就活のマナー

就活で使える場合別メール返信例17選|返信内容は印象を左右する

企業への返信メールは印象を左右するため重要

就活を進める中で企業からのメールに返信が必要な場合は多いです。

「メールの返信内容に自信が持てない」
「返信メールを手順に沿って作成したい」

上記のような悩みを抱えている就活生は多いでしょう。そこでこの記事では企業からのメールに返信方法や文面の作成方法について詳しく解説していきます。この記事を参考に皆さんも返信メールを作成してみてください。

ビジネスメールの考え方3つ

返信メールの作成方法を解説する前に、ここではまずビジネスメールの考え方について解説します。ビジネスメールの基本的な考え方を知らなければ、返信メールを正しく作成することができません。

そのためまずはビジネスメールの考え方を理解しておきましょう。

1.メールには主導権がある

メールには主導権があります。就活においては基本的に企業に主導権があります。主導権とは、話を進める側と言い換えることができます。

そのため就活生が企業に「面接を受けたいので、〇月〇日〇時にお願いします。」など送ることはマナーを守れていないと判断されます。就活のメールでは基本的に企業に主導権があると覚えておきましょう。

2.企業からのメールはできるだけ早く返信しよう

企業からのメールにはできるだけ早く返信しましょう。24時間以内に返信することを心がけましょう。

なぜならビジネスメールの基本的なマナーとして、24時間以内に返信することが一般的だからです。

またできるだけ早く返信することで、企業に対する関心の高さをアピールできるため、好印象を獲得できる可能性があります。企業からのメールにはできるだけ早く返信することを心がけましょう。

以下の記事ではメールの返信について詳しくご紹介しています。

3.ビジネスメールのフォーマットに従い返信する

ビジネスメールのフォーマットに従い返信することもマナーです。フォーマットは「相手の情報・自己紹介・本文」の順番です。

相手の情報は「〇〇株式会社 採用担当〇〇様」と記載します。自己紹介は「お世話になっております。〇〇大学〇〇学部〇年就活未来と申します。」と記入します。そしてその後本文を記載します。覚えておきましょう。

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メールの見本

日程調整メールの中で最も頻度の多い「企業からの日程調整メールに返信する」文面例を見本に解説していきます。

まずは返信メールの見本をご紹介します。作成手順を見る前に、見本を確認しておくことで、作成手順を具体的にイメージできるでしょう。

件名:面接の日程について_就活未来_〇〇大学
(先方のメール件名を変えずに返信する)

〇〇株式会社
採用担当〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年の就活未来と申します。

面接日のご連絡を頂き、誠にありがとうございます。

それではご提示頂いた下記日時にお伺いいたします。
〇〇ビル〇F
〇月〇日 15:00~

お忙しい中恐れ入りますが、当日は何卒宜しくお願いいたします。

ーーーーーーーーーーーーーー
就活 未来(Mirai Syuukatsu)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
携帯電話:090-xxxx-xxxx
メール:mirai@xxxxxx.gmail.com
ーーーーーーーーーーーーーー

返信メールの作成方法6ステップ

ここからは返信メールの作成方法について解説します。是非、作成手順通りに返信メールを作成してみてください。

1.件名を記入する

まずは件名の記入です。件名の記入方法は大きく2つあります。一つ目に企業から来たメールに返信する場合の件名。2つ目に自分から企業にメールを送る場合の件名の作成方法です。是非参考にしてみてください。

1-1.企業からメールが来た場合は件名は変更しない

企業からメールが来た場合は件名を変更しません。そのため「Re:」の形で件名を変更せずに返信しましょう。

例えば、「書類選考の結果について」と企業からメールが届いた場合には件名を変更せず「Re:書類選考の結果について」の形で返信するということです。

・件名を変更せずに返信する場合(送られてきた件名→返信の件名)

「書類選考の結果について」→「Re:書類選考の結果について」

・件名に名前と学校名を入れる場合(送られてきた件名→返信の件名)

