志望動機
業務別例文付き|郵便局の志望動機に盛り込むべき3ポイント
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目次
郵便局の志望動機は公共性や地域性に着目することが大切
就職先として高い人気を誇る郵便局ですが、なぜ数ある企業のなかで郵便局を選ぶのか、その理由を言語化できず悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
郵便局は民間企業として利益を追求するとともに、人々の生活の基盤を支える社会インフラとしても機能する組織です。そのため志望動機を作成する際は、一般の民間企業にはない公共性や地域性に着目することが重要と言えます。
この記事では、郵便局の業務内容や求められる要素、志望動機作成のポイントについて解説します。郵便局の志望動機で悩んでいる人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
志望動機を書く前に確認! そもそも郵便局とは
郵便局の仕事に魅力を感じつつも、その成り立ちをしっかりと理解できている人は案外少ないのではないでしょうか。
志望動機を作成するにあたっては、組織体制や歴史を知ることも非常に大切です。魅力的な志望動機を作成するための第一歩として、まずは郵便局の概要を確認していきましょう。
2007年に民営化、現在は日本郵便が運営
郵便局とは、郵便や貯金、保険サービスを提供する窓口機関です。日本郵政グループに属する日本郵便が運営しており、全国に直営郵便局が20,036ヶ所、簡易郵便局が3,483ヶ所あります(2024年7月末時点)。
郵便局の歴史は長く、1871年に東京と京都・大阪間で郵便事業を創業したのが始まりです。その後、逓信省(1885年)、郵政省(1949年)、日本郵政公社(2003年)と形を変えながら事業を拡大してきました。
2007年には国の経済活性化を目的に民営化され、現在は日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険、日本郵政の4社から構成される日本郵政グループとしてさまざまな事業を展開しています。
郵便局で働くのはおもに日本郵政の地域基幹職・エリア基幹職、一般職
さまざまな事業を展開する日本郵政グループですが、地域の郵便局で働くのはおもに下記の職種です。
全国転勤の可能性がある総合職に対し、上記職種は採用されたエリアの郵便局で勤務します。地域基幹職・エリア基幹職は支社エリア内での転勤がありますが、一般職は転居をともなう転勤がありません。いずれも、顧客に近いフロントラインに立って、商品やサービスの提案・提供をします。
なお、ゆうちょ銀行やかんぽ生命保険では、郵便局以外の事業所に配属される場合もありますよ。
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就活生に聞いた! 志望先についての理解の深め方
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就活は業界研究や企業研究が重要と言われますが、具体的にどう進めれば良いのかわからない人も多いですよね。今回は、志望先についてどのように理解を深めたのかを就活生に聞いてみました。
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インターネットや本など手軽に調べられる方法が多数
企業のホームページを見たり業界本を読んだりと、すき間時間を活用して調べられる方法が多数見受けられました。
昨今では、YouTubeやSNSなどで情報を発信する企業や就活サービスもあります。スマートフォンで手軽に調べられるうえ、ホームページだけではわからない情報を得られることもあるため、幅広い手法からアプローチしてみましょう。
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企業説明会やインターンなど企業との接点を作る方法も
企業説明会やインターン、業界ならではのイベントに参加し、企業との接点を作りながら直接情報収集をしたという回答も散見されました。
自分で調べるだけでなく、企業から生の声を聞きたいと感じている学生も多いようです。後で詳しく説明しますが、郵便局ではインターンを実施しているため企業理解を深めたい場合は積極的に参加しましょう。
企業研究のやり方を知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。
志望動機が変わる! 郵便局のおもな業務内容3つ
郵便局と言えば、郵便物を出したり銀行口座の手続きをしたりといった仕事をイメージする人も多いでしょう。それも間違いではありませんが、顧客側から見えている郵便局の仕事はほんの一部であり、実際にはさまざまな業務内容があります。
