面接対策

電話面接を受ける際の注意点3つ|事前準備とweb対策も紹介

電話面接は近年増えてきた選考方法

面接は向かい合って話すという場面を想像される方が多いでしょう。しかし、近年「電話面接」という面接方法が増加してきています。普通の面接だと相手の姿やしぐさが見えますが、電話だと声と聴覚だけが頼りです。そのような状況では、自分の話だけでいかに自分をアピールしていくかが重要なポイントです。

自分が志望する企業ももしかしたら電話面接の場合があるかもしれません。そんな時に困らないよう、どのようなこと対策していけばよいのでしょうか。今回は電話面接の準備、電話面接中の注意点3つ、電話面接でよく聞かれる質問をご紹介していきます。しっかり対策して内定を勝ち取りましょう。

電話面接の前に必要な準備

普通の面接でも準備をするように、電話面接の際もしっかりと準備しましょう。普通の面接では意識しないような、電話面接ならではの気をつけなければならないポイントがあります。

電話面接の時に最善をつくすためにどのような準備をしていけばよいか、2つのポイントをお伝えしましょう

必ず筆記用具は手元においておく

面接では相手の言ったことを一回でしっかり聞き取らなくてはいけません。電話面接では対面の面接よりも相手の声が聞こえにくいです。しかし、そのような状況でもしっかり聞き取る必要があります。

言われたことを聞き返さなくても良いように、メモを取れるものを用意しておきましょう。メモをしっかり取れば重要な部分を再度確認できます。また、内容を忘れてしまったり緊張して上がってしまったときも、メモを見て内容を確認し直すことで落ち着いて会話できるでしょう。

電話面接であるかないかに関わらず、就活中、企業と電話で話す際には基本的にメモを用意しておくように習慣付けておくと良いでしょう。

参考資料や履歴書も用意しておく

電話を通じて面接をおこなう場合、状況によっては企業側の参考資料や履歴書を確認しておくと、話しがスムーズになります。電話で会話をする場合、面接での会話と比較してもスムーズに必要な会話をおこなう必要が出てきます。電話での会話であっても、たどたどしいと採用担当者は相手が緊張していると分かってはいても印象はよくありません。

実際の面接でもそうですが、履歴書に自身が書いた内容を確認できるようにしておくことも、会話をスムーズにおこなうためには必要です。

電波がよくて静かな環境で話す

先程お伝えしたように、電話面接では相手が何を言っているのかをしっかり聞き取ることが大事です。電話は普通の面接より聞き取りにくい場合が多いです。何度も聞き返さないよう、電話するときの環境を整えることはとても大切です。せっかくメモを用意しておいたとしても、そもそも自分が聞き取りにくい環境に居れば、意味がありません。

電話面接を受けるときの環境として大事なのは、電波が良くて静かな場所であることです。外だと何かと音がする場合が多いので、電波がつながりにくいなどのよほどの事情がない限り自宅が静かで好ましいです。また、自宅だと精神的にも落ち着けます。

もちろん面接の対応だけでなく、中身も重要です。面接の多くのケースで聞かれる「事故PR」は選考結果を左右する、重要な質問事項です。自信がない人は、いま一度自己PRの内容を練ってみましょう。

電話面接中の注意点3つ

先程は電話面接するまでの準備についてお伝えしました。しかし面接中も、電話面接ならではの注意しなければならないポイントがあります。電話面接で普通の面接のような受け答えをしても、聴覚の情報しかない電話面接では適さない場合もあるでしょう。

では、実際の電話面接中にはどのようなことに注意していけば良いのでしょうか。普通の面接では少ししか意識しないような細かいことも、電話面接ではさらに強調して意識することが重要です。どんな注意をしていけばよいか確認しましょう。

①明るく元気にはきはき話す

普通の面接ではしぐさや表情、身ぶりなど、聴覚以外の視覚の情報でも面接官に自分を印象づけできます。しかし、電話面接では聴覚の情報だけでしか面接官の方は印象を判断できません。そのため、声のトーンや話し方が普段以上に重要です。

電話面接の際には少しオーバーになっても良いので、いつも以上に気持ちを強く持って明るく、元気に、ハキハキ話すことが重要となります。このようなことを心がけていても実際には思ったよりハキハキと話せていない場合も多いです。

自分で面接の練習をする際に、録音をして自分の声のトーンや、話し方を確認してみましょう。この時電話面接の場面をシミュレーションし、実際に電話をかける動作をしながら練習するのも良いでしょう。

②答えるときは短く分かりやすく

面接官に何か質問されたとき、長々話して答えるのではなく、短くわかりやすく答えましょう。電話面接の場合は声だけです。視覚の情報がなく、聴覚の情報しかないときに長々話をされてもわかりにくいです。そのため、普通の会話のように答えるのではなく、余計な部分を省き、短くわかりやすい応答を心がけましょう。そうでないと、コミュニケーション不足と捉えられてしまいます。

