ES(エントリーシート)

エントリーシートは手書きをおすすめする理由【作成時の注意点付き】

エントリーシートは手書きがおすすめ!

就活では履歴書だけではなく、エントリーシートが必要になることも多く、手書きで作成した方がいいのか悩む人は多いです。エントリーシートの作成には時間がかかりますし、パソコンで作成すれば時間を短縮することができます。就活では他にもやらなければならないことがたくさんありますし、エントリーシートばかりに時間をかけることはできません。

利便性を考えてパソコンでの作成を考える人も多いですが、エントリーシートは履歴書同様に手書きが基本です。パソコンで作成するのが決して悪いわけではありませんが、手書きで作成する方がメリットは大きいです。手書きには手間もかかりますが、その分メリットもたくさんありますので、エントリーシートを手書きするべき理由を知っておきましょう。

採用担当者は履歴書とエントリーシートで人柄をある程度見る

採用では、採用担当者は何を重視しているのでしょうか。基本的には、採用担当者は履歴書とエントリーシートに記入された内容で、就活生の人柄をある程度見ているものです。そのため、自己アピールを考えても履歴書とエントリーシートに記入する内容は重要になってきます。面接に進む場合でも、まずは採用担当者が目を通すエントリーシートや履歴書に力を入れる必要性があります。

この点を踏まえた上で最初に採用担当者が見る自己アピールポイントであると考え、履歴書とエントリーシートの内容は事前にしっかりとまとめたうえで、記入するように心がけたいところです。就職活動をおこなう際には、まず提出用の書類のために情報をまとめてからおこなうといいでしょう。

先輩のエントリーシートを参考にするのもおすすめ

なにから書いていけばいいのか分からない、周りがどんな内容のエントリーシートを作っているのか気になる人は多いのではないでしょうか。そんな人にご紹介するのが、内定者ES100社まとめです。この資料は、就活生に人気の大手企業から内定をもらった先輩のエントリーシートを100社分まとめています。

全く同じように真似するのは、今後の面接で結局はバレてしまいますし、何より自分のアピールでないためおすすめしません。しかし、書き方や表現方法、題材など参考にできる部分はあるでしょう。ぜひ良いところはどんどん参考にして自分なりのエントリーシートを作成していきましょう。

手書きでエントリーシートを書いた方がいい理由

エントリーシートは企業によって書き方の指定がある場合もあり、パソコン作成を指定する場合もあれば、手書きで作成を指定する場合もあります。しかしすべての企業が書き方を指定するわけではなく、書き方の指定がなく、就活生の自由に任されている場合も多いです。

特に指定がなければ手書きでもパソコン作成でも問題はありませんが、手書きで作成した方が良いとされています。手書きでエントリーシートを書いた方がいい理由を知り、可能な限り手書きで作成していきましょう。

熱意が伝わりやすい

手書きでエントリーシートを書いた方がいい理由としては、パソコン作成よりも熱意が伝わりやすいことが挙げられます。パソコン作成の場合はタイピングをするだけで作成することができますし、完成までの時間も手書きと比べるとかなり早いです。パソコン作成はエントリーシートを量産する際には向いていますが、苦労が少ない分、熱意が伝わりにくいと言えます。

手書きの場合はパソコン作成に比べて時間はかかるものの、手間がかかっている分、熱意も伝わりやすいです。その企業のために手間をかけていることが伝われば、志望度の高さもアピールできますし、好印象を与えることができます。手書きの場合は丁寧な文字で書くことで企業に熱意が伝わりやすいので、雑に書かずにゆっくり丁寧に作成しましょう。

個性をよりアピールできる

個性をよりアピールできることも、手書きでエントリーシートを書いた方がいい理由の一つです。パソコン作成の場合は誰が作成しても文字の上手い下手が変わることはありませんし、綺麗にまとめやすいため読みやすくもあります。しかし誰が作成しても同じであることは、個性が全く分からないことでもあり、書かれている内容でしかアピールをすることはできません。

手書きの場合は字の上手い下手や文字の癖などから読みやすい、読みにくいなどの差はありますが、パソコンで作るよりも個性をアピールすることができます。エントリーシートに書かれている内容はもちろん、字の特徴などから個性をアピールすることができ、それらがプラスアルファの要素として評価されることも多いです。

エントリーシートを手書きする際の注意点

エントリーシートを手書きで作成することで、さまざまなメリットを得ることができ、好印象も与えやすくあります。しかし手書きで作成していれば必ずしもアピール力が高まるわけではなく、作成時にはいくつかの注意点があります。

手書きで作成していても、注意点が守れていなければマイナスの印象を与えてしまう可能性がありますので注意が必要です。手書きで作成する際の注意点を知り、それらを踏まえて上手にエントリーシートを作成していきましょう。

①黒のボールペンを使う

エントリーシートを記入する際には、黒のボールペンを使いましょう。よく採用書類を記入する際には万年筆を使う、と説明される場合もありますが、万年筆を常に使っている人は今は少ないでしょう。使い慣れていない人が万年筆を使うと、文字がかすんでしまったり、あるいはにじんでしまったりしてしまいます。一番使いやすい黒のボールペンを使って記入するのでも、問題はありません。

シャープペンシルや消せるボールペンの使用は避けるようにしましょう。これらは修正が簡単にできますが、その分内容改ざんにつながる可能性もあるので、おすすめできません。とはいえ、シャープペンシルはボールペンを使う前の下書きとして使うのには問題ありません。キレイなエントリーシートを記入したいのであれば、基本的にシャープペンシルで書いた後でボールペンで本書きをするのがいいでしょう。

