面接対策

【面接練習のメリット】やり方と頻繁に聞かれる質問4選

面接の練習は必ずすべき!

就活を攻略するためには面接の練習を欠かすことができず、どれだけしっかり練習できたかによって、結果は違ってきます。企業にエントリーをしてから内定をもらうまでにはさまざまな関門がありますが、その中でも最も大きなウエイトを占めるのが面接です。面接で聞かれる内容は業界や企業によって異なりますが、頻出の質問はありますし、マナーなども数多くあります。

対策を一切せずに攻略できるほど簡単なものではありませんし、しっかりと練習をしておくことが大切です。面接の練習にはさまざまな方法がありますが、それぞれポイントがありますので、それを踏まえて練習する必要があります。ポイントをしっかりとおさえて練習し、内定を勝ち取りましょう。

面接練習をするメリット

そもそも面接は呼ばれさえするなら参加は可能であり、参加に際して練習が必須なわけではありません。練習せずともぶっつけ本番で合格できるケースもあり、できるなら練習に時間を割きたくないと考える人もいるでしょう。

しかし、面接に臨むにあたってはきちんと練習することが大切であり、事前練習をするメリットもあります。練習をしてから面接に臨むメリットを知り、事前準備がいかに大切かを知っておきましょう。

本番で落ち着いて受け答えができるようになる

面接の練習をしておくメリットは、落ち着いて本番に臨みやすいという点にあります。練習してイメージを作っておくことで、落ち着いて臨めるだけではなく、質問にもスムーズに回答しやすくなるでしょう。面接はある程度の流れが決まっていますが、事前に練習して確認しておかないと、当日何をどのようにすべきか分からず、困ってしまうことも多いです。

また、質問を想定して回答の練習をしておかないと、その場で瞬時に答えを考えなければなりません。上手く乗り切れるならよいですが、緊張感も相まって何も出てこなかったり、話せはしても上手く答えられずに、アピールが不十分になったりします。練習で一度でも経験しておくと、手順を確認しながら焦らず臨みやすくなるでしょう。

話している自分の印象を確認できる

面接でされる質問に対して、実際に話している自分の印象を確認できる点も、練習をしておくメリットです。面接の練習方法は様々ありますが、基本的には入室から退室まで、一連の流れを通しておこないます。入室後は実際の質問を想定して模擬的に面接をおこない、その時に自分の考えを声に出して練習する方法が一般的です。

この質問が来たらどのように答えようと頭の中でイメージしている人も多いですが、頭で考えているのと、実際に声に出すのでは、印象が大きく異なります。イメージでは上手くいくはずでも、いざ声に出してみると、思ったよりも上手くアピールできないということも多いです。自分のアピールが上手におこなえているかを見るためにも、面接の事前練習は役立ちます。

面接練習のポイント

面接の練習方法はさまざまなものがありますし、練習しなければならないこともたくさんあります。しかし、ただ闇雲に練習に取り組む、面接の流れをなぞるだけでは練習としては不十分です。就活を成功させるためには、面接のポイントを意識しながら練習することが大切ですので、まずは面接における要所要所のポイントを知っておかなければなりません。面接のポイント、練習時のポイントを正しく理解して、効果の高い練習に取り組みましょう。

入退室

面接練習として、まずは入退室の練習をおこないましょう。面接は入室した瞬間から評価の対象となっていますし、面接が終了し、部屋を出る最後の瞬間まで見られています。最初で好印象を勝ち取り、最後まで油断せずにそれをキープしなければなりません。入室時に気をつけることは、必ずノックをすること、第一声は明るく、表情も笑顔を見せることです。

入室時の第一印象が悪いと面接でも不利になってしまいますので、明るく、爽やかさを意識しておく必要があります。退室時も最後まで気を抜かずに、あいさつ、お礼などをしっかり伝えることが大切です。面接終了にその場であいさつ、立ち上がって出口に向かう前にあいさつ、退室時にもう一度あいさつが必要ですので、最後まで丁寧に振舞いましょう。

