内定について

【内定をもらったらやるべきこと】承諾や辞退の連絡方法を解説

内定をもらってからやるべきことは多い

就活中、企業研究や選考対策について確認する学生は多いですが、内定をもらったあとのことを確認する学生は意外と少ないです。就活は非常に大変なものであるため、内定がもらえると、ようやく一休みできると喜ぶ人も多いでしょう。

しかし、内定をもらったあとにやるべきことがあります。内定をもらってから焦ることのないように、事前に確認しておきましょう。

内定をもらったにもかかわらず、やるべきことをやっていないと、企業からの印象が悪くなってしまいます。最悪の場合、担当者から注意を受けることになります。内定後も油断せず、就職に向けての準備を整えていきましょう。

内定をもらったらすべきことについては、下記の記事でも解説しております。

内定とは

内定後の準備を進めるためには、まずは内定の意味を正しく理解しておくことが大切です。内定とは、企業が学生に採用の通知を出し、それを学生が承諾した状態のことです。学生は、企業からの内定を承諾し入社することを誓約するために、内定承諾書という書類を提出することになります。

内定を出すことを企業が学生に伝えただけの状態のことは内々定といいます。企業から「内定を出します」という旨を伝えられたら、それを承諾する必要があることを覚えておきましょう

もちろん内定通知が来たからといって、必ずしもそれを受ける必要はありません。内定を辞退する際も、その旨を企業に伝えましょう。本記事では、内定の連絡がきた際の返事の仕方についても紹介していきます。

内定の意味は、下記の記事でも詳しく解説しております。

内定をもらったらやるべきこと

①内定の通知に返事をする
②勤務条件や待遇など疑問点の解消をしておく
③就活でお世話になった人にお礼の報告をする
④内定承諾書などの必要な書類を早めにそろえる
⑤内定式や内定者懇親会へ出席する

就活は内定をもらったら終わりではありません。無事に入社日を迎えるまでは、気を抜かないようにしましょう。内定をもらったら、就職に向けての準備を進める必要があります。

就職に向けての最初の準備として、まずは内定後におこなうべきことを考えていきましょう。内定後にしなければならないことは、上記の5つあります。それぞれについて、詳しく説明していきます。

入社までの流れについては、下記の記事で解説しております。

①内定の通知に返事をする

内定は最終面接の場で直接伝えられることもありますが、基本的には最終面接後に企業から連絡がきます。内定の連絡が届いた際は、入社意思の有無に関わらず、早めに対応をするのがマナーです。

忙しいから、入社しないからなどと返事を後回しにしないように注意しましょう。内定の連絡にいつまでも対応しないと、企業だけではなく、その企業を志望する学生にも迷惑がかかってしまいます

内定の返事がなければ、企業は採用を進めることができないためです。内定辞退者が出るまで結果を保留にされている学生もいます。自分が早く対応しなかったがために、その学生が不採用になってしまう可能性があります。面接をしてくれた企業に対しても失礼になるため、内定の連絡には早く返事をするようにしましょう。

内定の連絡がきたときの返事の仕方については、下記の記事を参考にしてください。

②勤務条件や待遇など疑問点の解消をしておく

就活では企業研究をしっかりとおこなうことが大切ですが、それは内定後にもいえることです。内定後も、自分が働く企業はどのような企業なのかを正しく理解しておくようにしましょう。

単に企業研究を進めるだけではなく、働く上で疑問に思っていることなどもあれば、確認しておくことが重要です。契約内容で気になる部分や疑問点は、まとめてこの時期に解決させておきましょう。

企業で働くためには労働環境などを確認する必要があります。疑問点を曖昧にしたまま就職してしまうと、労働環境に不満を持ってしまう可能性が高いです。入社への不安を残さないためにも、内定後の時間を使って疑問点は解消しておきましょう。

雇用契約書については、下記の記事で解説しております。

③就活でお世話になった人にお礼の報告をする

就活は、自分ひとりの力だけで進められるものではありません。さまざまな人に支えられ、内定まで辿りつくことができた人は多いでしょう。そのため、就活中にお世話になった方へのお礼の報告をしましょう。

両親や友人、先生はもちろん、お世話になったOB・OGにも報告のメールを入れましょう。OB訪問を受け入れてくれた人の中には、その後の就活の進捗状況を気にかけている人も多いです。報告の連絡を入れることがマナーといえるでしょう。

