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【激務といわれる業界5選】就活生が知っておきたい忙しさの理由と共通点をくわしく解説!

ほとんどの人が激務な業界には就職したくない

業界ごとに労働環境や仕事の量などは異なり、比較的ゆっくりと仕事ができる場合もあれば、仕事もきつく激務な業界もあります。志望する業界は人によってそれぞれですが、多くの人は激務な業界には就職したくないと考えています。仕事は何をするかも大切ですが、それが長く続けることができるかも大切です。

どれだけ好きな仕事であっても、あまりに激務であれば続けるのが難しい場合もありますし、同じ仕事をするのであれば激務を避けたいと考えるのは自然なことです。激務な業界は一つではなく、さまざまなものがありますので、就職時には注意しなければなりません。激務な業界を知り、その忙しさの理由などを正しく知って、就活を進めていきましょう。

激務といわれている業界5選

就職先を決めるにあたっては自分に合った業界や職業を知ることが大切ですが、それらが激務と呼ばれるものでないかを確認しておくことも大切です。激務といわれている業界はさまざまあり、その業界に就職すると過酷な労働環境が待ち受けている可能性が高いです。

もちろん業界すべての企業が激務とは限りません。企業によっては働きやすい環境の場合もあります。しかし激務と呼ばれる業界は、多くの企業で激務である可能性が高いので、それぞれの業界の特徴を知っておきましょう。

①IT業界

激務と言われている業界としては、IT業界が挙げられます。IT業界は柔軟な働き方が実現できたり、給料が高いイメージも強いですが、それはごく一部に限ってのことです。上位層のシステムエンジニアは高給ですが、それ以外は低賃金・長時間労働であることが多いです。過酷な労働で使い捨てにされてしまうことも多く、離職率が高い企業も多いので注意しなければなりません。

またIT業界では職種ごとに業務量なども異なる傾向にあります。どれも忙しいことが多いですが、システムエンジニアは特に忙しい傾向にありますので、それも覚えておきましょう。上位層にまで昇進することができれば、好待遇を受けることができますが、そこに到達するまでには多大な努力が必要になります。

②介護・福祉業界

介護・福祉業界も激務と言われることが多いですが、特に精神的な面から激務と言われています。介護や福祉の業界は3Kとも呼ばれており、きつい、汚い、危険などのイメージが強いです。肉体労働も多いですし、排せつ物の処理などもしなればなりません。また日勤だけではなく夜勤もありますし、介護サービス利用者とのトラブルなど危険なことも多いです。

さらに給料が安いことも多く、仕事量に対して賃金が低いことで離職率が高く、人手不足の業界でもあります。人手不足になることで一人あたりの仕事量は増えますし、仕事への不満はさらに増加し、悪循環を辿っている企業も多いです。人手不足が深刻な業界でもあり、入社後すぐに大量の業務を任される場合もあります。

③医療業界

介護・福祉業界と関係することもある医療業界も、激務と言われている業界の一つです。医療業界は病院の規模にもよりますが、個人のクリニックではなく入院患者を受け入れている病院であれば、日勤だけではなく夜勤もあります。夜勤は勤務時間が長い場合も多く、日勤に比べて大変であることが多いです。また部署によっても忙しさは違い、救急担当などは忙しい傾向にあります。

夜勤や救急担当になると日勤の比ではないくらい激務であり、残業が当たり前の状況で働いている人も多いです。夜勤は日勤よりも人数が少ない傾向にありますが、仕事量は多いですし、救急担当は休む暇なく患者が運び込まれてきます。命を預かる責任感の必要な仕事でもあり、肉体的にだけではなく、精神的な負担も大きいです。

④飲食業界

飲食業界も激務な業界と言われており、拘束時間の長さ、アルバイトとそれほど変わらない職務内容が激務の理由です。飲食業界の場合は、お客様に合わせて仕事を進めなければならず、退勤時間がきても店が忙しければ長時間残業をしなければなりません。またそもそもの勤務時間の設定が長い場合も多く、開店から閉店作業まですべてをおこなうことも多いです。

