就活その他

英語を就活で活かせる職業5選|選考を有利に進める方法や資格を紹介

就職するうえで英語は万能な武器として活かせる

英語力は就活をするうえで役に立つことが多く、高い能力が身に付いていれば選考も有利に進めやすくなります。事業をグローバルに展開している企業は増えており、仕事でも英語力が求められるものはたくさんあります。

英語が求められる仕事では、当然英語力は必須と言えますし、身に付けておくことで選考でも評価されやすいです。

しかし、ただ英語力が身に付いているだけでは高評価を獲得することはできません。高い評価をされるためには、上手なアピール方法を知っておく必要があります。英語力は就職するうえで多くの機会で役立つものなので、上手なアピール方法を知っておきましょう。

英語力は就職に関係あるのか

語学力が直接的に就職に関係あるのでしょうか。身近な社会人を見てみると普段から英語を使って仕事をしているという人は多くないかもしれません。

しかし、語学力に少しでも自信があるのであれば、就活では大きな強みにできる可能性があります。ここでは、語学力がどのように求められていたり、どのように活かすことができるのかを紹介していきます。

語学力を求める業界・職種はある

英語が話せることが必須の仕事は別ですが、多くの企業では特に英語が話せなくても採用されることがほとんどです。その一方で、語学力が必須であったり、語学力があることで選考が優位に進みやすい業界・職種があるのも事実です。

グローバル化が浸透している現代において、企業によっては、社内公用語が英語であったり、海外とのやり取りを日常的におこなうというケースが見られます

そのため、語学力が備わっているからこそ応募できたり、企業に貢献するための条件をクリアしていることをアピールすることに役立つ場合もあり、就活において語学力があることは、大きなアドバンテージであるといえます。

英語面接を設ける企業もある

企業によっては選考の中で語学力を確かめるために終始英語で面接をおこなうケースもあり、語学力が直接就活に影響してる代表的な例といえるでしょう。

英語面接の場合、一定以上の語学のスキルがなければ内定獲得は難しいですが、見方を変えれば、相応の語学力があれば内定の可能性が大きく上がるとみることができます

面接のほかに、筆記試験のなかに英語を課す企業もあるので、英語のスキルがあることで選考が有利に進みやすい企業もあります。

英語面接についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

長期間努力できると評価される

語学力は仕事で英語などが必要な場合には評価されますが、英語が必要ない仕事でもアピールすることは可能です。

基本的には仕事に関係のない能力をアピールしても評価の対象にはなりませんが、語学力の場合は身に付けた過程をアピールし、評価してもらうことができます。言語を習得するのは非常に難しいことであり、長期間にわたっての勉強などかなりの努力が必要です。

語学力が身に付いている=長期間努力できると評価されるため、勉強の過程をアピールすることで、好印象を得られる可能性はあります。

アピールする際に注意が必要なのが、評価されるのは能力ではなく身に付けた過程だということです。身に付けた過程を重視してアピールしていきましょう。

就活生に聞いた! 英語力を仕事に活かしたい就活生の割合

ここまで、英語力の就活での活かし方について紹介してきましたが、実際のところ英語力を活かして仕事に就いたり、仕事で英語力を使って活躍したいと考えている就活生はどの程度いるのでしょうか。

そこで今回は就活性の皆さんに、英語力を活かしたいという視点で企業に応募した経験があるかを調査してみました。

英語力を仕事に活かしたい就活生の割合

集まった回答のうち、10.8%が英語力を活かせるという視点で企業を選び応募したことがあるというものでした

全体に対しては少数ですが、人気企業ともなると同じ考えで応募している就活生は多数いることも予想できますね。ぜひこの記事で、選考で英語力をうまくアピールするコツを掴んで、有利に就活を進めていきましょう。

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英語力が活かせる職業5選

語学力が活かせる職業5選

では、実際に語学力が活かせる職業にはどのようなものがあるのでしょうか。すぐに思いつく職業というものもあるでしょう。しかし、グローバル化が進み、今までは求められなかった職種でも英語力が必要になり、発揮できる場面が増えてきています。

