志望動機
志望動機は構成要素と順番で決まる! 5ステップ作成方法も紹介
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目次
志望動機は構成次第で印象が変わる! 基本を押さえて熱意を伝えよう
志望動機は、どのように構成するかで伝わりやすさが大きく変わります。実は、わかりやすい文章の構成には決まった型があり、この型に当てはめれば読みやすく熱意が伝わる志望動機を作成することが可能です。
この構成の型から外れた書き方をすると、よほど文章力がなければ読みづらく言いたいことがうまく伝わらない志望動機になるので注意しましょう。
履歴書やエントリーシート(ES)に記載するときだけでなく、面接で話すときにもおすすめの型なので、ぜひしっかり理解して活用してください。ただし、より魅力的で採用担当者の心に響く志望動機を作るには、構成だけでなく盛り込む要素も重要です。
この記事では、志望動機に盛り込むべき要素や文章の型、注意点などについて解説します。志望理由別に例文も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
まず押さえたい! 企業が志望動機で見ている3つのポイント
志望動機を作成する前に、企業が志望動機でチェックしているポイントを把握しておきましょう。チェックされている点を理解して志望動機に意識的に反映させることで、採用担当者に刺さる内容になりますよ。
①企業への志望度の高さ・入社意欲の強さ
志望動機では、自社への志望度の高さや入社意欲の強さが見られています。入社して働きたいと熱心に考えている人は、採用後も意欲的に業務に取り組み、長く活躍してくれる可能性があるからです。
志望度や入社意欲の高さを判断するのは、おもに以下のようなポイントです。
志望度の高さや入社意欲の高さは、自社でなければならない理由が書かれているかどうかで判断できます。他社でも通じるあいまいな理由であれば、それほど志望度は高くないだろうと判断されるでしょう。
志望動機には「他社ではなくその企業を志望する理由」の明確な提示が不可欠です。
②社風とマッチしているか
就活生の人柄や考え方、やりたいことなどが自社とマッチしているかどうかも、採用担当者が志望動機で判断しているポイントです。
企業には創立以来培われてきた特有の社風やカルチャーがあります。優秀な人材でも社風やカルチャーに合わなければ、同じ方向を向いて働けず、良好なパフォーマンスを発揮することは難しいでしょう。
反対に、社風とマッチしている人材は活躍できる可能性が高くなります。そのため、志望動機では志望企業とのマッチ度も重視されているのです。
「そもそも社風がどんなものか知りたい」「志望企業の社風の調べ方がよくわからない」という就活生にはこちらの記事をあわせて確認してください。
③仕事への意欲はあるか
企業は、志望動機を通して仕事への意欲の高さも判断しています。仕事への意欲が高い就活生なら、採用後に熱心に業務に取り組み、早くから成果を上げる可能性が高いためです。
一方、仕事への意欲が低い就活生を採用しても、前向きな行動はあまり期待できないだけでなく、採用してすぐ離職してしまう可能性もあります。
そこで、企業は志望動機を通して仕事への意欲の高さを判断しています。志望動機では、仕事を通して実現したいことや入社後の意気込みなどを盛り込み、やる気を示しましょう。
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志望動機に盛り込むべき3つの要素と構成
志望動機に何を書くかは自由ですが、伝えるべき要素が含まれていなければ採用担当者の興味を引くことはできません。必要な要素がそろっていれば、採用につながる志望動機が作成できます。
必要な要素とは「結論(志望理由)」「理由を裏付ける経験・エピソード」「展望(企業に貢献する方法)」の3つです。また、要素をこの順番で並べる構成にすれば、わかりやすい志望動機が完成しますよ。
ここでは、志望動機に盛り込むべき各要素の内容について解説するので、わかりやすく説得力のある志望動機を作成するためにもぜひ確認してください。
①結論:その企業を志望する理由
