履歴書

【履歴書の学歴の書き方】4つの注意点とパターン別の記入例

履歴書の学歴欄で悩む人は多い

履歴書を書く際に悩みやすい項目として、学歴欄があげられます。学歴欄には書き方のルールがあり、これが守れていないとマイナス評価となってしまうことも多いです。

履歴書は自己PRや志望動機など、アピール項目だけが重要なわけではありません。その他の項目もチェックされており、学歴欄などの基本事項が正しく書けていないと、全体の印象まで悪くなってしまいます。

履歴書で失敗しないためには、書き方の細かいルールを知っておくことが大切です。学歴欄の書き方にはさまざまなルールがあり、これまでの経歴によって記載する内容は違ってきます。基本的な書き方のルールを覚えて、自分の場合はどのような内容で作成すべきなのかを知っていきましょう。

履歴書の学歴欄の書き方については、下記の記事でも解説しております。

履歴書に学歴を書く際の4つの注意点

①和暦か西暦表記かを統一する
②中学校卒業から記入する
③学部・学科名も記入する
④省略しない

履歴書で学歴を記載する際には、大きく4つの注意点があります。これが守れていないと、マイナスの評価になりやすいため、気をつけなければなりません。注意点はすべて守っている必要があり、ひとつでもできていないと評価を下げられてしまうと考えましょう。

基本事項の部分でマイナス評価になると、選考でも不利になりやすいです。少しでも選考を有利に進めるためにも、書き方における注意点は正しく把握しておきましょう。

①和暦か西暦表記かを統一する

履歴書には年号を記載する項目がいくつもあり、これは和暦と西暦のどちらにするかを履歴書全体で統一しなければなりません

例えば生年月日を和暦で記載したなら、学歴欄も含めて年号を書く項目はすべて和暦で統一します。一方最初に西暦を用いて年号を記載した場合は、他の部分も西暦で揃えなければなりません。

和暦と西暦はどちらを使用しても問題ありませんが、履歴書全体で統一されていないと、書き方のルールが間違っていると判断されるため、注意が必要です。どちらを使用するかは自由であり、書き間違えないように普段から使い慣れているほうを選ぶとよいでしょう。

生年月日や学歴、資格の取得年月日、履歴書を作成した日付など、年号を記載する項目は多数あるため、これらを統一する意識を持っておくことが大切です。

下記の記事では、履歴書の年号の書き方について解説しております。

②中学校卒業から記入する

学歴欄は、義務教育終了時の中学校卒業時点から記載することが一般的です。中学校入学以前は必須ではありません。中途採用の場合は高等学校入学時点からの記入になることが一般的であるため、違いをしっかり理解しておきましょう。

ただし、企業によっては中学校卒業以前からの学歴の記載を求めることもあります。中学校入学時、小学校時点からの記載を指定されることがあります。この場合は企業の指定に従って、学歴を書きましょう。

指定があるにも関わらずそれが守れていないと、小さなルールを守れないガサツな印象や、注意力のない印象を与えてしまうため注意しましょう。とくに指定がない場合は、中学校卒業時点からの記載で問題ありません。

下記の記事では、履歴書の学歴はいつから書くのが正しいのかについて解説しております。

③学部・学科名も記入する

高校入学時点からの学歴を記載するということは、もちろん大学入学時の経歴も書かなければなりません。大学の学歴は、学校名だけではなく、学部や学科まで正式に記載します

学歴を詳しく記載することで、大学でどのような勉強をしてきたのかが伝わりやすく、自身のアピールにもつながります。また、学科だけではなく専攻コースもある場合は、これもあわせて記載しましょう。

ただし学部や学科、専攻コースまで記載すると、長くなりすぎる場合は、この限りではありません。長すぎてはみ出してしまう場合は、大学名と学部、学科だけでも問題ないことは覚えておきましょう。また、学科がない場合は学部までで問題ありません。

下記の記事では、新卒が最終学歴を書くときの注意点について解説しております。

④省略しない

学歴欄で省略した書き方をすることはNGです。例えば「○○高等学校」を「○○高校」と略してしまうと、ルール違反となってしまうため、注意しなければなりません。

学部や学科も省略してはいけません。私立や市立、公立などの記載も必要であり、これらも省略しないように注意しましょう。

また、高等学校や大学名などの記載が面倒だからといって、「同上」として省略するのもNGであることは覚えておきましょう。「同上」と記載してもよいのは、住所と電話番号の欄のみです。学歴欄はすべて正式名称で記載しなければなりません。卒業証書などを確認して、正式な名前を確認しておくことが大切です。

下記の記事では、履歴書の書き方について解説しております。

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履歴書の学歴・職歴欄の書き方

履歴書の学歴・職歴欄の書き方

学歴や職歴欄をどのように記載するのか、実際の書き方を把握しておきましょう。履歴書によって詳細な内容は異なりますが、項目としては「学歴・職歴欄」となっている場合が多いです。

この場合はまずは学歴から記載します。項目の真ん中に「学歴」と書き、中学校卒業時点から記載します。その次に高等学校の入学と卒業、大学の入学と卒業見込みの項目を書くと考えましょう。就活中ではまだ大学は在学中であるため、卒業と書くのは間違いです。そのため、卒業見込みと記載して、卒業が可能であることを示しましょう。

学歴をすべて記載した後は、職歴を書いていきます。項目の真ん中に「職歴」と記載し、その下から書き始めます。新卒では職歴がないため、記載する必要はありません。就職していない場合は「なし」と記載し、最後に「以上」と書いてまとめましょう。

