就活その他

【就活準備を徹底解説】始める時期や準備するものまでご紹介

就活攻略は事前準備が必須

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就活を攻略するには準備が大切で、事前にどれだけ準備を徹底できたかによって、成功率は大きく違ってきます。しかし、準備をするといっても漠然としており、何から手をつけてよいのか分からず、悩んでしまう人は多いでしょう。

また、反対にやるべきことが多すぎて、優先的にすべきことが分からず、結局準備ができないまま就活をスタートさせてしまう人もいます。就活準備を上手におこなうには、何が必要かを知り、優先順位を意識して効率的に進めることが大切です。

就活準備の効率化こそが、スムーズに就活を進め、成功を勝ち取る一番の近道といえます。事前準備では何をすべきなのかを知り、徹底した準備で万全の状態を作って、就活のスムーズな攻略を目指しましょう。

就活準備はいつから始めるべき?

就活準備をおこなう際にまず問題になるのが、「いつから準備を始めるべきか」です。準備を始める時期を正しく把握していないと就活開始までに間に合わず、始まってから焦ってしまうことも多いです。

また、効率的に準備を進めるためには、いつまでにすべきかを正しく把握し、そこから逆算してどのタイミングで準備すべきを考えましょう。準備完了の時期を見定めて逆算してスケジュールを組むことで、順序良く準備を進めることができ、よりスムーズに就活を進められます。

2月までには終わらせておこう

まず就活準備はいつまでに終わらせるかですが、基本的には就活情報解禁1ヶ月前の2月までには終わらせることが大切です。最悪の場合3月までに準備が終わっているなら問題ないこともありますが、後から見直して準備不足が発覚する可能性もあるため、ある程度余裕を持ったほうが無難です。

就活の準備は何をして完了と明確に決まっているわけではなく、何度も見直し、改善をしながら完成度を高めていかなければなりません。準備が完了したと思ってからも、見直すと抜け漏れや不十分な点が見つかることも多いため、就活解禁前の1ヶ月は最終チェックの期間と考えると良いでしょう。

チェックの期間を設けることでより徹底した準備ができ、就活の成功率も高められます。

早ければ早いほどいい

遅くとも2月までに準備が終わっているなら問題はありませんが、早い分にはどれだけ早くから準備を始めても構いません。2月以前に準備を完了させ、チェックの時間を長く取ることも大切であり、余裕を持ってスケジュールを組んでいるとさらに念入りな準備ができるでしょう。

そもそも就活の準備は、いつから始めるべきかと明確な期間が決まっているわけではありません。いつから始めても就活開始までに間に合えば問題はなく、方法次第でいつからでも準備を始めることは可能です。

極端に言えば大学に入学してすぐからでも、準備を始めることはできます。直前になって焦らないためにも、早めから将来のビジョンを考えて情報を集め、少しずつ準備を進めておきましょう。

やっておくべき就活準備

就活の準備は多岐にわたるため、やることは非常に多いですが、その中でも特にやっておくべきことは必ず押さえておきましょう。やっておくべきことは、いわば就活攻略のための必須の準備であり、これらができていないと失敗する可能性が高いです。

就活に失敗する人の特徴はさまざまですが、基本的にはやるべきことが正しくできていないことが多いです。就活を上手に進めるための基本の準備とも言えるため、徹底しておこない、基礎をしっかり固めましょう。

自己分析

自己分析は就活の基本であり、就活を正しく進めるための欠かせない作業です。自己分析のやり方は数多くありますが、過去の経験の棚卸、自身の特徴、長所・短所、就活の軸の設定などをおこなうものと考えましょう。

まずは過去の経験を探り、自分がどのような人間かを考えます。その中で他の人にはない特徴や個性、長所・短所などを見つけましょう。自身への理解を深めた後は、それらの特徴や価値観から就活の軸を設定します。

就活の軸とは、就活の方向性を決めたもので、どのような業界・企業を目指すか、仕事に何を求めるかを考えたものです。新卒は就職の選択肢が多いだけに、軸を決めて選択肢を絞り込み、無駄なく効率的に選考を受けなければなりません。

業界研究

業界分析では主に「業界の現状」「課題」「将来性」の3点に注目して情報を集めます。まずは興味のある業界を見つけて、どのような特徴・性質を持っているのかを知り、主な仕事はどのようなものかを挙げていきましょう。

基本的な情報を知ることは業界研究の第一歩であり、すべての情報の基礎になるため、スムーズに情報を理解するためにもしっかり身につけておくことが大切です。基本的な情報に加えて新聞やニュースなどの情報を参考に業界の現状を知り、そこから課題を見つけましょう。

