内定について

【内定式に必要な4つの持ち物】就活生が知っておくべき事前の準備

内定式に必要な持ち物は何か事前に確認しておく

企業は、採用をした学生を集めて内定式をおこないます。内定者にとっては、今後同期生となって一緒に働いていく他の内定者と顔を合わせる初めての機会です。

参加する誰もが初めて臨む内定式ですが、事前にどんな準備をしておけばよいのでしょうか。この記事では、内定式に必要な持ち物について解説します。内定式の概要についても説明しますので、入社にむけて理解を深めておきましょう。

以下の記事では、内定式の所要時間について解説しています。

内定式は10月1日以降におこなわれることが多い

多くの企業が、次の年の春の入社時期までに、内定者を集めた内定式をおこないます。内定式の日程としては、例年10月1日におこなう企業が多いようです。これは、経団連が定めている企業向けの倫理憲章が、大きく関わっているからといえます。

毎年の恒例行事であり、テレビ等でその様子を見たことのある学生もいるでしょう。内定式では社会人として相応しい振舞いが求められているため、学生気分のまま参加するのはNGです。

内定式の内容については、以下の記事を参考にしましょう。

内定式に忘れてはいけない4つの持ち物

①企業への提出書類
②印鑑
③筆記用具
④ストッキングの予備(女性) 

内定式には持っていくべきものが最低限4つあります。内定式に手ぶらで参加するのはNGです。内定式でいきなり忘れ物をしてしまうと、恥ずかしい思いをしてしまうでしょう。

中には重要な提出物もあるため、忘れてしまうと企業への印象も悪いです。必要なものを忘れないよう、事前に確認しておきましょう。ここでは、内定式に必要な持ち物について解説します。

以下の記事では、内定式に向けた準備について説明しているため、参考にしましょう。

①企業への提出書類

企業への提出書類は、最も重要な持ち物といえます。内定承諾書成績証明書を内定式に持ってくるように指示されることがあります。提出が遅れてしまうと問題が生じることもあるため、注意が必要です。

そのような書類を忘れてしまうと、担当者に大きな負担をかけてしまう恐れがあります。期日を守って行動することは社会人として当然のように求められるマナーです。内定式のときに提出するようにアナウンスがあった場合、忘れずに持っていくようにしましょう。

以下の記事では、内定者承諾書について解説しています。

②印鑑

内定式では、書類の記入に印鑑が必要なケースが多々あります。印鑑を持ち歩いていないと書類を完成させることが出来ず、再度提出を求められ二度手間になってしまうでしょう。内定式に限らず、働いて間もないうちは常に印鑑を持ち歩いたほうがよいといえます。

持参する印鑑はシャチハタ以外のものでなければなりません。シャチハタは朱肉も必要としないため、非常に使い勝手のよいものです。しかし、正式な書類を作成する際、シャチハタは認められないことが多いです。

印鑑のマナーについては、以下の記事も参考にしてください。

③筆記用具

内定式では、入社に際し必要となる書類の記入などをおこなうことがあるため、筆記用具を持参しておくべきです。企業から借りることになってしまうと、「筆記用具も持ってきていないのか」と印象が悪くなる恐れがあります。

また、担当者から入社日までのスケジュールなどについて話があったときに、筆記用具を持っていないと必要な情報をメモすることができません。ボールペンとメモ帳は、忘れずに準備しておきましょう。

筆記用具については、以下の記事も参考にしてください。

④ストッキングの予備(女性)

内定式は、面接時と同じようにスーツを着用します。女性にとって忘れてはならないことが、当日履くストッキングの予備を持参するということです。

内定式の準備では、他の書類や自己紹介などの準備に追われて、このような小物類の予備の準備を忘れがちです。当日にストッキングが伝線してしまったときのためにも、予備は忘れずに持って行きましょう。

最近のストッキングは、破けにくいように丈夫に作られているものも多いですが、社会人のマナーとして常にストッキングの予備をカバンに入れておくようにしましょう。

以下の記事では、ストッキングについて解説しています。

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就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

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内定式のプログラム内容

・内定証書(採用内定書)授与
・内定承諾書の提出
・社長、役員、人事部長などから内定者への挨拶
・事務手続き
・企業の業務内容の説明
・先輩社員との交流会
・社内の施設見学会

内定式では、まず社長や企業の役員が新入社員に挨拶をし、その上で内定証書の授与がおこなわれます。その後、内定者が入社にあたっての抱負を述べ、内定式は終了となります。

内定者の数が多い場合には、内定証書の授与と内定者からの抱負の発表は代表者によっておこなわれることもあるでしょう。内定式の後に、入社に必要となる書類について説明があり、内定者同士の交流を図るための懇親会が設けられるのが一般的です。企業によって実施内容が若干異なることもありますが、大まかな流れは共通しているといえるでしょう。

内定式に参加するときの身だしなみについては、以下の記事を参考にしてください。

内定式で持ち物を忘れないための対策

内定式に忘れ物をしないためにも、数日前から当日の持ち物リストを作成しておきましょう。そして実際に準備をする日までに、追加の持ち物があればそのメモに書き留めていきましょう。