下記の記事でも、履歴書の学歴の書き方を紹介しております。

パターン別の学歴の書き方

学歴欄を正しく記載するためにも、パターン別の書き方を理解しておきましょう。人によってどのような経歴を持っているかは異なるため、書き方も違ってきます。例えば留年や浪人をしている場合、留学や休学をしたケースでは、特殊な書き方になると考えましょう。

また、在学中に編入や転部、転学科をした場合も、その旨を記載しなければなりません。パターンごとの書き方を把握しておくことで、履歴書はよりスムーズかつ、正確に作成しやすくなります。

浪人・留年は記載する必要はない

大学入学までに浪人していたり、留年していたりする場合でも、これらの事実を記載する必要はありません。学歴欄を見れば、浪人や留年していることはわかるため、別途記載は不要であると考えましょう

また、浪人して予備校に通っていた場合も、学歴欄への記載は不要です。学歴欄はあくまでも高等学校や大学などの経歴を記載するものであり、予備校や塾などまで記載する必要はありません。もしこれらを記載してしまうと、間違いと判断され、評価を下げられてしまうため注意が必要です。

学歴欄は不備があるのはNGですが、反対に不要なものまで記載してもいけません。抜けもれなく、必要な学歴のみを正確に記載する必要があるため、何が不要なのかは把握しておきましょう。

下記の記事では、履歴書を訂正する方法について解説しております。

留学した場合の記入例

○○年4月 ○○大学○○学部○○学科 入学
○○年4月 ○○年3月まで ○○国○○大学○○学部に留学
○○年3月 ○○大学○○学部○○学科 卒業見込み

留学を経験している場合は、その経歴を学歴欄に記載する必要があります。学歴欄に記載できるのは、1年以上の留学であるため、数ヶ月や半年程度の短期留学の場合は、学歴としては記載しないため、注意しなければなりません。

留学について記載する場合は、何年の何月から、いつまでどこに留学したのかを記します。このとき詳細な日付は不要であり、月単位で記載して構いません。学歴欄の書き方としては、入学した経歴を書き、その次に留学、最後に卒業見込みという順番になります。

下記の記事では、「卒業見込み」の意味を解説しております。

休学した場合の記入例

○○年4月 ○○大学○○学部 入学
     3年次に病気療養のため1年休学(現在は完治)
○○年3月 ○○大学○○学部 卒業見込み

途中で休学した場合は、その旨を学歴欄に記載しなければなりません。いつからどのくらい休学していたのかを、理由とともに記載しましょう。病気によって休んでいた場合は、「病気療養のため〇年休学」とすることが一般的です。

なぜ休学したのか、理由が書かれていないと不審に思われたり、さぼっているだけと思われたりして印象が悪くなるため、注意しなければなりません。また、病気で休学していた場合は、仕事への影響の有無も記載しておく必要があります。仕事に支障をきたす心配がない場合は、「現在は完治」などと記しておきましょう

下記の記事でも、履歴書の学歴の書き方について解説しております。

学部・学科を変更した場合の記入例

○○年4月 ○○大学○○学部 入学
○○年4月 ○○大学△△学部 編入学
○○年3月 ○○大学△△学部 卒業見込み

在学中に学部や学科を変更した場合は、履歴書には「編入学」と記載します。学部や学科の変更は転部や転学科といわれますが、学歴欄に記載する際にはどちらも編入学とすることを覚えておきましょう

編入学についての事実を記載する際には、詳細な日付は不要であり、何年の何月に編入学したのかを書きます。学部や学科を変更した場合は、最終的に卒業する学部・学科が変わるため、これも間違えないようにしましょう。

例えば経済学部で入学し、そのまま卒業した場合は「経済学部 卒業見込み」となりますが、途中で法学部に変わった場合は、最終学歴は「法学部 卒業見込み」です。

下記の記事では、履歴書の職歴の書き方について解説しております。

転校した場合の記入例

○○年4月 ○○高等学校 入学
○○年4月 △△高等学校 転入学
○○年3月 △△高等学校 卒業

転校した場合は、学歴欄には「転入学」と記載します。何年の何月に転入学したのかを書きましょう。編入学と間違えやすいため、書き間違いのないように注意しなければなりません。学校は同じで学部や学科、専攻コースを変更した場合は編入学となります。

一方、学校自体が変わる場合は転入学と書く必要があります。転校に伴い、学部や学科などが変わった場合も、同じく転入学と記載することは覚えておきましょう。転校していると過去の経歴が変わるため、この事実は正しく記載しなければなりません。

下記の記事でも、履歴書の学歴の書き方について解説しております。

履歴書の学歴欄の書き方を正しく把握しよう

履歴書は自己PRや志望動機など、アピール部分をどのように記載するかで悩む人が多いです。しかし、重要なのはアピールの内容だけではありません。

履歴書は全体をみられており、一部の項目でも書き方を間違えていると、全体の評価が下がってしまいます。書き間違いをしてしまいやすい項目として学歴欄があり、基本事項で失敗があると、大幅に評価を下げられることも多いです。また、場合によっては学歴詐称と判断されてしまい、その時点で不採用となることもあるため、注意しなければなりません。

どのような学歴を持っているかは人によって違うため、書き方も個人によって異なります。自分の場合はどのように記載すべきなのかを理解し、正しい学歴欄の書き方を身につけておきましょう。

下記の記事では、学歴欄の書き方マニュアルを紹介しております。

監修者プロフィール

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吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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