魅力的な志望動機を作成するには、業務内容をしっかりと理解することが欠かせません。ここからは、郵便局の代表的な業務である郵便、銀行、保険について詳しく解説します。
①郵便:郵便物の配達や窓口業務
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郵便業務では、手紙やレターパックなどの郵便物の窓口対応から配達までをおこないます。
窓口業務は、ただ郵便物を受け取るだけではありません。速達や配達日指定、現金書留などさまざまなオプションサービスがあるため、顧客のニーズに合わせて適切な提案・対応をすることが求められます。切手や封筒の販売をはじめ、営業活動をすることもありますよ。
そして、顧客から預かった大切な郵便物を、指定された場所へ迅速かつ確実に届けることも郵便局の大切な役割です。バイクや自転車を使用して郵便物を届けるほか、郵便局間の輸送のための仕分けをおこなうこともあります。
②銀行:銀行口座の窓口対応
郵便局では、ゆうちょ銀行のサービスも取り扱っています。銀行業務では、口座開設の手続きや入出金対応をおこなったり、顧客のニーズに合った商品・サービスを提案したりします。
より多くの人に銀行口座を利用してもらい、運用商品を購入してもらうことがおもな役割です。窓口での取扱いが難しい相談を受けた場合には、関連部署に問い合わせて対応をおこなうこともあります。
ゆうちょ銀行の志望動機で悩んでいる人は、こちらの記事もおすすめです。
③保険:生命保険商品の販売
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かんぽ生命の保険商品を販売したり、資産運用の手続きをしたりするのも郵便局の業務内容の一つです。生命保険のほか、医療保険と学資保険などさまざまな保険商品を提供することにより、顧客の人生に安心を届けます。
保険商品の提案といっても、無理に営業をかけるわけではありません。今後のライフプランや悩みに合った解決策を提案し、納得したうえで契約につなげていきます。顧客のニーズを適確にとらえ、わかりやすく提案する力が重要です。
生命保険業界について詳しく知りたい人は、こちらの記事も読んでみてください。
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志望動機に盛り込もう! 郵便局の仕事で求められる4つの要素
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郵便局の志望動機では、仕事への意欲だけではなく、自分を採用するメリットを伝えることが大切です。そのためには、郵便局がどのような人材を求めているのか、どのような能力が仕事で役立つのかを把握しておかなければなりません。
先ほど説明した郵便局の業務内容を踏まえ、仕事で求められる要素についてみていきましょう。志望動機を作成するときは、以下の4点を積極的に盛り込んでくださいね。
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①失敗を恐れずチャレンジする力
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郵便局に対して安定的な印象を抱いている人もいるかもしれませんが、実際はチャレンジ精神も重視されます。
郵便局では、配送ロボットを導入したりデジタル技術を用いて利便性の向上をはかったりと、多様化するニーズに対して新しいサービスの提供に取り組んでいます。利用する人が喜ぶような改善や改革を進めるためには、失敗を恐れずチャレンジすることが欠かせません。
グループ全体の求める人物像として、「誠実で、情熱と高い志を持ち、失敗を恐れずチャレンジする人材」を掲げていることからも、前向きな姿勢は重要であると言えます。これまでに新しいことにチャレンジした経験や自ら課題を解決した経験がある人は、積極的にアピールしましょう。
チャレンジ精神のアピール方法を詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。
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②何事にも真摯に取り組む誠実さ
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郵便局の仕事では、住所や銀行口座など顧客の大切な情報やお金を扱います。小さなミスがきっかけで顧客に迷惑をかけたり信用を失なうこともあるため、いい加減な姿勢は許されません。
- そのため、何事にも最後まで真摯に取り組む誠実さが求められます。物事を一つひとつ丁寧にこなしていく慎重さを持ち合わせた人は、郵便局でその能力を発揮できますよ。