「書類選考の結果について」→「書類選考の結果について_就活未来_〇〇大学」

以下の記事ではメールの返信をする際のマナーについて詳しく解説しています。参考にしてみてください。

1-2.自分からメールを送る場合はわかりやすい件名を記入する

自分から企業に対してメールを送る場合は、企業が認識しやすい件名を記入しましょう。

件名の記入は、内容の端的に要約したものが良いです。例えばメールの内容が面接日の調整であれば、「面接日程について」などと端的に要約したものにしましょう。

そしてその後に氏名と大学名を記入しましょう。

件名記入のOK例

新卒採用(〇〇職)面接日程に関して|就活未来_〇〇大学
新卒採用の面接調整に関して|就活未来_〇〇大学

件名記入のNG例

お世話になっております
昨日の件
〇〇大学〇〇学部〇年就活太郎です

2.宛名を記入する

宛名は、相手の情報を記入します。記載方法は「〇〇株式会社 採用担当〇〇様」と記入します。下の例を参考に記入してみてください。

宛先の記入例

【応募先の企業名・部署名・採用担当者名がわかる場合】
〇〇株式会社
人事部採用担当課
〇〇 〇〇様

【部署名がわからない場合】
〇〇株式会社
〇〇 〇〇様

【採用担当者のフルネームがわからない場合】
〇〇株式会社
人事部採用担当課
〇〇様

【部署名・採用担当者名がわからない場合】
〇〇株式会社
採用担当者様

3.挨拶と自己紹介を記入する

自己紹介は「お世話になっております。〇〇です。」と記入します。下の例を参考に記入してみてください。

挨拶と自己紹介の例

【日程調整メールに返信する場合】
「お世話になっております。〇〇大学〇〇学部〇年〇〇です。」

【自分で日程調整メールを送付する場合】
「初めてご連絡させていただきます。〇〇大学〇〇学部〇年〇〇です。」

4.本文を記入する

本文を記入します。本文は、端的に伝えたい事柄を伝えましょう。下では面接日の確認する内容の返信例を紹介しています。是非参考にしてみてください。

本文の例

面接日のご連絡を頂き、誠にありがとうございます。

それではご指示頂いた下記日時にお伺いいたします。
〇〇ビル〇F
〇月〇日 15:00~

5.締めの言葉を記入する

締めの言葉を記入します。締めの言葉は一般的にある程度決まった定型文があります。下に例を載せているので、参考に記載してみてください。

締めのあいさつ例

・お忙しい中恐れ入りますが、当日は何卒宜しくお願いいたします。

・当日はよろしくお願いいたします。

6.署名を記入する

署名とは「自分がどのような人なのか」を伝える目的で記入するものです。署名は氏名・学部学科・電話番号・メールアドレスを記入します。下の例を参考に記入しましょう。

署名の例

ーーーーーーーーーーーーーー
就活 未来(Mirai Syuukatsu)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
携帯電話:090-xxxx-xxxx
メール:mirai@xxxxxx.gmail.com
ーーーーーーーーーーーーーー

以下の記事では就活メールのマナーについて詳しく解説しています。確認してみてください。

就活の場面別の返信例文17選

ここからは場面別の返信例文を紹介していきます。メールは場面別に返信する内容や文面が変わります。そのため皆さんの都合に併せて、以下の例を参考にメールを作成してみてください。

紹介する場面

面接の日程調整の返信例
1.自分の都合が良い面接日時を提示する場合
2.提示されている面接日程から選んで返信する場合
3.提示された面接日程の都合が悪い場合
4.確定した面接日程を変更したい場合

