就活その他

【就職が決まらない】受からないワケと客観的に就活を見つめ直す方法

一社も内定しない就活生は少なからずいる

内定は、仕事を求める就活生と人材を求める企業のマッチングで成り立ちます。

しかし、お互いの需要と供給が必ず一致するわけではありません。就職活動において、何社も受けているのに一社も内定しない就活生は少なからずいます。

キャリタスリサーチの学生調査によれば、10月時点での内定率は2021年卒が88.6%、2020年卒が90.5%、それ以前の年代も基本的に約90%でした。一般的に就活は終わっていると考えられる10月でも、
約10%の就活生が内定していないことがわかります。

内定しないのには理由があり、それを知ることで就活の成功につながります。この記事では「就職先が決まらない人」に焦点を当て、当てはまる人はどのような特徴を持っているのかとその対策をまとめてご紹介いたします。

また、併せて内定が得られない毎日に疲弊してしまった場合のリフレッシュ法についても解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

就職先が決まらない人の9つの特徴

大学やサークルなどで同じ環境にいる学生のうちでも、何社も内定している人がいる一方で、なかなか企業から採用してもらえずに苦しんでいる人もいます。

このような状況が起こり得る原因のひとつとして考えられるのが、就活生自身の振る舞いです。内定を得るためには、自分の今までの行動を振り返ってみる必要があります。

ここでは、就職先が決まらない人の特徴として考えられるもの9つと、それぞれの対策をご紹介いたします。現状を嘆く前に、以下で登場する特徴に当てはまっていないかどうかを確認し、該当しているところは早急に対処することが重要です。

①書類選考を通過できない

1つ目の特徴は「書類選考を通過できない」ことです。原因として、以下のような点が考えられます。

  • 文章構成を気にしていない
  • どこの企業にも同じ文章を使用している
  • 一発書きで見直さない

ここでは、それぞれの点について詳しく解説していきます。

文章構成を気にしていない

まず「文章構成を気にしていない」ことが挙げられます。ESの文章は必ず「PREP法」で書きましょう。

PREP法

「PREP法」とは、図のように「結論→理由→具体例→結論」の順番で文章を構成する手法です。

結論を伝えずに理由や具体例を述べても、要点を理解しづらく、読み手に良い印象を与えられません。初めに結論を伝えることで要点をつかんだわかりやすい文章になり、説得力も増します。

構成を気にしていない読みづらい文章だと、採用担当者にマイナスなイメージを与える可能性が高いです。

どこの企業にも同じ文章を使用している

次に「どこの企業にも同じ文章を使用している」ことです。企業が求める人材は、業界・職種・社風と様々な理由で異なります。同じ文章を使用していては、それぞれの求める人物像にマッチする可能性は低いです。

ESは企業研究を行ってから書きましょう。応募する企業がどのような人材を求めているのか、それを理解したうえで自分の強みをアピールすれば良い印象を与えられます。

一発書きで見直さない

また「一発書きで見直さない」ことも考えられます。誤字脱字、文章の違和感や間違った言葉遣いに気づかないまま提出してしまうと、悪い印象を与える可能性が高いです。

一度書いた文章は必ず見直しましょう。最も効果的なのは、自分以外の誰かに文章を読んでもらうことです。客観的に見てもらうことで、より間違いに気づきやすくなります。

こちらの記事では、書類選考を突破するためのESの書き方についてより詳細に解説してあります。併せて読んで参考にしてください。

あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう

就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない業界に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は、適職診断ツール「My analytics」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

My analyticsで強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか診断してみましょう。

②事前準備を怠っている

2つ目の特徴は「事前準備を怠っている」ことです。書類選考を通過し面接に辿り着いたとしても、これができていなければ合格率は低くなってしまいます。

面接本番でどのような質問をされるかは当日までわかりません。しかし、事前に質問をある程度想定することは可能で、その回答を考えておくことはできます。

想定した質問の答えをあらかじめ考えておけば、面接時にもスムーズに回答することが可能です。事前準備なしで臨んだ場合、すべての質問に考えながら回答することになり、円滑なコミュニケーションがとれない印象を与えてしまう可能性があります。

特に志望動機や自己PR、将来のビジョンなどは高確率で聞かれるため、あらかじめ自分の中で答える内容を考え、文章としてまとめておくことが大切です。この際も、ESと同じくPREP法で答えられるよう準備しておきましょう。

