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【保険業界とは】主な業務内容や動向、採用でのポイントを解説

毎年人気の高い保険業界

世の中には様々な業界がある中で、保険業界は毎年志望する人も多く、人気の業界の一つです。どこか安定しているイメージや、将来性があるような印象があることから、憧れの業界とされています。

しかしながら、漠然と「安定しているから」「将来性があるから」というイメージで選考に進んでしまうと、入社前の理想と入社後の現実とのギャップに苦しんだり、選考で落とされてしまう可能性もあります。

本記事では保険業界の基礎知識から内定を得るためのポイントまで解説しております。保険業界の業務内容や動向、福利厚生などを知ることで、業界研究や企業研究を進めることができ、自分に合っているかどうか判断することができます。

保険業界の基礎知識から内定を得るためのポイントまで理解し、就職活動を優位に進めましょう。

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保険業界とは

保険業界は資金の取引を行うため、金融業界に属する業界のひとつです。金融業界では銀行、証券、保険などの分野がメジャーであり、これらはどれも就活生からも人気が高いです。金融業界ではあるものの、その他の業界とは業務内容や市場規模なども全く違うので注意が必要です。

保険業界は、保険商品の企画から販売まで行っている業界です。さらに、一口に保険といってもさまざまな種類があり、企業によって扱っている保険商品が違っています。例えば生命保険や火災保険、自動車保険などがあり、これらの商品を扱う大手企業は多いです。

幅広い領域がある保険業界を理解するためには、「保険業界はどういうビジネスモデルなのか」や「どのようなサービスがあるのか」を知っておく必要があります。そのため、まずは保険業界のビジネスモデルや保険業の種類について解説していきます。

保険業界のビジネスモデル

保険業界のビジネスモデルを表した図

保険業界のビジネスモデルは図の通りです。保険業界の役割は「保険会社」と「保険代理店」の大きく2つに分けることができます。

「保険会社」は主に、保険商品の企画や販売を行う企業です。例えば、東京海上HDやSONPOHD、MS&ADインシュアランスグループHDなどの企業が該当します。保険業界の中でも大手の企業が多いです。保険会社では企画した商品を販売してもらうために、保険代理店へ営業を行う仕事があります。またネット保険会社では、保険代理店を介さず顧客に直接販売する場合があります。

一方「保険代理店」は保険の販売に特化した企業になります。ショッピングモールや路面店などで、保険のお店をみたことがある人も多いのではないでしょうか。保険の販売店は全国に展開されており、企業の直営店の他にも、保険商品を取り扱う代理店は多く出店されています。

保険代理店では、顧客と保険契約を獲得した時に保険会社から手数料として報酬が支払われます。手数料は各保険会社や扱う保険商品により異なりますが、およそ5~7%が相場と言われています。

保険という商品は目に見えない商品であるため、販売員の解説や提案を聞きながら購入を決める人は多いです。そのためサポートしてもらえる内容や特典をしっかり吟味するため、店舗や自宅にて、販売員から保険内容の説明を受けて加入する直接販売の方式が定番となります。

損害保険業界

保険業界は「損害保険」と「生命保険」の2種類に分けることができます。

損害保険とは、交通事故や火災などに対しての保険業を執り行う業界になります。交通事故や火災の発生により、損害を受けた車や家などの修復費用を一定額補償してくれるサービスになります。

損害保険の種類はさまざまあり、例えば自動車保険や火災保険などは、損害保険に該当するでしょう。また、旅行時の盗難やケガなどに対応する旅行保険や傷害保険、地震保険なども損害保険の分野に含まれ、保険商品の種類は多岐にわたります。

例えば、自動車を買う際や、バイクを買う際に加入を検討することが一般的です。そのため生活との関わりも深い業界になり、保険業界の中でも就活生に人気の高い業界となっています。

損害保険業界の企業
・東京海上日動火災保険
・MS&ADインシュアランスG
・SOMPOホールディングス

「損害保険業界」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「損害保険業界」について詳しくなることで、より優位に就活を進めることができるでしょう。