面接当日の返信例
1.面接当日に遅刻する場合
2.面接当日にキャンセルをする場合

面接後の返信例
1.面接後のお礼メール
2.面接後の次回面接の辞退メール

その他面接に関する返信例
1.面接について質問がある場合
2.面接をキャンセルする場合
3.面接結果を問い合わせる場合

履歴書をメールで送付する場合の例
1.履歴書をメールで送る場合
2.パスワード送付メールを送る場合
3.書類選考の結果を問い合わせる場合

内定連絡メールに対する返信例
1.内定連絡メールに対して承諾する場合
2.内定連絡メールに対して保留する場合
3.内定連絡メールに対して辞退する場合

面接の日程調整の返信例

ここでは面接の日程調整に関する返信例をご紹介します。参考にしてみてください。

1.自分の都合が良い面接日時を提示する場合

採用担当者に返信する場合です。採用担当者に面接に来れる日時を提示してほしいというメールに対して、返信する場合の文面例です。参考にしてみてください。

件名:面接の日程について_就活未来_〇〇大学
(先方のメール件名を変えずに返信する)

〇〇株式会社
採用担当〇〇様

お世話になっております。
この度、貴社の新卒求人に応募させていただきました。
〇〇大学〇〇学部〇年就活未来と申します。

以下に面接希望日時を記載しております。
お忙しいとは存じますが、ご確認・日程調整頂けますと幸いです。

1.〇月〇日(〇)10時~15時
2.〇月〇日(〇)終日
3.〇月〇日(〇)15時~19時

以上でございます。
ご確認、日程調整頂けますと幸いです。

また上記日程での面接が難しい場合、お手数をおかけしますが
面接可能日時をご提示頂けますと嬉しく思います。

ご多忙の折、大変恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。

ーーーーーーーーーーーーーー
就活 未来(Mirai Syuukatsu)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
携帯電話:090-xxxx-xxxx
メール:mirai@xxxxxx.gmail.com
ーーーーーーーーーーーーーー

2.提示されている面接日程から選んで返信する場合

採用担当者に返信する場合です。採用担当者が提示している面接可能な日時から参加できる日程を選んで、返信する場合の文面例です。参考にしてみてください。

件名:面接の日程について_就活未来_〇〇大学
(先方のメール件名を変えずに返信する)

〇〇株式会社
採用担当〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年就活未来と申します。

面接日のご連絡を頂き、誠にありがとうございます。

それではご提示頂いた下記日時にお伺いできればと思います。
〇〇ビル〇F
〇月〇日 15:00~

お忙しい中恐れ入りますが、当日は何卒宜しくお願いいたします。

ーーーーーーーーーーーーーー
就活 未来(Mirai Syuukatsu)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
携帯電話:090-xxxx-xxxx
メール:mirai@xxxxxx.gmail.com
ーーーーーーーーーーーーーー

3.提示された面接日程の都合が悪い場合

採用担当者に返信する場合です。採用担当者が提示している面接可能な日時では都合が悪く、別の日程を提示してもらうための文面例です。参考にしてみてください。

件名:面接の日程について_就活未来_〇〇大学
(先方のメール件名を変えずに返信する)

〇〇株式会社
採用担当〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年就活未来と申します。
面接日のご連絡を頂き、誠にありがとうございます。

ご連絡頂きました日程ですが、当方学部の研究発表の日程と重なってしまい、大変申し訳ございませんがお伺いすることができません。
お手数をおかけしますが、面接日時の変更は可能でしょうか。

誠に勝手なお願いで恐縮なのですが、もし可能であれば下記の日程で再調整頂けないでしょうか。

1.〇月〇日(〇)10時~15時
2.〇月〇日(〇)終日
3.〇月〇日(〇)15時~19時

以上でございます。
ご確認、日程調整頂けますと幸いです。

また上記日程での面接が難しい場合、お手数をおかけしますが
面接可能日時をご提示頂けますと嬉しく思います。

ご多忙の折、お手数をおかけして申し訳ありませんが
ご検討いただきますよう、宜しくお願い申し上げます。

ーーーーーーーーーーーーーー
就活 未来(Mirai Syuukatsu)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
携帯電話:090-xxxx-xxxx
メール:mirai@xxxxxx.gmail.com
ーーーーーーーーーーーーーー