志望動機に必要な要素の一つ目は、その企業を志望する理由です。そもそも、志望動機はその企業に入社したいのはなぜかを伝えるものなので、志望理由は欠かせない要素になります。
志望理由は、ほかの企業でも通じる内容にならないようにしましょう。「ほかではなく、なぜその企業に入りたいのか」をきちんと明示する必要があります。
志望度が高い企業ほど、たくさんの志望理由が見つかるものです。ただし、理由をたくさん述べても熱意が伝わるわけではないので注意しましょう。まずは志望理由を一通り書き出したうえで整理し、一つに絞りましょう。
②理由:志望する理由につながる経験・エピソード
志望する理由につながる経験やエピソードも大切な要素です。「~なので、貴社を志望しました」とだけ述べても、採用担当者にはどこまで本当か判断できません。
どういった経緯があり志望するようになったかを説明することで説得力が生まれ、採用担当者を納得させられますよ。
複数のエピソードを掘り起こして内容を整理し、最も志望理由と結び付きが強く、説得力を持たせられる内容を選びましょう。
③展望:入社後に貢献する方法
入社後にどのように働き企業に貢献するつもりかも、志望動機に盛り込むべき重要な要素です。企業に貢献するといっても「売上トップになる」「大ヒット商品を企画する」といった実績だけを指すわけではありません。
たとえば「気配り力を活かし、営業事務として先回りして必要な資料を整え、営業社員の売上が上がるようサポートする」なども、貢献に含まれます。
「強みを活かしてできること」「仕事を通してかなえたいこと」などを軸に、どう活躍するかを考えましょう。入社後の意気込みを語ることで、仕事に対する意欲の高さも伝えられますよ。
①~③の要素をまとめて文章を整理すれば、志望動機の完成です。
就活生に聞いた! 志望動機のエピソードの選び方
志望動機を作成する際は、志望理由を裏付けるエピソードを盛り込む必要があります。とはいえ、ちょうど良いエピソードが思いつかない就活生もいるのではないでしょうか。
そこで、就活生の皆さんに志望動機に盛り込んだエピソードをどのように選んだかについてアンケート調査を実施しました。
企業理念に合わせたとの回答が大多数
最も多かった回答は、志望企業の理念に合うエピソードを選んだというものでした。
理念はその企業の核となるもの、軸というべきものであり、採用の際は理念にあった人材かどうかが重視されます。そのため、理念に合ったエピソードを選ぶことは非常に大事です。理念とマッチしないエピソードを述べると「自社には合わないかも」と判断される恐れがあるので、注意しましょう。
企業理念への共感を志望理由にする場合は、いくつか注意する点があります。こちらの記事で詳しく解説しているので、目を通しておきましょう。
企業が求める人物像にマッチするエピソードを選んだとの意見も多数
次いで多かったのは、企業が求める人物像にあてはまるエピソードを選んだという回答でした。
企業が成長・発展するためには、事業目標やミッションを達成するために必要な能力を持った人材が欠かせません。必要な人材をわかりやすく形にしたのが「企業が求める人物像」です。
自分がその企業で活躍できる人材であることをアピールできれば、入社後の活躍イメージを持ってもらうことができるため、志望動機で求める人物像に関係したエピソードを選んだ学生が多いと言えますね。
簡単5ステップ! 志望動機の構成を作成するための手順
志望動機をどう書けば良いかわからず悩む就活生は少なくありません。そこで、ここでは志望動機を作成するための手順を紹介します。
5つのステップで進めれば、採用担当者の興味を引く志望動機を作成することができるので、志望動機の書き方で悩んでいる人はぜひ参考にしてくださいね。
ステップ①企業の特徴や強みを洗い出す
まずは、志望する企業の特徴や強みを洗い出しましょう。企業の特徴を知るには、以下のようなさまざまな方法があります。
企業が開示している場合は、IR情報を確認するのも有効です。IR情報は企業が投資家に向けて発信している情報で、経営状況や事業計画、強みとする分野など就活に活かせる情報がコンパクトにまとまっています。
さまざまな媒体を活用し、企業の強みや弱み、今後の事業計画といった特徴を洗い出しましょう。