生命保険業界

生命保険は、加入者が死亡した際に保険金が支払われる保険です。死亡だけではなく、病気やケガ、入院などの際に適用される保険もあり、これも生命保険の区分として考えられることが多いです。

生命保険は保険会社が支払う金額が大きくなりやすいため、保険料も高くなりやすいのが特徴になります。また生死に関係するナイーブな話をするため、営業においてはセールストークが非常に難しいと言われています。

しかし生命保険は、親族の死亡によって稼ぎ手がいなくなり、収入がいきなりゼロになってしまうこともあるため、もしもの備えとして必要なサービスでもあります。生命保険は扱うのが難しい商品ですが、その分社会貢献度の高いサービスでもあります。

生命保険業界の企業
・第一生命HD
・日本生命
・かんぽ生命保険

「生命保険業界」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「生命保険業界」について詳しくなることで、より優位に就活を進めることができるでしょう。

保険業界の4つの職種と業務内容

保険業界の4つの職種と業務内容を表した図

次に保険業界の職種と業務内容について解説します。保険業界は「商品開発」「営業」「サービス支援」「専門職種」の4つの職種と仕事内容に分かれています。

4つそれぞれが重要な役割を担っておりますので、しっかりと理解し業界研究を進めましょう。

1.商品開発

保険商品は既存のサービスだけが売り出されているだけではなく、常に新しい商品の開発・企画がおこなわれています。そのため商品開発では、市場のトレンドや需要、社会情勢や構造の変化など、さまざまな要因を考慮して、商品の開発、企画を進められています。

そもそも保険商品とは、生命保険であれば「終身保険」「医療保険」「がん保険」「介護保険」「就労不能保険」などがあり、損害保険であれば「自賠責保険」「自動車保険」「火災保険」「地震保険」「傷害保険」などがあります。

保険商品は例えば、食品や自動車など形のある有形商材ではありません。保険という、加入しておくことで、万が一の事象に対する安心や安全といった目に見えないサービスを保険業界では扱っています。

また商品開発の業務内容はさまざま存在します。ターゲット層を調査し、ニーズやトレンドを把握する「マーケティング」や、マーケティングの結果に基づき商品のアイディアを考える「新商品の立案」、これまでの商品のマイナーチェンジをはかる「過去商品の改良」など、様々な仕事が商品開発には存在します。

保険商品が売れるためには、顧客のニーズを満たしていなければならず、商品そのものとしての魅力が必要です。どれほど優秀な営業マンがいても、商品自体の価値が低ければ契約を獲得するのは難しいです。そのため商品開発は企業の要とも言われています。

さらに商品開発では、新しい保険商品を開発するだけではなく、現状販売している商品の改良などもおこないます。商品開発では市場を分析する力はもちろん、営業と連携しながら消費者の満足度やクレームなどを理解し、新商品の開発に役立てることが重要になります。

保険とは無形の商材であり、目に見える商品ではありません。そのため、顧客が抱える課題や要求に対して応えられるようなサービスが、保険業界の商品開発では求められています。

商品開発の仕事内容
・商品企画
・商品開発
・既存商品の改良

「商品開発」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「商品開発」について詳しくなることで、より優位に就活を進めることができるでしょう。

2.営業

保険業界の営業は、法人個人問わず、消費者に保険商品を販売することが仕事です。保険会社は保険の商品を販売することで収益を得る事業です。そのため保険商品の販売は、もっとも基礎的な業務であり、新入社員が担当することも多い職種になります。

営業では、既存の保険商品の販売はもちろん、相手のニーズに合わせた提案もおこなわなければなりません。しかし、相手が欲しい商品を販売するだけでは、利益を獲得するのは難しい場合があります。