このように、事前準備として面接対策は必須です。こちらの記事では面接の質問やマナーについて記載されているため、対策に役立ててください。

③面接で過度に緊張してしまう

3つ目の特徴は「面接で過度に緊張してしまう」ことです。事前準備に取り組んでも、本番で緊張して発揮できなければ意味がありません。面接の経験があまりなく、慣れていない人はこの傾向に当てはまる人が多いです。

就活生のなかにも、普段は「あがり症」「人見知り」「恥ずかしがりや」などの性格に当てはまる方は少なからずいます。それらの性格もひとつの個性ですが、面接では採用担当者との会話のキャッチボールがいかにうまくできるかが大切になってきます。あまりに緊張してはっきりと受け答えができないと、良い印象は残りません。

これも2つ目の特徴と同じく、何度も繰り返し練習することが大切です。志望動機や自己PR等の事前に想定できる質問の答えを反復し、自信をもって話せるようにしておきましょう。

また、こちらの記事では面接時に緊張しないための対策について解説してあります。面接に不安がある方は、参考にしてください。

④第一印象が悪い

4つ目の特徴は「第一印象が悪い」ことです。第一印象は就活でも非常に大切で、面接の合否に大きく関係します。

最初に感じた印象は長く記憶に残り、後の評価に影響を及ぼす「初頭効果」という現象があります。これは面接にも当てはまり、質疑応答の内容が良くても第一印象が悪ければ、マイナスなイメージを与える可能性が高いです。

人の第一印象の判断要素を示した「メラビアンの法則」では「視覚」が55%「聴覚」が38%「言語」が7%の割合で伝わると言われています。このように「視覚」、つまり「見た目」はその人の印象を決めるうえで非常に重要です。

面接中の「見た目」とは「髪型」「服装」などの清潔感のある身だしなみや、椅子の座り方、活気のある表情などが当てはまります。これらの「見た目」が悪いと、マイナスな印象を与えた状態で面接が始まり、短い時間で挽回することは難しいです。

また「視覚」の次に割合の大きい「聴覚」では、第一声のあいさつが該当します。ここで元気のある自信に満ちた挨拶をすれば良い印象を与えられますが、逆もまた然りです

第一印象が悪くなる要因

  • 髪型や服装に清潔感がない
  • 声が小さく自信がない
  • 行動に落ち着きがない
  • なれなれしく、言葉遣いが正しくない
  • 無表情で感情が伝わりにくい

このように、面接が始まってすぐに「視覚」と「聴覚」で大まかな印象は決まってしまうため、正しい身だしなみやマナーを理解して臨む必要があります。こちらの記事で詳しく解説してあるため、参考にしてください。

⑤就活の軸がぶれている

5つ目の特徴は「就活の軸がぶれている」ことです。就職活動が成功するかどうかを左右する要素のひとつとして、「価値観」が定まっていないことが挙げられます。

「自分は何を大切にしているのか」「将来何がしたいのか」等の価値観から「就活の軸」が決まり、その軸をもとに自分の働きたい企業を選びます。

こういった軸を決めず適当に企業を選んでも、志望動機が曖昧で将来のビジョンも明確にできず、自社にはマッチしないと判断されて不採用となってしまいます。

例えば、研究・開発職を募集している大手の化学系企業があるとします。ここに理系の学生が「自分の専門知識を活かせる分野の仕事に就きたい」と考えて応募した場合、企業側も自社にマッチしていると感じる可能性が高いです。

しかし、文系で関連する知識のない学生が「ただ大手に入りたいから」と軽い考えで応募しても、企業側からはマッチしていないと判断されてしまいます。応募すること自体は問題ありませんが、なぜそこで働きたいのか「自分なりの就活の軸」を企業に伝えるのが大切です。

就活の軸を決める価値観を見出すためには、正しい自己分析をする必要があります。こちらの記事で自己分析の方法やおすすめの自己分析ツールを紹介しているため、参考にして自分の価値観を洗い出しましょう。

⑥志望度の高さをアピールできていない

6つ目の特徴は「志望度の高さをアピールできていない」ことです。就活では企業への志望度の高さや仕事への熱意を伝えることが大切で、これができていなければ好印象を与えられません。