ここでは、さまざまな職業で語学力を活かすことができるなかでも、特に仕事の中で英語力が発揮できる職業5選を紹介します。特に英語が得意な場合や、英語でのコミュニケーションが好きという場合は、職業選びの参考にしてみてください。

①システムエンジニア

システムエンジニアには英語は必要ないという人と、必要だという人に分かれますが、英語力は必要と考えた方がいいです。

なぜなら、システムエンジニアには、多くの技術情報を読むことができるスキルが求められます。海外の専門性の高い文章を読み解く力も、システムエンジニアとして活躍するためには必要でしょう

昨今ではシステムエンジニアが不足しており、海外からの労働者を積極的に採用する企業が増えています。海外からの優秀な人材と円滑なコミュニケーションで、より質の高いパフォーマンスを発揮するために、高い英語力が求められるようになってきました。

日本国内の受注にとどまらず、今後は海外のクライアント獲得を視野に入れたグローバルな視点がより一層必要になってくるでしょう。

②外資系金融

外資系金融の現場で働く場合は、高い英語力が求められることが多いです。金融業界では、取り引きへの未熟な理解が会社の存続をも脅かす重大なミスにつながる恐れを常に抱えています。そのため正確で的確なコミュニケーションのため、英語力が求められます。

部門にもよりますがネイティブレベルの英語力が必要です。コミュニケーションや、ディスカッション、本支店間のやり取りも当然英語がほとんどです。外国人の上司の下で働くことも想定されるので、英語の勉強は就職してからも欠かせません

また、英文でのメールのやり取りも多くあり、読み解く能力も求められます。

金融業界についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

③商社

商社への就職を目指すのであれば、海外勤務や世界中との取引や商談をおこなうことが想定されるので、高い語学力が必要でしょう。

商談の場では、英語でのプレゼンや契約内容の説明を相手が理解できるようにきちんと話せる語学力、契約書を正しく読むことができる能力、英語でのメールのやり取りがスムーズにできるなどのスキルは必須となります

企業によってはあまり英語を必要としない部署もありますが、せっかく商社に就職するのであれば英語はしっかり学んでおきたいものです。

商社勤務で英語力に自信がないと、携われる商談が限られたり、任せられる業務も少なくなるかもしれません。日ごろから語学力を高める努力を積んでおきましょう。

商社についてはこちらの記事で解説しています。併せて読んでみてください。

④ホテルスタッフ

ホテルでは、外国人の顧客への対応を円滑にすることが求められます。世界共通語である英語は、お客様とのコミュニケーションに必要なスキルです。そのため、ホテルスタッフとして働く際は、英語が話せると非常に有利です。

また、ホテルの格式やグレードが上がれば上がるほど、英語力はホテルスタッフの必要最低限のスキルとして捉えられることが多いです。

英語スキルは、ビジネスでも通用するレベルまで鍛えておく必要があります。他にも、外資系ホテルでは、出資元の国の言語を習得していなければならないといった条件が設けられている場合があります

ホテルスタッフの求人に応募する際は、語学の条件項目を確認するようにしてください。

ホテル業界についてはこちらの記事がおすすめです。ぜひ参考にしてみてください。

⑤ツアーコンダクター

ツアーコンダクターとは、旅行会社が企画したツアーや団体旅行に同行し、現地の案内役をする仕事です。案内役の他にも、レストランを予約や移動手段の手配を英語ですることもあります

旅行者には、現地の観光スポットの説明を受けるだけでなく、旅先で困ったことを相談できるアドバイザーのような頼れる存在であることを求められる立場です。

ホスピタリティにかかわる業務に携わりたい人におすすめの職種です。ツアーコンダクターは、観光施設のスタッフや旅行会社の現地スタッフと英語でやり取りをすることが多く、英語スキルが求められる職務です。

日常生活レベルの英語だけではなく、ビジネス英語や、英語の地域名や観光施設も覚えなければなりません。

旅行業界の記事はこちらです。ぜひ併せて読んでみてください。

就活生に聞いた! 英語力を活かせると考え応募した職業

英語力を活かせる業界・職種はさまざまありますが、英語力を活かしたい就活生の皆さんは、どのような企業・職業で英語力を活かせると考え、応募しているのかが気になりますよね。