姿勢

面接時は姿勢も評価の対象になっていますので、姿勢にも常に注意をしておかなければなりません。猫背は暗い印象ややる気のない印象を与えてしまいNGですので、常に背筋を伸ばすことを心がけておきましょう。これは入退室だけではなく、面接本番で椅子に座っているときも同じです。座っているときの姿勢も見られていますので、背中が背もたれにつかないようにして、背筋を伸ばして座る必要があります。

またほかの人の話を聞く姿勢、自分が話すときの姿勢も見られていますので要注意です。他の人が話すときにも、しっかりと聞く素振りを見せているか、自分が話すときだけ前のめりになっていないかなどが見られています。伝えるだけではなく、聞くことも意識しておくことが大切です。

身だしなみ

身だしなみも面接においては重要な評価の材料であり、単にスーツを着ていればいいわけではありません。スーツであってもカジュアルなものはマイナスな印象を与える可能性がありますので、基本的にはリクルートスーツを着て臨みましょう。またスーツにしわや汚れがないか、ワイシャツにも汚れがないかなども確認しておく必要があります。身だしなみでは髪型や髪色も見られていますので、それも注意しなければなりません。

髪色は基本的には黒で、男性は短髪、女性はロングヘアーの場合はゴムなどでまとめておく必要があります。身だしなみで大切なのは清潔感ですので、寝癖のまま面接を受けたりせず、適度に整えて、身だしなみに気を遣っていることをアピールしていきましょう。

声のトーン

面接を攻略するためには、声のトーンにも注意が必要です。声のトーンは普段より高めを意識して練習しておきましょう。これは高い声が良いのではなく、高い声だと通りやすく、明るい印象を与えやすいからです。ぼそぼそと話したり、低い声で話してしまうと聞き取りづらいですし、暗い印象を与えてしまいます。反対に少し高めのトーンで話していれば聞き取りやすく、明るく活発な印象を与えることができます。

必要以上に高い声を出すと不自然になってしまいますので、あくまで普段話しているトーンよりも意識的に少しだけ上げることが大切です。少し高めのトーンで話す練習をしておき、本番でも違和感なくスムーズに声が出せるようにしておきましょう。

面接練習の注意点

面接に備えて面接の練習をすることは大切ですが、ただ面接の練習をやるだけでは上達しません。面接の練習をするうえで、注意すべきポイントがあります。注意すべきポイントを意識しながら面接の練習をすることで、短期間で面接練習の効果が現れ、練習を繰り返すほど面接が上達していきます。

面接の練習を効率的におこなうためにも、面接練習の注意点を把握しておくことは大切です。面接の練習を始める前に、面接練習の注意点を把握しておきましょう。

回答をすべて丸暗記しようとしない

面接の練習では、回答をすべて丸暗記して答えようとしてはいけません。面接に自信がない就活生に多いのが、質問に対する回答をすべて丸暗記しておき、暗記した内容をそのまま話すというやり方です。面接に自信がないと、質問に答えられなかったり変な回答をしたくないという不安から、質問に対する回答を暗記して、暗記した回答をそのまま話そうとしてしまいます。

しかし、暗記した内容を話すだけだと、原稿を読んでいるような話し方になってしまい、面接官に対してやる気や熱意が伝わりません。質問に対する回答を準備するのは大事ですが、回答を丸暗記するのではなく、質問に対する回答のキーワードだけ覚えておきましょう。面接練習で、質問に対する回答のキーワードを思い出しながら、話を組み立てて回答する方法を練習するのが効果的です。

回答は結論から述べる

どのような質問でも回答は結論から答えることが重要であり、これは面接の鉄則です。例えば「自己PRをしてください」なら、「私は○○ができます」、「志望動機は何ですか?」なら「御社を志望したのは○○だからです」のように答えます。