4.確定した面接日程を変更したい場合

採用担当者に返信する場合です。一度確定した面接日時に予定が入ってしまった場合等に、面接日程の変更のお願いを採用担当者にする場合の文面例です。参考にしてみてください。

件名:面接の日程について_就活未来_〇〇大学
(先方のメール件名を変えずに返信する)

〇〇株式会社
採用担当〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年就活未来と申します。
先日は面接の日時を調整頂きまして、誠にありがとうございます。

この度、〇月〇日〇時〇分より予定しておりました面接につきまして
大変恐縮ですが、家庭の事情により日時を変更したくご連絡いたしました。

以下の日程で再度調整していただくことは可能でしょうか。
何卒ご検討頂けますと幸いです。

1.〇月〇日(〇)10時~15時
2.〇月〇日(〇)終日
3.〇月〇日(〇)15時~19時

以上でございます。

また上記日程での面接が難しい場合、お手数をおかけしますが
面接可能日時をご提示頂けますと嬉しく思います。

ご多忙の折、お手数をおかけして申し訳ありませんが
ご検討いただきますよう、宜しくお願い申し上げます。

ーーーーーーーーーーーーーー
就活 未来(Mirai Syuukatsu)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
携帯電話:090-xxxx-xxxx
メール:mirai@xxxxxx.gmail.com
ーーーーーーーーーーーーーー

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面接当日の返信例

ここでは面接当日にメールを送る場合の文面例をご紹介します。参考にしてみてください。

1.面接当日に遅刻する場合

採用担当者に返信する場合です。面接当日に列車遅延などの理由で遅刻することがわかっている場合の文面例です。

ここではメールの文面例をご紹介しますが、面接に遅刻する場合には基本的に電話で連絡することがマナーです。是非下の記事を参考に電話をしましょう。

件名:〇〇につきまして
(先方のメール件名を変えずに返信する)

〇〇株式会社
採用担当〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年就活 未来と申します。

誠に申し訳ございません。
〇月〇日〇時〇分より予定しておりました
面接開始時間に間に合うことが難しくご連絡差し上げました。

列車遅延のため、〇分の遅刻いたします。
誠に申し訳ございません。

大変ご迷惑をおかけしますが、このまま貴社にお伺いして
面接を行っていただくことは可能でしょうか。

また難しい場合、面接日程を変更していただくことは可能でしょうか。

せっかくの機会にも関わらず、
このような結果となり大変申し訳ございません。

また、メールでのご連絡となってしまい心よりお詫び申し上げます。

ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

ーーーーーーーーーーーーーー
就活 未来(Mirai Syuukatsu)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
〒123-4567
〇〇県〇〇市〇〇町1-2-3
携帯電話:090-xxxx-xxxx
メール:mirai@xxxxxx.gmail.com
ーーーーーーーーーーーーーー

2.面接当日にキャンセルをする場合

採用担当者に返信する場合です。面接当日にやむを得ない理由でキャンセルする場合の文面例です。是非参考にしてみてください。

件名:〇〇につきまして
(先方のメール件名を変えずに返信する)

〇〇株式会社
採用担当〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年就活 未来と申します。
先日は面接の日時を調整頂きまして、ありがとうございます。

この度、誠に申し訳ございませんが
家庭の事情により本日の面接に伺うことが難しい状況です。

大変お手数をおかけしますが、
本日の面接をキャンセルさせて頂けますでしょうか。

またもし可能でしたら、面接日程を変更していただけますと幸いです。

せっかくの機会にも関わらず、
このような結果となり大変申し訳ございません。

また、メールでのご連絡となってしまい心よりお詫び申し上げます。

何卒、ご検討頂けますと幸いです。
よろしくお願いいたします。

ーーーーーーーーーーーーーー
就活 未来(Mirai Syuukatsu)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
〒123-4567
〇〇県〇〇市〇〇町1-2-3
携帯電話:090-xxxx-xxxx
メール:mirai@xxxxxx.gmail.com
ーーーーーーーーーーーーーー

