業界研究

コンサル業界のインターンの特徴|身に付くスキルや探し方も紹介

コンサルは企業の課題を改善に向けての支援をする業界

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コンサルタントとは、企業の特定の分野における課題の解決策を示すお仕事です。大企業の結果だけ見ると「経営者は何もしなくても儲けられてうらやましいな」と考える人もいるかもしれません。

大中小すべてにおいて、簡単な経営はありません。日々、さまざまな問題に直面します。前年よりも利益を出すためにはどうすればいいのか、新商品のアイディア、働く環境、作業の効率化など多くの問題を企業は抱えています。コンサルタントは問題解決のために相談を受け、解決策を提示しなくてはいけませんが、企業の今後に大きく影響するため責任重大な仕事です。そのため、コンサルタントには相談を受けた分野に関して専門家と言えるだけの深い知識と経験が求められます。

コンサル業界のインターンの特徴

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コンサル業界のインターンで共通するのは、グループワークです。各業界の課題に対してチームで問題解決の方法を導き出していきます。

情報を集め、仮設や戦略を立てて企業にプレゼンを行うことが多いでしょう。取り組む課題については、経営戦略、新規事業立案、M&A戦略など、幅広くあります。コンサル系のインターンに参加する就活生は、比較的高学歴のハイレベルな人が集まります。コンサル業界のインターンは人気も高く、特に長期インターンでは参加するために高倍率の選考を通過する必要があるのです。

採用担当者は個人の能力もチェックしますが、仲間との協調性や人間性なども見ています。自分の意見ばかり押し通すことばかり考え、チームの和を乱せば評価も低くなる可能性があるので注意してください。

期間は3日など短期から6か月といった長期がある

コンサルのインターンの期間は短期と長期があります。開催期間に関しては、8月や9月、夏休み期間を活用したサマーインターンを開催されることが多いです。しかし、外資系の場合、秋冬のインターンが本選考に直結する場合も少なくありません。短期インターンの場合、期間は3~5日間が多いです。短期インターンの多くは会社説明会、セミナー、社員との交流会、オフィス見学、案件例の紹介であり、基本的に短期インターンは会社説明会の延長です。

一方、長期インターンはグループワークや、実際にコンサルタントが行っている実務のサポートも含まれます。企業の中には、実際に意見を求めてくるケースも少なくありません。

実務に即した施策やプレゼンを行う

実務を中心に、長期的に参加できる企業もあります。元々大企業のコンサルタントとして活躍していた人が起業したコンサルティング会社が、戦力としてインターンを募集している場合も少なくありません。そのようなインターンの場合、正社員のサポートとして実務を学ぶこともできます。

例えば、経営と営業について学ぶことができ、さらに有給インターンであるケースも多いです。また、ベンチャーのコンサルタント会社もあります。そのような会社でも、プレゼンではなく実務になることも少なくありません。もちろん、ワークグループやプレゼンでのインターンシップを採用している企業も多いです。

インターンから本選考に繋がるケースも多い

外資系企業では、ジョブ選考を採用しているところも多いです。ジョブとは本選考につながる少し長期的なインターンシップです。また、インターンで結果を残すことで、内定を得られやすくなる、本選考フローが短縮できるケースもあります。

他にも、インターン参加者、あるいは優秀者を対象に早期選考を行うケースもあるでしょう。コンサルタント会社を希望するなら、インターンに参加して損はありません。

インターン参加に選考がある

コンサル業界の長期インターンへ参加する場合、選考が設けられていることも珍しくありません。コンサルティングの選考は非常に難関なことも多いです。基本的には、WEBテストやグループディスカッション、ケース問題などなどがあります。

選考のグループワークでは、フェルミ推定系などにも気をつけましょう。調査するのがむずかしい対象の量を概算するという問題であり、東京都のマンホールの総数や、地球上のアリ、アメリカのシカゴに何人のピアノの調律師がいるのかなど、推定しなければなりません。また、ビジネスケースの問題では、ある店舗のコーヒーの売上げを2倍にするためにどうすればよいかという質問例があります。

インターンで身に付くスキル

インターンでは業務やその企業、業界に対する理解が深まるだけではなく、長く続けていればその業界に必要なスキルを身に付けることができます。コンサル業界でも様々な企業がありますので、コンサル業界として必要なスキルを身に付けておけば、インターンに参加した企業だけではなく、その他のコンサル企業の選考でも有利になります。

