就活の悩み

【就活でストレスを感じる原因と解消法10個】苦しい状況を打破しよう

就活に対してストレスを感じる就活生は多い


就活にストレスを感じる学生はとても多いはずです。就活の過程には、エントリーシートの提出から始まり、会社説明会への参加など取り組まなければならないことが山積みです。就活には土日などの休みがないように感じられますし、必死に行わないと周りからの目が気になってしまうという人もいるでしょう。

また人によっては、面接の前日などに目が冴えてしまい、なかなか眠れないなど、日常生活に支障が出てくる場合も多々あります。しかし過度なストレスがかかると心身共にさまざまな弊害を及ぼし、健康に影響が出る可能性が出てきます。その前にストレスの原因を掴み、解消の方向へ持っていきたいものです。

ここではまず就活にストレスを感じる原因を探った上で、就活にストレスを感じたときの具体的な解消法をご紹介していきます。

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就活にストレスを感じる原因6選

前述した通り、就活にストレスが付き物であることは周知の事実です。しかし、ストレスが引き起こされる原因が分からないままだと肝心の解消法も見つからず、悪循環から抜け出せなくなってしまいます。就活においてストレスを感じる具体的な原因は、一体何なのでしょうか。ここからは、原因を6個ご紹介していきます。

①自己分析が捗らない

自己分析とは自分がこれまで歩んできた道を振り返り、自分という人間について改めて理解を深める作業を指します。自己分析の実施により、「自分に合う仕事が見極めやすくなる」、「就活の面接等の場面で、自分という人間について的確に伝えることができる」などの嬉しい効果がもたらされます。

このように自己分析は就活を進めていくにあたって重要なポイントとなるため、可能であれば就活開始前に行っておくのが理想的です。しかし、いざ取り掛かろうとすると自己分析の具体的な方法がわからず、結局自己分析も就活自体も捗らないという悪循環に陥ってしまう場合も少なくありません。

②提出書類がうまくかけない

また就活の提出書類が思うように書けないことも、ストレスの原因になります。履歴書をはじめとする提出書類が上手く書けない人の特徴として、就活の先を見越した想像力に欠けているという点が挙げられます。それに対し書類の執筆に抵抗のない人は、書類を提出した後の面接の場面にまで気を回すことができるのです。

履歴書を受け取った企業側がどのような印象を受けるのか、また実際の面接の場面など、場面ごとのシュミレーションが頭の中で作れるとかなり楽になってきます。スポーツでいうところの「試合前のイメージトレーニング」を参考にしてみると良いでしょう。

③ESなどの締め切りに追われる

就活生にとって、複数の企業に応募をかけるのはごく当然のことです。応募している企業が多ければ多いほど、書かなければならないESの枚数も多くなります。ESのコピーを提出することは厳禁ですので、1枚1枚手書きで書かなければなりません。

そうなると、ESを書くのにもかなりの時間と労力を費やしてしまうことになり、ストレスに繋がってしまうのでしょう。やりたいことがあっても、ESの締め切りがあるから断念せざるを得ないなどでストレスを感じてしまうのです。

④慣れない服装やマナー

就活生にとって、慣れない服装やマナーは落ち着かないものです。どんなに暑い日でもジャケットは着ないといけないし、会話をするにも言葉遣いに気を遣わなければなりません。これはほとんどの就活生がストレスに感じる部分ではないでしょうか。

就活では、説明会や面接に出向く際に必ずと言っていいほどスーツを着用しなければなりません。特に女性はパンプスで歩き続けなければならいので、足が痛むことで身体的にも疲労を感じてしまいます。

⑤スケジュールが就活で埋まる

就活する前までは、バイトをしたり友達と出かけたりと、スケジュールを自分のために使えていた学生が多いでしょう。それがいざ就活を始めてみると、今日も明日も1週間先まで面接やES作成ばかりという生活に変わってしまいます。

自分のしたいことができないというのは、大きなストレスの原因になるでしょう。就活は将来の自分のためにやっていることですが、あまりにも自由な時間がなくなりすぎて疲れてしまう学生は多いです。

⑥内定がもらえない

上記2つのポイントを踏まえてたくさん出願したにも関わらず、結果内定がもらえないということが続くと、心身共に疲弊してきてしまいます。内定が出ないことで自信が失われ、就活に対する意欲が失われる意欲障害や、ネガティブな思考パターンから抜け出せなくなる思考障害、食事や睡眠に大きな影響が出る身体障害など、さまざまな症状が現れる可能性があります。