また、持ち物の準備は内定式の前々日までに済ませておきましょう。本格的な持ち物の準備を前々日にして、前の日は次の日に備えて英気を養い持ち物を再確認する程度にするということがポイントです。直前になって慌てることがないように、早めの準備が大切です。

忘れ物をしないための対処法については、以下の記事も参考にしてください。

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内定式の持ち物以外で気を付けるべき5つのポイント

内定式に参加する際には、持ち物だけに気を付けていればよいわけではありません。社会人として相応しい身だしなみができているかなど、他の部分にも注意が必要です

先輩社員や他の内定者によい印象を持ってもらい、社会人としてスタートを切ることができるよう、持ち物以外にも注意を払っておきましょう。ここでは、内定式に参加するにあたって持ち物以外で気を付けておくべき項目を解説していきます。

内定式の服装については、以下の記事も参考にしてください。

①社会人として相応しい髪型で参加する

内定式に相応しくない髪型で参加してしまうと、先輩社員からの評価を落としてしまう恐れがあります。学生気分が抜けずに社会人として不適切な髪型で内定式に参加するのはNGです。

企業が内定式をおこなうのは、学生に社会人として働く意識を高めてもらうためでもあります。そんな内定式で社会人としてのマナーができていないと、悪目立ちしてしまうでしょう。髪型もきちんと整えておき、清潔感があり誠実な印象を与える髪型にしておくようにしましょう。

社会人として相応しい髪形については、以下の記事を参考にしてください。

②スーツや靴などの身だしなみを確認する

就職活動が終わってから、しばらくスーツを着ていない人も多くいることでしょう。就活が終わってからずっとクローゼットに放置しているという人は、注意が必要です。いざ内定式でスーツを着ようと取り出してみるとカビが生えていたり、しわになっていたりするケースもあります

そのような身なりで参加してしまわないためにも、事前に内定式に着て行くスーツや靴をチェックしておき、当日に向けてメンテナンスをしておくことが大切です。

③当日の自己紹介の内容を考えておく

内定式やその後の懇親会などでは、各自が自己紹介をするという機会もあります。自分で何を話すのか予め準備していきましょう。

自己紹介の内容を一字一句そのまま暗記して話すのではなく、話す内容の要点を頭に入れておくとよいでしょう。自己紹介では、自分のフルネーム、大学名・専攻名、出身地などをまず述べましょう。そして、自分の特徴となる性格や学生時代に最も力を注いできた事、会社に入ってから心がけたいことや意気込み、などについても付け加えるとよいでしょう

自己紹介の内容は、1~2分程度で話せるようにまとめておきます。周りの空気よんで、マナー違反にならない話題を話すことが大切です。

④正しい言葉遣いと挨拶の仕方を身に付けておく

内定式においては言葉使いに気を付けて、お辞儀や挨拶を忘れずにおこないましょう。また、同期生同士で懇談する場面でも、丁寧語を使うようにしてくだけた話し方にならないように注意が必要です。相手が話しているときは目線を向けて、聞く姿勢をみせることも大切です。

「本日はよろしくお願い致します。」「今後もどうぞよろしくお願い致します」「お先に失礼します」など周りのことを配慮する言葉を忘れずに、元気に受け答えするように心がけて内定式に参加しましょう。

敬語や言葉遣いについては、以下の記事も参考になります。

⑤社会人としての心構えを持って内定式に臨む

内定式は入社前におこなわれる大事な行事です。それまでは学生気分で浮かれていても多少許されていたことでしょう。しかし、内定式の後も同様の姿勢で過ごすのはNGです。内定式を境に、入社に向けて社会人として働く意識を高めていくことが求められていることを認識しましょう。

学生から社会人への変化は大きなものです。背負うことになる責任も学生のころとは比べ物にならないほど大きく、それらを背負って仕事に取り組んでいくことが求められます

社会人になるための心構えが出来ていない状態で社会人になると、企業としても戦力にならず、扱いに困ってしまうでしょう。社会人になり、そのような責任を背負って仕事に邁進していくのだという心構えを持って内定式に臨むことが必要になるのです。

社会人が持つべき自覚については、以下の記事でも解説しています。

内定式では必須の持ち物と心構えも用意しておこう

ここまで、内定式に参加するにあたって忘れてはいけない持ち物と、その他の注意点について解説してきました。内定式では学生ではなく「新入社員」として見られています。その場に相応しくない言動をしてしまうと、先輩社員からの評価も下がってしまい、最悪の場合、入社後の仕事にも支障が出てしまう恐れがあるのです。

内定式を終えると、入社までの日数はもうあまり長くはありません。内定式を学生気分のまま迎えているようでは、社会人としてのスタートダッシュに失敗してしまい、他の同期から大きく後れを取ってしまう可能性もあるのです。

内定式は単なるイベントではなく、社会人としてのマナーが試される場であり、社会人になる覚悟を持っておくべき場です。事前準備をおこない、万全の状態で内定式に臨むようにしましょう。

以下の記事では、内定式のプログラム内容について解説しています。

監修者プロフィール

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吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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