履歴書

【webで履歴書の書き方】おすすめツール6選と注意点を紹介

今では一般的なweb履歴書

近年ではパソコンの普及が著しく、就職活動におけるweb履歴書が一般的なものになってきました。「手書きが基本」とされていた履歴書ですが、実情としては「どちらでも差はない」という採用担当者が多いです。ですので、手書きする手間が省けて様々なメリットがあるweb履歴書はぜひ活用した方がよいでしょう。

web上で履歴書が作成できるツール6選

web上で履歴書が作成できるツールには、それぞれに特徴があります。自分の志望する企業や業界、就職活動状況に適した履歴書作成ツールを使用することは、より効率よく就職活動を進めることに繋がります。

ここでは6つのweb履歴書が作成できるツールを、それぞれ特徴を交えて紹介します。自分に合ったツールをみつけて、完成度の高い履歴書を作成し、web履歴書の選考を突破しましょう。

①履歴書メーカー

1つ目が、サイト内の入力フォームに情報を入力するだけで、完成した履歴書のPDFファイルを作成してくれる履歴書メーカーです。ノーマルタイプ(オリジナルタイプ)とJIS規格タイプ、そして半分以上が学歴・職歴・資格・免許の記入欄でできているタイプの履歴書があります。

さらにA4を2枚に分割するか、A3あるいはB4の1枚にするか、出力タイプの選択が可能です。ノーマルタイプには得意科目や課外活動の記入欄もあるため、手書きの手間を省きたい就活生におすすめです。

②電子履歴書

2つ目は、会員登録をせずに無料で履歴書を作成することができる「電子履歴書」です。特徴としては大きく3つあります。1つ目は履歴書のフォーマットが10種類あることです。新卒採用はもちろん、アルバイト採用などさまざまな状況に対応できます。

2つ目は履歴書に出力する項目を選択できることです。選択できることによって、事実が変わることのない項目(学歴・資格など)は電子履歴書上で出力し、志望動機などは手書きにすることができます。

3つ目は、スマートフォンからも利用できることです。外出先で履歴書の不備に気が付いた場合に、スマートフォンから修正をすることができます。電子履歴書は会員登録やマイページへのログインが面倒に感じている就活生におすすめです。

③マイナビ国際派就職履歴書作成ツール

3つ目は履歴書に書くべき「自己PR」と「志望動機」が穴埋め形式で作成できる「マイナビ国際派就職履歴書作成 ツール」です。元々は海外留学生とバイリンガルに向けた就活情報サイトですが、新卒就活生も利用することができます。特徴としては大きく2つあります。

1つ目は「自己PR」と「志望動機」を穴埋め形式のフォームに記入し作成することです。また作成するに当たって、ヒントとアドバイスを参考にすることができます。

2つ目は、作成した内容をマイページに保存することで、ブラッシュアップができることです。何度も修正・編集することでより完成度の高いものにすることができます。マイナビ国際派就職履歴書作成 ツールは「自己PR」と「志望動機」をどのように書くか悩んでいる就活生におすすめです。

④履歴書猿人

4つ目は手書き履歴書・印刷履歴書・ファイル履歴書の3つのタイプに対応している「履歴書猿人」です。特徴としては大きく3つあります。1つ目は入力支援機能が充実していることです。「郵便番号より住所を自動再生」や「生年月日および現在日時より満年齢を自動計算」などがあり、入力する手間を省くことができます。

2つ目は欧文(英語)フォントがあることです。この機能があることで英語で履歴書を提出することもできます。3つ目は自由記述欄のコメント機能があることです。自由記述欄の行頭に「#」を置くことでコメント機能になり、記載するか悩んでいた文章をいつでも復元することができます。

履歴書猿人は多くの企業に応募し、様々なタイプの履歴書を提出しなければならない就活生におすすめです。

⑤しごとナビ履歴書自動作成

5つ目は無料で会員登録することができ、登録した会員情報が履歴書に反映される「しごとナビ履歴書自動作成」です。特徴としては大きく2つあります。

1つ目は、自宅にプリンターがなくても大手コンビニで印刷ができることです。セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート・サークルKサンクスの大手4社で印刷できることで、履歴書を忘れてしまったときなどの緊急時に、出先で履歴書を印刷することができます。

