面接対策

【一次面接の質問7選】不合格になってしまう原因と対策

一次面接こそ好印象を残す絶好のチャンス

一次面接は就活生が実際に面接官と対面する最初の機会です。この時の印象はいうまでもなく、とても重要なものになっていきます。最初についた印象は、なかなか変えることはできません。ですから、この一次面接で好印象を残すことができれば、その後に控える二次面接などにも進みやすくなるといえるのです。

また、一次面接は自分を直接面接官に売り込むための第一歩です。書類審査だけでは実際の人となりはわかりませんので、面接官もどんな就活生が来るのか全く知らない状態にあります。そこで好印象を残すことができれば、その企業における就活はよい流れを掴むことができたといえるでしょう。一次面接はまっさらな状態から始めることができるため、好印象を作るチャンスであると考えてください。

一次面接の面接官は若手社員が多い

一次面接の面接官は、多くの企業において若手社員が担当するケースが多いです。若手といっても入社3〜6年目くらいで、30歳前後の人が面接をおこないます。

何故一次面接の面接官が若手社員なのかというと、今後面倒を見ることになる現場の社員のほうが、その人の入社後に求められるスキルや人間性を考えることができるためです。

一次面接に臨む際には、現場の社員から面接官として評価される可能性があることを意識して企業研究に取り組み、自分が希望する部署で働くビジョンをしっかりと描いてから面接に望みましょう。

大手企業は中堅社員が面接官の場合もある

大手企業では人事部が部署として大きく、採用に対してコストをかけて慎重におこなっている会社もあります。その場合は若手社員だけではなく中堅社員が面接官の場合もあります。

中堅社員の場合、部下がついていたりチームで仕事をしている場合が多いです。そのため、若手社員が面接官のときに比べて、個々の特徴とは別に協調性があるかを重視して質問をしてくる場合があります。そうした面接官の質問の意図を読み解き、働いている立場や環境に即した会話をすることが重要です。

そのためには、自分が入社した直後になにをしたいか、入社してから数年立ったらどのようなポジションで活躍したいかを前もって考えておき、話をまとめておくといいでしょう。ひとつのストーリーだけではなく、複数のエピソードを準備しておくのもおすすめです。

相手も面接の専門家ではない

面接官が若手でも中堅社員でも、相手は面接の専門家ではありません。業務の合間に面接をおこなっているケースがほとんどです。そのため、その場の雰囲気で質問をしてくることがあります。

もし専門家なら、聞いておかなければいけない質問や、聞かないほうがいいことなどをよく知っているでしょう。しかし、専門家でない若手や中堅の社員はそのことを知りません。採用希望者も当然面接には慣れていないため、面接での決まったルールや攻略法などはひとつに絞ることができません。

面接では、相手の様子や立場、年齢などからその人がどのようなポジションにいるのかを考えて、理解しやすく親近感が湧くような話を展開しましょう。そのためには、色々なケースを想定して面接で話す内容を準備しておくことが重要です。

一般的な内定までの面接回数

企業の規模にもよりますが、一次面接、二次面接だけのところもあれば、三次面接まで設けているところも多くあります。回数を重ねるごとに面接官の役職が高くなり、質問の意図も掴みにくくなってくるため、就活生はプレッシャーを感じるでしょう。回数が多いのは、少数精鋭の人材のみを欲しているということの表れであると考えられます。

しかし、まずは一次面接を突破しなければ先に進むことはできません。もしも二次面接、三次面接と続くことがあっても、きちんと対策をして臨めば問題はありません。

また、面接の中に集団面接などが含まれている場合があるかもしれませんが、これは平均的にどの企業も序盤に設けていることが多く見受けられます。

一次面接でよく聞かれる質問

一次面接では、ひねりのない質問をされることが多くあります。面接官が聞きたいことをそのまま聞いてくるため、就活生としては準備しやすく、考えておいた答えを述べれば問題はないでしょう。

どの企業でも大体似たような質問をされるため、あらかじめどのようなことを聞かれるのかを知っておいて、答えを用意しておくべきだといえます。一次面接の質問は、言い方が変わっていても聞きたいことに大差はありません。ここでは実際に、どういった質問をされるのか説明していきます。

