就活その他
企業の目に止まる自己紹介動画とは? 撮影方法や必要な準備も解説
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目次
- 自己紹介動画は話し方や表情がキーポイントとなる
- そもそも自己紹介動画とは? いつもとめられる?
- 就活生に聞いた! 就活で自己紹介動画の提出をもとめられた経験
- 企業が自己紹介動画をもとめる理由
- 企業の印象に残る! 自己紹介動画をキレイ撮るコツ
- 覚えておきたい! 自己紹介動画を撮る際のマナー
- 初めての動画撮影は不安がたくさん! 良い動画を撮るための準備5選
- 簡単3ステップのテンプレート! 自己紹介動画の作り方
- 就活生に聞いた! 自己紹介動画の構成
- ライバルと差をつけよう! 自己紹介動画での話し方のコツ3選
- 就活生に聞いた! 自己紹介動画で意識したポイント
- 【テーマ・時間別】自己紹介動画の例文10選
- 自己紹介動画を作るうえでの注意点
- 印象に残る自己紹介動画の作り方や撮り方を覚えて効果的にアピールしよう
自己紹介動画は話し方や表情がキーポイントとなる
就活を進めていくと、応募する企業によっては自己紹介動画を求められる場合があります。
そのため、自己紹介動画を撮影する際のコツや注意点を把握しておくことが大切です。自己紹介動画では話し方や表情が大切になるので、その点を意識して撮影をおこないましょう。
この記事では、企業の印象に残る自己紹介動画の撮り方や、伝えるべき内容についてくわしく解説するので、ぜひ参考にしてください。
そもそも自己紹介動画とは? いつもとめられる?
自己紹介動画とは、学生の人柄や雰囲気など、エントリーシート(ES)だけでは伝わらない学生の姿を知るための選考です。氏名や学校名、学生時代に力を入れてたことなどを簡単に伝える形が一般的です。
企業から自己紹介動画を求められた場合、スマ―トフォンやパソコンなどで指定された時間内の動画を撮影して提出期限までに提出する形になります。
自己紹介動画の長さは30秒~1分程度
自己紹介動画の長さは、企業によって異なりますが、ほとんどの場合で30秒から1分程度と指定されます。そのため、応募先企業が指定した時間内に収まるようにしなければいけません。
後ほど詳しく紹介しますが、文字数にすると、30秒の場合は150〜200文字程度、1分の場合は300文字程度が目安となります。
自己紹介動画を提出するタイミング
自己紹介動画は、筆記試験や面接の直前に提出を求められるケースが多く、一緒に提出するESの内容を含めて、書類選考での判断材料とされます。
そのため、自己紹介動画では、ESの内容と一貫性を持たせることや、明るい表情で第一印象を良くすることなど、さまざまなポイントを押さえておく必要があるのです。
自己紹介動画がもとめられやすい企業の特徴
自己紹介動画は、さまざまな企業でインターンシップの選考や本選考で採用されています。
自己紹介動画が求められやすい企業の特徴は、以下のとおりです。
人前で話す仕事など、コミュニケーション能力が強く求められる業界の企業では、特に自己紹介動画が求められる傾向にあります。
就活生に聞いた! 就活で自己紹介動画の提出をもとめられた経験
自己紹介動画はどのくらいの割合の学生が撮影したのか気になりますよね。そこで、学生に、自己紹介動画を求められた経験があるか質問してみました。
アンケート結果としては、およそ53.6%の学生が自己紹介動画を提出した経験があるという結果となりました。
自己紹介動画を求めることで、学生の人柄を書類選考の時点である程度確認できるため、多くの企業が自己紹介動画を選考の一部として活用していることが分かりますね。
このアンケート結果を考慮すると、自己紹介動画の作り方を事前に覚えておき、慌てずに対応できる状態を作っておきたいところです。
企業が自己紹介動画をもとめる理由
自己紹介動画を撮影する際は、企業が自己紹介動画をもとめる理由を把握しておきましょう。
なぜなら、企業が求める回答を意識した動画が撮影できるからです。3つの理由を解説するので、自己紹介動画を撮影する際に役立ててください。
学生の人柄や雰囲気を知りたいから
ESよりも自己紹介動画の方が学生の人柄や雰囲気が伝わりやすいといえます。なぜなら、表情や話す姿などを確認できるからです。
たとえば、ESに良いことを書いていても、実際に話してみたら雰囲気が暗かったり、自分の意見を主張できなかったりすると、ESで想像していた人物像と違ったと感じるでしょう。