日本の多くの企業は「メンバーシップ型採用」を実施しています。これは、まず自社にあうと感じた人を雇ってから、それぞれに仕事を与える採用形式です。つまり、選考の際は「企業とのマッチ」を重視しています。

具体的には「仕事へのやる気」「企業への関心」「入社後の成長意欲」が当てはまり、就活ではこれらの要素がどれだけあるかを伝えることが重要です。

能力が高くてもやる気を感じない学生は、自社にマッチしていないと判断されてしまいます。そのため、志望度の高さをアピールすることが大切です。うまくアピールできない場合の原因としては、企業研究不足が考えられます。

志望動機を伝えるには、その企業にしかない特徴を理解しておく必要があります。業界や職種だけで志望しても「自社である必要がない」「同業界の他社でも同じことができる」と思われ、あまり良い印象は与えられません。

志望する企業でなければならない理由、その企業だからこそ志望した理由を伝えるために、企業研究では同業他社についても調べてそれぞれの特徴を把握しておきましょう。

もし企業研究がうまくいかない場合は、別の記事で方法について詳しく解説してあります。参考にして、志望先の企業研究に役立てましょう。

⑦実はあまり就職活動をしていない

7つ目の特徴は「実はあまり就職活動をしていない」ことです。そもそも就職活動に熱心に取り組んでいない場合は、内定が得られないのも当たり前です。

就活中も大学の授業や、場合によってはサークル活動やアルバイト等やることはたくさんあり、そんな忙しい日々が続くとモチベーションが下がってきます。そのまま就活を疎かにしてしまうと、当然ながら内定を得ることはできません。

これは危険な状況で、そのまま就職先が決まらないとさらにネガティブな状態になってしまい、最終的には就活から逃げ出したくなってしまいます。そうならないよう、なぜ自分があまり就活をしていないのか一度振り返ることが大切です。

忙しくて就活に取り組めない場合は、物事の優先順位を再確認しましょう。就活は今後の人生を左右する大事な行事です。就活の優先順位を再認識し、もう一度スケジュールを立て直しましょう。

モチベーションが下がってやる気がでない方は、こちらを参考にしてください。その原因や、就活のモチベーションを上げる方法について記載があります。

⑧就職活動の視野が狭い

8つ目の特徴は「就職活動の視野が狭い」ことです。「就活の軸がぶれている」とは逆に、自分の志望企業を限定的にしすぎているパターンです。

価値観にこだわりを持つことは大事ですが、あまりにも限定しすぎると就職先は見つかりにくいです。例えば「業務内容」「給料」「社風」の3つにこだわりを持って、そのすべてが合致する企業を探そうとすれば選択肢はかなり狭まります。そうなると、志望する企業が少ない分、内定を得られる確率も低いです。

そのような場合は、こだわりの中でさらに優先順位をつけてみましょう。先ほどの例で挙げたものだと、自分のやりたい「業務内容」にこだわるのか、高い「給料」にこだわるのか、明るい「社風」にこだわるのか、その中で自分が最も重視するものは何かを見直すことが重要です。

もっとも重視する価値観がわかったら、それを軸に就活を進めることで選択肢の幅は広がります。

もし自分の就活の軸がどんな業界に当てはまるのか迷った場合は、こちらの記事を参考にしてください。各業界の特徴について解説してあります。

⑨ネガティブな気持ちで就活をしている

9つ目の特徴は「ネガティブな気持ちで就活をしている」ことです。就活は体力的・精神的に負担が大きく疲れますが、その感情を表に出してはうまくいきません。

暗い気分で面接に臨んでは、何を話しても自信がなさそうに感じ取られます。そうなると、自分の魅力はアピールできません。また「社交的でない」「コミュニケーション能力が低い」と悪いイメージがつく可能性もあります。

どうしてもネガティブな感情を抑えられない場合、一度就活から離れて気持ちを晴らしましょう。そのために、まずは自分がなぜネガティブになっているか原因を考えることが大切です。原因がわかれば、その解消法を知ることにつながります。

こちらの記事では、就活につかれる原因とその解消法について解説してあります。併せて読んで参考にしてください。

あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう

就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は、適職診断ツール「My analytics」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