②読める字で丁寧に書く

エントリーシートを手書きで作成する場合は、読める字で丁寧に書くことが大切です。せっかく手書きで書いても、読めなければ意味がありませんし、マイナスの印象を与えてしまいます。字が汚いことでマイナスの印象を与えるだけであれば、まだましですが、汚すぎて読めない場合は評価そのものができない場合もありますので注意が必要です。

エントリーシートを手書きすることで、個性を伝えることはできますが、個性を伝えることが必ずしもプラスにつながるとは限りません。読めないほど字が汚かったり、雑に書かれていれば、がさつな印象を与えてしまい、印象が悪くなります。字の上手い下手は人によって違いますが、たとえ下手であってもまずは読めることが大切ですので、丁寧に書いていきましょう。

③アピールする部分は文字の大きさを変える

エントリーシートは履歴書に比べて自由度が高い場合も多く、より柔軟にアピールしていくことが可能です。手書きで作成する場合は、アピール力を高めるためにも、アピールしたいところの文字は大きさや太さを変えてみるのもおすすめです。履歴書の場合はすべて同じ大きさ、同じ太さで書かなければなりませんが、エントリーシートの場合はそれらを変えて変えて記入しても問題ありません。

アピールしたい部分を目立たせることで、より印象的に伝えることができますし、採用担当者の記憶にも残りやすくなります。文字の大きさや太さを変えることは可能ですが、あまりに過度なアピールはマイナスの印象を与える可能性があるので注意が必要です。やりすぎに注意して、適度にアピールポイントを作っていきましょう。

④適度に改行を入れて見やすくする

エントリーシートを手書きする際には、適度に改行を入れて見やすくすることも大切です。少しでも多くの点をアピールしようと考え、小さな文字でたくさん書いてしまう人も多いですが、読みづらいのはNGです。ぎゅうぎゅうに詰めてあると読みづらくなってしまい、読まれない可能性が高ってしまいます。せっかく素晴らしい内容が書かれていても、読んでもらえなければ意味はありません。

採用担当者は1日に何十枚、何百枚とエントリーシートをチェックしますので、読みやすさを意識して簡潔にまとめることが大切です。たくさん書かれていればアピール力が高いわけではありませんので、伝えたい点を簡潔にまとめ、適度な改行を入れて読みやすさを意識しましょう。

⑤間違えた場合は最初からやり直す

エントリーシートは履歴書同様、間違えた場合は最初からやり直す必要があります。エントリーシートでも修正液や修正ペンなどを使用しての修正はNGですので、間違った場合は一から書き直さなければなりません。書き間違いを減らすためにも、鉛筆などで下書きをしてから取り掛かるのがおすすめです。下書きをし、その上からなぞることで間違いを減らすことができますし、結果的に作成時間を短縮できる場合もあります。

清書した後は下書き跡を綺麗に消す必要がありますので、インクが乾くのを待ってから丁寧に消しゴムをかけていきましょう。書き直しとなったときの予備として、作成前には複数枚エントリーシートをコピーしておくことも大切です。

⑥データまたはコピーを残す

エントリーシートを記入して提出する前に、できれば元になったデータを残しておくか、エントリーシートをそのままコピーして残しておくようにしましょう。コピーを取るのが難しいのであれば、記入し終わったエントリーシートをスマートフォンで撮影して残しておく形でもいいでしょう。

エントリーシートの内容はエントリーの際だけでなく、本格的な就職面接の際にも記入内容を踏まえた質問が出てくることがあります。そのことを踏まえたうえで、どのような形であれ、エントリーシートの内容を自分の手元に残しておくようにしましょう。

面接の前に見返したいのであれば、できればスマホやデータの形よりも紙で残しておくのが、使い勝手においても一番手軽と言えるでしょう。

エントリーシートをPCで作成しても間違いではない

エントリーシートは基本的には手書きで作成した方が好印象ですが、パソコンでの作成がNGなわけではありません。業界や企業によってはパソコンで作成してもOKな場合もあり、特にIT企業などはパソコンがどれだけ使えるかを見たいと考え、パソコン作成で求める場合も多いです。志望する業界、企業に合わせて作成方法を変えることが大切ですので、必ずしも手書きにこだわる必要はありません。

IT企業以外では、先進的な考えの企業であればエントリーシートもパソコンで作成OKな場合が多いです。反対に創業年の古い老舗の企業などは、手書きでの作成を重要視している傾向にあります。企業の特徴によって作成方法を変える必要がありますが、迷った時は手書きで作成するのが無難です。

志望する企業の業種にもよる

基本的にエントリーシートは手書きで書くことが求められますが、実は志望する企業によっては、手書きでなくても問題がない場合もあります。

特にパソコンを使った業務が主な場合、基本的にパソコン入力で作成しても問題はありません。この場合エントリーシートをパソコンで作ることで、就活生のパソコンスキルがどの程度あるかどうかを確認する部分でもあるかもしれません。また企業によっては、事前にエントリーシートの記入方法をアナウンスしている場合もありますので、この場合はアナウンスされた内容に従って作成するようにしましょう。とはいえ、パソコンでエントリーシートを記入してもいい企業の場合でも、必須でない限りは手書きでエントリーシートを記入するようにした方が無難です。

エントリーシートは手書きで存分にアピールしよう

エントリーシートはパソコンで作成しても問題ありませんが、手書きの方がアピール力が高く、好印象を与えられる可能性も高いです。手書きで作成することで企業への熱意や個性なども伝えることができますので、少しでも評価を高めるためには、手書きでの作成がおすすめです。手書きで作成する場合は、丁寧に間違いなく記入することを心がけましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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