一方で、書類選考の時点で自己紹介動画を提出してもらえば、学生の話し方や声のトーン、雰囲気を感じられるため、より精度の高い選考を実施できるのです。
入社意欲を知りたいから
自己紹介動画で学生の口から志望動機を聞くことで、ESよりも入社意欲があるかを確かめやすくなります。
たとえば、志望度の高い企業であれば、しっかりと対策をしたうえで自己紹介動画を提出しますよね。また、言葉に熱意もこもるでしょう。
そのため、企業は入社意欲があるかをよりくわしく知るためにも、ESだけでなく自己紹介動画も併せて提出してほしいと考えているのです。
効率的に採用活動を進めたいから
書類選考の時点で、自己紹介動画を提出してもらえると、採用活動を効率的に進められます。なぜなら、自己紹介動画は「目」と「耳」で自社に合った学生であるかを判断できるからです。
ESの場合、一人ひとりの志望動機を文章として読む必要があります。
しかし、動画であれば、目で確認しながら「耳」でも声のトーンや雰囲気を感じられるため、自社の雰囲気に合った学生を選定しやすくなるのです。
特に大企業では数千人以上の応募者が来ることもあるため、自己紹介動画で採用活動を効率良く進める企業もあるのです。
企業の印象に残る! 自己紹介動画をキレイ撮るコツ
初めて自己紹介動画を撮る場合は、どのように撮れば良いのか疑問に感じている人もいるでしょう。
カメラの位置がおかしかったり、画質が悪かったりすると、準備不足の印象を持たれてしまうリスクもあります。
撮り方次第で、企業が感じる印象は大きく変わるため、こちらで企業の印象に残る動画の撮り方を確認しておいてください。
顔の高さあたりにカメラをセットする
自己紹介動画をキレイに撮るには、背筋を伸ばした状態の目線あたりにカメラをセットしましょう。
たとえば、カメラが顔の高さよりも下にある場合、顔が下向きになるため、面接官は暗い印象を感じてしまう可能性があります。
また、カメラの高さが顔よりも上にある場合、見上げながら話すことになるため、面接官に違和感を与える可能性もあります。
そのため、自己紹介動画を撮る際は、顔の高さあたりにカメラの位置を合わせて、視線がまっすぐになるように設置しましょう。
カメラは横向きで撮影する
自己紹介動画を撮る際のカメラは、横向きで撮影しましょう。なぜなら、自己紹介動画やWeb面接などの機材を使用して撮影する場合、カメラの向きは横向きが一般的だからです。
カメラを横向きにして撮影することで、顔の表情がよりハッキリと映るため、面接官の印象に残る自己紹介動画を撮れますよ。
縦向きで撮影すると、全身が映るため表情が伝わりづらくなる可能性があります。
明るい部屋で撮影する
自己紹介動画は映りも大切なので、明るい部屋で撮影するようにしましょう。明るい部屋で撮影することで、自身の印象を明るくできるからです。
一方で、暗い部屋で撮影してしまうと、どんなに明るいトーンで話していても、全体的に暗い印象になってしまいます。
そのため、日中に撮影して自然光を部屋に入れるか、壁紙が白い部屋で撮影することがおすすめです。夜に撮影する場合は、リングライトなどを用意しておくと良いでしょう。
覚えておきたい! 自己紹介動画を撮る際のマナー
自己紹介動画を撮る際は、キレイに撮る意識だけでなくマナーも大切です。
自己紹介動画は個人の印象や雰囲気を視覚的にも比較しやすいため、動画撮影のマナーが欠けている場合もその印象が残ってしまう可能性があります。
最低限のマナーを守るために、まずは押さえるべき点を知っておきましょう。
指定がなければスーツを着る
自己紹介動画を提出する際、服装の指定がない場合は基本的にスーツを着用して撮りましょう。
なぜなら、就活においてスーツを着用することが、多くの企業でマナーであると考えられているからです。服装でマイナスなイメージを持たれてしまうのはもったいないので、指定がない場合はスーツを着用した方が良いでしょう。
また、「服装自由」「オフィスカジュアル可」などの指定があって、服装で困った場合は、スーツを着用しておくと安心ですよ。オフィスカジュアルでも問題ないですが、無理に購入する必要はありません。
オフィスカジュアルについてもう少し詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
マスクは外す
近年では新型コロナ感染防止のため、対面で面接をする際はマスクの着用を求められるケースが増えました。しかし、マスクの着用はあくまでも感染防止のためであるため、動画を撮影する際はマスクは不要です。