IR情報は慣れていないとどのように読めばいいのか戸惑うことも少なくありません。以下の記事で読み方を説明しているので、ぜひ確認してください。
企業研究のやり方について悩んでいる人は、こちらの記事を参考にしてみましょう。企業研究のコツや役立つサイトについても紹介していますよ。
ステップ②企業の特徴から特に惹かれる点と理由を整理する
企業の特徴が洗い出せたら、なかでも特に惹かれる点を選び出しましょう。選べたら、どうしてこの点に惹かれたのか深掘りして整理します。
特徴をピックアップするときは、あまり深く考えすぎずピンとくるものをどんどん書き出していくと良いでしょう。以下の項目ごとに書いていくと、さまざまな角度から惹かれた特徴をピックアップできます。
たとえば「世界で独自の存在感を発揮できるグローバル企業を目指す」とのミッションを魅力だと感じたなら、どうして自分はその点に惹かれたのかを考えます。
「国内品の素晴らしさを海外に広めたいとの思いがあるから」「グローバルに働きたいという就活の軸にマッチしているから」など、理由が見えてくるでしょう。
ステップ③志望理由の裏付けとなるエピソードをピックアップする
これまでを振り返り、志望理由の裏付けとなるエピソードの掘り起こしをしましょう。
たとえば「国内品の素晴らしさをを海外に広めたいとの思いがあるから」なら、どうしてそういう思いを持つに至ったのか、きっかけはなんだったのか考えてみます。「グローバルに働きたいという就活の軸にマッチしているから」なら、就活の軸の形成に影響した出来事があるはずです。
とはいえ、なかなかきっかけや出来事が思い起こせないこともあるでしょう。その場合は、とにかく印象に残っている出来事を思い出すまま書き出すのもおすすめです。印象的な出来事を一つ思い出すと連鎖的に記憶が出てくる可能性がありますよ。
しっかり自己分析をしておくと、エピソードの掘り起こしが楽になります。自己分析にはさまざまなやり方がありますが、以下のような方法がおすすめです。
ステップ④入社後に具体的にどう活躍するかを考える
入社したら自分がどのように活躍したいかを考えましょう。採用担当者に「仕事への意欲がある」「働くイメージがしっかりできている」と思われる内容にすることが大切です。
企業で働くイメージをつかむには、以下のような方法がありますよ。
まずは「自分の強み」を明確にし、その強みを活かしてできることを考えましょう。「海外で2カ月間バックパッカー生活を送った行動力と現地で身に付けた語学」を強みとするなら、それがどのように活かせるかを考えます。たとえば「語学力と行動力を活かせば、海外拠点でもがんばれる。市場を切り拓くことに貢献できる」などです。
ステップ⑤構成の型に当てはめる
ステップ①~④ができれば、志望動機を作成するのに必要な構成要素はそろっています。あとは、各要素の内容を文章として整え、「結論」「理由を裏付けるエピソード」「展望(企業に貢献する方法)」の順に組み立てれば志望動機が完成しますよ。
なお「採用担当者にインパクトを与えるためにほかと違う書き方がしたい」などと考え、構成を変更しないようにしましょう。個性は内容で出すことが大切です。
また各要素は簡潔な書き方を心掛けましょう。エピソードに直接関係ない前後の話を入れるなど、削っても意味が通じる不要な情報が含まれていると、構成どおりに書いても伝わりづらくなる恐れがありますよ。
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作った志望動機は選考で活用できるものになっているので、ぜひ活用して採用される志望動機を完成させましょう。
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要チェック! 志望動機の構成で意識すべきポイント3つ
志望動機の構成では、順番以外にも注意すべきポイントがあります。要素を組み立てる順番は良くても、注意すべきポイントが押さえられていないと、あまり採用担当者の胸に響く内容にはなりません。
ここでは、志望動機で特に気をつけるべきポイントを3つ紹介します。文章を組み立てる際にしっかり押さえておき、魅力的な志望動機を作成してくださいね。
①志望企業の説明で多くの分量を割かない
就活生がやりがちなミスに「志望企業の説明に多くの分量を割く」があります。