以下の記事では面接を当日にキャンセルする際のポイントを詳しく解説しています。併せて確認してみてください。

面接後の返信例

ここでは面接後にメールを送る場合の文面例をご紹介します。参考にしてみてください。

1.面接後のお礼メール

採用担当者にメールを自分から送信する場合です。面接が終わり、面接に対してのお礼を採用担当者に伝えるための文面例です。参考にしてみてください。

件名:一次面接のお礼_就活 未来_〇〇大学

〇〇株式会社
採用担当〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年就活 未来と申します。

本日はお忙しい中、面接をして頂き誠にありがとうございました。
面接を通して貴社で働きたい気持ちがさらに強くなり、
益々入社への意欲を高めることが出来ました。

次回面接の機会を賜れますと幸いですので、よろしくお願いいたします。
取り急ぎお礼を伝えたくメールを差し上げました。

末筆ですが貴社益々のご繁栄をお祈り申し上げます。

ーーーーーーーーーーーーーー
就活 未来(Mirai Syuukatsu)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
〒123-4567
〇〇県〇〇市〇〇町1-2-3
携帯電話:090-xxxx-xxxx
メール:mirai@xxxxxx.gmail.com
ーーーーーーーーーーーーーー

以下の記事ではお礼メールの送り方について詳しく解説しています。参考にしてみてください。

2.面接後の次回面接の辞退メール

採用担当者にメールを自分から送信する場合です。面接が終わり、次回の面接を辞退する場合の文面例です。参考にしてみてください。

件名:面接につきまして_就活 未来_〇〇大学

〇〇株式会社
採用担当〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年就活 未来と申します。
先日は、〇月〇日〇時〇分より面接をして頂きありがとうございました。
本日は一身上の都合により選考を辞退させていただきたくご連絡いたしました。

選考にお時間を割いて頂いたにも関わらず、このような結果となり
誠に申し訳ございません。

また、メールでのご連絡となってしまい心よりお詫び申し上げます。
何卒、ご理解いただけますと幸いです。

末筆ながら、貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。

ーーーーーーーーーーーーーー
就活 未来(Mirai Syuukatsu)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
〒123-4567
〇〇県〇〇市〇〇町1-2-3
携帯電話:090-xxxx-xxxx
メール:mirai@xxxxxx.gmail.com
ーーーーーーーーーーーーーー

その他面接に関する返信例

ここでは上記例文以外の面接に関するメールを送る場合の文面例をご紹介します。参考にしてみてください。

1.面接について質問がある場合

採用担当者に返信する場合です。面接日時が確定し、面接に対して質問がある場合の返信文面例です。参考にしてみてください。

件名:〇〇につきまして
(先方のメール件名を変えずに返信する)

〇〇株式会社
採用担当〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年就活 未来と申します。

この度、面接についてお伺いしたいことがございまして
ご連絡差し上げました。

以下お伺いしたい項目でございます。

1.面接に必要な持ち物があれば、ご教示いただけますでしょうか。
2.オンラインでの開催とのことでしたが、URLなどの面接に必要な情報は
 面接開催日までにご教示頂ける形でしょうか。

以上でございます。
お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認・ご回答頂けますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

ーーーーーーーーーーーーーー
就活 未来(Mirai Syuukatsu)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
〒123-4567
〇〇県〇〇市〇〇町1-2-3
携帯電話:090-xxxx-xxxx
メール:mirai@xxxxxx.gmail.com
ーーーーーーーーーーーーーー