課題を知った上でさらに考察を深め、将来性まで見極めることが大切です。将来性まで理解しておかないと、就職しても本当にやりたいことができなくなる可能性があります。就職後にまで目を向けて、やりたいことが実現できそうか考えておきましょう。

企業研究

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企業研究は業界研究からさらに焦点を絞り、情報を深堀りしたものです。業界研究では業界全体の特徴や仕事を見ますが、企業研究では興味のある企業に限定して、理解を深めていきます。業界内で興味のある企業が見つからない場合は、まずは大手企業の研究をするのがおすすめです。

業界を代表するリーディングカンパニーなら、その業界の特徴を詰め込んでいることが多く、企業研究をすることで業界への理解もさらに深められます。企業研究では企業概要の基本的な情報から、その企業独自の技術、事業、取り組みなどにも注目しましょう。

同業界の他の企業と何が違うかを知ることが企業研究の目的のため、「その企業にしかないもの」を見つけ出すことが大切です。

面接対策

面接の対策も事前におこなうことが大切です。本番で緊張しないよう全体の流れをしっかり把握しておきましょう。面接は企業に到着し、受付を通った段階から評価がスタートしています。受付から控室、入室から退室、退社まで見られると考え、それぞれの正しい振る舞いを考えましょう。

全体の流れを知り、シーンごとのマナーを覚えることが大切です。基本的なマナーができていないと、評価を大幅に下げられるため注意しなければなりません。面接は質疑応答がメインのため、頻出の質問は押さえて回答内容を考えておきましょう。

回答内容は企業ごとに変えることが大切です。同じ質問でも企業によって評価される回答は違うため、面接官の立場に立って、どのような回答が求められるかを考えておきましょう。

筆記試験対策

就活では筆記試験がおこなわれることも多く、これも対策しておかなければなりません。筆記試験の形式は企業によって違い、SPIや玉手箱などのWEBテスティングの場合や、企業オリジナルの問題を出題することもあります。どちらの場合でも難易度自体はそれほど難しくないことが多く、解答スピードの速さや正確さが求められることがほとんどです。

勉強自体はそれほど難しくはないため、知識を深めるよりも解答スピードを意識して対策しておくとよいでしょう。筆記試験の対策は、市販の対策本を使ったり、ネットで公開されている問題集に取り組んだりと、さまざまな方法があります。

どれを利用する場合でも、繰り返し何度も取り組み、問題の形式に慣れて素早く解答できるようにしておきましょう。

履歴書の作成

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就活が解禁になると、すぐに履歴書の提出を求められることが多いため、事前にひな形を作成しておくことが大切です。履歴書の内容は、どの企業でも基本的には共通しています。

しかし、履歴書で頻出の項目は記入例を複数考え、企業の特徴に合わせて使い分けられるようにしておきましょう。履歴書の内容は1パターンで使いまわすことは難しいため、複数パターンを考えて、企業ごとに内容を変えることが大切です。

完成例を事前に作っておくと、後はそれを見ながら書き移すだけで完成するため、履歴書作成の時間を大幅に短縮できます。

エントリーシートの作成

エントリーシートの作成は準備の中でもとても大切です。エントリーシートはほぼ全ての企業で提出を求められる書類であり、企業がオリジナルのフォーマットで提出を求めてくるケースも多いでしょう。

履歴書では学生の基本的な情報を知り、エントリーシートでより採用の判断になる情報を知りたいと考える企業も多いのです。そのためエントリーシートも早めに、十分に内容を練って作成しておくとよいでしょう。

書類選考に残らなければ面接まで進めないという企業が多いため、エントリーシートの作成は慎重におこなわなければなりません。自己分析や業界研究・企業研究の内容を踏まえ、自分を採用するメリットを感じさせるようにまとめましょう。作成したら第三者に確認してもらうのもおすすめです。

志望動機の作成

志望動機は履歴書やエントリーシート、面接の質問などに共通して重要度の高い項目です。自分が真剣に入社を考えていること、十分な情報を持って志望先を判断していること、入社への熱意など、ここからさまざまなことが相手に伝わります。

逆に、志望動機が曖昧だったりすると、真剣度が低いと判断されてしまうでしょう。また、志望動機が曖昧な学生を採用すると、採用後に「思っていたイメージと違う」ことに気がつき、早期退職になってしまうリスクもあります。このような事態は企業にとって大きな痛手になってしまいます。自分のためにも企業のためにも、しっかりと練られた志望動機を用意しなくてはなりません。