企業の説明が多い志望動機の例
貴社は10年ビジョンとして○○と○○と○○を掲げ、達成するための事業として5領域の分野を展開されており、なかでも○○に特に魅力を感じました。
これは「企業研究の深さをアピールしたい気持ちがある」「情報の取捨選択がうまくできていない」といった理由で起こります。しかし、事業を詳しく説明しても熱意や志望度の高さをアピールすることにはつながりません。
採用担当者は自社の事業よりも、「なぜ企業のそのポイントに惹かれたのか」「どういった経験が背景にあるのか」などを知りたいと思っていますよ。自分についての説明に分量を割くようにしましょう。
②志望理由には実体験を交える
志望理由に納得してもらうためには、自身の実体験を説明することも大切なポイントです。自分しか経験していない体験を話すことで独自性が生まれ、説得力が増します。
採用担当者はエピソードを通じて人柄や姿勢をみているので、たとえば「フードコンテストで優勝した」「食品開発のインターンに参加しテスト販売品が大ヒットした」といった華々しいものである必要はありません。
ボランティアで高齢者とかかわった経験や日常生活での祖母との体験といった日常に根ざしたエピソードでも、志望理由につながる学びや気づきが述べられていれば問題ありません。
なお、実際の体験を述べるからこそ、志望理由に説得力が生まれます。内定が欲しいあまり、エピソードの内容を誇張したり嘘をつくのはやめましょう。誇張や嘘がばれると、信用できない人柄だと判断され、マイナス評価につながってしまう可能性がありますよ。
就活で嘘をつくことで与える影響については、こちらの記事でも詳しく解説しています。嘘をつくリスクについての理解を深め、志望動機を作成するときの参考にしてみてくださいね。
③一貫性のある内容にする
志望動機は「結論(志望理由)」「エピソード」「入社後の展望」がそれぞれ密接にかかわっていることが大切です。志望理由とエピソードのつながりが薄かったり結論で述べたことと入社後の展望に齟齬があったりすると、違和感のある内容になり、採用担当者を納得させられません。
たとえば、以下のようなケースは志望理由とエピソードのつながりが薄く、説得力がありません。
志望理由とエピソードのつながりが薄い例
志望理由:職位や年齢に関係なく意見を言いあえる社風に魅力を感じたため
エピソード:家電量販店で歩合制のアルバイトでさまざまな努力をして売上1位になった
入社後の展望:アルバイトで培った行動力を強みに営業で1位になる
意見を言いあえる環境で試行錯誤したからこそ大学のプロジェクトワークで大きな結果を収められたなど、志望理由にマッチするエピソードに変える必要があります。
また、志望動機は自己PRや長所、ガクチカなどで述べた内容と一貫性があることも大切です。志望動機では「さまざまな物事にどんどん挑戦する行動力」を強みとしながら、ガクチカで「粘り強く一つのことをやり続けた」と説明すると、採用担当者はちぐはぐな印象を持ちます。
「自己分析力が低いのかも」「よく考えず適当に話しているのでは」など、マイナス評価になりかねません。一貫性があるかどうかを意識して作成しましょう。
リストで最終確認! 志望動機の構成のチェックポイント
志望動機を書き終えたら必ず読み直し、ブラッシュアップさせることが大切です。以下の視点でできているかどうか見直してみましょう。
チェック項目 | チェック欄 | |
① | 最初にその企業を志望する理由を書いているか | |
② | 志望する理由の根拠となるエピソードを挙げているか | |
③ | ほかの企業でも通用する内容になっていないか | |
④ | エピソードは具体的な内容か | |
⑤ | 最後に入社後の意気込みが伝わる一文を書いているか | |
⑥ | 入社後の一文は具体性のある内容になっているか | |
⑦ | 企業の説明に多くの分量を割いていないか | |
⑧ | 最初から最後まで一貫性のある内容か | |
⑨ | 自己PRや長所、ガクチカなどとも一貫性がある内容か | |
⑩ | 誤字や脱字、不要な部分はないか |
リストでチェックして、できていない部分があれば修正しましょう。また、家族や友人などに周りの人にチェックしてもらうのもおすすめですよ。