そこで、就活生の皆さんに聞いた調査結果を紹介していきます。ぜひ、企業選びの参考にしてみてください。

英語力を活かせると考え応募した職業

集まった回答は、最も多かったのが外資系コンサルの28.6%、次いでIT企業が21.4%となりました。すでに紹介した外資系金融やシステムエンジニアに通じる分野の企業がやはり多いようです。

選考では英語力に自信をもつライバルが多いことも考えられるため、グラフにある業界・職種に興味がある方は、ぜひ英語力のアピールのポイントを身につけていきましょう。

資格で英語力をアピール! 書類選考で記載するポイント

履歴書への資格の記入によってスキルのアピールのほかにも、向上心や意欲のアピールができますが、注意しておきたいポイントもあります。

そこで、採用担当者がどのような視点で資格の欄を見ているかを考えることは重要です。応募する企業の募集要項等をチェックして、その企業がどのような人材を欲しているのかを確認しましょう。

TOEIC

TOEICスコアを書類に記載するときのポイント

・「TOEIC Listening & Reading Test」と正式名称で書く
・ 企業が公式認定証でのスコアの照明を求めているか確認しておく
・ なるべく受けた直近2年以内に受けたスコアを記入する

就職活動において、TOEICスコアが何点だったら履歴書に記載すべきか、何点以下だったら記載しない方がいいのか、と迷う就活生が多くいます。

そもそもTOEICとはビジネス英語の能力を測るものであり、国内の多くの企業が重視しています。試験は年10回おこなわれており、全国の約80都市で受験することができる日本ではもっともメジャーな英語力をみるテストとなっています。

TOEICのテストはスコアで採点されますが、TOEICスコアが何点以上なら履歴書に書いたら有利になるのかといった明確な基準は残念ながらありません。企業がどの程度のスコアを基準にしているのか、どのレベルの人材を求めているのかによっても異なってきます。

しかし、TOEICスコアを履歴書に書くということは、自身の英語力をアピールしていることになり、企業も判断材料として点数を見ます。あわせてTOEICに向けた勉強の取り組み方や、成長した点などをあわせて自己PRなどで話すことも大切です。

TOEICスコアのアピール方法や企業が求めるレベルについてはこちらの記事を参考にしてみてください。

英検

英検を書類に記載するときのポイント

・「実用英語技能検定」と記載する
・合格証書の発行日を取得日として、取得した年月を書く

英検は正式名称を「実用英語技能検定」といい、年3回実施されます。5級(初級)、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級(上級)があります。日本では馴染み深い資格です。

ただし、TOEICはビジネス英語を前提としたテストであるのに対し、英検は3級が中学卒業程度、2級が高校卒業程度の英語力が備わっているということを表すというものであるため、級によってはアピールとして不十分ということも考えられます

企業の求める英語力や業種によっても異なりますので一概にはいえませんが、取得した級を履歴書に記載する場合は、なぜ英検を取得しようと思ったのか、なぜその級までを取ったのかという理由や勉強の取り組み方と併せてアピールすることも必要になるでしょう。

就活での英検のアピール方法についてはこちらの記事でより詳しく解説しています。

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英語力を求められる2つの筆記試験

英語力を求められる2つの筆記試験

就職の試験問題には、英語もあるので日ごろから英語の勉強を積んでいる人は、就職試験のときにとても有利です。企業によって難易度には大きく差がありますが、あまり英語力を必要としない企業の場合は難易度もそれほど高くはないでしょう。

受験勉強などでしっかり勉強をしてきた人であれば対策に苦労することもないでしょう。ただし、英語力を重要視する人気企業の場合は難易度が非常に高いので、入念な対策が必要です。

筆記試験で足切りにあい、面接までいけるのはわずかの人のみということもあります。また英語面接をおこなう企業も多くありますので、「読む」「書く」「聴く」という総合的な、英語力を身につけておく必要があります。

