ES(エントリーシート)

【特技がない事に悩んでESが埋まらない就活生必見】5つの対策と特技一覧を大公開

エントリーシートに書く特技で自分の魅力をアピールしよう

エントリーシートはどんな項目であっても空欄はNGであり、特技の項目であってもしっかりと記入しておかなければなりません。エントリーシートの設問には無駄なものはひとつもありませんし、特技なども評価の対象として見られています。エントリーシートにどのような特技を書くかによって与えられる印象や評価は違ってきますし、特技によっては高評価を獲得できる可能性もあります。

特技は自分の持っている優れた能力ですし、魅力的にアピールがしやすく、好印象を与えやすいポイントです。エントリーシートは細かい部分までアピールすることで評価を高めることができますので、特技も工夫して伝えることが大切です。上手なアピール方法を知り、特技を魅力的に伝えていきましょう。

就活に欠かせない特技の書き方のコツ

就活でアピールできる特技がないと悩んでいませんか?履歴書では趣味や特技を記入する欄がありますし、場合によっては面接でも特技を聞かれることはあります。面接の質問は一つひとつに意図があり、特技の質問であってもそれは同じです。

特技の質問からもさまざまなことが見られていますので、答えられないというのはNGです。どんな質問であってもまずは答えること、そしてできれば効果的なアピールを目指す必要があります。面接では小さな積み重ねが大切ですので、特技についても効果的なアピールの方法を考え、少しでも高い評価の獲得を目指しましょう。

①簡潔にまとめる

特技を書く際の注意点は、人事担当者の立場になり書くことです。人事担当者は、多くのESに目を通しています。文章が長くなってしまうと、読みづらくなり相手の負担になってしまいます。1日に何百通ものESに目を通すので、長い文章が続くと、アピールしたいことが分からなくなってしまいます。

結果、何の印象も残らず、書類選考の時点で落とされてしまうケースも考えられます。文章は出来るだけ簡潔にまとめ、一回読んだだけで印象に残る自己紹介にしましょう。簡潔にまとめられた文章は、要旨をまとめる力があるといったアピールにもなるでしょう。

②得意な理由や続けている期間を書く

特技を書く内容としては、その特技への姿勢、期間等を盛り込んでいきます。どのような理由で継続したのか、その経緯の中で得た力や、工夫してきたことを書きましょう。その経験や力は、今後の仕事面でも活かせる能力である事を、アピールしてください。

継続力は会社にとっても大事な要素ですし、スキルアップが見込めます。これらの内容を盛り込むことで、会社に貢献していきたいという姿勢を表すことが出来ます。理由や期間を入れ、今後の職務に結びつけた内容になるように、書いていきましょう。

③特技を羅列するだけにならない

エントリーシートで特技をアピールする場合は、特技を羅列するだけにならないよう注意が必要です。特技をただ箇条書きにするだけでは良いアピールにはならず、評価の対象にもなりません。箇条書きにすること自体が悪いわけではありませんが、特技を列挙するだけでは好印象にはならないので注意が必要です。

特技を上手にアピールするためには、特技の名称に加えてエピソードなどを付け加えてアピールすることが大切です。どのような特技なのかを細かく説明することで評価されやすくなりますし、好印象も与えやすくなります。その際には、情報を整理するために箇条書きにしても構いません。複数の特技をアピールしたいのであれば、箇条書きにするなど見やすくなる工夫をしておきましょう。

④企業でどのように活かせるかも明記する

特技はただ提示するだけではなく、それが企業でどのように活かせるかを明記することも大切です。企業は特技から能力や人柄を知りたいと考えていますが、それらがどのように仕事に活かせるのかを最も重要視しています。優れた特技や珍しい特技を持っていたとしても、それが仕事で活かされなければ意味はありません。

特技はただアピールすればいいだけではなく、アピールしたものが評価される必要がありますので、必ず企業の仕事と絡めてアピールしましょう。特技が業務内容に直接関係するものはもちろん、特技そのものが仕事には関係ない場合でもアピールすることは可能です。仕事に関係ない特技でも、特技に取り組む姿勢や取り組みの過程で身に付けたものを示し、それを仕事に絡めてアピールしていきましょう。

特技がない時の対策5つ

特技の質問であっても就活では重要な質問のひとつです。しっかりと自身の特技を伝え、自身をアピールしなければなりません。アピールできる特技があれば後はその伝え方を工夫すればいいのですが、そもそも特技がない場合は答えようがありません。