自己紹介

面接が始まると、最初に「自己紹介をお願いします」と聞かれるのが一般的です。自己紹介では、大学名と学部、自分の名前を答えて終わってしまう就活生がいますが、それだけでは印象に残りませんし、その後の質問のきっかけになる自己紹介になっていません。自己紹介では、大学名と学部、自分の名前を答えた後に自分をアピールできる内容を答えましょう。

自分をアピールできる内容といっても、自己PRは自己紹介とは別に質問されるので、自己紹介では自己PRと同じ内容を答えないようにしましょう。自分をアピールできる内容は、大学時代に力を入れたことや活動したことが挙げられます。自己紹介は60秒ほどで答えることが望ましいため、自分をアピールできる内容を簡潔に答えられるようにしておきましょう。

関連記事
自己紹介の1分間で好感度をUPする方法と注意点【例文あり】

志望動機

志望動機はどの企業の面接でも必ず聞かれることですので、しっかりとまとめていきたいところです。自分がどうしてその企業を志望したのか、企業研究ノートなどを見直して、原点を振り返ってみましょう。一番強くその企業で働きたいと思った理由を軸に、面接官に熱意が伝わる言い方をどんどん考えていってください。志望動機をまとめる時は、企業への志望度が高いことをアピールできることを第一に考え、その上で企業について研究してきたということも加えて伝えられるようにするのがポイントです。

また、時間配分についても注意が必要です。あまり長くだらだらと喋りすぎると何を伝えたいのかわからなくなってしまいます。練習の時点で、ここまで何分くらい使おう、など、時計を見ながらペース配分を考えておきましょう。

自己PR

自分の魅力を最大限にアピールするためには、自己PRの場は絶好のチャンスです。自己分析は就活の序盤でおこなったと思われますが、ここではそれを活用したり、自分の長所を具体的に企業においてどのように活かすことができるかを伝える言い方を考えましょう。ただ単に自分の長所をいうだけでは、面接官に伝わりません。そのため、わかりやすいエピソードを交えて話すのがよいでしょう。

また、面接官は企業に貢献してくれる人材を欲しがっているので、自分がいかに企業にとって有益な人材であるかをアピールしましょう。自分に向いていることやできること、経験してきたことなど、そういったことの中から、必ずアピールできるポイントとなることがあるはずです。

学生時代に力を入れたこと

学生時代に何に力を入れたかという質問も鉄板です。この質問で大事なことは、面接官が聞きたいのはエピソードではなくその中で就活生がどのように動き、考えたかということです。立派なことや派手なこと、他の人が経験していないようなことである必要はありません。

バイトでもサークルでも構いませんから、何かをした時に自分がこう動いたことによって事態がどのように動いた、あるいは自分はその中でどういった立ち位置にいたかなどを、細かく伝えてください。もちろん失敗したエピソードでも構いません。その時は失敗から何を学んだかについて詳しく述べましょう。面接官が知りたいのはエピソードが素晴らしいかどうかではなく、あくまでもその人の性格や行動パターン、集団での立ち位置なのです。

関連記事
学生時代に最も打ち込んだことの面接での伝え方【例文あり】

他にどのような会社を受けているか

面接では、他にどのような企業を受けているか聞かれることがあります。他に受けている企業について質問されると、正直に答えるべきか迷う就活生は多いです。第一志望ということをアピールするために、「御社しか受けていません」と答える人もいますが、1社しか受けないということは、不合格だった場合のリスクを考えていないと判断される可能性があります。

面接官が、他に受けている企業について質問するのは、就活生がどのような軸を持って企業を選んでいるかを知るためです。そのため、ただ受けている企業を答えるのではなく、「○○に興味があり、○○という強みを活かすために、○○業界を中心に受けています」と自分をアピールできる回答をしましょう。

関連記事
「第一志望ですか」という質問に即答するノウハウ|内定をもらうコツも合わせてご紹介

あなたの強み・弱み

面接では、自分の強みと弱みについてもよく聞かれます。面接官は、学生の強みを知ることでどのような業務に向いているかを見極め、入社後にどの業務を任せられるかを具体的に考えることができます。新卒として普段の業務で働いていく姿をイメージさせることができれば、採用される可能性は高まります。

強みだけではなく、弱みもよく聞かれる質問です。自分の弱みを知っているということは、自身を客観視できていることのアピールにも繋がります。また、希望している部署の仕事の特性から、弱みが逆に強みになる場合もあります。