My analyticsで強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか診断してみましょう。

就職が決まらない時は「就職エージェント」を活用してみよう

就職が決まらず悩んでいる時には、就職エージェントサービスを活用してみましょう。

就職エージェントとは、登録すると、専属のエージェントがつき、無料で優良企業の紹介や、面接や書類選考の対策をしてくれるサービスです。

エージェント達は年間何百人もの就活生を指導している『就活のプロ』なので、あなたの就活の問題点について客観的にアドバイスしてくれます。

「なんで決まらないんだろう…」と一人で悶々と悩んでいる時は、プロから就職アドバイスをもらいましょう。一気に展望が開け、内定がグッと近づきます

さらに、一般向けには選考を締め切っている企業でも、就職エージェントの紹介を通すと申し込めることも多いので、持ち駒が少なくなってくる冬採用の就活に最適です。

「就活も後半で、なんか行き詰まってる感があるな…」と思う時は、エージェントを活用してみましょう。

おすすめ就職エージェント「キャリアパーク就職エージェント」

様々な就職エージェントの中でもオススメなのが「キャリアパーク就職エージェント」です。

キャリアパーク就職エージェントでは,年間1万人以上の就活生をサポートする内定のプロ集団が、優良企業の紹介〜ES添削・模擬面接まで、あなたを内定まで徹底サポートしてくれます。

就活のプロであるエージェント達が、自己分析・書類・面接・企業別の対策まで、徹底的に指導してくれるので、一人で就活するよりもグッと内定が近づきます。

さらに、キャリアパーク就職エージェントでは、大手就活サイトならではの独自ルートで、この時期からでも、博報堂、ソニー、DeNa、リクルート、サイバーエージェント等の大手グループ/上場企業の求人を紹介してくれます。

「就職が決まらない…どうしよう…」と悩んでいる時は、キャリアパーク就職エージェントを活用してみましょう。

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内定が出ない毎日に疲れたときには

内定が出ない毎日に疲れたら、やみくもに続けるのではなく一度就活から離れてリフレッシュしましょう。

「内定が得られるまで趣味は我慢する」と考える方もいますが、一概に良い考えとは言えません。疲れた状態で物事を進めても、良いパフォーマンスを発揮するのは難しいです。一度就活から離れて体と心を癒すことで、その後の活動が順調に進む場合もあります。

ここでは、内定が得られない毎日に疲れたときに、すぐにできるリフレッシュ法を2つご紹介します。適度に取り入れ、心と体を癒しましょう。

趣味や遊びの日を挟んでリフレッシュする

1つ目は「趣味や遊びの日を挟んでリフレッシュする」ことです。

内定がなかなか出ないとストレスはどんどん溜まっていきます。そのような状態で就活をしてもうまくいかず、さらにストレスが溜まって問題は解決しません。

そうなった場合、一度ストレスを発散させる機会を設ける必要があります。就活のことは何も考えず、自分の趣味や遊びに没頭する日を設けることでストレスは解消されます。

一度心がリフレッシュされれば、自分の今までの行動を振り返る余裕もでき、今後の就活の成功につながります。

友人・知人との会話を楽しむ

2つ目は「友人・知人との会話を楽しむ」ことです。

面接は初対面の人と実施する機会が多く、会話も普段あまり話すことのない内容です。そのため、なかなか気を抜くことができません。そのため、精神的に負荷がかかり、うまくいかなかったと感じたときは特にストレスが溜まります。特に人見知りな性格であれば、そのような毎日はより辛く感じてしまいます。

もしストレスが溜まったら、仲の良い人と話をする機会を設けましょう。心を許せる人と何気ない雑談や悩みの相談をするだけでも、ストレスは解消されます。

また、相談の効果は医学的にも証明されています。不安は扁桃体という脳の領域が興奮したときに起こり、言語情報として口に出すことでその興奮を抑えられると言われています。

仲のいい友人であれば、悩みや不安も打ち明けられます。就活に行き詰まったら、一度友人と話す機会を設けましょう。

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 就職が決まらない時は自分を見つめ直して再出発しよう

この記事では「内定がもらえない人」に焦点を当て、どのような特徴を持っているか、それをどのように解決すればよいか、そして就活に疲弊してしまった場合のリフレッシュ法についてまとめてご紹介しました。

就活がなかなかうまくいかないときは、自分の活動を見直す機会を設けることが大切です。就活がストップしてしまうことに不安を感じるかもしれませんが、何が悪いかわからないまま続けても良い結果は得られません。

そうならないためにも、一度それまでの自分を見直し、リフレッシュして再出発することが重要です。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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