志望動機はもちろん、自己分析や業界研究・企業研究をもとに準備します。自分がその業界・企業に興味を持った理由を振り返り、「なぜか?」と自問を繰り返しながら掘り下げていきましょう。もちろん、その動機は自分にとってのメリットだけでなく、企業側にもメリットのある内容にしなくてはなりません。

自己PRの作成

志望動機と並んで重要なのが、自己PRです。自己PRは、その名称の通り、自分を採用するメリットを最大限にアピールできる箇所です。「この学生はどんな魅力があるのだろうか?」と、採用側も興味引かれる項目といえるでしょう。

ここでは、自分の魅力と採用するメリットを伝えなくてはなりません。とはいえ、いろいろな魅力をただ伝えていけばいいというわけではありません。どれだけの魅力であっても、「採用後にその企業で役に立つ」ものでなければ、企業側は魅力的だとは感じないからです。

企業が魅力的に感じる自己PRを作成するには、企業の求める人材像を把握しておくことも大切です。自己分析でわかった自分の特徴と、企業の求める人材像の重なる部分を見つけてアピールできると好印象になりやすいでしょう。もし重なる部分がなければ、ミスマッチの可能性もありますので志望先を再検討した方が良いかもしれません。

おすすめの就活準備

就活準備はやっておくべきことの他に、やっておいたほうが良いおすすめの準備もあります。おすすめの準備に関しては必須ではないため、やっていないからといって就活で失敗するわけではありません。

しかし、しっかり取り組むことで就活を有利に進めやすくなることは確かで、少しでもスムーズな成功を目指したいなら必須の準備といえるでしょう。絶対にやるべきことに加え、おすすめの準備も並行しておこなうことで、就活の成功率は格段に上がります。

インターン

インターンは職業体験を通じて業界や企業への理解を深められ、場合によっては仕事のスキルが身につくこともあります。インターンは大きく長期と短期に分けられ、長期は実務を、短期はワークで疑似的に仕事を経験することが多いです。実施期間によって得られるものは異なるため、得たいものを明確にして考え、スケジュールに合うほうを選びましょう。

企業によってはインターン参加者を本選考で優遇するケースもあり、場合によってはインターン中に内定が決まることもあります。インターンをどの程度の位置づけに置くかは企業によって異なりますが、参加して損をすることはないでしょう。興味のある企業や実施内容が魅力的な企業を探して、積極的に参加することが大切です。

OB訪問

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OB訪問は企業で働く社員にさまざまな質問ができるため、業界や企業への理解を深めたい人におすすめです。OB訪問を行うには、「志望先企業にOB・OGがいること」「連絡が取れること」「スケジュールが合うこと」などの条件をクリアしなければなりません。

志望先にOBやOGがいない場合でも、企業に頼んで会社訪問ができる場合もあるため、諦めずにコンタクトを取りましょう。OBやOGに連絡を取るには、知人のつてをたどるか、大学のキャリアセンターの利用がおすすめです。コンタクトを取り、訪問の日時を決めた後は、当日何を聞くかを考え、リストにしてメールで送ります。

OB訪問はどのような質問をするかがもっとも重要なため、本当に知りたいこと、聞いて得になることを考えておきましょう。

エージェントの活用

新卒の就活ではナビサイトを利用している人がほとんどですが、実はエージェントを利用することも可能です。エージェントを活用することで、全体的なサポートが受けられるため、よりスムーズに就活を進めやすくなるでしょう。

エージェントごとにサービスは違いますが、面接の対策や応募書類の添削をおこなっている場合は多く、プロと相談して志望先を見つけられます。エージェント経由の案件なら、選考でも優遇される場合があり、内定も獲得しやすいでしょう。

エージェントは企業から紹介料を得て利益を上げているため、基本的には無料で利用できるものが多いです。一人の力で就活を攻略するのは難しい場合も多いため、頼れる存在を探して利用を検討してみましょう。

就活で準備すべきもの

就活は事前準備で選考の対策をおこなうだけではなく、用意しておかなければならない物も数多くあります。物の準備ができていないと、選考だけではなく就活全体がスムーズに進められなくなるため、注意しなければなりません。

選考の対策と就活を進めるための必要なアイテムの両方が揃ってこそ、準備は完了します。必要な物も多岐にわたるため、必須アイテムを確認して、就活解禁までにきちんと揃えておきましょう。