2.面接をキャンセルする場合

採用担当者に返信する場合です。以前確定していた日時では面接に伺えない場合や、選考を受けることを辞めたい場合の文面例です。参考にしてみてください。

件名:〇〇につきまして
(先方のメール件名を変えずに返信する)

〇〇株式会社
採用担当〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年就活 未来と申します。
先日は面接の日時を調整頂きまして、ありがとうございます。

この度、誠に申し訳ございませんが〇月〇日〇時〇分より予定しておりました
面接に家庭の事情により伺うことが難しい状況です。

大変お手数をおかけしますが、
面接をキャンセルさせて頂けますでしょうか。

せっかくの機会にも関わらず、
このような結果となり大変申し訳ございません。

また、メールでのご連絡となってしまい心よりお詫び申し上げます。

何卒、ご理解頂けますと幸いです。
よろしくお願いいたします。

ーーーーーーーーーーーーーー
就活 未来(Mirai Syuukatsu)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
〒123-4567
〇〇県〇〇市〇〇町1-2-3
携帯電話:090-xxxx-xxxx
メール:mirai@xxxxxx.gmail.com
ーーーーーーーーーーーーーー

3.面接結果を問い合わせる場合

採用担当者にメールを自分から送信する場合です。面接が終わり選考結果を採用担当者に問い合わせる場合の文面例です。参考にしてみてください。

件名:選考結果につきまして_就活 未来_〇〇大学

〇〇株式会社
採用担当〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年就活 未来と申します。

先日はお忙しいところ、面接のお時間を頂きありがとうございます。

面接の結果につきまして、いつ頃ご連絡いただけるのかお伺いしたく
ご連絡いたしました。

ご多忙のところ催促の連絡を差し伸べてしまい大変恐縮ですが
ご連絡いただけますと幸いです。

お忙しいとは存じますが、どうぞよろしくお願いいたします。

ーーーーーーーーーーーーーー
就活 未来(Mirai Syuukatsu)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
〒123-4567
〇〇県〇〇市〇〇町1-2-3
携帯電話:090-xxxx-xxxx
メール:mirai@xxxxxx.gmail.com
ーーーーーーーーーーーーーー

以下の記事では面接の結果を問い合わせる方法やタイミングについて解説しています。併せて確認してみてください。

履歴書をメールで送付する場合の例

ここでは履歴書をメールで送付する場合の文面例をご紹介します。参考にしてみてください。

1.履歴書をメールで送る場合

件名:新卒採用(〇〇職)応募に関して|履歴書の送付 就活太郎

本文:
〇〇株式会社
新卒採用部
〇〇 〇〇様

初めてご連絡させていただきます。
〇〇大学〇〇学部〇年就活太郎です。

この度マイナビに掲載されていた貴社〇〇職の求人を拝見しました。
是非貴社で学生時代に培ったスキルを活かしたいと思い、応募させていただきました。

マイナビの応募手順に従い、メールにて履歴書を送付しております。
ご確認頂ければ幸いです。何卒よろしくお願いいたします。

また添付しております履歴書には個人情報保護の目的でパスワードを設定しております。
パスワードは別途メールにてお送り致します。
併せてご確認いただけますと幸いです。

お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認・ご検討いただき
面接の機会を頂けますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。

ーーーーーーーーーーーーーー
就活 未来(Mirai Syuukatsu)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
〒123-4567
〇〇県〇〇市〇〇町1-2-3
携帯電話:090-xxxx-xxxx
メール:mirai@xxxxxx.gmail.com
ーーーーーーーーーーーーーー

2.パスワード送付メールを送る場合

件名:新卒採用(〇〇職)応募に関して|パスワードの送付 就活太郎

本文;
〇〇株式会社
新卒採用部
〇〇 〇〇様

お世話になっております。
先ほど履歴書を送付致しました〇〇大学〇〇学部〇年就活太郎です。

以下先ほどお送りした履歴書に設定されておりますパスワードになります。

-------------------------
パスワード:*******
-------------------------

お手数ですが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。

何卒よろしくお願いいたします。

ーーーーーーーーーーーーーー
就活 未来(Mirai Syuukatsu)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
〒123-4567
〇〇県〇〇市〇〇町1-2-3
携帯電話:090-xxxx-xxxx
メール:mirai@xxxxxx.gmail.com
ーーーーーーーーーーーーーー