郵便配達においても、一つひとつが顧客にとって大切なものであるため、正しい場所に確実に届けなければなりません。どのような状況であっても自分の役割を全うする冷静さも大切な能力の一つと言えます。
こちらの記事では、誠実さのアピール方法について解説しています。
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③コミュニケーション能力
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窓口業務をはじめ、郵便局では地域の住民と直接かかわる機会が多くあります。その際、敬語やビジネスマナーを守ることはもちろん、老若男女問わず誰とでも円滑にコミュニケーションをとらなければなりません。接客のアルバイトなど、たくさんの人とかかわった経験がある人は積極的にアピールしましょう。
ただし、ここで言うコミュニケーション能力とは、ただなごやかに雑談をする能力ではありません。郵便局では、顧客の相談を聞いたりそれに対してサービスを提案したりする場面も多いからです。相手の話を掘り下げてニーズをキャッチする傾聴力や営業力も重要と言えます。
コミュニケーション能力をアピールしたい人は、こちらの記事も参考にしてください。
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コミュニケーション能力を自己PRするポイント【例文3選付き】
④地域への思いや情熱
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コミュニケーション能力を自己PRするポイント【例文3選付き】
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郵便局は、民間企業でありながら公共インフラとしての機能も持ち合わせており、全国各地で地域密着型のサービスを展開しています。地域社会への貢献を目指していることから、「郵便事業を通して人々の暮らしを支えたい」「日本中どこにいても安心して利用できる存在でありたい」など、地域への思いが強い人に向いていますよ。
そのため、「この地域に貢献したい」という思いを志望動機に盛り込むと良い印象につながりやすいです。ただし、民間企業として収益を追求することも求められるため、公共性を重視しすぎた内容にならないよう注意しましょう。
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ツールを使えば、志望動機が3分で完成します
志望動機作成ツールはもう試しましたでしょうか?ツールで実際に文章を作成してみてからブラッシュアップする方が効率的に受かりやすい志望動機を作成することができます。
志望動機作成ツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけで、あなただけの志望動機が完成します。
作った志望動機は選考で活用できるものになっているので、ぜひ活用して採用される志望動機を完成させましょう。
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郵便局の志望動機を書くときに大切な3つのポイント
郵便局の業務内容や求められる要素を知ったところで、次に志望動機の書き方について確認していきましょう。
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志望動機は、郵便局に魅力を感じた理由だけでなく、仕事への理解度や自分の魅力をアピールすることが大切です。採用担当者の目にとどまる魅力的な志望動機を作成できるよう、ここでは盛り込むべき3つのポイントを解説します。
①郵便局を目指すきっかけとなった実体験を盛り込む
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まずは、数ある業種のなかでなぜ郵便局を目指すようになったのかを明確化しましょう。
このとき大切なのは、「人の役に立ちたいから」「やりがいがありそうだから」といった漠然とした内容で終わらせないことです。どの企業でも言える内容になってしまうと採用担当者の目に留まりづらくなってしまうため、実体験を交えながら興味を持ったきっかけを伝えましょう。
実体験は、自分が郵便局を利用したときに親切にしてもらった経験や、魅力を感じたサービス内容などささいなことでかまいません。実体験から感じた魅力を郵便物の配達や保険商品の提案などの業務内容につなげると、自分にしか言えないオリジナリティのある志望動機になりますよ。
②郵便局の公共性や地域密着性について触れる