マスクを着用して動画を撮ると、表情がハッキリと見えなかったり、声が聞き取りにくかったりなどの悪いイメージにもつながる可能性があります。
身だしなみを整える
自己紹介動画では清潔感も確認されるポイントであるため、身だしなみも重要です
たとえば、前髪が目にかからないようにしたり、メイクをする際は濃すぎないようにしたりなどです。
また、スーツやワイシャツにしわがあると、「だらしない」と面接官が感じる可能性もあるため、アイロンをかけておくなど清潔感を意識しましょう。
就活の身だしなみについてもう少し詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
初めての動画撮影は不安がたくさん! 良い動画を撮るための準備5選
自己紹介動画を撮影する人のほとんどは、初めての動画撮影ではないでしょうか。初めて動画を撮る際は、何から準備をすれば良いかわからないですよね。
こちらでは、そんな人に向けて、自分の強みが伝わる動画を撮るための準備を5つ紹介します。動画の提出には期限が定められているため、早いうちから準備を始めましょう。
①制限時間内に終わるように要点をまとめておく
自己紹介動画を撮影する準備として、制限時間内に話し終わるように要点をまとめる必要があります。
1分間の動画であれば「300文字程度」30秒の動画であれば「150〜200文字程度」が適切です。
そのため、自己紹介として話す要点を紙に書き出し、指定された時間内の動画で伝えきれる文字数にまとめられるかを確認しておきましょう。
②実際に動画を撮影して表情や声の大きさなどを確認する
動画の声や表情は、対面よりも声が聞き取りにくかったり、表情が伝わりづらかったりします。そのため、自己紹介動画を企業に提出する前に、リハーサルで動画を撮影して映り方を確認しておくことが大切です。
動画撮影時の主なチェック項目は、以下のとおりです。
何度か動画を撮影していくうちにコツをつかんでいけるので、練習で何回か撮影してから、本番の動画を撮影しましょう。
③撮影した動画を大学のキャリアセンターの職員に見てもらう
初めて自己紹介動画を作る場合は、どんな動画を撮れば良いのかわからない点もあると思うので、周りの人にアドバイスを求めることも重要です。
キャリアセンターの職員は、多くの学生を就活支援をしてきた実績があるので、自己紹介動画に対しても有効なアドバイスもしてくれます。
自分がわからない問題点に気づくきっかけにもなるので、キャリアセンターは積極的に利用してください。
④OB・OGに見せて社会人目線でのアドバイスをもらう
OB・OGに動画を見てもらうことで、社会人目線からあなたの自己紹介動画についてアドバイスをしてくれます。
実際に社会人として働いている人は、どのような経験が仕事において役に立つのか、アピールポイントになるのかを体感しています。そのため、社会人目線でアドバイスをもらうと、面接官の印象の残る自己紹介動画に大きく近付けるのです。
また、OB・OGは、就活を経験したばかりの人もいるため、選考に通過した秘訣なども併せて教えてもらうと良いですね。
⑤1人で撮るのが不安なら誰かに撮影してもらう
自己紹介動画を初めて撮影する人の中には、一人で撮るのが不安だと感じる人もいるかと思います。そんなときは、一緒に撮影を手伝ってくれる人を事前に見つけておきましょう。
たとえば、友人や家族、プロのカメラマンなどが挙げられます。
自己紹介動画を誰かと一緒に撮ることで、自分では気付けない改善点やアドバイスをその場でもらえるため、より完成度の高い自己紹介動画を撮れるでしょう。
簡単3ステップのテンプレート! 自己紹介動画の作り方
自己紹介動画を初めて撮る人は安心してください。自己紹介動画の作り方は簡単です。
こちらでは自己紹介動画の作り方を3つのステップで紹介するので、流れを把握して自分だけの自己紹介動画を撮ってみましょう。
インパクトが残る自己紹介についてはこちらでも詳しく解説しています。
ステップ①:大学名や学年・氏名などを最初に伝える
自己紹介動画は、大学名と学年、氏名など簡単な自己紹介から始めます。すべてESに記載されていますが、動画内で自分の口からも伝えておきましょう。
具体的には、「○○大学△△学部4年生の(氏名)と申します」と簡潔に伝える程度で大丈夫です。
大学名や氏名を言う際は、長所や短所、自分のスキルなどの紹介は不要です。なぜなら、限られた時間の中で指定された内容でアピールする必要があるからです。