SPI

SPIでは英語問題が出題されることがあります。英語問題が出題されるかどうかは企業によって異なりますが、英語を使用する職種を募集している企業では、出題されるかどうか確認が必要です。

SPIの英語問題では、単語問題、並び替え問題、長文問題などが出題されます。傾向としては簡単な問題から出題され、徐々に難易度が上がっていきます。

SPIの英語問題は、高校卒業程度の英語を対策しておくべきだと書籍などで紹介されることが多いです。しかし、英語を使う職種を志望している方は、就職試験の英語分野で高得点を得ることが大前提といえます。

高得点を目指すためにも、SPIの対策本を購入して英語の基礎力と応用力をしっかり身につけてから受験しましょう。

SPIの英語についての記事はこちらです。

玉手箱

玉手箱は、SPIよりも難易度が高く設定されています。そのうえ、制限時間が短い問題も出題されることがあり、満足のいく結果を残すことが難しい試験ともいえます。

商社や大手企業などが玉手箱を就職試験に導入しているケースが多く、特に就活生からの人気が高い企業は優秀な学生からの応募が集中するので、よりよい成績を残した方が選考において有利になります

玉手箱は、次の問題にスムーズに進めないでいると、あっという間に制限時間になってしまいます。スピード感を持って問題を解くためにも、事前対策をしっかりこなすことが大切です。

問題の出題傾向を把握したうえで、時間配分を意識しながら落ち着いて受験するようにしましょう。

玉手箱の英語対策はこちらの記事を参考にしてみてください。

英語力を面接でアピールするコツ

英語力を選考で発揮できる機会は、SPIなど筆記試験の英語の科目や書類の自己PR欄だけではありません。面接で具体的なアピールをしてこそ、語学力があることのアドバンテージを活かせるといえます。

ここでは、英語力を面接でアピールするコツを紹介していくので、面接に臨む際にはぜひ意識してみてください。

英語力をどのように業務に活かせるのかを伝える

面接では英語力をどのように業務に活かせるのかを伝えることが大切です。なぜなら、面接という場で自己PRをするのは、人間性を知ってもらうだけでなく、企業にどのように貢献できるかを示すためだからです。

どんなに素晴らしい強みや長所を持っていても、それが仕事に活かすことができなければ企業に貢献できるアピールにはなりません。英語力を具体的にどう活かせるのか、場面や活かし方を考えて、アピールに盛り込むことが大切です

英語力を身につけた過程をエピソードとして盛り込む

面接で英語力をアピールする場合には、どれほどの英語力があるのかを示すだけでなく、どのように英語力を身につけたのかきっかけや過程をエピソードとして盛り込むことが大切です。

仕事で活かせるほどの英語力を身につけるということは簡単なことではないはずです。英語力を身につける過程で、他の人には真似できない強みや長所といえるものが発揮できたと考えることができるでしょう

英語力をアピールにつなげるために、なぜ自分に英語力が身についたのかを振り返り、良かったと思う点や、工夫した点などを回答に盛り込めるよう整理しましょう。

就活生に聞いた! 英語力を面接で活かすコツ

英語力を面接で活かすコツ

英語力を面接でアピールするコツを紹介してきましたが、実際に面接で英語力をアピールした就活生に皆さんがどのようなことを意識しながら話したのか、気になる方も多くいるでしょう。

ここでは、就活生の皆さんに聞いた、英語力を面接で活かすためのアピールのコツについて紹介します。

英語に慣れ親しんでいるアピールをするという回答が大多数

英語でのコミュニケーションについて、普段日常的に英語を使う機会があることをアピールしている人が多いようです。

仕事で英語を使ったコミュニケーションも問題なくできることをアピールするために、普段から英語を話しているということを回答に盛り込んでいる就活生が多いようです

留学など英語を日常的に使っていたのが一時的なものでも、具体的なエピソードでどれだけ英語に慣れ親しんでいたのかを表現することが大切になります。

英語の勉強に対する取り組み方や今後の勉強の意欲を伝えるという声も

TOEICのスコアに関して、勉強してどれくらい伸びたか、どのように取り組んだかという過程や意欲についてアピールしているという声もいくつも寄せられました。

英語に対する取り組み方や熱意を伝えることも大切だと感じている就活生も多くいることがわかりました。勉強時間やTOEICのスコアの伸びなど具体的な数字を用いて、取り組み方をわかりやすくイメージさせる工夫が必要です