スーツ

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就活の基本的な服装はスーツのため、これは必ず用意しなければなりません。スーツなら何でもよいわけではなく、就活にふさわしいフォーマルさのあるリクルートスーツを選びましょう。リクルートスーツは「体型に合っていること」「ダークカラーで落ち着いたデザインであること」が重要です。

また、就活は連日活動することも多いため、可能な限り複数着持っているほうが良いでしょう。1着だけだと傷むのも早く、汗や汚れで清潔感が損なわれる可能性が高いため、着まわせるように予備を用意しておくことが大切です。

季節ごとに生地の厚さも異なるため、夏用冬用と分けて準備するのもおすすめです。オールシーズン使える万能タイプもあるため、スーツの種類は吟味し、最低でも2着以上は用意しておきましょう。

小物

・シャツ
・かばん
・ネクタイ
・靴
・ベルト
・時計

身だしなみを整えるには、スーツだけではなく、各種小物にも気を配る必要があります。基本的にはシャツとネクタイ、かばん、ベルト、靴などが必要で、時計はあってもなくてもどちらでも構いません。時計をしていると、時間管理の意識が高い印象を与えられるため、可能な限り付けておくのがおすすめです。

小物で準備すべきものは数多くありますが、どれもフォーマルさを意識することが大切です。シャツなら白無地、かばんやベルトや靴は革製品で落ち着いた色など、派手になり過ぎないように、全体的なまとまりを意識して選びましょう。

お金

就活は意外にお金がかかるため、始まるまでに資金を蓄えておくことが大切です。そもそも就活を始めるためにも、スーツや小物といったアイテムを購入しなければならず、これだけでも数万円はかかります。

安い物も売っていますが、あまりにも安っぽいと身だしなみの印象は悪くなり、かつ消耗も早いためある程度は質を重視しなければなりません。また、就活中も交通費や昼食代など、こまごまとした出費が多く、何日も続くとかなりの金額になります。

就活と並行してバイトができるなら良いですが、選考で忙しいとバイトの時間を取るのが難しいです。バイトばかりになると選考のチャンスを逃す可能性もあるため、お金の問題でチャンスを逃さないためにも、事前に貯金をしておきましょう。

印鑑

就職活動中や社会人生活を送る上で、印鑑が必要になる機会があります。学生時代にももちろん印鑑を使用する機会がある人がほとんどでしょうが、このタイミングで印鑑も一度見直しておくとよいでしょう。

就職活動などで提出する書類は正式な書類です。押印が必要な書類も多いですが、ここでは公式の書類にふさわしい印鑑を使用しなければなりません。逆に、ふさわしくない印鑑の代表はいわゆるシャチハタです。

シャチハタはゴムでできており、中からインクが染み出てくる「浸透印」という種類の印鑑です。この種類の印鑑は、素材のゴムが柔らかいため、劣化や傷などで印影が変わってしまう可能性が高いという特徴があります。印影が変われば同じ印鑑であるかどうか判断不能になり、トラブルになる場合もあるのです。就職活動の前にはシャチハタではない認め印と朱肉を必ず用意しておきましょう。

スケジュール帳

就活ではスケジュール帳は必須で、紙媒体とデータ両方での管理がおすすめです。スマホのカレンダーの機能やアプリを使うと、便利にスケジュールを管理できますが、スマホが故障すると予定が全て消えてしまいます。また、充電切れでもスケジュールを確認できなくなるため、万が一のリスクに備えるためにも、紙のスケジュール帳で予定を管理しておくことが大切です。

就活中はとにかく忙しく、1日に何社もの予定が入ることも少なくありません。スケジュール管理ができていないと、選考のチャンスを逃すばかりか、無断欠席で悪印象を与えてしまう可能性もあります。また、面接だけではなく書類選考やエントリーにも期限があるため、それらを逃さないためにもスケジュール帳は必ず用意しておきましょう。

徹底した準備で就活を攻略しよう

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就活を攻略するには、事前準備を徹底しておこなうことが大切であり、準備次第で結果は大きく変わります。準備をせずにアドリブ対応でも合格できる場合はありますが、回数を重ねるうちにボロが出てしまい、内定までは辿りつけないことがほとんどです。

準備をしたからといって必ず合格できるわけではありませんが、準備しないよりは合格率が高まることは確かでしょう。就活準備はやることが多いため、可能な限り早めに始めることが大切です。

ぎりぎりになって焦って始めても間に合わないことが多いため、就活開始に向けて逆算して予定を組むことがポイントです。準備は徹底するほど効果が期待できます。徹底して準備をおこない、スムーズな就活の攻略を目指しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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