しかし、特技がなくても質問には答えなくてはなりません。特技がない場合には履歴書の書き方にコツがありますので、それを踏まえて履歴書の特技の欄を埋めていきましょう。

①面接で話が膨らむような特技

特技というと何か人より秀でたものや優れた能力などをイメージする人が多く、そのイメージのせいで特技がないと悩む人は多いです。しかし特技とはそれほど難しく考える必要はありません。特技というのは基準が非常に曖昧なものですので、どの程度得意か、どれくらいのレベルかは大切ではありません。

特技として何ができるかより、ちょっとした趣味でも話が発展することが大事ですので、面接の時に話が膨らむような書き方を心がけましょう。趣味として取り組んでいるものがあればそれを特技としても構いません。空白にしたり、特になしとするのではなく、簡単なものでも書いて少しでも話を膨らませる努力をしてください。

②何もないと思ったら作る

現段階で履歴書に書けるような特技がないのであれば、特技を作ることも考えてみましょう。特技には時間は関係ないですし、そのレベルが問われることもありません。作ろうと思えばすぐに作ってアピールすることができますので、就活用に特技を始めてみるのもおすすめです。

特技は面接で話が広がるようなものであればどんなものでも構いませんが、せっかく就活用に特技を作るのであれば、企業に繋がりそうな趣味を始めてみるのもいいでしょう。実際に仕事で役立てるためにはそれなりにレベルが必要なことも多いですが、志望する企業の仕事に関わる特技があれば面接官の興味をひくことはできます。自身の志望する業界や企業に合わせて特技を見つけていきましょう。

③習慣化していることに目を向ける

自身の特技がわからないと悩む人は、習慣化していることに目を向けてみましょう。サークル活動に大学生活を通じて携わっていたのであれば、そこでの出来事を振り返ってみてください。「別に人を惹きつけるような特技なんて持っていない」と思っていても、その中で自身の特徴が活きた機会が何かしらあるはずです。

採用担当者が特技について質問してくる際、企業においてに活かすことの出来る強みを持っているのかが見られています。特技というと、「特別なスキルを言わなければ」と思う就活生もいるでしょうが、何も特別なことを述べる必要はありません。自身が継続して行っていたことを振り返り、その中で企業において活かすことの出来るものを見つけ、採用担当者にアピールしましょう。

④家族や友人に聞いてみる

自身の特技がわからないと悩む場合、家族や友人に聞いてみるのもひとつの方法です。「自分のことは自分が一番よくわかっている」と考える人もいるでしょうが、自分を客観視するのは意外と難しいものです。自己分析のみで、自身の長所や短所を正確に理解出来ている人は少ないでしょう。

自分ではなく他者に聞いてみることで、自身を異なる角度から知ることが出来るようになるのです。その際、家族や友人など、自身と接点の多い人を選ぶようにしましょう。接点の多い人達であれば、自身の強みが発揮された出来事を見てくれている可能性が高いです。そのような人達に聞いてみることで、自分では把握していなかった自身の特技を知ることが出来るようになるのです。

⑤周囲から褒められた経験を思い返す

周囲から褒められた経験を思い返してみることも、自身の特技を明らかにする有効な方法です。褒められるには何かしら理由があるはずです。「TOEIC900点すごいね」と褒められた際、その点数自体はもちろん、そのためにあなたがどれだけ頑張って勉強していたかを知っている人ならば、目標に向けて必死に頑張る姿勢を褒めた可能性があるのです。

この場合、あなたにとって「英語力」だけでなく「やると決めたことをやりきること」も特技だということが出来るでしょう。周囲から褒められた経験を思い返し、なぜ褒めてもらうことが出来たのかを考えてみましょう。場合によっては、褒めてくれた相手に聞いてみるのも効果的です。自身では把握できていなかった自身の特技を明らかにすることが可能になります。

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面接官が特技から知りたいこと

履歴書や面接でアピールできる特技を見つければ、今度はそれをどのように伝えるかを考えていかなければなりません。特技を伝えて高評価を得るためにはその答え方を工夫する必要があります。

それを考えるためには面接官が特技を聞くことで何を知りたがっているのかを知らなければなりません。一見、就活とは関係ないように見える特技から面接官は何を知りたがっているの知り、それを踏まえて特技の答え方を考えていきましょう。

①特技に取り組む姿勢を知りたい

面接官は質問から特技に取り組む姿勢を知りたいと考えています。特技そのものではなく、人間性や物事に取り組む姿勢を重視されているので、インパクトのある特技である必要はありません。どんな特技であっても特技に対する取り組み方次第では、好印象にも悪印象にもなります。