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次に、公共性や地域密着性など、ほかの企業にはない郵便局ならではの特徴にも触れましょう。
郵便局はもともと国営だったこともあり、民間企業として利益を追求しながらも、日本中どこにいても安心して利用できるサービスの提供を目指しています。長い歴史のなかで、地域の身近な存在として人々から信頼を集めてきた唯一無二の存在です。
普遍的なサービス提供と収益の追求を両立できるのは郵便局の大きな特徴であるため、志望動機にも積極的に盛り込みましょう。「より便利なサービスを提供して地元に貢献したい」など、地域貢献への意欲を示すのもおすすめです。郵便局の強みに触れることで、企業理解の高さもアピールできますよ。
インターンシップに参加して企業理解を深めよう
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企業研究はホームページなどでもできますが、より理解を深めるためにはインターンシップの参加も検討しましょう。
日本郵政グループでは、地域基幹職・エリア基幹職、一般職志望者を対象としたインターンを開催しています。事業内容を学んだり業務のロールプレイングをおこなったりと、郵便局の仕事に対するイメージを膨らませる絶好の機会です。社員との交流機会もあるので、やりがいや働き方など気になることを聞いてみましょう。
インターンでの経験を志望動機に絡めることで、より説得力が増します。オンラインや1日だけのプログラムもあるので、気になる人は採用サイトをチェックしてみてください。
インターンの志望動機の書き方を知りたい人は、こちらの記事もおすすめです。
③求める人物像と照らし合わせながら郵便局で活かせる強みをアピールする
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志望動機はなぜ入社したいのかだけでなく、入社してどのように活躍したいのかもアピールしましょう。採用担当者は、「郵便局が好きな人」ではなく、「自社に貢献してくれる仲間」を求めているからです。
ここで大切なのは、求める人物像に沿ったアピールをすることです。たとえば、「接客業のアルバイト経験で培ったコミュニケーション能力を活かして……」「丁寧に作業することが得意なので……」といった強みは、郵便局の仕事につながります。
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仕事に活かせる強みをアピールすることで、採用担当者は社員として活躍してくれるイメージを抱きやすくなりますよ。
就活生に聞いた! 志望動機を差別化する方法
志望動機は、採用において企業が最も重視する項目の一つです。好印象を残すには、ほかの学生と被りにくいオリジナリティある志望動機を作成する必要があります。今回は、志望動機を差別化するためにどのように工夫しているのかを、就活生に聞いてみました。
情報収集により企業理解の高さをアピールした就活生が多数
業務内容や経営方針などを調べ、その企業にしかない強みを志望動機の軸としている就活生が多いようです。
企業理念や募集要項はほとんどの就活生が目を通しているため、そこから得られる情報だけでは差別化にはつながりません。IR情報を確認したりOB・OG訪問をしたりと、もう一歩踏み込んだ企業理解を努めることが重要です。
自身の経験やビジョンで差別化したという回答も
過去の経験や将来のビジョンなどを企業の方向性と照らし合わせることで、差別化を図ったという回答も多く見られました。
企業に関する情報だけで差別化できる範囲は限られています。しかし自分とまったく同じ経験をしてきた人はいないため、エピソードや価値観を加えることでその可能性はぐっと広がります。自分のなかで印象的だった経験や確固たる信念をアピールしてみましょう。
【業務内容別】郵便局の志望動機の例文4選
志望動機のポイントを知っていても、自分の言葉で伝えるには難しく感じる人もいるでしょう。魅力的な志望動機を作成するには、どのような内容が評価されやすいのかを、あらかじめイメージしておくことが大切です。
ここからは業務内容別に郵便局の志望動機の例文を紹介するので、自分が採用担当者だったらどこが印象に残るのかを考えながら読んでみてください。
①郵便(窓口コース)
こちらの例文では、オープンカンパニーで学んだことを、自身の価値観や強みにつなげています。日本郵政グループが掲げている「失敗を恐れずチャレンジする人材」という採用方針を意識できていますね。
②郵便(郵便コース)
郵便コースでは、バイクに乗って郵便物を届けたり仕分けるなど、アクティブに行動します。顧客の生の声を聞ける機会も多いため、例文のように人とかかわる力や行動力をアピールすると好印象につながりやすいですよ。
③銀行