2つ目は、会員登録をすると企業からスカウトを受けられることです。就職活動しながらも「しごとナビ」で企業からのスカウトも受けることができるため、多方面的に就職活動をすることができます。しごとナビ履歴書自動作成は効率よく就職活動を進めたい就活生におすすめです。

⑥英文履歴書自動ツール

6つ目はマイルストーンカナダ(留学サポート企業)が提供している「英文履歴書自動ツール」です。ホリデー申請ガイド「ワーホリシロップ」へ会員登録をすると無料で利用することができます。特徴としては大きく3つあります。

1つ目は履歴書のレイアウトが3種類あることです。自分の志望する企業に適した履歴書を作成することができます。2つ目は保存した履歴書データを後日修正できることです。保存し見直すことができることで、より完成度の高い履歴書を作成することができます。

3つ目は履歴書の作成ポイントや例文があることです。英文履歴書ならではのポイントやルールを確認しながら作成できることで、スムーズに履歴書を作成することができます。英文履歴書自動ツールは英語圏での就職活動をおこなう就活生におすすめです。

無料ダウンロードできるサイト

求人サイトや就職活動支援サイトの中に、無料でダウンロードできるweb履歴書があります。それぞれに特徴や強みがありますので、必要に応じて使い分けるとよいでしょう。また、どの履歴書を使うか迷ってしまった場合は、JIS規格の履歴書がおすすめです。

国家基準で認められている履歴書ですので、どのような職種・業界であっても使えます。
しかしJIS規格の場合、記入項目のほとんどが経歴となっていますので、経歴に自信のない人は別のものを使うとよいでしょう。3つのweb履歴書がダウンロードできるサイトを、特徴を交えて紹介します。適切な履歴書を選び、就職活動に活かしてください。

マイナビ

オリジナルの履歴書とJIS規格の履歴書を、それぞれWord版とPDF版でダウンロードできるのがマイナビです。オリジナルの履歴書は20代向け、第二新卒にも使えるようにデザインされています。またJIS規格の履歴書と比べて、自己PRの記入欄が大きく確保されており、趣味・特技以外の自己PRをしっかりとしたい就活生におすすめです。

履歴書Do

履歴書Doは、オリジナルの履歴書とJIS規格の履歴書を、それぞれWord版とPDF版でダウンロードできます。それぞれに記入例がありますので、そちらを参考にするとよいでしょう。オリジナルの履歴書は、学生向けにデザインされています。具体的には自己PRや趣味・特技の他に、得意科目や専攻科目、課外活動について記入する項目があります。

志望動機の記入欄が大きく確保されており、履歴書で伝えられる情報量が多い点が魅力です。書類選考の段階から、より多くの情報を伝えたい就活生におすすめです。

web履歴書の書き方

web履歴書を作る場合は、無料で利用できるテンプレートを活用するとよいでしょう。各項目の書き方は、ほとんどの手書きの履歴書と変わりません。しかし、WordやExcel、PDFなどさまざまな形式があるため、記入方法については調べる必要があるかもしれません。

WordやExcel形式のものを利用する場合は、パソコンのofficeソフトで通常通りの操作をすれば記入可能です。しかしPDFを使用する場合は、有料のPDF編集ソフトを利用したり、特別なツールを使う必要があります。

web履歴書を提出する場合、多くはPDF形式という指定があります。その場合はofficeソフトが入っているパソコンを使い、WordやExcel形式の履歴書に入力してから、PDF形式で保存することが可能です。また万が一修正が必要になった場合の為に、WordやExcelといった元のファイルは、忘れずに保存しておいてください。

web履歴書を書く際のポイント

web履歴書は紙の履歴書とは異なり何度でも修正できます。しかし、作成する際には空欄を作らないように記入し、改行や記号で読みやすさを意識するなど、web履歴書だからこその注意点があります。

素早く作成・応募ができるのはweb履歴書の大きなメリットですが、送信する前は間違いがないかしっかりと確認しましょう。ここでは、web履歴書を書く際のポイントを詳しく解説していきますので、参考にしてみてください。