法人営業では、顧客は企業となります。例えば生命保険の法人営業の場合、総務部門の福利厚生担当者から役員レベルまでが商談の相手となります。

商談が成立するまでに、何度も話し合いを重ねる必要があり、信頼関係を構築するためスキルや提案力がなければ、契約まで至れません。そのため特に生命保険の法人営業は、難しい仕事と言われています。

一方、個人営業では、顧客は一般の消費者がメインとなります。個人営業でも、電話や飛び込み営業によりアポイントを獲得する、アウトバウンドセールスが多いのです。しかし、保険代理店の営業職の場合は、来店した顧客に対して保険を提案する、インバウンドセールスが一般的となります。

どちらも、顧客の人生プランや不安などをヒアリングする能力や、取扱い商品の中から適切な保険プランを提案する提案力が必要になります。

基本的に顧客は、できるだけ安価で保険を購入したいと考えています。そのため安価な保険商品であれば、その分得られる利益も少なくなってしまいます。顧客にとってAという保険商品が1番ニーズに合いそうでも、Bという利益率が高い保険商品があった場合、Bを提案しなければならないケースもあります。

そのため保険業界の営業は、相手のニーズと自社の売上の両方を実現しなければならない仕事になります。そのため、顧客とスムーズに対話するためのコミュニケーション能力はもちろん、顧客のニーズと自社の売上の両方を考えられるバランス力も必要になります。

営業の仕事内容
・保険商品の販売

「営業」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「営業」について詳しくなることで、より優位に就活を進めることができるでしょう。

3.サービス支援

サービス支援では、営業が保険を販売した後のアフターサービスを行う仕事です。例えば、契約後にお客様から契約内容についての問い合わせがあったり、プランの変更、解約などを承る仕事になります。

また、実際に保険を適用させるとなった場合の、相談窓口の役割も果たさなければなりません。

例えば、よくありがちな保険金の相談について問い合わせがあった場合です。保険商品では、保険に加入しているからといって、すべてのケースで保険金がおりるわけではありません。保険の適用範囲は商品やプランごとに決められています。

また保険金の上限額なども決められているため、それらも計算しながら、実際の支払額を決定するのも、アフターサービスの仕事です。

このように顧客の対応を通じて、自社商品の品質向上に努める仕事がサービス支援になります。そのため自社商品の理解はもちろん、誠意を持って顧客と対応できる力が必要になります。

サービス支援の仕事内容
・アフターサービス
・相談窓口

4.その他専門職種

商品開発や営業、サービス支援以外にも、保険業界には専門に特化した職種があります。それらの専門サービスでは、顧客の資産運用を考えたり、資産計画などを提案するといった仕事内容になります。個人だけではなく、法人の資産運用や資産計画を担当することもあります。

例えば生命保険では、家計や蓄財といったライフプランの相談になることが多いです。そのため蓄財や家計のスペシャリストであるファイナンシャルプランナーや、より生活に密着したアドバイスができるライフコンサルタントが活躍しています。

また外交員と呼ばれる、個人あるいは法人の顧客と、新たに保険契約を結ぶための営業活動をする仕事も専門職としてあげられます。一般的には保険会社に勤務する営業担当と変わりませんが、「個人事業主」として会社と契約を結んで働く職種になります。

このように保険業界では、商品開発や営業以外にも、その道のスペシャリストとよばれる専門職種も多く、多様な働き方ができる業種となっております。

その他の専門職
・ファイナンシャルプランナー
・ライフコンサルタント
・外交員

「資格」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「資格」について詳しくなることで、より優位に就活を進めることができるでしょう。

保険業界の動向

次に保険業界の動向について解説します。保険業界の動向について理解することで、「業界全体ではどんな過去や課題があり、どのような人物を求めているのか」「今後の展望により、就職することでどのようなメリットやデメリット」などが分かります。

そのため、自分にあった企業を探すための業界研究や企業研究を進めることができます。保険業界を理解するためにも、現状の課題や今後の行方にもしっかり注目しておきましょう。