郵便局を利用したときに感じた魅力を軸とし、ほかの金融企業ではなくなぜ郵便局なのかを明確に示している志望動機です。コミュニケーションの面だけでなく、「専門知識を学びたい」という高い意識もアピールできています。
④生命保険
事業規模や保険商品の特徴をしっかりと理解し、なぜ郵便局を選んだのかをしっかりと伝えられています。生命保険に関する実体験がない場合は、例文のように企業理解度の高さをアピールするのがおすすめです。
NG例文も紹介! 郵便局の志望動機で避けるべき2つの内容
上記では、良い評価を得るための例文を紹介しましたが、逆に印象が悪くなりやすい志望動機もあります。たとえば、自分にとってのメリットばかりを言及する志望動機や、抽象的すぎる志望動機はマイナス評価につながりやすいです。
例文とともに郵便局の志望動機で避けるべき内容を紹介するので、自分が作成した志望動機を照らし合わせながら読んでみましょう。
福祉厚生など待遇面ばかりにこだわる
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福利厚生や転勤の有無など待遇面に魅力を感じて郵便局を志望している人もいるでしょう。目指す理由は人それぞれなのでそれ自体は悪いことではありません。
しかし、志望動機は自分が感じている魅力だけでなく、自分を採用することで得られる企業側のメリットも伝えるためのものです。待遇面の魅力にフォーカスした志望動機は、自分本位な印象につながり、企業は働く姿をイメージできません。
「あまり働きなくないのかな」「条件が良ければ他社に行くのではないか」などと思われないためにも、志望動機は待遇面の魅力ではなく働く意欲をアピールしましょう。
NG例文
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私が貴社を志望するのは、住み慣れた場所で安定的に働ける環境が整っているからです。
貴社は公共性がある事業を展開しており、安定した基盤を持っています。また、残業が少なく、財形支援や休暇制度などの福利厚生が充実しています。プライベートを充実させることは、仕事で良いパフォーマンスをすることにつながると思いました。
結婚や出産などでライフスタイルが変化しても、長く働き続けて多くのことを経験したいです。
長く働きたいという意欲を伝えていますが、「いかに自分にとって働きやすい環境か」という基準で企業を選んでいるような印象を受けます。
企業が知りたいのは、労働条件がマッチしていることは前提として、そのうえで何が魅力なのかということです。自分本位な理由ではなく、自分を採用することのメリットが伝わるような内容にしましょう。
他社でも言えるような理由しかない
志望動機でよくあるのが、ほかの企業でも言えるような漠然とした理由しか伝えられていないパターンです。具体性のない志望動機は、以下のような印象につながることがあるため避けましょう。
また、漠然とした志望動機はほかの人と被りやすく、そもそも印象に残らないことが多いです。企業が知りたいのは「なぜ他社ではなくうちなのか」なので、郵便局ならではの志望動機を作成しましょう。
NG例文
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強みであるコミュニケーション能力を活かして働きたいと思い、貴社への入社を志望しました。
郵便局には配達や窓口などさまざまな業務がありますが、どれも顧客との丁寧なコミュニケーションが欠かせません。私はボランティア活動を通して老若男女たくさんの人とかかわってきたため、入社後もその能力を活かせると思います。
また、顧客はもちろん、社内の同僚や上司とも円滑なコミュニケーションをとりながら、仕事に取り組みます。
こちらの例文ではコミュニケーション能力の高さをアピールしていますが、「なぜ郵便局なのか」がなく、ほかの企業でも言える内容になっています。郵便局の何に魅力を感じたのか、そして強みであるコミュニケーション能力を業務にどう活かすかの説明が必要です。
郵便局の特徴や業務内容を知って魅力的な志望動機を作成しよう
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郵便局は学生から人気の就職先であるため、どの企業でも言えるような漠然とした志望動機では内定につながりません。「なぜ郵便局なのか」「入社後はどのように貢献できるのか」を、なるべく具体的に示しましょう。
好印象を残す方法としておすすめなのは、一般の民間企業にはない公共性や地域性に着目することです。郵便局ならではの特徴を盛り込むことで、企業への理解度の高さや熱意をアピールできます。業務内容をしっかりと理解したうえで、実体験と結び付けたオリジナリティある志望動機を作成しましょう。
【業界・企業研究、志望動機に関する調査】