関連記事
【面接で強みと弱みを述べる際のポイント】答え方と例文を紹介

逆質問

面接の最後に、面接官から「何か質問はありますか?」と聞かれることを逆質問と呼びます。逆質問は単なる質問ではありません。これももちろん面接の一貫ですから、するべき質問としてはいけない質問があります。

まず、するべき質問ですが、自分のやる気や志望度の高さをアピールできるものや、企業研究を十分してきたことが面接官に伝わるようなものがよいでしょう。入社までに何か準備をしておくべきか、企業は今どのような課題を抱えているか、といった質問が例として挙げられます。

してはいけない質問とは、ホームページやパンフレットなどに載っていることを聞いてしまうというものです。これは企業研究が全く足りていないという証になってしまいますし、志望度が低いと判断されてしまいます。

一次面接で落ちてしまう原因とは?

一次面接が通らず、先に進めなくて悩んでいるという人も多いのではないでしょうか。面接官が何を見ているかを意識していないと、一次面接を突破することは難しくなってしまいます。

ですが、気を付けておくべきポイントを押さえておけば、一次面接から次の面接に進むことや、内定を掴むことは可能なのです。改めて、なぜ一次面接で落ちてしまうのか、その原因について振り返ってみることにしましょう。原因に対する対策は、それほど難しいものではありません。

志望度が感じられない

面接官に何よりも伝えなくてはならないのは、その企業に入りたいという志望度の高さです。この就活生は自分たちの企業にはそれほど関心がないのだな、と思われてしまうと、まず面接を通過することができないでしょう。自分がどれだけその企業に対して熱意を持っているかということを面接官に可能な限り伝えるために、志望動機や自己PRの機会を利用してください。

面接官によっては、「私たちの企業には何番目に入りたいと思っていますか」など、直接的な聞き方をしてくる人もいます。その場合はチャンスだと考えて、その企業に入りたい理由や意気込みを、気合を入れて語りましょう。

もちろんどの企業においても、その企業が志望度第一位だと答えてください。実際に会話の中で熱意を伝える機会を逃さないようにしましょう。

第一印象がよくない

面接において、第一印象はとても大事なものです。入室した瞬間から面接は始まっています。猫背で入ってきたり、ドアを乱暴に閉めたりなど、いきなり悪い印象を与えてしまうことは避けましょう。

また、その他にも自分を印象づけるものについては、自分自身が思っているよりも遥かにあります。目線を下に向けがちだったり、もごもごと口ごもるように話していたりなど、面接官に不快な思いをさせていると、それだけで減点されてしまいます。

どれほど良い内容の答えを用意して臨んでも、そういった些細なことの積み重ねで全体の印象が悪くなってしまうと、面接官にとってはマイナスなイメージしか残らなくなってしまいます。第一印象は面接の鍵だと思って、気を付けて行動してください。

コミュニケーション能力が足りない

面接では、その企業に対する志望度や企業に貢献できる人物かということ以外にも、就活生のコミュニケーション能力についてもチェックしています。企業で仕事をするうえで、コミュニケーション能力は欠かせない能力です。仕事は自分だけでするものではなく、同僚や他部署の社員と協力しながら仕事を進めていく必要があります。

そのため、コミュニケーション能力が足りないと判断されてしまうと、一次面接で落とされてしまうのです。コミュニケーション能力があることをアピールするためには、面接官の質問を正しく理解して、面接官が求める回答をすることが大切です。また、自分の考えや伝えたいことを適切に表現し、面接官に分かりやすいように話すことも意識しましょう。

暗記した内容をそのまま話している

面接に苦手意識を持っている人に多いのが、暗記した内容をそのまま話しているパターンです。面接に苦手意識を持っていると、質問に対してしっかり回答しようとして、暗記した内容を一字一句間違えないように回答してしまうことが多いです。

暗記した内容をそのまま話してしまうと、まるで原稿を読んでいるような印象を与えてしまい、企業に入社したいという熱意や自分をアピールしたいという気持ちが面接官に伝わりません。

回答の内容はもちろん大切ですが、内容と同様にどのように話すかということも意識しましょう。面接では質問ごとに回答のキーワードやエピソードだけを覚えておき、質問されたらキーワードを思い出しながら回答すると自然に回答できます。