これらの症状が進むと、やがてうつ病など深刻な状態に陥る恐れがあるため注意が必要です。就活で抱えたストレスは積み重なった挙句圧倒されてしまうということがないよう、先手必勝、早い段階で対策を講じることが肝心です。

就活にストレスを感じたときの解消法10個

就活でストレスを感じる原因が理解できたところで、今度はそれらの解消法を探っていきましょう。ここでは、就活におけるストレスを効果的に解消する方法をご紹介します。

これからご紹介する方法は、一見どれも当たり前のことのように思えるかもしれません。しかしごくありきたりに感じることが、大きな効果を生み出す可能性を持っているのです。

「千里の道も一歩から」ということわざのように、ストレスもさまざまな方向から少しずつアプローチを重ね、結果的に解消へ持っていく方法がベストです。それでは早速ご紹介していきましょう。

①友達と遊びに行く

就活も勉強と同様、長く時間をかけても逆に効率が悪くなりがちで、心身共に負担がかかってきてしまいます。そんな時は気心の知れた友達と遊びに行くなど、人に会って気分転換をすると効果的です。

特に就活中は自分一人で行動することが多くなるため、一度ネガティブな思考パターンに陥ってしまうとそこから悶々と抜け出せなくなってしまうこともあるでしょう。人と話すことによって、一人で就活に悩みを抱え、悶々と時間を過ごすよりも気分がリフレッシュできます。

同じ年頃の友達なら就活の大変さもお互いに理解し合えるため、リラックスして時間を共にすることができるでしょう。就活における耳より情報も共有できる可能性もあります。

②ジョブカフェなどの施設の利用

また、ジョブカフェなどの施設を利用してみるのもひと味違った気分転換になり、就活において良い刺激になることがあります。

ジョブカフェという名前は初めて耳にする人も多いかもしれません。ジョブカフェとは、経済産業省が取り組む、専門アドバイザーが就活の過程をサポートしてくれる公的就職支援機関(コミュニティスペース)のことです。現在全国46の都道府県に設置されています。

ジョブカフェは、カフェで友達に悩みを相談するような気軽な雰囲気が特徴的です。アドバイザーと会話を重ねるうち、就活の過程で積もったストレスも徐々に解けていくでしょう。実際、就活に行き詰まりを感じジョブカフェに足を運んだ利用者もたくさんいるようです。

③好きなことをする

就活の最中はどうしても、自分の趣味など好きなことに時間を割くことに罪悪感を感じてしまいがちです。しかし一旦頭を切り替えて好きなことに没頭する時間を作ると、その後再び就活関連のことに向き合ったとき、また新たな気持ちで取り組めるというメリットがあります。

好きなことに没頭する時間を上手く就活のスケジュールに組み込めると、ストレスが解消されやすくなるでしょう。ただ思い立ったときに好きなことを行うよりは、前もって予定を立てておき、それに沿ってメリハリのある生活を心がけることが大切です。うまくスケジュールが組めると、次第に手応えと自信を感じるようになり、就活全体に好影響がもたらされます。

④カウンセラーに相談

就活のストレスが積もり、自分では対応しきれなくなったときは、心の専門家であるカウンセラーに相談してみるのも手です。カウンセラーはその道のプロなので、話を聞いてもらううちに自分でも気がつかなかった新しい視点を提案してくれるなど、メリットがたくさんあります。

しかし自分と人間的に相性が合わないカウンセラーだと、なかなか効果が現れにくくなります。せっかくカウンセリングにかけたお金や時間も台無しになってしまいますし、何より自分自身に更なる精神的な負担がかかってしまうでしょう。それを避けるためには、カウンセラーを変えることに引け目を感じず、自分に合ったカウンセラーが見つかるまで諦めないことが大切です。

そんな中自分と馬の合うカウンセラーに出会えれば、就職後に仕事で煮詰まったときもその都度相談できるので、将来に活かせる関係になります。

⑤適度な運動をする

一般的にストレス解消に良いとされている運動も、就活のストレス解消に効果を発揮してくれます。体を動かすと、悶々としていた頭もスッキリとクリアになり、身体にも心にも良いリフレッシュ方法になります。

運動が苦手な人は軽いウォーキングなど、取り掛かりやすいものから始めてみましょう。慣れてきたら少しずつ、更に集中力を必要とするスポーツに挑戦してみるのも、就活で抱えたストレスの解消法につながるでしょう。続けるうちに以外と運動が好きなことに気づき、社会人になる頃には新しい趣味を見つけるきっかけになるかもしれません。