ステップ②:ESの内容に合わせて学生時代の経験を簡潔に伝える
自己紹介動画とESの内容に相違があると、面接官は不信に思います。そのため、ESの内容に合わせて大学時代の経験や学んだことなどを簡潔に伝えると良いですよ。
たとえば、「私は、大学時代に部活動に力を入れており、部長としてチームを優勝に導いた経験があります」などです。
1分の自己紹介動画でも300文字程度の文章しか伝えられないため、限られた時間の中で収まるようにアピールポイントを簡潔に伝えましょう。
ステップ③:意気込みで締めくくる
自己紹介動画の締めくくりとして、志望企業でどう活躍したいのか意気込みを話すようにしましょう。
たとえば、「大学時代の経験で学んだ○○のスキルを御社で活かしたいです」など、企業があなたを採用するメリットを感じられる意気込みがベストです。
意気込みを伝え終わったら、「以上で終わりとなります。ありがとうございました」と笑顔を意識して動画を終わらせましょう。
就活生に聞いた! 自己紹介動画の構成
自己紹介動画を求められた際は、自分で回答内容を考える必要がありますが、他の学生がどんなことを話しているか気になりますよね。
そこで、学生に自己紹介動画をどのような構成にしたのかを質問してみました。
自己PRを入れたという回答が多数
アンケートの回答では、自己PRを構成の中に入れたという回答が多数ありました。
氏名や大学名などの自己紹介を終えた後に、自己PRをする人が多いようです。
自己紹介動画の構成で自己PRを入れた学生が多い背景には、書類選考の時点で企業の印象に残すために、自己PRを自分の言葉で伝えるるのが効果的だと考える人が多いのではないでしょうか。
学生時代に頑張ったことや趣味を入れたという回答も
アンケートの回答には、学生時代に頑張ったことや趣味などを構成に入れたという回答もありました。
学生時代に打ち込んだことや趣味も、自分の強みをアピールしやすいため、自己紹介動画に盛り込んだ人が多かったと予想されます。
特に趣味は自分の好きなことであるため、話しやすいと感じる学生も多いようです。
ライバルと差をつけよう! 自己紹介動画での話し方のコツ3選
自己紹介動画を初めて撮る人は、どのように話して良いかわからないですよね。そんな人は、こちらで紹介する話し方のコツを参考にしてください。
自己紹介動画は、話し方一つで印象が大きく変わります。これから説明するコツを意識して撮影してみましょう。
①自己紹介の内容は要点のみを覚えておく
自己紹介動画を撮る際に、話す内容を丸暗記しようとする人もいますが、丸暗記ではなく要点だけを覚える方が有効です。
なぜなら、要点のみを覚えておくことで、動画を撮影する際に自分の言葉で自然に話せるからです。
たとえば、動画で伝える内容を一語一句すべて暗記すると、台本を読んでいるかのようなぎこちない話し方になってしまい、面接官が違和感を感じる可能性があります。
そのため、自己紹介動画を撮る際は、伝えたい要点や話の流れのみを覚えておき、撮影中は自分の言葉で話せるようにしておくことがベストです。
②カメラのレンズに目線を向ける
自己紹介動画を撮影する際、自分がどのように映っているかが気になり、スマホやパソコンの画面を見てしまう人もいますが、カメラ目線で話すようにしましょう。
なぜなら、画面を確認しながら話していると、メモを読みながら話していると面接官は感じる可能性があるからです。
カメラ目線で話すことで、面接官にはこちらを見ながら話していると感じられます。面接官の自分の気持ちをしっかりと伝えるためにも、カメラのレンズに目線を向けることを意識してみてください。
③普段よりもやや大きめの声で話す
普段どおりの声で話しても、動画越しでは相手に伝わりにくいケースがほとんどです。そのため、自己紹介動画を撮る際は、普段よりも大きめの声で話しましょう。
話している内容が良くても、声が小さいと印象が暗くなったり、しっかりと伝わらなかったりともったいないです。
声のトーンを普段よりもワントーン上げると、より聞きやすい声になりますよ。
就活生に聞いた! 自己紹介動画で意識したポイント
他の学生は、どのようなポイントを自己紹介動画で意識しているのか気になりますよね。
そこで、自己紹介動画で意識したポイントについて質問してみました。他の学生が意識した点を参考にして、撮影する際に役立てましょう。
話し方を意識したという回答が多数
アンケートの回答では、話し方を意識したという回答が目立っていました。
声の大きさだけでなく、話すスピードに気をつけた人も多く見られました。
