス提供は車両の運転や駅構内での安全管理などを行います。サービス開発は鉄道サービスの企画、立案などを行う職種です。鉄道を利用してもらうための企画を考えます。営業・販売促進は自社鉄道の沿線の魅力を売り込んでいく職種です。企業や店舗の誘致を行い沿線価値を高めたり、広報活動などを行う場合もあります。

不動産開発は沿線の土地開発を行う職種です。土地の開発を行うことで沿線価値を高め、利用客を増やすことが求められています。

 

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鉄道業界の志望動機を書くポイント3つ


志望動機を作成するためには、業界研究を欠かすことはできませんが、それだけでは就活を成功させるには不十分です。就活を攻略するためには、採用担当者の心に響く志望動機を作成する必要があり、上手な志望動機を書くためには書き方のポイントを知る必要があります。

①なぜ鉄道業界なのかを明記

採用担当者の心に響く志望動機を作成するためには、なぜ鉄道業界を志望するのか、その理由を明記する必要があります。業界を志望する理由は志望動機としては大前提のものであり、これがなければ志望動機として成立しません。

また志望動機全体の核となる部分でもありますので、明確な理由を考え、アピールすることが大切です。業界を志望する理由を伝えるためには、その業界ならではの特徴などを踏まえて志望動機を語る必要があります。

鉄道業界であれば鉄道インフラを支え便利な生活を提供したい、鉄道サービスを充実させることで生活の基盤としてのインフラをより便利にしたいなどがおすすめです。業界を志望する理由を明確にして、志望動機を伝えていきましょう。

②その中でもなぜ該当企業なのかを明記

なぜ鉄道業界を志望するのかを伝えれば、次にその中でもなぜ該当企業を志望するのか、その理由を明記しましょう。鉄道業界と一口に言ってもさまざまな企業がありますし、企業ごとに特徴や強みなどは異なっています。

鉄道業界を志望する理由だけを伝えてしまうと、鉄道業界であれば他の企業でもいいと思われてしまう可能性があります。他の企業でもいいと思われると評価が一気に悪くなってしまいますので、企業独自の強みや特徴を踏まえて、志望動機を語ることが大切です。

企業独自の情報を交えて志望動機を語ることで、他の企業ではなく、その企業を志望していることを強くアピールすることができます。その企業だからこそ志望していることをアピールし、志望度の高さを伝えていきましょう。

③自分に何が貢献できるのかも明記

鉄道業界を志望する理由、その中でも該当企業を志望する理由を伝えれば、そこで自分に何が貢献できるのかも明記しましょう。志望動機では業界、企業の仕事に対するやる気や成長意欲の高さなどを伝えることが大切です。

しかしやる気だけでは業界で活躍することはできませんし、成長意欲があっても成長できるだけの能力がなければ意味はありません。仕事で活躍するためには少なからず能力が必要ですし、企業も活躍できる人材を望んでいます。志望動機では採用メリットを示すことも大切ですので、能力を提示し、それがどのように仕事で役に立つのかをアピールすることが大切です。

志望動機が書けない時は、志望動機作成ツールを活用しよう

志望動機の内容が薄いと、人事に採用されません。選考を突破するには、志望動機を作り込む必要があります。

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鉄道業界の志望動機例文3選


志望動機の書き方のポイントを学べば、実際の就活で使用する志望動機を作成していきましょう。志望動機の作成は難しく、ポイントを知ったからといってすぐに完成させられるわけではありません。

またすぐに書き上げることができた場合でも、それが必ずしもアピール力が高いとは限りませんので、何度も見直しをすることが大切です。自身の志望動機と例文などを見比べながら、どこが違うか、どうすればさらに良くなるかを考えていきましょう。

例文①

私は地域の鉄道インフラを支え、便利な生活を守りたいと考え、御社を志望しました。小さい頃から御社の鉄道サービスを利用しており、地域間の移動には欠かせないものであると感じています。御社の鉄道がなければ生活に不便を感じる人はたくさんいますし、地域の利便性を守るためにも鉄道事業を支え、成長させたいと考えています。
大学時代は経済学部で学び、マーケティングの知識を身に付けました。御社ではマーケティング能力を活かし、求められているものを沿線に導入することで沿線価値を高め、鉄道の利用客増加に貢献したいと考えています。

例文の①では地域の鉄道インフラを支え、便利な生活を守りたいと志望動機が語られています。鉄道業界を志望する理由がしっかりとアピールできていますし、企業を志望する理由についても自身の原体験から伝えられています。

実際に鉄道サービスを利用していたと、原体験から志望動機を語ることで、志望度の高さを裏付けることができ好印象です。企業で貢献できることについても、どのように活躍するかが具体的にアピールされており、活躍する姿がイメージしやすくなっています。

例文②

私は鉄道車両の整備の立場から鉄道事業を支え、多くの人に利便性を提供したいと考え、御社を志望しました。御社は幅広い地域に路線を持っている唯一の企業であり、輸送人員も他の企業に比べて多いです。多くの地域で多くの人を運ぶ車両の整備に携わり、懸命に働くことで利便性と安全性を守りたいと考えています。
大学時代は工場で検品のアルバイトをし、どんなときでもミスを見つけ出す集中力を身に付けました。御社でも集中力を活かして車両の整備、点検に取り組み、不安要素を0にすることで安全な鉄道の運行に貢献したいと考えています。

例文の②では鉄道車両の整備の立場から鉄道事業を支えたいことが志望動機として挙げられています。最初に結論から語ることでアピール内容を明確にすることができていますし、印象深く志望動機を伝えることができています。