面接力診断で、苦手な分野を見つけよう

今年の就活は、web面接で選考を行う企業も増え対策法がわからず、戸惑っている方も多いはず。

そんな時は、「面接力診断」を活用してみましょう。

面接力診断は、24の質問に答えるだけで、自分の面接力をグラフで見える化し、どこを伸ばせば面接力が高くなるのかが一目で分かります。

web面接も、通常の面接と押さえるべきポイントは同じです。面接力診断で弱点を把握し、効率的に対策することで、選考の突破しましょう。

一次面接を突破するための対策

一次面接は就活生が社員と対面する最初の機会であり、採用選考の最初の壁です。一次面接を突破するためには、回答の内容以外にもいくつかのポイントを押さえておく必要があります。

いくら回答の内容が良くても、その他の部分でマイナスの印象を与えてしまうと、一次面接を突破することは難しいです。面接の対策というと、回答の内容にばかり目を向けがちですが、回答の内容以外のポイントをしっかりと把握しておき、一次面接を突破しましょう。

清潔感のある身だしなみを心がける

面接では、第一印象が重要です。第一印象が悪いと、悪い印象を持たれたままで、その後のやり取りをしなければなりません。第一印象は、相手を見てから5秒で決まるといわれています。入室してから5秒で好印象を与えるためには、清潔感のある身だしなみをすることが大切です。

清潔感のある身だしなみで面接に挑むために、面接前にトイレの鏡の前で、スーツやネクタイ、髪型、靴などをチェックしましょう。スーツが汚れていたらスーツブラシで綺麗にして、ネクタイが曲がっていないか確認します。

寝癖や強風で髪が乱れていたらヘアワックスで整えましょう。靴の汚れは意外と目立つので、靴のホコリや泥は拭いておきます。面接前のちょっとした準備で第一印象は変わるので、身だしなみを整えてから面接に挑みましょう。

話し方や態度に気をつける

清潔感のある身だしなみと同様に、話し方や態度に気をつけることが大切です。同じ内容を話していても、話し方や態度によって受け取る印象は大きく変わってきます。小さな声でぼそぼそと話すと、それだけで自信が無い印象を与えてしまいますし、無表情や仏頂面で話していては、面接官に悪い印象を与えてしまいます。

面接では、①姿勢を正して②大きな声で③はっきりと④笑顔で話すようにしましょう。大きな声で話すのが苦手という人は、面接が始まって最初の一言を大きな声で発するように意識すると良いです。最初に大きな声を出していれば、その後の面接でも大きな声で話しやすくなり、心に余裕ができ笑顔で話せます。話し方や態度を意識して、一次面接を突破しましょう。

面接練習を友人などの第三者に見てもらう

面接で何をいうか、まずは自分で整理して考えてみることが大切です。面接での質問にどういった受け答えをするか、回答をまとめてみましょう。そのあとは、友人などに頼んで面接の練習をするのがおすすめです。

自分の中で話すことがまとまっていても、実際に人へ向かって話すとなると難しいものです。何度も面接練習をすることで話すことに慣れ、どのポイントを強調して話せばいいかもわかってきます。

また、面接練習の相手から質問されたり感想を聞いたりすることで、本番を想定した練習ができるようになります。友人や家族などに頼んで、面接練習をしてみましょう。第三者に見てもらうことで、自分では気づけなかった改善点がみえてきます。

頻出の質問をおさえて一次面接を突破しよう

一次面接の質問はそれほど難しいものではないため、比較的対策がしやすくできています。面接の場で答えに困らないようにするためにも、よく聞かれる質問は絶対におさえておきましょう。本番にされる質問も、落ち着いて考えれば、ここでご紹介した質問と同じような内容のことを聞かれているだけだとわかるはずです。

ある程度就活が進んでいき、面接の場数を踏むと、色々な企業の一次面接で何度も同じような質問をされることがわかると思います。それらのひとつひとつに丁寧に答えを考えていくうちに、一次面接への向き合い方が身につくはずです。

一次面接はその先の面接よりも緊張してしまうかもしれませんが、どのようなことを聞かれるかわかっていれば突破することは難しくありません。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

記事についてのお問い合わせ