自己紹介動画では、伝える内容以外に、話し方についても面接官は見ています。そのため、話し方を意識することで、自己紹介動画の完成度を高めようと考えている学生も多いようです。
伝え方を意識したという回答も
アンケートの回答には、伝え方を意識したと回答をしている人もいました。
伝え方を意識した人の中には、感情的な表現やジェスチャーを交えて工夫したなどの回答があります。
たしかに、伝え方を少し工夫することで、ほかの学生の自己紹介動画と差別化を図れるといえますね。
【テーマ・時間別】自己紹介動画の例文10選
前述したとおり、自己紹介動画を作成する際は、準備として伝えたい要点をまとめておくことが大切です。1分の動画であれば300文字程度、30秒の動画であれば150〜200文字程度です。
ここでは、テーマ別で自己紹介動画の例文を紹介するので、自己紹介動画の内容作りの参考にしてください。
自己紹介動画の例文一覧
・アルバイト
・サークル活動
・学業
・留学
・部活
①「アルバイト」をテーマにする場合
テーマをアルバイトにする場合は、アルバイトで学んだことを伝えましょう。
アルバイトで学んだことは、実際の社会経験としての価値があります。そのため、応募先企業にも即戦力として活かせるアピールにつなげやすいといえるでしょう。
1分の場合
1分の場合は、アルバイトで得た体験をしっかりと伝えることが大切です。例文では、「客層に合わせた選書で売上を向上させたこと」「接客を克服したこと」と話しています。
30秒の場合
就活生
アルバイト経験を30秒で話す場合、体験談の文章量を減らし、身に付けたスキルをしっかりと伝えましょう。例文では、「顧客満足度を向上させる接客力」と話しています。
②「サークル活動」をテーマにする場合
テーマをサークル活動にする場合は、サークル活動で成功体験を得るためにどのような工夫をしたのかが大切です。
サークル活動での成功体験は、チームで協力して目標に向かって成し遂げられる協調性をアピールできますよ。
サークル活動経験のアピール方法について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
1分の場合
就活生
自己紹介動画でサークル経験を1分で話す場合、どのような過程で成功体験を実施したのかをしっかりと伝えましょう。
例文では、「多くのメンバーと協力したこと」「メンバーとの綿密な打ち合わせやリハーサルを重ねたこと」と話しています。
30秒の場合
就活生
サークル経験を30秒で話す場合、成功体験から学んだことに焦点をあてて伝えることが大切です。例文では、「チームとしての調整能力」「柔軟な判断力」と話しています。
③「学業」をテーマにする場合
テーマを学業にする場合は、学業を通じて身に付けたスキルや経験が大切です。
大学生活の学業で学ぶことは人それぞれ違うため、学業での具体的な研究テーマや経験をもとに、どのようなスキルを身に付けたのかをアピールしましょう。
学業についてアピールする方法を詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
1分の場合
就活生
自己紹介動画で学業について1分で話す場合、学んだことを具体的に伝えましょう。例文では、「具体的な環境変動のパターンとそれが地域の生態系に及ぼす影響について学んだ」と話しています。
また、学んだことを応募先企業でどのように活かせるかも、併せて伝えると良いですよ。
30秒の場合
就活生
自己紹介動画で学業について30秒で話す場合、学業を通じての成果に着目して伝えましょう。例文では、「学内発表したところ、優秀賞を獲得した」と話しています。
④「留学」をテーマにする場合
テーマを留学にする場合は、留学で学んだことが大切です。
留学経験で培ったスキルを自己紹介動画でしっかりと伝えることで、外資系企業など海外で活躍している企業にとって大きなアピールポイントとなりますよ。
留学経験のアピール方法ついてもう少し詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
1分の場合
就活生
自己紹介動画で留学経験を1分で話す場合、どのような体験が、自分のスキルを高めたのかを話しましょう。例文では、「異なる文化背景を持つメンバーとのチームで、短期間でのプレゼンテーションを成功させるための戦略を練り上げる経験」と話しています。
30秒の場合
田中 太郎