英語力を身に付ける方法

英語力を身に付けるために、まずは目標を立てましょう。

「英語力をあげて、職場や海外でスラスラ英語を話す」といったイメージでも、「TOEICで900点以上を取る」など具体的な目標でもいいでしょう。

ビジネスでも通用する生きた英語を身に付けるためには、英会話力を身に付けることがとても重要です。外国人とビジネスレベルの英会話ができる自分をイメージして英語力を身に付けるべく努力を積んでいきましょう。

ここではそのような目標を達成するために、英語の勉強をするなかで意識すべきポイントを紹介していきます。

英語に触れる機会を作る

毎日少しの時間でもいいので英語に触れる機会を作りましょう。たとえばスポーツ選手や将棋の達人が毎日の積み重ねが大切なのと同じように、英語学習においてもたとえ短時間であっても毎日英語に触れることが重要です。

参考書にじっくり向き合うのもいいですが、すき間時間を利用した学習もおすすめです。一例ですが、電車の移動時間を利用して英語のYouTube動画を見るという方法があります。YouTubeは字幕のON・OFFが選択できるので便利です。

また、英語のスピーチを録音して移動時間などに聴くのも手軽にできてお勧めです。これらを何度も繰り返し聴きましょう。海外ドラマを字幕なしで観るなど、自分に合った方法で毎日の生活の中に英語に触れる時間を工夫をしていきましょう。

基礎を徹底的に身に付ける

まずは文法などの基礎を徹底的に身に付けましょう。それと並行して英単語の学習をすることも大切です。リスニング強化のためにCDや映画を観たりしても、単語がわからないとなかなか先に進むことができないからです。

受験勉強などで使っていた単語帳があれば、それも復習を兼ねて徹底的に頭に入れるようにしてください

英単語は話すことを意識して、ただ書いて覚えるのではなく、必ず発音記号を意識して声に出して覚えましょう。文法についても、身に付けておいた方が話すときにとても役立ちます。

英語の本や新聞を読む

完全に読むことができなくても、英語の本や英字新聞を読む習慣をつけましょう。スラスラ読めないうちは、英字新聞を購入しても一回で挫折してしまう人も多いいかもしれません。何事にも言えることですが「継続は力なり」です。

あまり読むことに慣れていないのであれば、キッズ版がお勧めです。ワシントンポスト・キッズ版などがよいでしょう。紙の新聞や本だけでなく電子版も移動時には大変便利なので自分に合ったものを見つけ、読むことを習慣化してください。

大切なことは習慣化することなので、通勤通学時に読む、お昼休みに読むなど時間帯を決めるのがおすすめです。わからない単語をすぐに調べられるように辞書アプリを利用したり、電子辞書を用意して、わからない単語をそのまま放置しないようにしましょう。

英語を選考で効果的にアピールして就職につなげよう

語学力で就職が有利になる職業は数多くあります。即戦力として英語が必要な仕事では、特にその傾向は強いでしょう。また、求められるレベルにも大きな差があります。

自分の得意とすることを売りにして内定を勝ち取ることは、就職後の活躍しやすさを考えた場合にもとても重要です

語学力のみで希望の企業に就職できるほど甘くはないかもしれませんが、社会人として欠かせないコミュニケーション能力やリーダーシップ、判断力や決断力などを磨きながら、語学力を存分にアピールしていくことが大切でしょう。

英語に関する調査

  • 調査方法:ポート株式会社が運営する企業口コミサイト「就活会議」会員へのダイレクトメール
  • 調査日:2022年4月15日~18日
  • 調査元:「就活の未来」を運営するポート株式会社
  • 調査対象者:23卒・24卒の就活会議会員の78人

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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