また、企業の人に対してもお礼の連絡をしておくと好印象です。自分のために時間を取り、採用を決めてくれたことに対するお礼を伝えましょう。

OB訪問した方に内定の報告をする際のマナーについては、下記の記事で紹介しております。

④内定承諾書などの必要な書類を早めにそろえる

内定が決まると、内定承諾書や住民票、健康診断書などの書類の提出が求められます。期限内に確実に提出ができるように、必要な書類は早めにそろえておきましょう。ぎりぎりになって書類をそろえようとしても、市役所での手続きが必要な書類もあるため、間に合わない可能性があります

また、健康診断書や卒業証明書などの大学で発行できる書類もあります。4年生は大学にいく用事も少ないため、慌てて発行しようとしたら大学の事務局があいていなかったというケースに陥りかねません。

確実に提出するためには、早めに書類をそろえておくことをおすすめします。面倒だからと後回しにしないように注意しましょう。

内定承諾書の提出期限については、下記の記事で解説しております。

⑤内定式や内定者懇親会へ出席する

内定が決まったら、企業が実施する内定式や内定者懇親会に出席する必要があります。これらは自由参加としている企業もありますが、できる限り参加することがマナーです

内定式は重役や社長が参加する需要な式典です。内定者懇親会は、参加することで企業の雰囲気を感じ取ることができます。また、内定式や内定者懇親会に参加しておくことで、社員の方に顔と名前を覚えてもらうことができます。同期とも親睦を深めることができるでしょう。

内定式や内定者懇親会は、企業が内定者のために実施するイベントでもあります。企業の気持ちを汲み取り、できる限り参加するようにしましょう。

内定式については、下記の記事で詳しく解説しております。

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内定の連絡に返事をする際の例文

内定をもらった場合は、早めに返事をしましょう。電話で連絡がきたときは、そのまま返事を聞かれることが多いです。しかしメールで連絡がきたときは、改めてメールか電話で返事をする必要があります。

内定の連絡への返事は、電話とメールのどちらで連絡をしても問題ありません。しかし、メールでの連絡は、受け取った人がいつ確認するかが分かりません。確実に早く返事を伝えたいという人は、電話で連絡をした方がよいでしょう。

ここでは、内定を承諾するときと辞退するときの、電話での伝え方を紹介します。

内定を承諾する際のメールの書き方については、下記の記事で解説しております。

内定を承諾する際の例文

お世話になっております。〇〇大学の〇〇と申します。採用担当者の○○様はいらっしゃいますか。

就活生

はい、○○です。

採用担当者

お世話になっております。〇〇大学〇〇学部の〇〇です。
この度は内定のご連絡をいただき、ありがとうございます。本日は、御社からの内定をお受けさせていただきたいと思い、ご連絡いたしました。
入社後は一日も早く御社に貢献できるように努力して参ります。これからどうぞよろしくお願いいたします。

就活生

ご連絡いただきありがとうございます。こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。

採用担当者

突然のご連絡となり、申し訳ございませんでした。それでは、失礼いたします。

就活生

内定を承諾することを伝える際は、話す内容を簡潔にまとめてから電話をかけるようにしましょう。長々と話してしまうと、何が言いたいのかが伝わりづらくなってしまいます。「内定を受けたい」という旨をはっきりと述べましょう。

また、内定の連絡への返事は、担当者に直接伝えることをおすすめします。他の社員に伝言を頼むと、伝え漏れやミスの危険性があります。担当者本人に伝えた方が、より確実でしょう。

内定を承諾する際は、入社への意気込み簡単に述べると好印象です。ここでも長々と話す必要はありませんが、熱意が伝わる言葉を述べるとよいです。

内定通知へのメールの返信例は、下記の記事でも紹介しております。

内定を辞退する際の例文

お世話になっております。〇〇大学の〇〇と申します。採用担当者の○○様はいらっしゃいますか。

就活生

はい、○○です。

採用担当者

お世話になっております。〇〇大学〇〇学部の〇〇です。
この度は内定のご連絡をいただき、ありがとうございます。大変申し上げにくいのですが、検討した結果、御社の内定を辞退させていただきたくご連絡差し上げました。

就活生

残念ですが、承知いたしました。差し支えなければ、辞退の理由をお聞きしてもよろしいでしょうか。

採用担当者

地元の企業から内定をいただきまして、地元に貢献したいという気持ちが強く、御社の内定を辞退させて頂きたいという考えに至りました。本来ならばお詫びに伺うべきところですが、お電話でのご連絡となり申し訳ございません。