業務内容がアルバイトと大きくは変わらないため、アルバイトが欠席するなどすれば、休みでも出勤しなければならない場合もあります。また基本的に肉体労働ですし立ち仕事ですので、体力的にきつい部分も多いです。お客様からクレームがあればそれにも対処しなければなりませんし、肉体的・精神的に負担の大きい仕事です。

⑤広告業界

広告業界は人気の業界ですが、電通の事件からも読み取れるように激務と言われている業界であり、ブラックな会社が多いです。職種によって仕事の内容や量などは変わりますが、営業やクリエイティブ職であれば納期がありますし、納期間近になれば徹夜が続くことも多いです。

クライアントから指定された納期は絶対であり、それを越えることは許されません。納期を守るためには長時間労働も当たり前とされていることが多く、多くの案件を抱えていれば常に激務が続くこともあります。また営業などの場合は、クライアントとクリエイティブ職両方の橋渡しをしなければなりません。さまざまな人と関わる仕事であり、忙しく動き回らなければならない分、他の職種よりも激務である傾向にあります。

激務といわれる業界に共通する理由

激務と言われる業界はさまざまあり、業界が違えば仕事の内容は大きく異なります。仕事の内容は全く違うものの、激務と言われる業界には共通する理由があります。激務な仕事を避けるためには、それらの理由が当てはまらない仕事を探すことが大切です。

理由に当てはまってしまうと激務である可能性が高く、入社後に苦労することも多いです。激務である業界は多く、一見そうは見えない業界でも激務な可能性はありますので、共通する理由を知って、就職先選びに役立てましょう。

①業務に区切りがない

激務と言われる業界に共通する理由としては、業務に区切りがないことが挙げれます。常に新しいものを追い求める業界では、サービスをし続けるため終わりがありません。仕事にある程度の区切りはあるものの、基本的には連続していますので、終わりが見えずにいつまでも働くことになります。終わりのない仕事はいつまでやっても区切りが見えず、長時間働くことが常態化していることも多いので注意が必要です。

また自身で区切りをつけようにも、休んでいる間にも仕事は増え続け、休み明けに大量の業務を抱えることも少なくありません。一つ一つの業務が完結せずに、一連の流れとしていつまでも続いている場合は、激務であることが多いので注意しましょう。

②サービスを売る仕事

サービスを売る仕事も激務と言われる業界に共通する理由です。サービスを売る仕事は労働力への依存度が高い=最低労働の割合がモノを売る業界より高いことになり、激務となることが多いです。モノの場合は企画や製造の段階では時間がかかりますが、それさえクリアしてしまえば後は量産体制を取り、販売に回すことで業務は終了します。

生産などは工場で自動化していることも多いですし、一度作ってしまえば工場を稼働させるだけで商品を生み出すことができます。しかしサービスを売る仕事の場合は、自身の労働がそのまま商品になりますので、商品を供給するためには常に働き続けなければなりません。労働力を自動化することが難しいですし、労働時間も長くなる傾向にあります。

激務な業界を志望する時は熱意と覚悟を持って挑もう

業界にはさまざまな特徴があり、激務と言われる業界もあればそうでない業界もあります。同じ働くのであれば、激務ではない業界で働きたいと考える人は多いですが、激務の業界=悪いわけではありません。激務である理由はさまざまですが、業界の構造上やむを得ない場合もありますし、激務の対価として給料が良いことも多いです。

激務な業界は一概に避けなければならないものではなく、自分に本当に合っている、その業界に挑戦したいと感じるのであれば、挑戦を考えても問題ありません。ただ過酷な環境にあることは確かですので、激務な業界を志望する時は熱意と覚悟を持っておくことが大切です。生半可な気持ちでは続けることができませんので、しっかりと意思を固めて挑戦するようにしましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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