最初に結論を提示することで、自分が何を考えているのか、明確にアピールできます。裏を返せば、結論を最初に提示していないと、何を考えているのかが正しくアピールできないことになるため注意が必要です。結論を後回しにしてしまうと、何をいっているのか最後まで分からず、ようやく結論にたどり着いた頃には、退屈な印象を持たれていることもあります。

まずは結論を述べ、何についてアピールするか明確にしてから、根拠を提示して説得力を高めることが大切です。

練習をしただけで満足しない

面接練習の注意点として、練習しただけで満足しないという点が挙げられます。練習熱心な就活生に多い傾向として、何回も練習したということに満足してしまうことがあります。「これだけ練習したのだから大丈夫」と自信を持つのは良いことですが、練習したことに満足してしまい、より良くしようと考えられなければ、練習をしてもあまり上達しません。

例え何十回も面接の練習をしたとしても、なんとなく練習していたのでは自分の欠点も分からないですし、上達のポイントも見えてこないのです。練習したことに満足するのではなく、「練習で自分の欠点を見つける」「今日の練習では○○を意識する」といった風に、より良くしようという気持ちで面接の練習に挑むことが大切です。

緊張感を持って練習する

面接の練習では、「練習だから」という気持ちで面接の練習をしてしまう就活生がいます。練習では失敗してもやり直しできますし、不合格になることもありません。失敗しても大丈夫という気持ちから、緊張感を持って練習できないというのは分かりますが、面接の本番と練習で一番の違いは緊張感があるかないかという点です。

面接の本番では、一発勝負で失敗できないという緊張感で、練習のときにはできたことができなくなる場合が多いです。面接の本番になると、練習のときの半分の実力しか出せないと考えておきましょう。面接の本番で練習と同じように実力を発揮するためには、練習のときから本番と同じように緊張感を持って練習することが大切です。

高頻度で聞かれる質問4選

面接は一連の流れだけを練習していればいいのではなく、本番で出される質問に対しての回答も練習しておくことが大切です。面接で出される質問は企業によって違いますし、場合によってはユニークな質問をされることもあります。そのためすべての質問の答えを用意しておくことはできませんが、高頻出で出される質問もありますので、それについては準備をしておくことが大切です。どんな質問がよく聞かれるのかを知り、その上手な答え方を練習しておきましょう。

①自己紹介

自己紹介は面接の最初に求められることがほとんどであり、ここが最初のアピールポイントとなります。企業によって細かい指定をされることもありますが、単に「自己紹介をしてください」といわれることが多いです。

この場合は、氏名と大学・学部・学科名などの基本情報に加え、自分らしさをアピールできる情報と、面接への意気込みを盛り込むことが大切です。基本情報は自己紹介には必須であり、これがないとそもそも自己紹介として成立しないため注意しましょう。自分らしさをアピールできる情報は何でもよく、得意なことや好きなこと、大学時代に頑張ったことでも構いません。

自己紹介では話を広げる話題を提示することが大切で、少しだけ伝えて後で深掘りしてもらえるようにするのがおすすめです。

②志望動機

高頻度で聞かれる質問としては、志望動機が挙げられます。志望動機は、簡潔に伝わりやすくアピールすることが大切です。まず必要なのは、なぜその業界を志望するのか、その中でもなぜその企業を志望するのか、その理由です。数ある業界の中からなぜその業界を選んだのか、業界内でもほかの企業ではなく、なぜ志望企業なのかを説明していきましょう。

根拠をしっかりと提示して、説得力を高める必要があります。志望動機の最後では、企業でいかに活躍できるか、自身の能力を役立てられるかのアピールをします。熱意だけではなく、採用メリットも示して好印象を獲得しましょう。

③自己PR

面接では自己PRも頻出の質問の一つです。自己PRは単に自身の能力をアピールするのではなく、それがいかに企業に求められている能力か、企業の仕事に役立てることができるかをアピールしましょう。どれだけ素晴らしい能力があっても、それが企業の仕事で活かすことができなければ意味はありませんし、企業からの評価も上がりません。