③相槌を細かく入れる

電話面接で可能なリアクションというのは、通常の面接よりかなり限られてきます。これは電話越しでのやりとりのため、一般的な面接と比較しても、こちらの顔が相手に見えないため、リアクションが相手に伝わりにくくなります。その点を踏まえて、電話面接においては、会話という形での細かいリアクションが重要です。

声のみのやり取りになるので、電話面接の際にこちらができるリアクションは、相槌です。相手の話す内容に細かく相槌を入れていくのは、相手の話をしっかりと聞いていると思わせられるためです。

内容は基本的には普通の面接と変わらない

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電話面接だから身構えてしまうかもしれませんが、質問の内容は普通に面接とほとんど変わらないです。そのため、通常の面接対策をやっている方はそちらの質問対策で練習すれば問題ないでしょう。

質問に応じてしっかりと企業分析して、企業が雇いたいと思えるような返答をできるように準備していきましょう。また、上記にあるとおりに明るく元気に話し、短くてわかりやすい応答をしていきましょう。

また、質問されそうなものとその答え方を紙にまとめてみましょう。その紙を見て何度も練習することで、本番で同じような質問がされたときも落ち着いてわかりやすく答えることができます。

普通の面接や電話面接で思いがけない質問があったときは、その経験を活かして残りの面接でも思いがけない質問に対応できるようにしていきましょう。

志望動機や自己PRは必ず用意しておく

これは普通の面接でも、どこの企業の面接にでもそうですが、志望動機や自己PRは必ず聞かれるので用意しておきましょう。電話面接の際はわかりやすい説明が特に求められます。志望動機は、面接官の方に雇いたいと思わせるような説得力のある志望動機を事前に準備し、熱意を持ちスムーズに伝えられるようにしましょう。

自己PRの準備段階では、前もってその企業のことをじっくり調べ、その企業がどんな人材を求めているのかを明確にすることが大切です。そして、その企業側の価値観で自分がどのようの役に立てるかを考えましょう。

また、自分の長所をどう企業で活用して役に立てるかも考えておきましょう。本番でも自分がどのようにその企業に貢献し役に立てるかをしっかりと伝えることが大事です。

Skypeなどweb面接も増えている

電話面接では声のみのやり取りになってしまうところがデメリットとも言えますが、最近は電話ではなくSkypeのようなアプリケーションを用いることも増えてきています。Skypeなどのアプリを使えば、テレビ電話として擬似的に対面しながら会話が可能になります。それを生かしたweb面接は、今後も遠方からの就活生を面接するなどの形で取り入れられていくでしょう。

Skypeの機能を使ってweb面接をおこなうのであれば、その機能を十分活用できるパソコンを使用して面接に臨むのが適切です。スマートフォンでおこなうのであれば、相手の顔を安定して見られるようにセッティングしましょう。

対面よりも表情豊かにする

web面接の際に意識したいのが、表情です。対面で会話をするよりも、カメラ越しに相手に見える表情は意外と分かりづらい部分が多いです。特に細かな変化などは分かりにくいことも多いので、カメラを通じて面接をおこなう際は表情を意識することが、重要なポイントのひとつです。

対面の面接では真面目な表情を作ることが多いと思いますが、web面接でカメラ越しに対面する場合は、表情豊かにリアクションして自分の気持ちを表現した方が、相手にも気持ちが伝わりやすくなるでしょう。

もちろん、真剣な表情で相手の話に相槌を打つことも、自分の真剣さをアピールするためのリアクションとしては有効な手段です。話の内容に応じて、その場に適した表情やリアクションをするようにしましょう。

身振り・手振りも取りいれる

一般的な対面の面接の場合は、相手と話す際は基本的にじっと姿勢を正して対話をすることになります。ですがweb面接の場合は表情を豊かにするのと同じように、じっと座った状態よりも身振りや手振りを交えた会話をする方が、相手の理解を得られることも多くなります。

一般的な面接でも身振り手振りを使う就活生はいますが、場合によっては悪い印象を持たれてしまうこともあります。これはweb面接の際も同じで、常に動いているのは落ち着きのないような印象を与えます。必要な時に身振り手振りを交え、効果的に会話をするようにしましょう。

身振りや手振りも、自分の気持ちを相手に表現するために重要なリアクションのひとつです。表情だけでは伝えきれない自分の考えや気持ちを、身振り手振りも用いて相手にしっかりと伝えるようにしましょう。

注意点などを抑えて電話面接に備えておこう

電話面接は、場所にかかわらず面接できるため、それぞれの都合の良い時間に面接ができたり、遠くにいる就活生が直接その企業に行くことなく面接できたりと、メリットもあると言えるでしょう。

新しく電話面接の選考方法を採用する企業も近年増加してきています。そのためにも普通の面接の準備だけでなく、電話面接の準備もしていきどちらにも対応できるようにすると良いでしょう。上記にある電話面接の対策は、普通の面接にも役役立つはずです。

電話面接では視覚の情報が一切ありません。聴覚だけでという限られた環境で他の人との違いを出して、どう面接官の方に訴えかけるかが重要なのです。上記のような電話面接ならではの対策をしっかりと練り、内定を勝ち取りましよう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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