スキルを身に付けておけば就職してからもスムーズに業務に取り掛かることができますし、早い段階から次のステップアップも可能です。スキルはあればあるだけ自分の成長にも繋がりますし、あって損をすることはないので、今のうちから少しでも身に付ける努力をしておきましょう。

倫理的な思考力

コンサル業界の主な仕事は企業が成長できるようにアドバイスをすることです。そのため様々な企業や業界の知識が必要になります。企業や業界に対する知識がなければアドバイスにも信憑性や説得力が生まれませんので、常に勉強をしておかなければなりません。また、コンサルタントは知識だけではなく倫理的な思考力が求められるので、その思考力を伸ばしていくことが大切です。思考力を伸ばすためには実際に頭を働かせる必要があります。

倫理的な思考力についてはインターンの中でその「考え方」を習得できるので、実務の経験を通してその力を養うことができるでしょう。考え方を知るというのはとても大事なので、これを得るだけでもインターンに参加する意味はあると言えます。

分析能力

企業にアドバイスをするためには知識や思考力のほかに分析能力が必要になります。企業のこれからや業界の未来などを正しく分析することで、より正確で相手のためになるアドバイスをすることができます。

コンサル業界のインターンでは実務を通して本質を見抜くために情報を元に「分析」する能力が身に付くこともメリットの一つです。分析する能力はコンサル業界では高いレベルで必要になりますし、社会人にとっても必須の能力です。分析するというのも思考力や考え方の一つですので、繰り返すことで次第にその能力は育っていきます。就活でも企業や業界、自己分析など、様々な場面で分析をすることが多いので、就活に直接役に立つスキルを身に付けることができるとも考えられます。

自己分析の浅さは人事に見透かされる

就活で内定を勝ち取るには、自己分析が必須です。自己分析を疎かにしていると、選考で説得力のある回答ができません。

そこで活用したいのが、自己分析ツールの「My analytics」です。36の質問に答えるだけで、あなたの強み・特徴を見える化できます。

ツールでサクッと自己分析を終わらせて、選考を有利に進めましょう。

インターン先の探し方

コンサル業界のインターンに挑戦してみようという気持ちが固まったら、いよいよ実際のインターン先を探しましょう。インターンは学業と並行して行うものなので、あまりにも遠い企業や時間の都合の合わない企業には参加することができません。また全ての企業がインターンを行っているとは限らないので、自分の条件に合わせたインターン先を早い段階で見つけておく必要があります。

インターン先を探すには大学が紹介しているものを利用する他にも様々な方法がありますので、色々と試して自分が納得の行くインターン先を見つけられるように努力しましょう。

企業のHPから応募する

コンサル業界でも企業はたくさんありますが、志望する企業が決まっている場合は、企業のHPを直接チェックするようにしましょう。インターンを募集しているのであれば、必ずHPにその記載がありますし、外部サイトに繋がる場合でもHPから飛ぶことができます。より志望度の高い学生を集めるために大々的に募集はせず、自社のHP内だけで募集している企業もありますので、志望度の高い企業は必ずHPの情報を確認するようにしましょう。

サイトで検索する

インターン先を探す方法としてコンサル業界のインターン先を検索できる無料サービスを利用するのもオススメです。サイトによってはコンサル業界のインターン先を紹介していないところもあるので、自分の志望している業界に強いサイトを利用するようにしましょう。

JEEKは紹介している企業も多く、長期で有給のものを多く紹介しているのが売りです。キャリアバイトも同じように長期で有給のインターンを多く紹介しています。ゼロワンインターンでは応募したインターン先で3ヶ月以上働くとその企業の社長が推薦状を書いてくれるという珍しいサービスもあります。どれも就活を有利に進めるためには打ってつけのサイトなので、自分の気に入ったサイトでインターン先を探しましょう。

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ぜひ活用して自分の弱点を効率的に対策し、志望企業からの内定を勝ち取りましょう。

コンサル業界を目指す人はインターン参加の準備を早めにしよう

コンサル業界を目指す人は、インターン参加の対策は早めに取り掛かりましょう。コンサルト業界は大手、外資系であればより難関となり、学歴が高い就活生も苦戦する場合も少なくありません。だからこそ、インターン参加に対して準備をしっかり行う必要があります。

インターンシップへ参加するため、選考を突破しなければなりません。準備をしなければ、簡単に跳ね返されてしまうでしょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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