企業を志望する理由についても、企業独自の強みが挙げられており、志望度の高さが伝わり好印象です。企業でどのように活躍するかが具体的にアピールされており、これも好印象です。職種を絞って志望動機が効果的に伝えられており、採用担当者の記憶に残りやすいと言えます。

例文③

私は鉄道サービスを充実させることで、単なる移動手段としてではなく、多くの人の幸せを実現したいと考え、御社を志望しました。御社では豪華列車の企画などに強みがあり、ただ輸送サービスとして機能しているだけではなく、多くの人の喜びを創出しています。新たな鉄道サービスを考え、提供することで鉄道の利用価値を高め、幸せな時間を提供したいと考えています。
私は大学時代はカフェでアルバイトをし、お客様の話を聞くことを意識した接客で傾聴力を身に付けました。御社でも傾聴力を活かして市場で求められているものを読み取り、それを新たなサービスに反映させることで、より多くの人を幸せにしたいと考えています。

例文の③では鉄道サービスの充実によって、多くの人の幸せを実現したいと志望動機が語られています。鉄道事業を単なる移動手段と捉えるのではなく、サービスの一つとして捉えることで、業界への理解や仕事への意欲の高さをアピールすることができています。

また企業独自の強みに触れながら、志望動機を伝えることで、企業への志望度の高さも伝わり好印象です。企業で貢献できることについても、自身の能力を活かした活躍の仕方が具体的に語られており、採用メリットの高さがアピールできています。

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鉄道業界の志望動機NG例文選

志望動機を作成するのは難しいことですので、上手に書けないからといって不安を感じる必要はありません。焦って適当なまま完成させてしまうことのほうがよくありませんので、じっくりと時間をかけて作成しましょう。

志望動機の作成に行き詰った場合は、視点を変えてNG例文を参考にしてみることもおすすめです。NG例文と自身の志望動機を比較することで間違っている部分を見つけることができますし、それを改善することで志望動機をブラシュアップすることができます。

NG例文①

私が鉄道業界を志望したのは、鉄道はインフラ事業の一つであり、安定性が高い業界だと感じたからです。インフラ事業は人々の生活だけではなく、経済を支えているものであり、私たちの生活の中で必要不可欠なものです。
需要が少なくなることはあっても、ゼロになることは考えられず、安定している業界です。私は大学時代に野球部でキャプテンを務め、リーダーシップを身に付けました。御社でもリーダーシップを活かして企業を引っ張る存在へと成長したいと考えています。

NG例文の①では鉄道業界は安定性が高いことから志望したと志望動機が語られています。確かに鉄道業界は安定性が高く、人気の業界ではありますが、それを志望動機にするのはNGです。実際に鉄道業界を目指す理由が安定性であったとしても、それを正直に伝えるのはよくありません。就活用に別の理由を見つけることが大切です。

また企業を志望する理由も語られていませんし、終始労働条件だけでアピールが進んでいます。安定を求めるだけであれば、他の業界でもいいとなってしまいますのでNGです。

NG例文②

私は鉄道サービスを支えることで、多くの人の生活を便利にしたいと考え、御社を志望しました。鉄道は生活には欠かすことが出来ないインフラの一つであり、それを守ることで利便性を確保したいと考えています。鉄道サービスの充実や沿線価値を高めることで、利用客を増やし、業績に貢献したいと考えています。
鉄道事業を支えるのは利用客であり、利用客をいかに呼び込むことが出来るかが勝負のカギになると考えています。他社にはないサービスの提供を目指すことで企業を成長させ、同時に私自身も成長したいと考えています。

NG例文の②では鉄道サービスを支えることで、多くの人の生活を便利にしたいと志望動機が語られています。鉄道業界を志望する理由は問題ありませんが、企業を志望する理由が語られておらずNGです。

また企業でどのように活躍するか、自分に何が貢献できるかもアピールされていません。どんなことがしたいかなどの将来像は語られていますが、それが実現できる信憑性はありません。将来の夢を語ることは大切ですが、実現の可能性のないものを伝えるだけでは意味がありませんのでNGです。

NG例文③

私は大学時代に居酒屋のキッチンでアルバイトをしていました。アルバイト先は忙しく、常に一手先、二手先を読んで行動することが求められました。厳しい環境でアルバイトを行った結果、状況を先読みする力と一度に複数のことを進められる高い処理能力を身に付けることが出来ました。
アルバイトで培った能力を活かして、御社でも営業として活躍したいと考えています。営業として活躍し、成長することでゆくゆくはチームのリーダーとして企業を牽引する存在になりたいと考えています。

NG例文の③では冒頭から居酒屋のアルバイトでの経験が語られておりNGです。志望動機を印象付けるためには、結論から述べ、何をアピールしたいのかを明確にしなければなりません。例文では何を伝えたいのかがわからず、印象の薄い志望動機になっています。

また例文を通して自身の能力についてのアピールになっており、業界、企業を志望する理由が語られていません。志望動機でも採用メリットを示すために能力をアピールすることは大切です。しかし自己PRではありませんので、全文能力のアピールはNGです。

鉄道業界の志望動機をマスターして選考を有利に

鉄道業界は就活生に人気の高い業界であり、志望者は多く、就職難易度が高い業界でもあります。鉄道業界での就活を勝ち抜くためには、志望動機で他の人と差別化を図らなくてはなりません。

志望動機は書き方次第で印象が良くも悪くも変わりますので、上手な書き方を身に付けることが大切です。志望動機は書類選考だけではなく、面接でも使用されるものですので、内容はしっかりと練り上げて書かなければなりません。志望動機は就活では重要視されますので、適当に書いてしまっては面接でも不利になってしまいますので注意が必要です。

志望動機は書き方を工夫することで誰でも上手に書くことができます。アピール力の高い志望動機を作成し、人気の鉄道業界での就活を成功させましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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