就活生に聞いた! 志望動機の構成で苦労した点
就活では志望動機の作成が不可欠です。とはいえ、うまくまとまらないなど作成に苦労している就活生も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は就活生の皆さんに志望動機の構成で苦労した点はどこか聞いてみました。志望動機作成をスムーズに進めるためにも、ぜひ参考にしてください。
限られた文字数で伝えたいことをまとめるのが難しかったとの回答が多数
限られた文字数で伝えたいことを過不足なく書くのに苦労したとの回答が多く寄せられました。
書類選考では多くの学生の書類に目を通す必要があり、志望動機の文字数が設けられていることがほとんどです。文字数をオーバーしてしまう場合は、なくても伝わる情報は思い切ってカットし、短く言い換えれるところがないか検討しましょう。
志望理由と自分の経験をつなげるのに苦労したとの声も
志望理由と自分の経験をうまくつなげるのに苦労したとの意見も見られました。
志望理由とエピソードがうまくリンクできないときは、自己分析が十分でない可能性が考えられますよ。過去を振り返り、思いつくまま経験した事柄を書き出して分析してみてください。
志望動機が書けなくて困ったときの対処法は以下で解説しています。
イメージを付ける! 志望理由別の志望動機例文5選
必要な要素や構成の型が理解できても、実際にどのように文章を書けば良いのかいまいちわからない就活生もいるのではないでしょうか。
そこで、ここでは志望理由別に志望動機の例文を挙げ、それぞれのポイントを説明していきます。
例文①事業内容に魅力を感じた場合
志望動機では、「魅力を感じた事柄」ではなく「魅力を感じた理由」を詳しく述べることが大切です。上記の例文は、実体験をもとに魅力を感じた理由がよく伝わる内容になっています。
志望動機に事業内容を活かしたい場合は、以下の記事もチェックしてみてくださいね。
例文②商品・サービスに魅力を感じた場合
企業はともに働く人を求めているので、「商品が好き」を前面に押し出しすだけでは志望理としては弱くなります。例文はその企業で働きたい理由が明確に述べられており、説得力のある内容になっていますね。
例文③企業理念やビジョンに魅力感じた
志望理由で企業理念を掲げる場合、他社でも通じる内容にならないよう注意が必要です。例文は、具体的なエピソードを述べて志望企業で働きたい理由が述べられており、その企業でなければならない点が伝わりますね。
例文④社風に魅力を感じた場合
社風を志望理由に挙げる場合、あいまいで具体性のない内容にならないよう注意しましょう。例文は、積極的に話し合う場をもったことで大学祭を成功に導いた体験が語られ、「年齢や職位に関係なく議論する」社風に魅力を覚えた根拠が説明されています。採用担当者が入社後の姿をイメージしやすい志望動機ですね。
社風を題材にした志望動機については、こちらの記事で詳しく紹介していますよ。
例文⑤制度面に魅力を感じた場合
例文は、実体験をもとに、志望企業の評価制度が自分に合うもので、良好なパフォーマンスを発揮できるだろうと考えた理由を具体的に説明しています。採用担当者に、意欲的に業務に取り組んでくれるだろうと印象付けられる内容です。
志望動機の構成はわかりやすさが重要! 入念な準備で好印象を獲得しよう
志望動機は、わかりやすさが大切です。一読してわかりづらい内容では、採用担当者は読む興味をなくしてしまうこともありえます。わかりやすい志望動機を作成するのに大事なのは、全体の構成です。
必要な要素は志望理由・根拠となるエピソード・入社後の貢献方法の3つであり、この順番にそって構成すれば、読んでも聞いてもわかりやすい志望動機が完成しますよ。
ただし、採用担当者の興味を引く志望動機を作成するためには、各要素のつながりや一貫性も意識することが大切です。
企業の特徴を研究し魅力を感じた点を深掘りするなど、入念に準備してから構成にかかり、魅力的な志望動機を作成しましょう。
【志望動機に関する調査】
- 調査方法:ポートが運営する企業口コミサイト「就活会議」会員へのダイレクトメール
- 調査日:2024年5月10日~16日
- 調査元:「就活の未来」を運営するポート
- 調査対象者:25卒・26卒の就活会議会員の70人