3.書類選考の結果を問い合わせる場合

この例文は、求人に応募したが2週間以上、選考結果の通知がない場合に送付します。参考にしてみてください。

件名:Re:選考結果のご連絡
(先方のメール件名を変えずに返信する)

〇〇株式会社
人事部人事課
〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇〇学科の就活未来と申します。

〇月〇日に提出致しました応募書類ですが
選考の結果はいつまでにお知らせ頂けますでしょうか。

大変恐れ入りますが、目安だけでも教えていただけますと幸いです。

お忙しいところお手数をおかけして申し訳ございません。
ご確認の程、宜しくお願い致します。

―――――――――――――――
就活 未来(シュウカツ・ミライ)
○○大学○○学部○○学科○年
携帯電話:080-○○○○-○○○○
メール:shuukatu@○○○○○○.ab.jp
――――――――――――――

選考結果の問い合わせをする時は、メールを送信する前にもう一度、企業から連絡が来ていないか確認しましょう。迷惑メールフォルダに振り分けられてしまっている可能性もあります。

そのため受信メールをくまなくチェックし、結果の通知がないことを確かめてからメールを送ります。いつ書類を送ったのかを忘れずに書くようにしましょう。

内定連絡メールに対する返信例

内定連絡メールに対する返信例をご紹介します。是非参考にしてみてください。

1.内定連絡メールに対して承諾する場合

件名:Re:選考結果のご連絡
(先方のメール件名を変えずに返信する)

〇〇株式会社
人事部人事課
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年 就活未来と申します。

この度は内定のご連絡を頂き誠にありがとうございます。
ぜひ、貴社にて働かせて頂きたく思います。
貴社で働くことが出来ますこと、心から嬉しく思っております。

入社までの期間、様々な経験を通じて成長し、
1日でも早く戦力として貴社に貢献できるように精進致します。

今後ともご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い致します。
まずは取り急ぎ、御礼を申し上げます。
―――――――――――――――
就活 未来(シュウカツ・ミライ)
○○大学○○学部○○学科○年
携帯電話:080-○○○○-○○○○
メール:shuukatu@○○○○○○.ab.jp
――――――――――――――

この例文のポイントは、入社への意気込みを自分の言葉で盛り込めているところです。前半で内定獲得のお礼と喜びを素直な言葉で表現できています。

加えて、入社までの期間も自己鍛錬を欠かさないことを述べています。これにより、「前向きな姿勢で仕事に邁進してくれそうだな」と採用担当者に好印象を与えられるでしょう。是非参考にしてみてください。

2.内定連絡メールに対して保留する場合

件名:Re:選考結果のご連絡
(先方のメール件名を変えずに返信する)
〇〇 〇〇〇〇株式会社
人事部人事課採用担当 
〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部 就活未来と申します。
この度は、内定のご連絡を頂き誠にありがとうございました。
誠に恐縮なのですが、他社選考が残っているため
結論を出すのを保留にさせて頂いてもよろしいでしょうか。

選考は明日〇月〇日に行われますの
1週間後の〇月〇日までには
お返事をさせて頂きたいと考えています。

勝手なお願いで誠に申し訳ございませんが
ご検討のほどよろしくお願いいたします。

―――――――――――――――
就活 未来(シュウカツ・ミライ)
○○大学○○学部○○学科○年
携帯電話:080-○○○○-○○○○
メール:shuukatu@○○○○○○.ab.jp
――――――――――――――