今までの変革

日本に保険という考え方が生まれたのは、福沢諭吉がヨーロッパから持ち込んだからと言われています。「西洋旅案内」という著書では、西洋の近代的な保険についての知識が紹介されました。

1881年には、福沢諭吉の門下生である阿部泰蔵が日本初となる保険会社を創設しました。これが「明治生命」です。その後、「帝国生命」(現在の朝日生命)、「日本生命」も登場し、さまざまな諸改革が施されていきます。

一般の人々が現在と同じような手順で加入するようになるのはもう少し後の時代ですが、保険の大切さは徐々に理解され、普及していきました。1892年頃には各地に生命保険会社が誕生しました。

多くの保険会社が登場したことで法的な整備も必要となり、1900年にはドイツの保険監督法にならって「保険業法」が制定され、政府の取り締まりが開始されたのです。

これが保険業界の始まりになります。「明治安田生命」や「朝日生命」「日本生命」などの大手保険会社の歴史は、明治時代から続いていることになります。そのためネット保険会社など、比較的新しい会社と社風や制度などが大きく異なることが多いため、しっかりと企業研究を進めていきましょう。

近年のトレンド

少子高齢化問題による追い風

近年の保険業界に大きな影響を与えるのは、少子高齢化による人口減少です。少子高齢化に伴う人口減少により、けがや病気、事故など、長生きすることによる経済的リスクが高まる傾向にあるからです。

国立社会保障・人口問題研究所が公表した「将来人口推計(出生・死亡中位推計)」によれば、日本の人口は2040年に1億1,092万人へと減少し、2053年には1億人を下回って9,924万人にまで減少すると推計されています。

その一方で、出生率の低下や平均寿命の伸長などにより高齢化が進み、65歳以上の高齢者が人口に占める割合は、2065年には38.4%へと急上昇すると予測されています。

こうした中、生活費の確保や医療費の支出など、長生きすることによる、経済的なリスクが高まっていると言われています。そのためそのリスクを軽減するために保険が有効であり、保険業界にとっては今後、少子高齢化が事業の追い風になると言われています。

ネット保険の台頭

近年では、気軽に加入できるネット保険の存在も台頭してきています。インターネット上で簡単に見積りを依頼でき、かつ他社との比較ができるため、直接販売にはない手軽さが好評です。大手の生命保険会社や損害保険会社が取り扱っているネット保険や、ネット保険業として成り立った企業まで様々です。

ネット保険の大きな特徴として、販売方法の簡素化が挙げられます。ネット保険は従来の直接販売型と比べ、販売員が書類を交わしたり商品の説明をしたりと手間がかかっていた部分を大きく省くことができます。

そして、手数料や人件費などの削減が可能になり、低価格で保険を提供できるようになりました。価格.com - ネット生保は本当に安いの?」によれば、30歳標準体の男性における定期保険の場合、月々の保険支払額は、ネット保険が他の保険に比べ1000円近く安いことが分かります。

ネット保険は価格競争も激しく、各社ともにネット保険の販売に注力しています。「価格.com - 通販型自動車保険の業界シェアについて|自動車保険の業界動向」によれば、自動車保険におけるネット保険の業界シェアは約15.2%であると分かりました。そのため徐々に保険の加入方法が、直接販売型からネット保険が主流になりつつあると言われています。

今後の行方

海外市場への進出

保険業界でもグローバル化の波は進んでおり、国内だけではなく、海外に販路を見出す企業も多いです。日本生命保険はインドの有力財閥のリライアンス・グループの傘下企業に出資し、第一生命本はベトナムの保険会社であるバオミンCMGを買収しました。また明治安田生命保険は、ドイツのタランクス社との共同事業として、ポーランドの大手保険グループであるオイロパ社、ワルタ社の2社に経営参画し、ポーランドでの事業展開を行なっています。

これらの動きにはさまざまな理由があり、大きいのは少子高齢化の進行や国内人口の減少です。少子高齢化により、保険に加入できない人口は増えています。保険には加入時の年齢が制限されているものもあり、高齢者はすでに保険に加入しており、新しい契約者を見つけることが難しいという現状があります。