自己紹介動画で留学経験を30秒で話す場合、留学経験で学んだ経験をしっかりと伝えることが大切です。例文では、「さまざまな文化や意見を受け入れる能力を得た」と話しています。
⑤「部活」をテーマにする場合
テーマを部活にする場合は、困難を乗り越えるために工夫したことが大切です。
部活動は、部員と協力し合いながら困難を乗り越えた経験をアピールしやすいテーマです。そのため、具体的なエピソードを交えながら、応募先企業でも活かせるスキルや経験をしっかりとアピールしましょう。
部活動経験のアピール方法を詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
1分の場合
就活生
自己紹介動画で部活動経験を1分で話す場合、どのように困難を乗り越えてどのようなことを学んだのかを伝えましょう。例文では、「困難な状況下でも柔軟に対応し、団結力を持って問題を乗り越えることの重要性を痛感しました。」と話しています。
30秒の場合
就活生
自己紹介動画で部活動経験を30秒で話す場合、学んだスキルを簡潔に説明し、応募先企業でどのように活かせるのかを伝えることが大切です。
例文では、「困難な状況でも柔軟な対応と団結の大切さを学びました」と伝えた後に、「逆境を乗り越えられる人材として活躍したい」と話しています。
自己紹介動画を作るうえでの注意点
書類選考を通過するためには、自己紹介動画を作るうえでの注意点を把握しておくことが大切です。
こちらでは注意点を3つ紹介するので、しっかりと理解してから自己紹介動画を作っていきましょう。
自己紹介動画を作るうえでの注意点は、以下のとおりです。
・無理におもしろい動画を撮ろうとしない
・撮った動画は編集や加工をしない
・指定された動画の長さからオーバーしない
無理におもしろい動画を撮ろうとしない
自己紹介動画を撮る人の中には、面接官の印象に残ることを意識し過ぎて、無理におもしろい動画を撮ろうとする人もいます。
しかし、おもしろい動画を撮ることを意識しすぎると、社会人としての常識を疑われてしまうなど逆に良くない印象が残ってしまう可能性があるのです。
たとえば、カラフルな服装で撮ったり、騒がしい場所で撮影したりなどが挙げられます。たしかに、面接官の印象に残る動画にはなると思いますが、悪い印象として残ってしまいます。
自己紹介動画は、学生の人柄や雰囲気を知るための要素の1つとして選考で確認されるため、無理におもしろい動画は撮ろうとせず、ありのままの自分で動画を撮りましょう。
撮った動画は編集や加工をしない
加工アプリなどで自己紹介動画を編集や加工すると、面接官に「一般常識のない学生」という印象を残してしまう可能性があるのでやめましょう。
たとえば、ESに使用する証明写真を加工アプリで撮影すると、面接官に悪い印象を残してしまうと思いますよね。
自己紹介動画も同じで、肌のトーンを上げようと加工アプリを使用すると、自然体の動画ではなくなってしまうため、逆に悪いイメージがついてしまう可能性があります。そのため、基本的には、撮った動画は無加工で提出しましょう。
指定された動画の長さからオーバーしない
自己紹介動画を求められる場合は、基本的に動画の長さが指定されます。したがって、動画を撮る際は、指定された時間を厳守することが大切です。
自己紹介動画を初めて撮る人の中には、「動画は長いほど熱意がこもっている」と考えている人もいるでしょう。しかし、実際には決められた時間の中でどのくらい自分をアピールできるかが見られています。
数百人以上の応募者が提出した自己紹介動画を見る採用担当者の気持ちを考え、提出する動画は時間内に収めるようにしましょう。
また、動画の長さを1分としているのに、それ以上長い動画を送ってしまうと、「ルールを守れない人」という印象を持たれる可能性もあります。
印象に残る自己紹介動画の作り方や撮り方を覚えて効果的にアピールしよう
近年では、面接前に学生の人柄を知るために、自己紹介動画を事前に求める企業が増えてきています。
自己紹介動画を撮る際は、動画の内容はもちろん、話し方や背景なども評価につながるので、事前に入念な準備をすることが必要不可欠です。
記事で紹介した自己紹介動画の話し方のコツや作り方、例文などを参考に、自分だけの自己紹介動画を作成してみてください。
【自己紹介動画 に関する調査】
調査方法:ポート株式会社が運営する企業口コミサイト「就活会議」会員へのダイレクトメール
調査日:2023年8月28日~9月4日
調査元:「就活の未来」を運営するポート株式会社
調査対象者:24卒・25卒の就活会議会員の69人
就活生