特技で高評価を得るためには、どのように取り組んでいるのかを明確にし、目的意識を持っていることを伝えることが大切です。ただ漠然と取り組んでいるだけの特技では就活ではアピールになりません。どんなに小さな目的でも構いませんので、向上心を持って特技に取り組んでいるということをアピールしましょう。

②人柄が伝わる書き方にする

面接官は特技を聞くことでその人の人間性を知りたいと考えていますので、自身の人柄が伝わるような書き方を心がけましょう。単に野球、資格取得だけではなくどのポジションなのか、資格取得までのプロセスなどを書き具体的にアピールするようにしましょう。

人によっては同じ特技を持っている場合がありますが、その取り組み方や捉え方はそれぞれで違っています。同じ特技であってもそこに関わるエピソードはそれぞれに違い、その違いこそが個性となる部分です。就活は自身のことをどれだけ伝えられるか、個性をどれだけ知ってもらえるかが大切ですので、特技もできるだけ詳細に書き、自身の人柄を伝えていきましょう。

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特技を記載する際の注意点

面接ではどれだけ自身のことをアピールできるかということが大切ですが、自分の本質を語る機会は多くあるわけではありません。志望動機や自己PRなどを通して自分の人間性や本質部分をアピールすることはできますが、直接的に自身の人間性を語れるわけではありません。

しかし特技に関しては別です。特技は就活と離れた部分ですので、自身の素の部分を語ることができます。特技は自己紹介における重要ポイントですので、しっかり答えて面接官に自身の人間性を印象付けていきましょう。

嘘の記述

特技は面接で聞かれる質問の中でも自身の人間性を直接語ることができる重要な場です。重要な部分だからこそ、ウソや大げさは逆に悪いイメージにつながりますので、そうならないように充分に注意しましょう。そもそも特技に限らず就活でウソは絶対にNGです。

ビジネスは信用第一ですので、信用を大きく損なうことになるウソは評価を大きく下げ、最悪の場合は即不合格になります。大げさに言うこともウソと同様に、マイナスの評価につながるものです。就活用に特技を作ることは問題ありませんが、ありもしない特技を捏造するのはNGです。なにか特技について掘り下げられるようなことがあれば、必ず何かを答えられるようにしておきましょう。

ギャンブル

特技は個人の自由ですので、どのようなものでも構いません。どのような特技であってもそれに取り組む姿勢や自身の人間性などを上手にアピールすることができれば高評価を得ることができます。しかし特技は個人の自由であるとは言え、就活ではアピールできない特技というものもあります。

それはギャンブルや犯罪まがいのものです。ギャンブルや犯罪まがいの特技は悪い印象しか与えないのでNGです。信用第一のビジネスにおいて、それらの特技はマイナスの印象を与えてしまいますので、アピールしないようにしてください。正しく評価される特技でアピールしましょう。

「特になし」はNG

特技がない事が意味するのは日々の生活に興味がない、工夫がない、のほほんと生活しているのではないか、等の悪い印象を持たれるかもしれません。何気ない日常に特技が存在しています。特技が会話のきっかけとなり、人物像の判断材料になります。

また、特になしと書かれていると、今後入社した後に書類に記載するお仕事が来るかもしれません。その時に空欄では話になりません。企業にもよりますが、空欄NGの書類も存在します。特になしのイメージするところはつまり、イエス、ノーの中間であり、それは社会では通用しません。

仕事に就くことが出来ても、仕事にならないことがあるかもしれません。日常の中の行動を見直してみましょう。人には出来ない自分だけの特技が見つかるかもしれません。

空欄もNG

特技の欄を空欄にするのはNGであり、これは絶対にやってはいけないことです。特になしと書くのもNGですが、それ以上に空欄は印象が悪くなります。空欄にするくらいであれば、特になしと書いた方がまだましですし、必ず何か記入して空欄は埋めておかなければなりません。

エントリーシートはどこか一部でも空欄があると、やる気がないと見なされますし、評価は大幅に下げられてしまいます。何らかの特技を記入しておけば、少なくとも大幅なマイナスにはなりませんので、絞り出してても記入しておかなければなりません。空欄を作ることでやる気がないだけではなく、書き忘れていると思われ、注意力散漫という印象を持たれる可能性もありますし、さまざまなマイナスの印象を与えるので注意が必要です。

ESに記入する特技一覧

・洗濯(干す順番、干す位置、取り込むタイミング等を盛り込みます)