また、人口自体が減少しているため、契約者の絶対数が減っていることも、国内需要の行き止まりのポイントになります。海外でも特に新興国は保険需要が高いことも多く、現地企業との提携や買収などによって販路を拡大し、海外事業で利益の獲得を目指す企業は増えています。

商品サービスの広がり

少子高齢化により、リスクへの備えの重要性は今後さらに高まるため、保険業界に求められる役割が大きくなると言われています。

たとえば、医療保険や介護保険、老後の生活のための年金保険などです。これらは高齢化の進展に伴って、今後ますますニーズが高まる商品と言われています。

また保険会社も介護補償に関わる新商品の開発や、契約者向けの介護関連の情報提供、ケアスタッフの訪問サービスなどにも力を入れはじめる企業が増えています。保険会社の中には、介護施設を運営する会社も増えています。

少子高齢化は新たなリスクを生み出しますが、それに対応して保険会社が開発する商品・サービスも広がりを見せています。そのため、保険を通じた働き方は多様化していくと言われています。

保険業界の業績と待遇

保険業界の業績を表した図

業績規模 44.5兆円(生33.9兆円/損10.6兆円の合計)
平均年収 880万円(生843万円/損917万円の平均)
平均勤続年数 約14.0年(生13.1年/損15.0年の平均)

図形では、「業績規模」「平均年収」「平均勤続年数」のカテゴリーのうち、それぞれトップの「卸売」「総合商社」「電力」の業界と保険業界を比較しています。

業界動向リサーチの「生命保険業界の現状・動向・ランキング・シェアを研究-業界動向サーチ」によれば、生命保険業界は毎年順調に業績を伸ばし続け、現在では業界規模33兆9,000億円となっています。業績の伸び率は-1.4%であり、142業界128位と低くなっております。

一方、「損害保険業界の現状・動向・ランキング・シェアを研究-業界動向サーチ」によれば、損害保険業界の業界規模10兆6,000億円となっています。業績の伸び率は+2.2%であり、142業界41位と高くなっております。

また生命保険業界の平均年収は843万円、損害保険業界の平均年収が917万円となっており、総合商社と比べると低いものの、サラリーマンの平均年収が400万円程度と言われているため、平均と比べると高めとなっています。

そして生命保険業界の平均勤続年数は13.1年、損害保険業界は15年となっております。国税庁が公表している「平成29年分 民間給与実態統計調査」によれば、全体の平均勤続年数は12.1年であるため、平均より高い勤続年数であることが分かります。

保険業界の主要企業の売上高ランキングと特徴

保険業界を志望するのであれば、どの企業を志望するのかを決めていくために、企業ごとの特徴や強みなどを調べる必要があります。

就職する企業と自分の目指すところが違えば将来が全く違うものになりますので、企業正しく知り、就活を進めていきましょう。就活では業界研究だけではなく、企業研究も大切ですので、保険業界の主要な企業についてもしっかりと、理解を深めていきましょう。

生命保険業界の売上高ランキングを表した図

損害保険業界の売上高ランキングを表した図

保険業界について理解し就活に挑もう

保険業界は就活生に人気の業界であり、大手企業などは特に倍率も高いです。そのため、選考を有利に進めるには、できるだけ業界についての知識や理解を深めておかなければなりません。業界への理解が深められていないと、選考の際に志望度が低いとみなされることも多いです。

場合によっては理解が深められていない、知識が十分にないという理由で不合格になることもあるため、事前の業界研究は念入りにおこないましょう。また、業界について正しく知っておくことで、どのような事業があるのか、自分に向いているのかどうかなどがわかりやすいです。

自分に合った仕事かどうかを見極めるためにも、また選考を有利に進めるためにも、業界研究は徹底しておこない、保険業界への理解を深めておきましょう。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

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吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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