能力は必要とされる場所で発揮できることが大切ですので、志望企業にはどんな能力が必要なのかをあらかじめ調べておく必要があります。また単に役立つ、活かせるとアピールするのでは説得力がありませんので、具体的な例を挙げて伝えることが大切です。どんな能力があり、それが企業の仕事でどのように役立つのかを詳細まで伝わるようにまとめましょう。

④長所・短所

長所と短所はそれぞれをひとまとめで考えることが大切です。長所は裏返せば短所ですし、短所は裏返せば長所になります。長所は念入りにアピールし、短所はあまり短所であることを前面にアピールしないよう、長所にもとらえることができるような形でまとめると良いでしょう。長所と短所の両方を聞かれた場合は、基本的には長所の割合を多くして回答します。

短所を詳細まで語ってしまうとマイナスの印象を与えてしまいますので、長所を重視して回答することが大切です。また短所のアピールは長所へと転じられるようにし、短所をどのようにとらえているのか、どのように改善したのかを伝えましょう。改善の意志を示すことで前向きな姿勢が伝わり好印象になりますので、短所であっても悲観的にならず、ポジティブに考えることが大切です。

実際の面接で練習する

実際の面接を受ける前に、友達や親に協力してもらって面接の練習をすることは、面接の上達に欠かせないことです。しかし、どれだけ練習で上手く受け答えができたとしても、実際の面接では練習のように上手くいかないことがほとんどです。

練習のときには出なかった質問や、他の就活生の受け答え、面接官が高圧的な質問をしてくるといった、練習では経験しなかったような事態が起こります。面接の練習をある程度おこなったら、実際に企業の面接を受けてみましょう。

第一志望の面接前に他の企業で面接の練習をする

面接で上手く受け答えをできるようになるには、面接の練習をたくさんすることが大切です。一番効率的な面接の練習は、実際に企業の面接を受けてみることです。面接の日程は企業によって早い企業や遅い企業があるため、面接を早くおこなっている企業の面接を受けて、実際の面接がどのような感じなのかということを確認しましょう。

第一志望の面接を受ける前に、他の企業でたくさん面接を受けていれば、第一志望の面接でも自分の実力を十分に発揮できる可能性が高まります。他の企業で面接の練習をする際に気をつけることは、第一志望でないからといって、「不合格でもいいや」という気持ちで受けないことです。やる気がなく投げやりな態度で面接を受けると、面接官に対して失礼になるので、面接を受けるからには合格する気持ちで挑みましょう。

実際の面接で気付くことは多い

実際の面接を受けると、練習では気付けなかったことに気付きます。練習だと一般的な質問しかされなかったり、面接官の雰囲気や口調、他の就活生が良い回答をしたときの焦り、頭の中が真っ白になってしまうといった経験はできません。実際の面接を受けることで、このような練習では経験できないことを経験でき、自分に足りないものが何かということに気付けるのです。

実際の面接を受けて自分に足りないものが分かれば、次の面接までに足りないものを改善して対策できます。第一志望の面接を受ける前になるべくたくさんの面接を受けておけば、それだけ自分に足りないものに気付き、対策をした状態で第一志望の面接に挑めるのです。面接をたくさん受けるのは大変ですが、第一志望の面接を突破するために、できる限りたくさんの面接を受けましょう。

面接を制する者が内定を獲得できる!

面接は選考の中でも難易度が高いものですし、事前にしっかりと練習をしておかなければ攻略することはできません。念入りに練習をしても100%まで合格率を上げることはできませんし、何度も何度も繰り返し、少しでも100%に近づける努力をすることが大切です。面接の練習をしておけば、その効果は本番に必ず表れますし、練習としたことが心の支えになり、落ち着いて本番に臨むこともできます。

練習をして自信をつけておくことで、より実力を発揮しやすくなりますし、面接の合格率も上がります。面接を制する者が内定を獲得できるといっても過言ではありませんので、どれだけ練習できるかが重要です。何度も繰り返し練習をして完成度を高め、面接を攻略して、内定を勝ち取りましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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