空欄を作らないように記入する

紙の履歴書と同様に、web履歴書も入力欄は全て埋める必要があります。ひとつでも空欄があると、記入漏れや入力忘れなどと判断されてしまう可能性がありますので、注意しましょう。氏名や住所、電話番号、これまでの経歴など、基本的な情報は問題なく記入することができますが、特に記載することがない項目はそのままにせずに「特になし」と入力します。

一言でも入力されていれば、記入漏れではないことが分かります。履歴書の全ての欄の入力が終わったら、もう1度最初から確認して空欄がないかどうかをチェックしましょう。画面でみるweb履歴書は、紙の履歴書に比べ記入漏れがみつけにくくなっています。丁寧に見直すように心掛けてみてください。

改行や記号で読みやすさを意識する

web履歴書の入力欄には、一般的に最大文字数が設定されています。熱意をアピールするために、最大文字数まで入力するべきだと思う人もいますが、適度な改行やスペースがないと非常に読みづらくなってしまいます。画面上に表示されるweb履歴書では、紙の履歴書以上に読みやすさを意識しましょう。

「自己PR」や「志望動機」などは企業へ向けてのアピールが重要ですが、長々と書かれた文章はマイナスです。簡潔で読みやすい文章となるよう、適切な箇所で改行を入れ、必要なら記号も活用しましょう。

分かりやすく、ポイントを絞って伝えたい時に効果的なのが、箇条書きです。見た目もスッキリしますし、要点を無駄なく相手に伝えたい時に使用してみましょう。また、括弧や「・」などの記号も適度に使うと読みやすくなります。

入力ミスや選択ミスに気を付ける

漢字の変換ミスや誤字・脱字はweb履歴書によくみられます。手書きの時は一つひとつの文字を注意深く書いていきますが、キーボードを使って文字入力をしているとスピードが上がるため、ミスに気付かないことが多くなります。見直しをする際、画面上では間違いを見逃してしまう可能性が高いため、できれば一度印刷をして確認するとよいでしょう。印刷できない時には、送信前に念入りに入力内容をチェックしてください。

また、入力欄がプルダウン形式になっている項目での選択ミスも多くなっています。生年月日や学校の種別、入学・卒業年月などの基本情報を間違えると、重大なミスとなりますので注意しましょう。手書きでは起こりにくいですが、便利に作成できるようになっているweb履歴書だからこそ気を付けたいポイントです。

メールで送る時の注意点

メールを使って履歴書のデータを送る場合は、セキュリティとファイル名に注意しなければなりません。これらの施策は、個人情報の保護にもなりますし、採用担当者への思いやりにつながります。

もちろんメールの件名や本文にも、細心の注意を払いましょう。誰がどのような目的で送ったメールか、一目でわかるような件名にしなければなりません。基本的なことではありますが、履歴書が添付されているということもメール内に明記しておかなければなりません。応募先に電話をするよりも入念な準備や見直しができるため、ミスのないメールを送りましょう。

データにパスワードをかける

メールで履歴書を送る場合は、必ずファイルにパスワードを設定しましょう。採用担当者の負担になると思うかもしれませんが、ITリテラシーが低いと思われないためにも設定すべきです。その他の制作物も同封する場合は、zipファイルやrarファイルなどにまとめて設定すれば手間が省けます。

注意点として、必ず「ファイルを添付しているメール」と「パスワードを記載したメール」を分けるようにしましょう。なぜなら、万が一ファイルが添付されているメールを誰かにみられてしまったときに、パスワードが一緒に記載されていては意味がないからです。

ファイルが添付されているメールに「このメールの後に、パスワードを記載したメールをお送りいたします。」と一言添えれば問題ありません。ITリテラシーのアピールになることはもちろんですが、自分自身の個人情報を守るためにも必ず設定しましょう。

ファイル名に氏名を明記する

履歴書のデータは、ファイル名に氏名と日付を明記するようにしましょう。企業に応募したとき、採用担当者が誰の履歴書かすぐにわかりますし、管理がしやすくなります。例えば【履歴書2017/06/01(名前)】というように設定にしておけば、誰が、いつ作ったのかなどのデータがすぐにわかります。