⑥映画やドラマを見る

就活に疲れたときは、自分の好きな映画やドラマを見るのもおすすめです。撮り溜めていたドラマをまとめて見る、前から気になっていた映画を見てみるなどは、効果的なリフレッシュ方法のひとつです。映画やドラマに没頭して、就活をことを忘れられたら大成功です。

就活のことで頭がいっぱいになってしまうと、「こんなことをしてる場合じゃないのに」と考えてしまい、映画やドラマどころではなくなってしまいます。そうなってしまうと、この行為自体がストレスになってしまい逆効果です。就活に疲れを感じているのはストレスが溜まっている状態なので、ONとOFFを上手に使い分ける必要があります。

⑦1人旅をする

就活で心身ともにストレスを感じてしまったときは、思い切って1人旅に出かけてみましょう。1人旅というと、外国や辺境の地をイメージしてしまう人も少なくないでしょう。しかし、旅と言っても遠いところまで行かなくてもいいのです。

以前から行ってみたかった場所があるなら1~2泊程度の旅行に出かけるのもいいですが、ふらっと隣の町まで行ってみる、自転車で知らない土地をちょっと探検してみることも立派な1人旅です。日常生活の中では見ることのできない景色や雰囲気を感じられるため、リラックス効果や満足感は高いでしょう。

⑧1人カラオケをする

ストレス解消法として名高いカラオケですが、友達や家族と行くとなるとそれなりに気を遣うものです。就活のストレスを発散したいときには、1人カラオケに挑戦してみてはいかがでしょうか。初めての人は、カラオケ店に1人で入るのに勇気がいることでしょう。

しかし、最近は1人カラオケのプランを用意している店も増えています。1人カラオケの最大の醍醐味は、誰に何の気を遣うことなく大声で好きな歌を好きなだけ熱唱できることです。同じ歌を何回リピートしてもいいですし、どれだけ熱唱しようが音を外そうが、少しも恥ずかしくありません。思いっきり満喫した後は、心からリフレッシュできていることでしょう。

⑨入浴と睡眠を十分とる

自分の好きなことをやろうと意気込んでも、頭の中には「就活」の2文字がチラついて、思うように楽しめないという人もいるでしょう。あなたが真面目な人であればあるほど、その思いに駆られて上手くストレスを逃すばかりか、余計なストレスを溜め込んでしまいます。

そのような人には、ゆっくり入浴をしてぐっすり寝ることがおすすめです。湯舟に浸かってほっと息をつくことで、心身の疲れをとることができます。リラックス効果のある入浴剤を入れてみるのもいいでしょう。また、十分な睡眠は人間にとってとても大切なものです。

とくに就活生は、ESや就活準備に追われて睡眠時間を十分にとれていない人も多いでしょう。「最近寝不足だな」と感じている人は、今夜にでも早めに布団に入りましょう。ストレスでなかなか寝付けない場合は、リラックス効果の高いラベンダーやカモミールの香りがするものを枕元に置いたり、アイマスクの使用をおすすめします。

⑩ノートに気持ちをぶつける

就活のストレスが溜まってしまうと、モチベーションも落ちてしまいますし何より自分自身で辛いものです。甘えていると思われそうで誰かに口をこぼすこともできない、ストレスのはけ口がない、と八方塞がりになってしまっては大変です。そのようなときは、ノートに自分の気持ちを洗いざらい書き出してみましょう。

それなら誰にも知られることはありませんし、自分の潜在意識の部分も見えてきます。ノートにぶつけた気持ちは、あなたの「本音」です。自分はこんなことを思っていたんだと気付くこともできますし、ストレスを打破する糸口になるあもしれません。将来このノートを読み返したときに、きっと「こんな時期もあったな」と思えますから、上手に自分の気持ちと向き合いながらストレスの逃がし方を探していきましょう。

就活にストレスを感じたら早急に対処しよう

就活でストレスを感じる原因、その解消法について順番にご紹介してきました。就活で抱えるストレスはいわば日々の出来事による影響が積み重なったものです。一朝一夕に解決できる方法は存在しませんが、ストレスが積み重なった過程を逆にたどるように、複数の解消方法を地道に試し継続していくことがいちばんの近道になります。

また、前述の『就活にストレスを感じた時の解消法10個』でご紹介したように、就活をスムーズに進めていくには日々の体調管理はもちろん、精神面でのリフレッシュも大切なことをしっかり心に留めておきましょう。

よく言われるように心と身体は繋がっており、常時影響し合っています。自分の心と身体のバランスが丁度良い具合に保てるストレス解消法が見つかり、就活ならびにその後の社会人としての人生もスムーズな運びになることを目指しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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