就活生

かしこまりました。これからも頑張ってください。

採用担当者

ありがとうございます。この度は貴重な時間を頂きながら、誠に申し訳ありませんでした。それでは、失礼いたします。

就活生

内定辞退をする際は、はじめに内定をもらったことに対する感謝を述べましょう。謝罪ももちろん必要ですが、自分を選んでくれたことに対する感謝の気持ちを伝えることも大切です。

企業によっては辞退理由を聞かれることもあります。失礼な言い方にならないように、辞退理由で話す内容は、電話をする前に考えておきましょう。電話をする際は、企業側が忙しい始業時間や終業時間、昼時を避けて連絡しましょう。

内定辞退の仕方については、下記の記事でも紹介しております。

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内定が取り消しになる場合もある

内定をもらったら安心と考えている人も多いでしょう。しかし、内定が取り消しになる可能性もあることを理解しておく必要があります。もちろん、内定は労働契約のひとつであるため、簡単に取り消されることはありません。

しかし、内定の取り消しが正当であると認められるケースもあります。それでは、どのようなときに内定が取り消されるのかを把握しておきましょう。不当な内定取り消しは、場合によっては撤回させることもできます。

内定取り消しになるケースについては、下記の記事でも解説しております。

学生側の都合で取り消しになるケース

・大学を卒業できなかった場合
・労働に支障が出るほどの病気や怪我をした場合
・経歴に嘘があった場合
・犯罪に関わった場合

内定を承諾しても学校を卒業できなかったり、大きな問題を起こしたりすると、内定取り消しになる可能性が高いため注意しましょう

就活が落ち着いたら学業にも力を入れ、確実に大学を卒業する必要があります。また、ビジネスは信用が第一です。新卒として入社する社員に問題行動を起こす者がいれば、企業にとっては大きなリスクになります。

内定取り消しには正当な理由が必要です。学生が犯罪に関わった場合などは正当な理由にあたるため、内定取り消しは可能です。羽目を外さないように気をつけましょう。

留年で内定取り消しになりそうな人がとるべき対応については、下記の記事で紹介しております。

企業側の都合で取り消しになるケース

・業績不振など企業側にやむを得ない事情があった場合

企業の業績悪化により人材を採用することが難しくなった場合、内定取り消しになることもあります。そのため、企業の経営状態にも目を配っておく必要があります

企業の都合による内定の取り消しは、防ぎようがないこともあるでしょう。しかし、志望する前に企業の将来性などを確認していれば、避けられる可能性もあります。もちろん、大企業であっても業績悪化のリスクは常にあります。

それでも企業や業界の将来性を知ったうえで企業を選ぶことで、企業都合の内定取り消しを避けられる確率は上がります。しっかりと企業研究をおこなってから、志望するようにしましょう。

内定取り消しになる理由について、下記の記事でも解説しております。

気持ちの切り替えが大切

さまざまな理由で内定の取り消しは起こりえます。場合によっては、内定取り消しが避けられないこともあるでしょう。

内定取り消しになったら落ち込む気持ちは分かりますが、できる限り早めに気持ちを切り替えて、就活を進めることが大切です。どれだけ落ち込んでも、内定の取り消しは覆りません。また、新たな内定の獲得に向けて動き出さなければ、就職することができません。

内定取り消しに落ち込んでしまうことは仕方のないことですが、その企業とは縁がなかったと思い、気持ちを切り替えましょう。いつまでも引きずるのではなく、気持ちを切り替え、ポジティブな気持ちで就活を再開することが大切です

下記の記事では、内定が取り消しになる原因を紹介しております。

内定後はやるべきことに取り組もう

就活は内定をもらうことがゴールではありません。内定をもらい、無事に入社日を迎えて、企業で活躍することがゴールです。内定後も気を抜かずに、就職に向けての準備を進めていきましょう。

実際に、内定後もやらなければならないことはたくさんあります。内定に必要な書類を揃えることもそうですし、入社に向けて自身のスキルを伸ばすことも就職に向けての準備です。

他にも、労働条件を確認したり、内定式と内定者懇親会に出席したりしなければなりません。面倒くさいからと後回しにせずに、早め早めに対応していきましょう。

下記の記事では、入社までにするべきことを紹介しております。ぜひ参考にしてください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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