内定を保留にしてもらうメールでは、まずは最初に内定をもらったことに対してのお礼を伝えることが大切です。内定への感謝の気持ちを伝えた上で、例文のように理由を伝え、結果を保留にしたいと申し出る必要があります。

このとき、保留する期間について定めておくようにしましょう。ただ漠然と保留にしてほしいと伝えるのではなく、いつまでに答えが出せると明記した上で保留のお願いをすることが大切です。

マナーを守り、例文のように理由を伝え、結果を保留にしたいと申し出ましょう。

3.内定連絡メールに対して辞退する場合

件名:Re:選考結果のご連絡
(先方のメール件名を変えずに返信する)

〇〇株式会社
人事部人事課
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇〇学科の就活未来と申します。

この度は、内定のご連絡を頂き、誠にありがとうございます。

誠に恐縮なのですが、貴社の内定を辞退させて頂きたく、
ご連絡をさせて頂きました。

自分自身が理想に思う社会人像を熟考した結果、
別の会社とのご縁を感じたため誠に勝手ではありますが
内定を辞退させて頂きたく存じます。

これまで貴重な時間を割いて頂いたため大変申し訳ないのですが、
何卒ご理解を頂きたくお願い申し上げます。
貴社のますますの発展をお祈り申し上げます。

―――――――――――――――
就活 未来(シュウカツ・ミライ)
○○大学○○学部○○学科○年
携帯電話:080-○○○○-○○○○
メール:shuukatu@○○○○○○.ab.jp
――――――――――――――

この例文のポイントは先に結論について簡潔に述べている点です。これまでお世話になった企業の内定を辞退するのですから、書きたいこと、書かねばならないことが多々思い浮かぶことでしょう。

しかし思いのままに書いてしまうと、文章が長くなり要点がぼやけてしまいます。自身の気持ちをしっかりと伝えるためにも、まずは辞退する旨を簡潔に述べ、その上でその理由を伝えるようにしましょう。

企業に返信メールを送付する際の注意点4つ

企業に返信メールを送付する際の注意点を紹介します。注意点を理解して作成時に確認しながら作成を進めましょう。

1.誤字脱字に注意する

ビジネスメールで誤字脱字はマナー違反です。提出前に声に出して読むことや、家族などに作成した文章を読んでもらうことで、防げるでしょう。提出前に誤字脱字は確認しておきましょう。

2.言葉遣いに気を付ける

言葉遣いに気を付けましょう。敬語はもちろんのこと、書き言葉と話し言葉の区別にも気を付ける必要があります。正しい言葉使いができていないと、社会人としての基礎的な能力がないと判断される可能性もあります。

例えば、企業を指す言葉は「御社」と「貴社」があります。メールでは書き言葉を使用するため「貴社」を用います。このように言葉使いには十分注意して作成しましょう。

3.適宜改行を入れて読みやすくする

メールには適宜改行を入れましょう。改行のない文章は、どこからどこまでが自己紹介で、本文がどこから始まるのかを認識しづらいです。つまり読みにくいです。必ず2~3行ごとに改行を入れ、読みやすくすることを心がけましょう。

4.就活用のアドレスを使用する

企業にメールを送る場合は就活用のアドレスを使用すると良いです。普段使っているメールアドレスは、「love」や「omochi119」など就活やビジネスシーンには適さないアドレスの人は多いでしょう。

そのため就活用のアドレスを使用することをおすすめします。就活用のメールアドレスはGmailなど無料で作成できるもので作るとよいでしょう。是非参考にしてみてください。

正しくメールを送って好印象を獲得しよう!

就活を進める中で企業からのメールに返信が必要な場合は多いです。そこでこの記事では「メールの返信内容に自信が持てない」や「返信メールを手順に沿って作成したい」といった悩みを抱える就活生に向けて、企業からのメールに返信方法や文面の作成方法について詳しく解説しました。

是非記事を参考に企業への返信メールを作成してみてください。

監修者プロフィール

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吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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