・掃除(掃き掃除から始まり最後は拭き掃除で終わる等プロセスを盛り込みます)

・炊事(お皿の裏から洗い中を洗う。汚れていない方から洗い出すのは理に適っているとい    う論理が入っています)

・調理(隠し味を入れている。創意工夫、日々改善している事をアピールします)

・日々のランニング(毎日欠かさず行っていることは継続性を意味します)

・ペットの散歩(生き物に対する愛情は対人でも活かされます)

コアな趣味=特技ではない

人によってはコアな趣味を持っている場合もあり、他の人がやっていない珍しい趣味であればインパクトも強いです。しかし、それが特技としてアピールできるとは限りません。コアな趣味は珍しく、面接官の印象に残る場合もありますが、独りよがりな趣味は受け入れられにくいです。

仮に面接官の印象に残ったとしても、それが良い印象でなければ意味はありません。独りよがりな趣味をアピールしても評価の対象にならなかったり、下手をすれば悪い印象を与えてしまう可能性があります。コアな趣味をアピールしたい場合には表現方法や、企業に求められているか考えてアピールするようにしましょう。

特技の回答例文

ここまで履歴書の「特技」欄の書き方を紹介してきましたが、特技そのものが重要なのではなく、過程や取り組む姿勢を面接官を重視しているという事が分かりました。それを踏まえた上で作成された例文を見ていきましょう。

例文①

私の特技は英語です。TOEICで800点を取得することができました。私はもともと英語に興味があり、中学の頃から人一倍勉強していました。大学に入学してからも英語の勉強を続け、英語力を試すため、3ヶ月の留学を行いました。留学先のカナダでもそこそこ英語は通じましたが、それでも完璧ではありませんでした。私はカナダでも必死に勉強をして、帰国前には現地の人とスムーズに話すことができるようになりました。私は自身の英語力を証明できるものが欲しいと考えTOEICを受験し、2回の挑戦を重ねて800点を取得することができました。

例文では英語が特技としてアピールされています。近年ではどの業界でもグローバル化が進んでいますので、英語力は重宝されるスキルです。しかし英語力だけでは面接のアピールとしては不十分ですので、特技などでアピールすることがおすすめです。

例文では英語が好きで勉強していること、留学に行くなどしてさらに英語力を高めたことが書かれています。英語を勉強し留学することで、向上心や行動力などがアピールできています。

また英語力が高いというだけでは能力に信頼性がありませんが、TOEICのスコアを伝えることで、信頼性を高めることができているのもポイントです。資格やスコアを具体的に示すことでより印象深いアピールとなっています。

例文②

私の特技はマラソンです。大学の陸上部では長距離の選手としてインターハイに出場しました。私は長距離を走り終えた後の達成感が好きで、中学生の時に長距離の選手になりました。走っている際中は苦しい、やめてしまいたいと思うこともありますが、完走したときの達成感は何事にも代えがたいものです。私はマラソンを通して目標に向かって努力すること、苦しくてもゴールを目指して突き進むことの大切さを知りました。マラソンを続けたおかげで体力には自信があります。持ち前の体力を活かして、貴社の営業としても活躍したいと考えています。

次の例文ではマラソンが特技としてアピールされています。例文ではエピソードの中で自分がマラソンのどのような点が好きなのかが詳細に語られています。特技をアピールする際にはなぜそれを特技としているのか、どのような点が好きなのかを伝えることも大切です。

例文の中ではマラソンを通して目標に向かって努力すること、苦しくてもゴールを目指して突き進むことの大切さが書かれていますが、ここでアピールされているのはそれだけではありません。

苦しいことに耐えることで忍耐力がアピールでき、マラソンを続けていることで継続力もアピールできています。さらに特技で培った体力を仕事にも活かしたいとすることで仕事への再現性がアピールできた例文です。

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特技がなくても諦めなければ解決策はある!

就活では自身をどれだけアピールすることができるかということが大切であり、面接での質問はどんな些細なものでも重要です。面接の合否は些細な質問の評価の積み重ねで決定します。

就活で納得のいく結果を得るために、どんなに小さなことであってもしっかりと対策をし、準備をすることが大切です。一見就活とは関係ないように思える特技の質問も、合否を左右する大切な質問のひとつですので、事前に準備を進めておきましょう。

就活で語れる特技がないと困っている人は多いですが、誇れる特技がなくても諦めなければ解決策はあります。特技を効果的にアピールする方法は一つではありませんので、自分に合ったアピールの方法を見つけていきましょう。

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監修者プロフィール

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吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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