応募した企業への思いやりにもなりますし、自分自身が書類管理をしやすくするためにも、指定がない場合は必ず設定してください。

web履歴書のNGポイント

web履歴書を作成する場合、履歴書のフォーマットはどれにするべきか、メールの添付の方法などに注力してしまい内容が疎かになってしまうことがあります。ここでは、本来一番注力するべき内容について4つのNGポイントを紹介します。

志望度が高いことをアピールするためにも、ミスのない履歴書を作成する必要があります。通常の履歴書と共通していえることや、web履歴書ならではのNGポイントがあるため、参考にしてみてください。

志望動機の内容が自分本意

履歴書において志望動機の欄はとても大切な項目です。「なぜ当社を選んだのか」をどのように記載するかによって、企業に与える印象は変わります。選んだ理由が福利厚生などの待遇についてばかりだと「自分本位」な理由になってしまいます。また、待遇のことばかりについて書いても、企業側に志望意欲の高さが伝わりません。

自分本位の理由ではなく、企業理念に共感した、自分の強みを活かすことができる、などの理由が好ましいです。加えて、志望動機では、企業側に欲しい人材だと思わせる必要があります。そのためにも自己分析や業界・企業研究を徹底しておこなうことが大切です。志望動機では自分本位ではなく、企業側の目線に立って考えるようにしましょう。

自動車免許を持っているのに資格欄に書いていない

自動車免許は一般的に持っている人が多いため、書いていないという人が多いです。しかし、自動車免許を取得している場合は、忘れずに履歴書へ記載しましょう。企業によっては採用条件に「普通運転免許必須」と記載されている場合もあります。

履歴書に記入するときのポイントは2つあります。1つ目は資格欄の年月には自動車免許の「公布日」ではなく「取得日」を記載することです。記載時には、履歴書の年月を統一させることを忘れないようにしてください。

2つ目は資格は正式名称で記載することです。自動車免許は「普通自動車第一種運転免許 取得」と記載し、オートマ限定の場合は「免許」の後に「(AT限定)」と付け加えましょう。自動車免許を持っていることは、就職活動において有利になる場合があるため、ポイントを押さえてしっかりと記載しましょう。

誤字や文字化けがある

就職サイト上で登録するweb履歴書の場合、旧字体など一部の漢字が文字化けしてしまうことがあります。せっかく完成した履歴書に誤字や文字化けがあると、採用担当者からの印象も悪くなってしまいます。

しかし、自分の名前や学校名に旧字体が入っている場合はどのように対処すべきでしょうか。この対処例としては、web履歴書には文字化けしない文字で提出し、会社に提出する書類には正式な文字で記入して提出します。書類を提出する際に、web履歴書と書類の名称の相違については、採用担当者に一言伝えておきましょう。

誤字や文字化けがないように、履歴書の完成後には必ずチェックをすることを忘れないでください。自分だけではなく、他者からチェックしてもらうのも効果的です。

私的な写真を証明写真代わりにしている

web履歴書で、携帯で撮ったような私的な写真を証明写真として利用するようなことはNGです。通常の履歴書とweb履歴書は基本的に扱いは変わりません。きちんとスーツを着た証明写真を貼り付けるようにしてください。

また、証明写真の中でも、写真館のようなプロのカメラマンの指示のもと撮影した証明写真が好ましいです。スピード写真や自分で撮影する証明写真に比べて費用はかかりますが、その分高品質の証明写真が出来上がります。

証明写真を撮影するときには、服装や髪型に気をつけることはもちろん、業界によっても好まれる証明写真の雰囲気は異なります。以上のことも踏まえて写真館で撮影をし、採用担当者に好印象を与える正式な証明写真を作成して貼り付けましょう。

web履歴書のメリットを活用しよう

手書きをするより遥かに手間を省くことができるweb履歴書ですが、それ以外にも沢山のメリットがあります。管理のしやすさや、文字の巧拙さが関係ない点などは非常に魅力的です。しかし、注意点があるのも事実です。

また、web履歴書は非常に便利ですので、たくさんの志望先に送ることができます。しかし応募する度に確認をしないと、応募先によっては記載内容が不適切な場合があるかもしれません。丹念な確認をしたとしても、手書きの履歴書よりは遥かに短時間で済みますので、確認を怠らないように活用していきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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